Paris Mon Amour

Paris Mon Amour

2008年01月08日
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テーマ: 児童文学(7)
カテゴリ: 児童文学
正月休みに読んだ本の第二弾は、フランス発のファンタジー、 タラ・ダンカン

現在、5巻(邦訳は4巻)まで刊行されており、私はその第5巻が発売されたときに FNACに積まれていたのを見て知ったのですが、 タラ・ダンカンは映画化やアニメ化される予定もあるなど、フランスでは人気のある作品です。

主人公は十二歳の女の子 タラ・ダンカンという名の魔法使いで、彼女が敵と戦いながら成長してゆくという、まあストーリーそのものはファンタジーの王道と言いますか、早い話が子ども向けの読み物なんですが、主人公が女の子であるということが最大の特徴でしょうか。

しかし、驚くべきは表紙のイラストです。正確には、フランス版と日本版とで、 タラ・ダンカンの描かれ方が余りも違っていることです。

タラ・ダンカン公式サイト でご確認下さい。
日本人の感覚だと17、8歳位、ひょっとするともっと大人にしか見えない タラ・ダンカンが描かれています。長身でどっちかというと怖い感じもします。

で、それが日本版だとどうなるか。

これじゃあ小学生だろうがと突っ込みたくなる有様です。ああ、12歳だからそれでいいのか。いや、これは第4巻の表紙で、その時点で タラ・ダンカンは何歳か成長しているはずなので、やはりおかしいかな。


あくまでも一般論ですが、日本人は実際よりも幼く見られることを良しとし、子どもらしさにしがみつこうとし、その感覚がこのような登場人物の図像化に際しても反映され、必要以上に幼く描かれることが多々あります。

その一方で、フランス人は子どもっぽいと言われることを嫌い、実際以上に大人に見せかけようとします。それが必要以上に大人っぽい タラ・ダンカンのイメージに反映しているのでしょう。

まあ、たかが小説の表紙のイラスト一つで比較文化論を語るのもなんですが、日本版のイラスト、これも「萌え」なんですか?どうでもいいですけど。

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最終更新日  2008年02月05日 02時13分49秒
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