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ここ数年来、韓国ではマッコリがブームといっていいほど、 需要が高まっています。 そのおかげで、かつてないほど種類も増えて、 その影響からか日本にも多種多彩なマッコリが入ってきて 日本でも“マッコリブーム”が起きつつあります。 東京の新大久保あたりでは昼間からマッコリで乾杯する 人たちの姿を見かけたりするそうです。 (まあ、大阪では以前からあった光景ですが・・・f^_^;) 数年前までなら考えられないことです。 マッコリとは韓国のどぶろく(濁り酒)で、何百年も前か ら(ひょっとすると何千年も前かも?)飲まれてきた 韓国の伝統酒です。 「昔から飲まれてきたモノがブームだなんておかしい」 と、ご指摘されかねないのですが、 1945年の解放後、ビールや焼酎といったお酒類に押され気 味で、マッコリの消費量は年々減っていた・・・ というのが実情でした。 それが“復権”した・・・ ということじゃないかと思いますが、 マッコリの消費がなぜ、落ちていたのか? そして、今、なぜ伸びだしているのか? その辺のことを考えると韓国社会の過去、現在、未来も垣 間見えるのではないかと思いますので、 私なりに何回かに分けて、ご紹介をしたいと思います・・・ と、こんなことを書いている間にけっこうな行数になって しまいました。 つづきは次回・・・ということで。f^_^;
2007年06月20日
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韓国の若者たちの間では、誕生日会をレストランや 居酒屋で仲間と楽しく過ごす・・・ というケースが多くなっているそうです。 飲食店側でも手馴れたもので、ほとんどのお店では、 お祝い事のケーキの持込はOKで、 それどころか照明を消してくれたり、誕生祝いの音楽を店 内で流してくれたり、中には生演奏サービスを当たり前の ようにしてくれる所もあるそうです。 誕生日の「主」はプレゼントをもらったり、 お祝いの言葉をいただいたりと、仲間と楽しく過ごせます。 ノリのいい人が多い韓国ならではで、たまたま近くにいた 他のお客さんたちまでがにぎやかに祝ってくれたりもする そうです。 ただ、1つだけ難問が・・・ 誕生日での飲み食いの費用は、 誕生日を迎えた本人が払う・・・ というのが普通なんだとか。 大勢で祝えば祝うほど、にぎやかに騒げば騒ぐほど、 ご馳走を食べれば食べるほど・・・ 自分の負担が増えることになるわけです・・・ 考え方として「プレゼントを友達からいっぱいもらってい るんだから、その会の費用くらいは本人が払うべきでしょ~」 というコトなんだとか。 まあ、「価値観」の違いとでも言いましょうか・・・ 飲み食いする量も日本の人たちのように慎ましやかではな いので(あんまり遠慮しない・・・、食べないと失礼とい う考え方もあるくらいです)、誕生日の「主」はきっと負 担もおっきいでしょうねぇ。 考えようによっては「楽しいひと時をお金で買ってる」と いうことにもなるのでしょうか? いいのか、悪いのか・・・ にぎやかな食事が大好きな 韓国ならではの習慣かもしれませんね。
2007年06月05日
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日本の河瀬直美監督が第60回カンヌ国際映画祭において 『殯(もがり)の森』でグランプリに当たる審査員特別 大賞を受賞して話題になっていますが、 韓国ではチョン・ドヨンさんが、カンヌで受賞経験もある イ・チャンドン監督作品の「密陽(ミリャン)」で 見事、主演女優賞を獲得して話題になっています。 チョン・ドヨンさんは、30代半ばの演技派女優で、 今回の「密陽」では、残酷な人生のいたずらにもてあそ ばれながらも、けなげに生き抜く主人公を演じきり、 ニューヨークタイムズ紙などは、 「チョン・ドヨンはこの数年間沈滞していたカンヌ映画 祭に活力を吹き込んだ」と評したほど。 チョン・ドヨンさんは10数年前から、恋愛映画を中心に 韓国内では注目を集め、一時は「涙の女王」とまで言わ れていたそうで、 (今の「涙の女王」といえば「冬ソナ」のチェ・ジウさ んですが、その“先輩”ということになりますね) その後、着実に演技の幅を広げて今回の栄冠をゲット! カンヌ映画祭で韓国の女優が主演女優賞を受賞したのは 今回が初めてで、ベルリン・ベネチアを含む世界3大映 画祭でも、韓国の俳優が主演賞を受賞したのは、 1987年のカン・スヨン(映画『シバジ』、ベネチア映画 祭)以来20年ぶりのことですから、本当に画期的です。 作品そのものも、韓国内では「イ・チャンドン監督作品 の中で最高の出来!」と、マスコミの間では評判が高か ったそうで、すでに韓国では「密陽」の上映が始まって いますが、 一体どんな作品なのか? あ~ 早く観てみたい! 日本で上映されるかなぁ・・・
2007年05月31日
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いま、韓国では「ザクロ」がブームになっています。 まさに韓国の人みんなが「ハマっている」状況です。 きっかけは日本でも話題になった映画「王の男」 に出演し、韓国で「女性より美しい男性」と言われ、 大人気を誇る イ・チュンギさんがザクロジュースのCMに出演、 そこで 「ミ~ニョヌン ソンヌュルル チョアヘ~♪」 ( 美女は ザクロが お好き♪ ) と唄って話題となり、 女性を中心に「ザクロを飲もう!」と ものスゴイ、ブームになったんだとか。 ザクロの飲料は「ザクロ茶」として、 韓国では昔から飲まれている甘ずっぱい飲料です。 冒頭でも紹介しました映画「王の男」の動員数は 1,000万人以上で、韓国人の4人に1人が見た計算 になりますからスゴイです。 そのイ・チュンギさんは、 日本の若手女優でNHK連続テレビ小説のヒロイン を務めた宮崎あおいさんと共演した日韓合作映画 「初雪の恋~ヴァージン・スノー」で、日本でもお馴染み になりつつありますし、 今年は日本での人気も高まるかもしれません。 切れ長の目はとってもエキゾチックで、年齢層を問わず、 女性のハートをつかみそうな予感・・・ ヨン様の次は「チュン様」かなぁ・・・? でも「チュン様」じゃあスズメみたいだなぁ。f^_^;
