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この日記を書くようになってから、いつも感じることがある。この日記は、誰が見ているかわからない。だから、人や地域を特定するような書き方は、出来るだけ避けるようにしている。でも、どうしても批判したいことは、それなりにわかるように書いてしまう。それでも、思っていることの半分も書けたら良いほうだ。若い頃は、毎日日記を書いていた。その頃の日記は、日常生活の記録ではなくて、心の記録的なものだったので、とても他人には見せることが出来ないような「ドロドロ」したものだった。公開の日記は、見る人が不快にならない程度に抑えざるを得ない。このような日記は、私自身にとってどのような意味があるのだろうと、つい考えてしまう。日記を媒介として、見知らぬ人とコミュニケーションが始まる。それがネットの魅力なのだが、このコミュニケーションは、私にとってどのような位置づけなのだろう。今のところ、まだ「丸ごとの人間」というような実感が持てないのも事実だ。しかし、このツールを使って、活発に意見交換をしたり、自分を高めている人が実在しているのも事実。昔、まだ自分が未確立の時に感じた「自分自身の二重性」のようなものを、パソコンに向かった時に感じている。少しずつ、そのような違和感は軽減されていくのだろうか。
2003年07月14日
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更新した免許を受け取りに、隣市の警察署まで自転車で行った。距離は約10キロくらいなものだろう。今年の春から、運動不足を補うため可能な限り自転車を利用している。そのために、ママチャリ(三段変速付)を購入したのだが、最近の自転車は本当に軽くて、乗っていてもとても気分がいい。自転車なら、どんな細い道でも裏道でも、公園の中でもすいすいと通り抜けることが出来る。家々の花壇をながめたり、自然公園の木々のそよぎや小鳥のさえずりに耳を傾けたりと、自動車では決して気付くことのない様々なことに心を寄せることが出来る。雨の日や風が強い日は仕方がないが、これからも出来る限り自転車で走り回りたいと思う。今度は、少し遠出をしてみようかな・・・。
2003年07月11日
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所用があり札幌へ。その帰りにデパートに立ち寄ると、すでに「夏物バーゲン」が始まっていた。今の私は仕事をしているわけではないので、特に新しい洋服が必要なわけでもない。でも、もしも気に入ったものがあってお買い得なら買ってもいいなと、ブラブラと見ていた。すかさず店員さんが、「お買い得ですよー」と近寄ってくる。実は私は、店員さんに声をかけられるのが苦手だ。ついつい乗せられて、その気もないのに買ってしまったことが何度もある。でも、今日の人は私と同世代で、体型もやや近い人だった。(この人なら、無茶なおすすめはしないだろう)と思ったのが運のつきというか、運が良かったというか・・。結局、カジュアル・スーツとスカートを買ってしまった。予定より少し高めだったけれど、もともと洋服やアクセサリーにお金をかける方ではないので、「たまには、いいか」と自分でも納得。春先から秋口まで着れそうなので、満足している。考えてみれば、デパートでまともな洋服を買ったのは何年ぶりだろう。すっかり中年体型になっていて、最近はすべてがきつくなってきていたのだけど、今回は楽な洋服を買ってしまったので、ますますウェストがだぶついてきそうなのがチョット心配である。
2003年07月08日
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カラカラ天気が続いたかと思うと、このところズーッと湿った天気が続いている。どうもバランスが良くない。「梅雨がないのが北海道」と言われていたけれど、いつの頃からか「蝦夷(エゾ)梅雨」と称されるような気候になってきている。何となく気分が重いので、美容院でカットとパーマをかけてきた。頭が少し軽くなった。美容院で話題になったのが、O議員の「レイプをする男は元気が良い発言」について。「あれは失言ではなくて本音だよね」というのがみんなの意見。隣にいて何も言えなかったH議員(女性)についても、「ガッカリ」ということで一致。批判しないことを悪いとは言わないけれど、「情けないなー、議員活動も期待できない」と私も思う。頭は軽くなったけど、気分は全然軽くはならなかった。
2003年06月30日
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一緒にK大学の通信課程を卒業した仲間と、一年に一度同一テーマで「レポート」を書くことにしている。通信課程では「卒論提出」が必須で、平均2~3年をかけて論文を書いて、それが合格したら卒業となる。私にとっては、卒業論文を書いている時が一番充実していて楽しかった。何といっても、自分が興味のあることについて納得いくまで調べたり考えたりして、指導教官のアドバイスを受けながら仕上げていく作業は、今考えてもワクワクするものだった。卒業したらレポートを書く機会さえなくなってしまうのが寂しくて、同じ思いの仲間と、「一年に一度論文もどきを書こう」と約束したのだ。先週、そのレポートの合評会をした。同じテーマなのに、人によって切り口が全く違い、本当に面白かった。もちろん、指導してくれる人もないので、自分達だけの自己満足なのだが、私はそれで十分である。じっくりとひとつのことを考え続けると、思いもかけぬ世界が見えてくることがあるのだ。私にとって「大卒」の資格は、今となっては何の役にも立たないけれど、このような楽しさを知ることが出来ただけでも、これからの人生が楽しくなるというものだ。
2003年06月29日
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今日は、色々な人と話をした。人は誰でも、様々な事情や悩みを抱えながら生きている。「今は苦しくても、いつか笑える日がある」と信じながら、何とかかんとか毎日を精一杯生きている人のほうが多い。それでも、次から次へと苦労が波のようにやってくる人もいれば、多少のさざなみは立っても、穏やかな流れの中に生きている人もいる「神様って公平かと思いたいけど・・」と、ある人がつぶやいた。私はいつも思ってる。「神様は不公平だ」と。もしも神様がいるとするなら、黙って見守っているだけの神様だろうと。見守っていてくれるだけの神様でも、いないよりはマシだろうと思ってる。今の私は、穏やかな生活の中にある。・・私に何ができるだろう。苦しみが少しでも軽くなるように、祈ることくらいはできるはずだ。
2003年06月27日
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今日は湿った寒い一日だった。午前中は某会議に出席。幅広い世代の人達と、「中学生」について話す機会があった。みんな、それぞれの体験を通して考えているのだけど、年代によって時代背景が随分違い、少しずつかみ合わないところがある。それにしても、やはり日本は平和なのだろうと思う。今、「無業者」が増加しているらしいけれど、それも働かなくても食べていける社会だということの証明。良し悪しは別にして、そのような社会と時代に私たちは生きているのだと思う。反面、自殺者も多い。うーん、人間は「衣食足りる」だけでは生きられないもののようだ。
2003年06月26日
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夫は朝からゴルフ。午前中は庭木の剪定をして、午後からは妹とS市で開かれる某シンポジウムに参加の予定。以前から気になっていた「梅原猛氏」の話を聞くのが主目的。
2003年06月21日
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私はまだまだパソコンがよくわかっていない。「〇〇の会」のHPはホームページ・ビルダーで管理しているのだけれど、どうもうまくいかなくて困ることが多い。その点、このHPは最初から掲示板や日記付。今まで同様のHPを見ていたのに、全然気がつかなかった。でも、プライベートなHPというのには、まだ抵抗があるので、どんなものになるのか。少しずつ様子を見ていこう。
2003年06月19日
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