見知らん街ガイド_『パリ時代』と神戸生活日記

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神戸男

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リュウちゃん6796 @ Re:東京パンデミック。違った!、オリンピックだ!。(06/26) 初めまして、 奈良の法隆寺の傍に住んでい…
2011.03.03
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テーマ: パリ時代(31)
カテゴリ: 日々の出来事

牛はでかい。でも可愛い。
子供の頃に、夏は親父の田舎へ一家で出掛けていた。親父もお袋も仕事があるので、私と弟と妹を残してさっさと神戸に帰ってしまい、私たち兄弟は夏休み中、愛媛の今治に近いみかん農家の親父の実家に追いやられていた。
 その家から、外に遊びに行こうとすると、母屋と牛舎の間の路地を通らなくてはならなった。ところが、昼間はほとんど顔を見せない牛が、夕方に家へ帰りつく頃になると、決まって牛舎から狭い路地の中程まで顔を出していた。
 それが怖くて家には入れないでいた。
実はそれがトラウマか未だに牛が怖い。牛だけではなく馬も怖い。
 九州は宮崎の都井岬で、御崎馬に追いかけられて車に乗れなく、車の周りを馬と一緒にくるくる回った記憶がある。もう暮れ時で、夕日にたてがみを光らせる馬の群れを撮影していたら、丘の上からいななきが聞こえた。振り返ると一頭の馬がジッと私を見ていた。目が合うと馬はスッと丘から消え、ひょっとしたら下りてくるのかも、考えた途端、丘の傾斜を、結構な勢いで駆け下りる馬が見えた。
思った通り。慌てて車に戻るとすぐに車近づいてきて、車の周りを右に左にクルクル、クルクルと。冗談みたいな追いかけっこを五分ほどする羽目になった。
 やっとすきを見つけて車に乗ると、その馬は車に体を押し付けてきて、フロントガラス越しに私をジッと見ていた。

エンジンを掛けるが全く動じなかった。仕方がなく、すこしエンジンをふかし気味でそろりとバックを始める。無言、無表情でジッと見ていた。群れのリーダーなのかも知れない。
私がお邪魔虫なのは分かっていたが、なんとか仲良く過ごしたかったけど、それっきり馬もダメになってしまった。
 だから競馬はしない。これは関係ないか?。
牛には近寄らず、写真だけ撮らせてもらった。少し心残りな取材になってしまった。





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Last updated  2011.03.03 05:16:47 コメントを書く


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