2007年05月25日
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韓国旅行の楽しみの1つとして上げられるのがアカスリ。 日本人観光客の場合はたいていホテルでアカスリをしても らうようですが、 一般の韓国の人たちは沐浴湯(モギョッタン。いわゆる銭 湯です)で、女性はアカスリのおばさんに、男性はおじさん にやってもらいます。 週に1度くらいやってもらうのが平均的なんだそうです。 銭湯とはいっても日本の銭湯の場合は、 長いエントツがそびえる1軒家が当たり前ですが、 韓国の沐浴場は、ソウルなどの都市の場合、 ほとんどがビルの中にあり、男性と女性でフロアーが分か れています。 たいていの沐浴湯にはシャワー、サウナ、数種類の湯船が あるので軽く体を洗い、湯船につかったりサウナに出たり 入ったりを繰り返し、アカを充分ふやかしてからアカスリ をします。 アカスリのおばさんやおじさんに頼まなくてもアカスリ用 タオルを持参して自分でやっても構いません。 アカスリをしてもらう場合は、おばさん、おじさんにアカ スリをやってもらいたいということを伝え、簡易ベッドで キレイにしてもらいます。 こんなスタイル・・・設備の豪華さなどは別にして、 日本の健康ランドとよく似ていますが、 それもそのはず・・・ 健康ランドなどでのアカスリは、韓国の沐浴場のシステム に着目した在日コリアンのオーナーが、日本で始めたのが 最初だ・・・という説があるんです。 確かに、大阪にある健康ランドのオーナーは、在日コリア ンの方が多いです。 日本のアカスリの歴史は、在日コリアンが作った・・・ という説は、あながち否定できないのではないかと思います。 今度の休みは、 近所の健康ランド(ここも在日コリアンがオーナーで す)にでも行って、アカスリでもしてもらおうかなぁ・・・
2007年05月22日
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韓国の報道によりますと、韓国人のスポーツ選手の中で、 国民に最も人気の高い選手は、イングランドのプレミア リーグ「マンチェスター・ユナイテッド」で活躍している 朴智星(パク・チソン)選手だという結果が出たそうです。 日本でいえば、さしずめ大リーグで活躍している イチロー選手や、かつての王選手、長嶋選手的な存在とい っていいかもしれません。 これは、韓国KBSが4月24日と25日の2日間、全国 の成人男女1,000人を対象に行った電話による世論調 査の結果だそうです。 同調査によりますと「最も好きなスポーツ選手」は、朴智 星選手が28%を占めてトップ。 次いで日本のプロ野球で活躍している、ジャイアンツの李 スンヨプ選手(8%)、3位は水泳の世界選手権大会の自 由形でアジア人初の金メダリストとなったパク・テファン 選手、そして4位はフィギュアスケートのキム・ヨナ選手 の順だったそうです。 「サッカーは国技」というほどサッカーファンが多い韓国 ならではの結果ですね。 ちなみに朴智星選手は、ご存知の方も多いでしょうが、 韓国の高校を卒業後、日本にやってきて京都パープルサン ガで大活躍し、韓国代表に選ばれ、2002年の日韓W杯でも 中心選手として出場。 当時の韓国代表監督のヒディング氏に見込まれてオランダ のPSVに移籍して、そこでのさらなる活躍でヨーロッパ 全体にその名が知られ、名門のマンチェスターユナイテッ ドに入団して、その後も変わらず活躍しているという、 まさに、韓国サッカー界の“出世魚”、いやいや昇り竜! (下手な例えでスミマセン f^_^;) そんな彼も 「日本のJリーグで試合に出続けられたことによって、 自信をつかみ、現在の飛躍につながった」と振り返るほど、 Jリーグでの経験が今日の彼の原点だと、明言しています。 韓国スポーツ界ナンバーワン・スターは日本が育てた・・・ といっていいかもしれませんね。
2007年05月20日
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現在、朝鮮半島では南北の交流がかつてないほど進み、 昨日の5月17日、半世紀以上の時を越えて 南北縦断鉄道の試運転が行われました。 ただし、1日限りの試運転で、以降、この話が進むかは 先行きがまったく不透明です。 (北朝鮮の消極的な姿勢が影響しているようです) そんな中、韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、ロシ アのプーチン大統領に親書を送り、南北縦断鉄道とシベリ ア横断鉄道との連結計画への協力を要請したそうです。 シベリア鉄道といえば、鉄道ファンの間では一度は乗って みたい路線といわれている、ヨーロッパへとつながる長い、 ながい鉄道です。 韓国が南北縦断鉄道の試運転に力を入れているのは、半世 紀以上途絶えている南北の鉄道を連結するという象徴的な 意味もある一方、 シベリア横断鉄道や中国大陸横断鉄道との連結を視野に入 れていることも大きな要因のようです。 ヨーロッパまでの物流が空と船に限られている韓国にとっ て(まあ、日本もそうですが・・・)陸路で人とモノがヨ ーロッパとつながるメリットは、経済的にも大きいとのこ とで、鉄道による運送費は海上運送の3分の1程度で済む んだそうです。 実現のためには北朝鮮との協力も不可欠で、現在の諸々の 政治問題の解決がはかられた上でのことで、お金も時間も かかるのでしょうが、 いつの日か南北縦断鉄道とシベリア鉄道や中国の鉄道とが つながり、ヨーロッパや中国の各地へ行けるようになれば、 私もぜひ、長い、長い鉄道の旅を楽しみたいなぁと思わず にはいられません。 なんか、これからの人生の「目標」の1つになりそうです。 南北朝鮮・・・いきなり統一しろとは言わないから、まず は、仲良くして欲しい・・・
2007年05月18日
