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カテゴリ: 人間模様
 みのもんたさんが夕張市の財政破綻問題に怒った。

 長時間の番組の中でみのもんたさんは公僕の信念とか使命とかを何度も語った。

 成る程公僕であるが、
 公僕と言う信念を持っている人が何人いるだろうか。
 滅私奉公や公僕の言葉にはある意味では隷属性を感じる。聖職と言われた教職者、所謂学校の先生たちと同じで、使命感などなく一労働者として働いているのだ。滅私奉公的な犠牲精神を求めるのは酷だが、せめて信念のかけらぐらいは持ち合わせて欲しいと言うのがみのさんの怒りだろう。

 元長野県知事田中康夫は夕張の人口は一万倍すると日本の人口であり、財政赤字も一万倍すると日本の財政赤字と殆んど同じであるから、夕張問題は日本の問題であるとの提言だが、一万倍しての比較に意味があるのか無いのかよく分からない。

 何しろ夕張市は、10万以上の人口が急激に減り、いまや1万2千人であり、65歳以上が40%以上の旧炭鉱の町である。その夕張市を財政破綻に追い込んだのはビックボックスだ。所謂箱物と言われる大きな建造物だ。
 それらの箱物建設が観光客を当て込んでのものだから、呆れてものも言えない行政の愚かさだと、みのさんも他の先生方も怒っているわけである。何のために観光客が来るかを考えることなく安易に収容施設だけを作ったと言うわけだ。

 ふるさと何とかに1億円とか、老人子供に3万何千円とか、

 と、怒っている先生もいるが、成る程そんな時代もあった記憶がある。

 故郷と言われる地方都市は90%以上が財政危機だと言う。
 多くの政治家や評論家の先生方の中で、
 ハマコーさんの意見が最も理にかなったように聞こえるのは、
 何とも情けない思いもする。
 それでも、日本は、日本人は捨てたものではない。

 夕張市は何とか持ち直すだろう。
 残った市の職員の公僕的意識の芽生えをみのさんと共に期待する。





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最終更新日  2007.01.25 07:51:57
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