見知らん街ガイド_『パリ時代』と神戸生活日記

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神戸男

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リュウちゃん6796 @ Re:東京パンデミック。違った!、オリンピックだ!。(06/26) 初めまして、 奈良の法隆寺の傍に住んでい…
2023.09.10
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カテゴリ: 日々の出来事
最近こんな話を聞いた。
「『子供にこの味は分かんねぇだろうなぁ‥」って言うけど、ホンマは大人こそ持って生まれた味覚を無茶苦茶に書き直しとうらしいで」。
例えば年端もいかんガキに納豆や辛子明太子、塩辛なんぞ喰わしてももろに拒否されるか泣かれるか、取り敢えず喜びはせんてお話し。
「そんな事あるかい!!ウチのガキは喜んで食いよるで」って親もいるだろうが、それは本来の味に対する情報が改竄されてノーマルでなくなってるだけの事だとか。子供が親父の「味見するか?」の言葉に喜んで口にした日本酒に思わず顔を歪め、大人達の笑いを誘った経験を持つ現在進行形の酒好きも少なくないと思う。
 大人の持つ味覚と子供の味覚の大きな違いは、それまでに食べたり飲んだりしてきた経験値が、生まれ持った味覚を書き換えてきた結果で、甘い食べ物や飲み物を口にしなくなり、苦い、しょっぱい、酸っぱい、辛い、渋い味わいなどに好みが偏ってしまう。多かれ少なかれ個々に味覚の差はなるが、昨今の激辛ブームなんてのは尋常ではない偏向だと思うけどね。
 例えばカレーブーム。巷に話題のカレー屋が五万とあり、客はそれぞれ好みの味のカレー屋に行列を作る。個々の味覚は千差万別だから個々の味覚にあった店を探し当て行列を作る。齢73の爺ィがガキの頃はカレーと言えば家庭料理の代表格(ガキに取ってはだ)で人気タレントがCMに出てた固形のルーを人数分入れて云々のカレーがメイン。間違ってもソースボートで出てくるようなカレーではなかった。
いつの間にかカレー専門店や全国チェーン展開の店があったりと個々の好みに合った八百万の 咖喱が味わえる。でも、子供が食するカレーは甘口のカレーだった。
まっ、どんなカレーでも食べたいものを食べればいいし、元々とか、本来、なんて括ることもないんだけどね。
ちょっと気になった話し。
 二十代半ば。神戸で写真の仕事をなんとかできる様になって
ガイドブックの 料理撮影と取材をしていた頃。台湾料理店で撮影終わりにご店主から「折角だから食べてって」と言われ遠慮することなく席について料理をいただいた。 魯肉飯に汁米粉、腸詰とまだ街中の中華料理店では出てこないメニュー達に垂涎気味に喰らい付いた時。ウグッ!と箸が止まった。とんでもないカメムシの匂いが口中に広がる。震えが来た。耐えられん味の衝撃。吐きそうになる!!。
頑張って食べた。折角の行為を無にすることはできないと、全部食べた。
魯肉飯の上に、汁米粉の中に、腸詰の横に添えられたそれはシャンツァイ(香菜)だった。
今でこそタイ料理に欠かせないパクチーでありコリアンダーだと分かるし大好きだけど、その時は『カメムシの匂い』としか判断できなかった。和名は 現に 『カメムシ草』だそうな。
神戸の震災で馴染みの屋台やお店がなくなってしまい本格的な台湾料理を安く味わうことができなくなってしまったが、何十年も掛けて味覚の変遷は未だ続いている。
今では健康の為にしないけど『甘味』に対する変遷はほぼなくて未だ甘い物は大好物。
若いて頃には『ヒロタ』のシュークリーム20個を15分で食べるって賭けで完食したり、虎屋の丁稚羊羹一本喰いなんて酒飲み(所謂辛党)には到底理解できない事を
賭けて連戦連勝していた。
今でも神戸本高砂屋の『金鍔(元町通りの店の金鍔だけ表面に刀の鍔模様が入っている)』なら6個ぐらいペロリと食べられる。
自慢してる状況じゃないけどね、血糖値高めの糖尿病予備役だから。
御座候(回転焼き。関東では今川焼き)も 6個はいけるで!。






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Last updated  2023.09.10 04:24:59
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