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我らがタイガース・・・去年までのお得意さんである広島カープにまた負けた。負けている試合を見ていると、いずれも試合序盤に一発でドカ~んと点を取られて、その後の攻撃陣もたんぱくになり。。。追撃すらできず、というパターンがほとんど。広島に突如、長距離打者が増えたワケじゃなく、やっぱり井川が抜けた後の先発投手陣不足が如実に出てきているせいじゃないかと思います。防御率も最悪だし、救世主が現れない限り、今年はナイター中継を見る気になれない日が続きそうだ・・・井川のマイナー調整をタイガースで行うことにしてくれないかなぁ・・・
2007年05月16日
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韓国の報道によりますと 4月から「韓国の万里の長城」とも評される 「ソウル城郭」が40年ぶりに開放され、 話題になっているそうです。 開放されたのは韓国大統領府の北側の「北岳山」の中腹に あたる約4.3kmの区間。 大統領府に近いために、1968年に北朝鮮からのゲリラ侵入 事件が起き、それ以来、立ち入り禁止になっていたんだそ うです。 中国の万里の長城に比べれば、当然、規模は小さいものの 石垣を積んだ城壁の上の道が、数キロにわたって延びてい る様子は、なるほど「万里の長城」をイメージさせます。 ソウル城郭そのものは全長で18.2キロあるそうで、 城郭上からのながめは景福宮と光化門が見え、遠くに流れ る漢江まで見下ろせて見事な景色が広がっているとか。 開放されている時間は午前10時から午後3時までで、 (月曜日を除く) 1時間間隔で1回当たり100人ずつ入場でき、 城郭で2時間30分ほど過ごすことができるそうです。 世界でも有数の最先端都市で、ある意味あわただしい ソウルの一角で、 古(いにしえ)の朝鮮王朝のありし日に思いをはせて、 のんびりと過ごせる場所としてオススメかもしれません。 昼間はのんびり散策して、夜は美味しい屋台めぐり・・・ ああ~、久しぶりにソウルに行きたくなってきました。
2007年05月15日
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ソウルから釜山間を2時間40分ほどで結ぶ、 韓国版新幹線の高速鉄道KTXの乗客が開通から3年で 1億人を突破したそうです。 1億人到達日は4月21日の午後2時過ぎに釜山を発って、 ソウルに向かった方で、なんと、この方には今後3年間、 すべての列車を無料で利用できる乗車券が贈られたそう です。 (こ、これはスゴイ! どこに行っても運賃タダですから 旅行し放題ですね。私なら毎週末、どっか出かけます。 日帰りばかりでしょうが・・・f^_^; ) KTXの開通は2004年の4月1日。 1億人の利用者の内訳を路線別に見るとソウル~釜山間の 乗客が8,300万人。 ソウルと全羅南道の木浦を結ぶ路線 はおよそ1,700万人でした。 利用者も徐々に増えているそうで、初年度の1日当たりの 平均乗客数は7万2,000人あまりだったものが、今年4月 の平均乗客数は10万2,000人に達しているそうです。 そのKTX。 さらなる顧客増加を狙い、KTXのすべての1号車に68 インチの大型スクリーンを取り付け、最新の映画を上映す る「KTX列車専用映画館」なる車両を新たに設置し、 7月から本格的に運行する予定だそうです。 価格は乗車運賃とは別に映画のチケット代として7,000 ウォン(約900円)を払えばいいそうです。 旅行や出張に出かけるついでに映画も見れるのって、 なかなかイイかもしれませんね。 ちなみに、このKTXの映画車両のビジネスを担当する韓 国の会社、シネウッド・エンターテイメントは、日本のジ ャパン・エンターテイメントと提携し、日本の新幹線でも 同様の列車専用映画ビジネスをもくろんでいるそうですが、 果たしていかに? そういえば、映画といえばレンタルで・・・ 最新映画を見にいくことからかなり遠ざかっている身とし ては、新幹線で出張に行く際に映画も見れればいいなぁと、 思わないでもありません。 毎回、利用するかどうかは別として、採用されるときっと、 1回は利用するだろうなぁ・・・
2007年05月14日
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日本が誇る世界的料理メニューといってもいい「お寿司」 は、韓国でもとっても人気の高いメニューです。 ただ、まあ、なんと言いますか、日本のお寿司に比べると、 シャリの味や ネタの質、わさびの味 に至るまで、 まだまだ・・・ あくまで、韓国のお寿司を食べた、 私の個人的見解ですし・・・ 「味のイイお店に行ってないからじゃないの?」 とツッコミを入れられると返す言葉もありませんが・・・ (確かに、そんな上等なお店で食べてません f^_^; ) それでも最近では、日本の板前さんが働く寿司屋や日本で 修行を積んだ人たちも増え、ひと昔前と比べれば、格段に 味や質が良くなっているそうなんです。 今では、「回転寿司」店が、ソウル市内では チョクチョク見られるようになっています。 日本の「回転寿司」店は、「割安、ファミリー向け」の お店の代名詞ですが、 韓国の「回転寿司」店は、「高級」な食事場所・・・ というイメージがありまして、 恋人たちがデートのディナーの場所として 「回転寿司」店を選んだりするそうです。 日本なら「回転寿司でも行く?」といえば、怒られちゃう かもしれませんが・・・ 「お寿司が回ってやってくる」というのが韓国の人たちに はウけているそうです。 お寿司が韓国の食文化に定着していく中で、 登場したのが、さすが「屋台王国」韓国ならではの 「移動屋台のお寿司屋」さん。 バンを改造した「お寿司の屋台」が住宅街にやって来て、 ガラスケースの中に新鮮なネタを揃え、その向こうで板前 さんが握りたてのお寿司を出してくれるんだとか。 お値段の方はお寿司の「盛り合わせ」で5,000ウォンから 7,000ウォン(約650円から800円程度)程度で、 韓国の一般のお寿司屋さんより3割ほど安いんだそうです。 おかげで「移動屋台のお寿司屋」さんは 口コミで人気となり、 今ではフランチャイズで運営されていたりするそうです。 この「移動屋台のお寿司屋さん」も 今度、ソウルに行ったらチェックしてみたいなぁ!
