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私は自船の係留場所の取舵側にある「民丸」という船主から執拗なイジメを受けている。出会った当初は私から顔をみれば挨拶をしていたのだが、一度も返事をしたこともなく無視するのみだった。その民丸が陸にいれば一言苦言を言ってくるし、沖にいれば衝突寸前になるまで近づいて来て危険極まりないいやがらせをしてくる。こんな人間がいたら若手の漁師就業希望者だったらとっくの昔に逃げ出しているかもしれない。こういった人間を野放しにしておくわけにはいかず、民丸に対して高知県から指導なり行政処分なりを下していただくよう要望を出しておいた。絶滅寸前の高知中央地区曳縄漁魚を何とかしたいと思って移住までしてきた若者に対して、高知県庁は一体何をしてくれるのだろうか。民丸に厳重な処罰が下るよう尽力してほしいものだ。
2024年04月20日
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ここ数回のカツオ曳縄漁は三槍から飛ばしを2本と潜行板を1本、両サイドの三槍で計6本。船のトモサイドから出した竿から飛ばしを2本とトモの中心から潜行板を1本出している。合計9本の仕掛けを扱うことになる。この時気を付けなければならないのが三槍の潜行板とトモ中心の潜行板の距離と、三槍の真ん中の飛ばしとトモサイドから出した竿から出す飛ばしが干渉しないようにすることだという事が分かった。三槍は外から飛ばし、飛ばし、潜行板の順で仕掛けを付けたため、潜行板を船側に寄せていたがこれだとどうしても三槍の潜行板とトモ中央の潜行板が絡んでしまう。これが起きてしまうと三槍側のカブラが確実に切れ落ちて大損失となる。結局三槍の潜行板は元々三槍に飛ばしと潜行板の二本しか出していなかった時の場所に戻した。その効果を次のカツオ漁で検証する。大外の飛ばしとその内側の飛ばしが絶対に絡まないという事はないが絡む確率は低い。これに従い、三槍中央の飛ばしを三槍大外の飛ばしに近づけて船のトモサイドから出している仕掛けに絡まない様にしてみた。この効果も次回のカツオ漁で検証する。何度かこの三槍3本仕掛けを試したとろ、三槍の先から二本目の飛ばしにカツオが良く食ってくることが良く分かった。もちろん三槍から三本の仕掛けを出すと、各仕掛けの上下関係等で取り扱いの難易度が大幅に増すが、失敗と成功を繰り返し、釣果の最大化を図ってみることが大切だ。何よりこのような失敗を繰り返さない細かな調整が一人前のカツオ曳縄漁師になるには欠かせないステップだと思う。また、仕掛け曳く船速が釣果に大きく影響することも分かってきた。これは船によるのだが、私の船の場合は850回転で仕掛けを曳くと釣果が最大になることも分かってきた。さあ面白くなるのはこれからだ。カツオ曳縄を3年やって少しは進歩を見せなければならない時期なのであろう。まだまだ黒潮の流れと水温分布による最適な漁場の選択ができるまでには至っていない。仕掛けだけではなく、今後の改善点は無限にあると思う。
2024年04月14日
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