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パリのパン屋さん。スーパーで売っているパンは、日本のスーパマーケットとよく似ているが日本のような菓子パンはない。日本でもケーキ屋さんと呼ばれるお店とパン屋さんと呼ばれるお店のすみ分けは確定してきたが、昔はパン屋さんでもケーキらしい物が売っていた。サンドイッチもあったりしたが、そんなお店はパリにはなかった。だから、スーパーマーケットでパンを買っていた。私にとってはそんな基準でよかった。なぜなら私はパンが嫌いだったから。菓子パンは食べたがいわゆるパン類は食べなかった。だから、フランスパンがどこで売っているか何てのは、どーでもよかった。
そんな私がパン(フランスパン類)をひょんな事(貧困旅行者が為)で食べるようになってからは、スーパーのパンは買えなくなった。それはあまりにも不味いから。
街中にパン屋はたくさんあった。そんなパン屋を廻って朝と昼前に行列の出来る店を見つけておいて、フランスパン(バゲットやバタール。そしてクロワッサン)を買いに走った。バゲットは半分に切って売ってくれる。それは当たり前のことらしく、私も「ドゥミ シル・ヴ・プレ」なんていって買っていた。これがすこぶる旨い。神戸には有名なフランスパンのお店がたくさんあるけど、根本的に何かが違う。その内容はまたいつか書かしてもらうとして、そんなフランスパンが食べられなかった私は不幸だったと思う。味を知らなければどって事ないけど、味を知ってしまった今は、今、そんなフランスパンが食べられないってことが、最高の不幸だと骨身に染みている。
本当に旨いんだから!。