2007年05月13日
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韓国の紙幣の種類は1万ウォン、5千ウォン、千ウォン の3種類。 日本円の1万円札で両替すると、1万ウォン札が7枚か8 枚になって返ってきますので、財布も厚みを増して、 なんだかお金モチになった気分を味わえますが、 実際のお買い物や食事の時にも その紙幣の束がバババババーっと出ていっちゃいます。 そのおかげで、たいしたものを買ってなくても エラク散財したような錯覚に陥ったりもします。 ソウルだけに限っていえば、物価レベルそのものは 日本より少し低いだけですから、 やはり最高が1万ウォン札だけというのは、 何かと不便・・・ ということで、韓国では来年か再来年をメドに 5万ウォン札(約6,000円)と10万ウォン札(約12,000円) が発行されるらしく、 いま、お札につきものの肖像画の主がダレになるのか、 巷の話題になっているそうです。 特に、今の紙幣の肖像画が、「ハングル文字」を開発した 李氏朝鮮時代の世宗(セジョン)大王をはじめとして 男性ばかりなので、5万ウォンか10万ウォンかのいずれか は女性を肖像画にすべきだ! という声が高まっているん だとか。 国の方でも世論調査を行って決めるとしています。 さて、どんな人が選ばれ、 デザインはどんな風になるのやら・・・ でも、よくよく考えてみるとお札の肖像画とかデザインっ て、じっくり見たことがないなぁ。 財布に入ってもスグになくなっちゃうからかなぁ・・・ (あぁ~ ビンボ~ってヤダっ!) そういえば2,000円札ってドコに行ったんだろう? 持っている人、いますか?
2007年05月12日
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先日、奥さんの実家で チェサ(祭祀=韓国の法事)がありました。 あまり日本の方には馴染みがないものでしょうが、 我々在日韓国人にとっては、 チェサといえば、親族が一堂に集まり、 テーブルに載りきらないほどの料理を並べて祀り、 韓国式の 先祖に対する「礼拝」を行う日なのですが、 チェサが終わった後、祀った料理は参加者みんなで食べつ くします。 先祖が“食した”であろう料理は「飲福(ウンボッ)」と いって、食べることによって福をもたらしてくれる縁起物 と考えられているからです。 また、チェサに並べられる料理には、基本的にニンニクや 唐辛子といった匂いや刺激の強い食材や調味料は使われま せん。 亡くなった人たちが忌み嫌うと考えられているからなんだ そうです。 「エッ、ニンニクや唐辛子が入っていない 韓国料理ってあるの?」 と、驚かれる人もいるかもしれませんね。 それくらい、日本でメジャーになっている韓国料理では、 この2つの食材が徹底的に使われていますものねぇ。 でも、普通に煮たり、焼いたりというメニューは山ほど あります。 ちなみに、我が家の子ども達は「チェサ」と聞くと、 朝からソワソワ・・・ 日ごろ食べられないご馳走を、これでもかってくらいに、 たらふく食べられるからなんです。 まさに、彼らにとっては「ごちそうを食べる日」。 でも、その影で、うちの奥さんらが、朝早くから料理の準 備で大わらわ! 何しろ、親戚がみんな集まりますから大人も子どもも 合せれば数十人規模。 しかも、手抜き料理は許されない・・・ 年に数回のことではあるのですが、 当日のあわただしいまでの奮闘ぶりを見ているだけの身と しては、なんだか後ろめたくもあります。 などと、こんなことを書いていても、実際のところ、 食べ盛りの子ども達に負けじと、ご馳走をつつき、 お酒を浴びるほど飲んでいたのは、何を隠そう・・・ この私です。 チェサの翌日は決まって二日酔い・・・ 先祖に祀ったお酒がタップリあるので、 いっぱい飲んじゃうんです。 まあ、その分「福」が来ると信じて・・・ (都合のいい解釈ですが・・・f^_^;)
2007年05月11日
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旅の楽しみといえばショッピングですが、 日本からの観光客の間で人気を博しているのが、 韓国の「衣服類」のショッピングです。 デザイン的に日本の人たちにも馴染みやすく、 かわいいものが多く、しっかりした縫製で しかも安いからのようですが、 (特に、子ども服なんかオススメです) この「衣服類」を買う時の注意点を 少しばかりご紹介します。 ソウルで洗練された衣服類を買うならやはり、 「東大門市場」が一番いいでしょうか? 何しろ24時間営業のお店が並んでいますので、 昼間に観光地めぐりをして、夜は東大門でお買い物・・・ という具合で旅の時間を有効に使うことができます。 東大門のお店はデザイナーやデザイナーの卵たちが、 自分の作品を販売しているお店が多く、 1店舗、1店舗のスペースはとっても狭くなっています。 そのため、試着するスペースがないので、 試着する場合にはお店の人に言って、かなり大き目のスカ ートのようなものを貸してもらい、それをかぶって、その 下で自分の服を脱いで、そして、試着の服を着て・・・ という、ちょっと面倒な試着をしないといけません。 しかもこの大きなスカートを身につけて試着しようとする と、どこからともなく人が集まってきたりして、 けっこう恥ずかしかったりします。 (我が家の奥さんは、恥ずかしそうにしながらも サイズが違ったらいけないと、何軒もの店で試着を繰り返 していました。 ハタ目で見ていて“勇気があるなぁ”と 思えるくらい、たくさんの人に見られていました) ズボンなどはそうやって試着できることが多いのですが、 セーターなど上半身の衣服に関しては、あまり試着は歓迎 されません。 ハンガーにかかっている商品を肩に当てて、確かめる方法 がせいぜいで、試着がまったくダメなお店もあります。 折りたたんで並べている衣服類を広げてみるのも あまり歓迎されません。 日本のお店なら当たり前の行為ですが、 その辺は感覚の違いなんでしょうねぇ。 気に入ったものがあれば、後は価格の交渉。 言われるままに買ったのでは面白くありませんから、 必ず「安くして欲しい」と交渉すべきですが、 他のお客さんがいる前ではやらない方がいいです。 お店側からすると他のお客さんがいる前で安く売ってしま うと、それを聞いていたお客さんにまで同じように安くし ないといけなくなるからです。 価格交渉をする時は、他のお客さんの姿が消えた時に、 こっそりとするのがマナー! その上で、ただ単に「安くして(サゲ ヘージュセヨ)」 と言うだけでなく、 「●●●ウォンしか持ってないので、それに合せて」と 具体的な金額を言った方が、お店の人もいろいろと考えて くれます。 あるいは、 「コレと、コレとコレを買うので、おまけにコレをつけて」 という交渉の場合はけっこうまとまる率が高いです。 つまり、複数購入で何か1点を無料でゲットしちゃう・・・ という作戦です。 プライベートでソウルに行った時、我が家の奥さんは上記 のような作戦を徹底的に展開して、とあるお店では4割近 い値引きを勝ち取ったこともあります。 とはいえ、かなりの量を買いましたから、それくらい負け てもらっても支払額は相当なものになりましたが・・・ 4割のディスカウントは極端な例だと思いますし、端数だけ でもトクできれば「ラッキー」くらいの気持ちで、あまりし つこくならないようにして下さい。 お店で販売している人が、オーナーの場合ならまだしも、 単なる雇われ人の場合などは『決裁権』がありませんので、 安くしたくても安くできない・・・というケースもあるから です。 参考になるかどうかはともかく、ソウルで服を買う時は、 以上のようなルールを守って楽しくお買い物してみて下さ い。
2007年05月10日
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良家のお嬢様役がピッタリのかわいらしさと美しさを兼ね 備えたソン・イエジンさん(「夏の香り」「四月の雪」の 主演女優)と、 ワイルドな男前チョン・ウソンさん(「MUSA-武士-」の主演) の2人が主演する 「私の頭の中の消しゴム」(韓国2004 年作品)のDVDをゴールデンウィーク中に観ました。 私と奥さん、そして子どもたちも一緒になって号泣。f^_^; 原作は日本の小説であることからも話題になりましたが、 不倫の果てに社内で左遷状態になった女性と 親の愛情に恵まれず、独力で建築家としての力を蓄え、 たくましく生きてきた孤独な若者が出会い、 結婚。 幸せな生活を送っていたはずの2人でしたが、記憶が 次第に失われていく若年性アルツハイマーを妻が発症し、 いくつかのトラブルが続きます。 しかしながら、その症状の進行とともに夫婦の絆が、かえ って深まっていく姿は、なんとも切なくて・・・ これ以上、書きますとまだご覧になっていない方の 楽しみを奪うことになりますので、詳細はココでやめます が、若い方から私のような中年のオッサンに至るまで 年齢に関係なく、感動できる、 そして、とことん泣ける映画だと思います。 ナインティ・ナインの岡村さんはこの映画を観た直後に、 とある番組で「めちゃくちゃ良かった。この映画観ないと みんなダメやで!これで泣けない人はもっとダメやで」 と言っていたので、それ以来、気になっていたのですが、 日本での上映後、1年以上たってやっと観て、その言葉 に納得しました。 韓流ブームなど関係のない、20数年前から数々の韓国映 画を見続けてきた私にとっても、間違いなく印象に残る 作品の1つになりました。 映像もキレイで、力みのないストーリー展開もいいです。 ぜひ、ぜひ、ご覧になって下さい。
2007年05月09日
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3連休初日から風邪気味。 せっかくの休みだというのに、風邪でほとんど思考回路が止まったまま。 おまけに身体の節々は痛いし、下痢気味だ。 今年の風邪は胃腸炎を発症しやすいウィルスだとは聞いていたが、 まさかこんなことになるとは・・・ 熱はないからこのダルさは余計に違和感を感じる。 さらに、たちの悪いことに鼻づまりがひどく、呼吸困難で苦しい。 特に、布団であおむけになった時、その息苦しさが極まって、 眠れない。 一昨日の夜は布団についてから2時間は眠れなかった。 睡眠不足のはずの昨晩も1時間半は眠れなかった。 口で息をするせいかノドまで痛い。 空気の乾燥の影響もあるんだろう。 おかげで、今日も意識朦朧。 元来、布団に入ると物思いにふけることもなく10分もしないうちに イビキをかくタイプだけにツライ・・・ 今日も眠れないようだと明日からの仕事にさしつかえそうだ。 今年の風邪は本当に要注意のようだ。 鼻づまり、ノドの痛みの対処法があるなら教えて欲しい・・・f^_^;
2006年01月09日
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「冬のソナタ」の第2話か第3話で、雪の降る初デートの後に、チェ・ジウさん演じるところのユジンが、ペ・ヨンジュンさん演じるところのチュンサンのために作っていた韓国の「スントゥブチゲ(韓国風おぼろ豆腐鍋)」が簡単に作れる「素」が韓国食材のお店「キムチでやせる」http://www.rakuten.co.jp/rabbit/で、売られていたので早速買いました。豚肉入り韓国スントゥブ・チゲ(豆腐鍋)の素(袋入り400g・約2人前)http://www.rakuten.co.jp/rabbit/381276/579845/#565666お値段630円で2食分で、お豆腐2丁用意して、その素をお鍋に入れて一緒に煮込むだけで食べられます。コリアンの私にとってもこんなに簡単に食べれていいのか?と、とまどうほど簡単でしたが、お味の方は、手作りの良さが生きていてなかなかのもの。寒いデートから帰ってきたユジンがチュンサンの心と身体をあっためてあげようと頑張って作っていた、韓国ではとってもポピュラーな鍋料理なんですが、二人との会話の最中に気になることができたチュンサンは、せっかくの料理を食べることなく家を出ていってしまい、そして、二人は2度と会うことなく・・・チュンサンは交通事故で他界してしまいます。そんな印象的なシーンの節目に登場したこのお鍋は、何より、身体の中からポッカポカに温まります。さすがによく売れていて、すぐに完売になってしまっているようですが、手軽さ、価格、味のトータルバランスで、割安感がある、いいものでした。寒くなればなるほど、身体の中からあったまるキムチ鍋が一番ですね。食いしん坊としては、いろんな具を入れて楽しめるお鍋が本当に好きなので、これからの鍋シーズン、いろんな鍋で楽しみたいと思っています。
2004年11月30日
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日記を久しぶりに書く。おおよそ5ヶ月ぶりで、お恥ずかしい限りですが、その久しぶり・・・という言葉にふさわしく、昨日、大学時代の同窓会が10年ぶりにあった。それも、在日コリアンの同好会の同窓会。自分たちが学生時代は、韓国モノ、朝鮮の話題といえば、マイナーなイメージがあったのですが、今や映画、ドラマ、歌とまさに韓国ブーム。そのせいか、同窓生たちの顔が学生時代・・・ある意味使命感をもって言葉なり歴史を勉強して悲壮感がただよっていたのに、今は、いきいきと大きな声で話題にできている。いま、これまで蓄積してきた経験や知識が堂々と発揮できる時代が到来したということか。冬だけど、僕たちコリアンにとっては春の到来だ。
2004年11月29日
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先日、私が好きな男優さんのことを話題にしましたが、その後、「女 優さんでオススメの人は?」という質問が届きましたので、お答えします。 まあ、あくまで個人の趣味の範疇といいますか、まさに独断と偏見な のですが、私が20代の頃に大阪で「韓国映画フェア」なるものがあっ て、梅田の小さな映画館でたて続けに10数本の映画が上映されたので すが、その時の作品という作品に「主演女優」として出ていた李甫姫 (イ・ボフィ)さんのファンです。(古い話でスミマセン) 韓国映画が世界的に注目されだした80年代韓国映画のまさにマドンナ といってもいい存在です。 ご存知ですか? 彼女、東洋人ばなれした小顔で、スレンダーなスタイルバツグンの女 優さんで、当時若かった私は単純に「キレイな人だ~」ということで すっかりファンになってしまった次第。 それから私が見た作品は、たくさんありますが、どちらかというとそ の「美貌」を武器にした少しエッチといいますか、「刺激的な」作品 が多いのですが、コメディから時代劇までこなす演技力は確かなもの でした。 芸術作品として高い評価を受けたのが『旅人は休まない』(1987年作 品)。これは、韓国の当時の時代の雰囲気がわからないと、内容が理 解しづらいかもしれませんが、彼女の代表作といわれています。 (私は退屈でした・・・(^^;) ) コメディ作品の代表『馬鹿宣言』(1983年作品)は韓国の「ギャグ」 のレベルがわかってオモシロイです(まあ、これも20年以上前の水準 ですが)。 時代劇といえば、美貌を武器に悪徳貴族を手玉にとる役をした『哀恋 妃~於宇同(オウドン)』(1985年作品)などは映像もとてもキレイ で上映後、「男の馬鹿さ加減がちゃんと出てて、これ最高にオモシロ イ映画だね」と見に来ていた女性が言っていたのを思い出します。 3作品ともちょっとしたレンタルビデオ店なら並んでいますので、時 間がある方は1度、ご覧になってみて下さい。 1959年生まれの彼女。今ではステキな「お母さん」女優になっている ようですが、あまり映画には出演しなくなっていますので、その姿を 見る機会は減っています。 ちなみに、その当時、知人の韓国の女性に、私が「李甫姫のファンだ」 というと、「趣味が悪い」とよく言われました。何人もの人に。 「あんなにキレイのにナゼだろう?」と思っていると、同じく知人の 韓国の男性が「あれだけスタイルのいい女性は韓国では、本当にいな いから、女性にとっては嫉妬の対象になっているだけなんだ」と解説 してくれました。 今でこそスレンダーな女性が増えた韓国ですが、確かに20年前の李さ んの存在は「嫉妬」されてもおかしくないほどのものだったのだろう な、と思います。 こんなことを書いているとその姿が目に浮かんできます。 久しぶりにビデオ借りにいこうかな?
2004年06月23日
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週末の東京ドームでの阪神×巨人戦。3連戦前に私が書いたように、巨人投手陣が徐々に落ち着きを取り戻しつつあることが確認できた3連戦だったように思います。1、2戦の0対1の連敗は本当に痛い。あれで、昨年から続く、巨人ナインに植え付けた「阪神アレルギー」は完全に消え去ったのではないだろうか。第3戦は、巨人がローテーションの谷間で阪神はエース井川。勝って当たり前の試合に、当たり前のように勝てたことだけが大きな意義だと思うが、やはり、今年の阪神は万全だとは言えそうもない。それでも、3連敗しなかった・・・1、2戦の連敗で腹は立ったが、それをなだめるようにギリギリのところで頑張る・・・これだから阪神ファンはやめられない。それはそうと余談になりますが、第3戦に4打点をあげてヒーローの1人となった、桧山選手は、昨年のオフに自らを在日コリアンであることを明らかにし、新聞や雑誌で話題になっていました。4番を打つ金本選手も「在日のヒーロー」というタイトルで雑誌に特集されていました。タイガースには他にもいますし、タイガースのみならず、プロ野球選手には多くの在日コリアンが存在しますが、あまりカミングアウトしていません。日本の人にはあまり関係のないことかもしれませんが、私たち在日コリアンにとっては、活躍するしないにかかわらずコリアンがカミングアウトしてくれることは拍手喝采モノ。コリアンが自然にカミングアウトし、お互いの存在を認め合うことからいろんな前進がはかれます。この日本で「関係ないよ一緒だよ」ではなく、「違うんだ。だからいいんだ」という文化や意識が根付くことを願ってやみません。
2004年06月22日
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韓国の新聞によりますと、ソウルに日本人観光客に人気のカレー店が 出現しているそうです。 そのお店の名は「Kali Kali」と言いまして、ソウルの梨花 (イファ)女子大学の正門近くにある小さなカレー屋さんらしいです。 まだ、開店して間もないため、韓国の人の間では特に有名ではないそ うなのですが、日本人観光客がふらりと立ち寄ったのがきっかけで、 その味の良さから口コミで「韓国で一番おいしい」と、日本人の間で 評判になっているとか。 それもそのはずで、そのカレーは、日本のカレー店で調理方法を学ん だ在日コリアン2世のナム・サンヨンさんが作っているんです。 私が知る限り、韓国の食卓に「洋食メニュー」が「普通に」並ぶよう になったのは、ここ数十年のことで、キムチをはじめとした韓国食メ ニューに対する「信望」は厚く、そのせいもあって、「外食」メニュ ーとしての「洋食レストラン」はそれほど多くありませんし、レベル も決して高いとは言えません。(あくまで私が知る限りですが) カレーもあるにはあって、韓国の子どもたちが好きな食べ物の上位に、 カレーが登場します。その辺は日本の子どもたちと同じですよね。 スーパーでルーが売られたりもするのですが、でも、味は・・・私た ちからするとヘンに「甘い」んです。 だから「味覚の違いなんだろうな」と思っていたのですが、私が勤める会社と取引のある韓国の会社関係の方が弊社を訪れた時に、「日本のカレーが食べたい」というので、無難なところで日本一店舗数の多い某 FCカレーショップに行ったのですが・・・ 「こんなおいしいカレー、韓国では食べたことがない」と絶賛。 興奮しているといってもいいくらいで、あまりにも感動しているよう でしたので、お土産として、店頭で売られているレトルトのギフトセ ットを買って渡したことがありました。 そして、後日談として・・・ 「あの、お土産のカレーを食べさせるために親戚を呼んでカレーパー ティをしたら、もう、大評判で、どこで売ってるんだと大騒ぎしまし た」 と報告をもらいました。 だから、韓国では、「味覚の違い」のためにカレーの味が違うのでは なく、みんなが「おいしい」と思えるカレーを作る会社や人がいない ことが原因なんだろうな、と私は思っています。 ある意味、カレーの味のレベルは日本よりはるかに低いということか もしれません。 だから、タマネギを炒める時間が4時間、さまざまな野菜と果物、二 十種類を越える香辛料をカレーに加えた後、再び8時間じっくりと煮 込み、熟成に一日~二日、冷蔵庫で寝かせてからテーブルに並ぶとい うナムさんのカレーは、これから、日本人観光客ばかりでなく、韓国 の人にもきっと受け入れられるのではないかと思います。 そういえば、カレーショップってソウルでもほとんど見かけませんし、 ウデに覚えのある人にとっては、韓国でのカレーショップ経営って、 かなりチャンスがあるのではないかと思ったりします。 今から、カレーの勉強でも始めようかなぁ・・・f^_^;
2004年06月19日
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我が家の末っ子・次男が先日5歳の誕生日を迎えました。 お姉ちゃん、お兄ちゃんに祝福されてニコニコ顔。 このチビ。末っ子らしく甘えん坊ではあるのですが、やることはお姉 ちゃん、お兄ちゃんを見ているせいか、なかなか達者で口のきき方な どは本当に生意気・・・ 背も5歳にしては大きいので、よく小学生に間違われます。 これって、彼にとってはとっても「悲劇」でして、身体が大きいせいで、 他の子ができないことでも、「この子ならできるやろう」という目で見 られてしまうこともしばしば。 5歳児は5歳児なりのことしかできなくて当然なのですが、体格のせい で、私たち親もついつい、「いつまでそんなこと言ってるの」と厳しく なってしまっている気もします。 で、その極めつけは・・・実は、今回、彼には誕生日当日にプレゼントを買 ってあげてなかったんです。 お兄ちゃんが通うサッカークラブに、体験入部させて、そこで「頑張れば欲しいものを買ってあげる」という ことに、ウチの奥さんがしちゃいました・・・(^^;) 日頃から野球がしたい・・・といっている彼。だからサッカーなどや る気はあんまりなさそうですが、親としては兄弟別々のスポーツをさ れてしまうと何かとたいへんなので、強引にサッカーをやらせようと いう魂胆・・・ なんともはや5歳児に親のエゴを押し付けてしまっているワケで・・・ それでも生意気盛りの彼・・・今回、このような「仕打ち」をしかけ た奥さんに聞こえないような小さい声で私に「なあ、今日だけがんば ったら1日でやめてエエんやろう」と耳打ちして出かけていきました。 親も親なら子も子です。しかし、こんなことをたくらめる彼は、やっ ぱり5歳にしては「達者」な方なのかもしれません。 そして「体験入部」を無事終了。プレゼントをかけて、一生 懸命走り回り、奥さんを喜ばせるなかなかの「名演技」を披露してく れていました。 帰ってきてから「がんばってたなぁ。また、来週も行く?」と奥さん に言われ、ニコニコしながら「うん」と言ってましたが、これって、 「演技」なのか「本音」なのか? とりあえず、今週末に、約束のプレゼントを買いに家族で出かけます。 (^^;)
2004年06月17日
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今回は私の好きな韓国映画の男優さんのお話。 今や「冬のソナタ」の主役ペ・ヨンジュンさんの文字を見ない日はな い、というくらい、すっかり日本でも有名俳優となっているペさん。 本当にステキな人ですが、私の中での韓国映画スターといえば、まっ たく別の人の名前が浮かびます。 日本の方にはあまり知られていないのかもしれませんが、韓国では長 らくトップスターとして、韓国でヒットする映画という映画に、ほと んど主役として登場していた男優で 安聖基(アン・ソンギ 1952年 生まれ) さんと言います。 彼の韓国における存在感を、日本の方にもわかるように例えるなら、 さしずめ韓国の「高倉健」的な存在だと思います(あくまで私の個人 的な意見ですが・・・f^_^; )。 ある種オーバーアクションと言ってもいい演技がとてもエネルギッシ ュで、時代劇から現代劇、さらには喜劇までソツなくこなします。 80年代の韓国映画にはなくてはならない「主演男優」でした。 今でも国民的俳優で、いわゆる大作といわれる作品にはほとんどとい っていいくらいに出演していますが、「主役」の座はさすがに若手に 譲る形になっています。 96年には日本映画「眠る男」(小栗康平監督)に出演したりもしてい ます。 いま、日本で上映されている韓国映画「実尾島(シルミド)」でも存 在感のある役どころで出演しているといことなので、こちらも楽しみ です。 少し古めの韓国映画を置いているレンタルビデオ店には、安聖基主役 の映画が並んでいることがあります。 彼がバリバリに2枚目役で登場している「ディープブルーナイト( 1984年作品)」なんか、最高におもしろいし、ラストシーンも衝撃的。 ご存知ない方にはぜひご覧になっていただきたいです。 ゼッタイのオススメです。
2004年06月16日
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今日は韓国人メジャーリーガーの話題を。 イチロー選手が日米通算2,000本安打を達成したり、2人の松井選手 が活躍したりと、日本人メジャーリーガーの話題が、すっかりスポー ツニュースの「定番」となりつつありますね。 一方で、日本ではあまり知られていませんが、韓国人メジャーリーガ ーもたくさん活躍しているんですよ。ご存知でした? 中でも今年の注目は、フロリダ・マーリンズの崔熙燮(チェ・ヒソプ。 25歳)選手。 ヤンキース松井選手に負けず劣らずのパワーヒッターでなんとホーム ランをただいま 11本打ってます。 彼はヤンキース松井選手と同じ左打ちで、まだチーム内で完全な信頼 を得ていないためか、投手が左だと先発からはずれるなど、フル出場 しているわけではありません。 ですから、逆に打席が少ないにもかかわらず、ホームラン数が多いと いうことでなかなかのパワーヒッターだといえます。 彼は、とにかくゴッツイからだの持ち主で、体格は間違いなくメジャ ークラス。 韓国人メジャーリーガーは他にも朴賛浩(レンジャース)、金炳賢( レッド・ソックス)、徐在応(メッツ)、金善宇(エクスポズ)とい った投手がズラリ並んでいます。 我が家の長男、次男は無類の野球好き。 プロ野球や大リーグ中継があると食い入るように見ています。 私がお風呂に入っていても、「アッパ、いま阪神に点が入ったでぇ~」 「イチローがまたヒット打ったんやてぇー」と実況中継よろしく、教 えに来てくれます。 彼らもまた在日コリアン4世。 まだ小さいのでなかなか「韓国人」 といってもピンときていないようなんですが、「韓国人の血を引いて いる」という自覚だけは持ってもらおうと、韓国のことを話題にして 親子の会話をしています。 そんな時に引き合いに出しているのが韓国人メジャーリーガーの話題。 野球ネタには、単純に興味を示してくれて崔熙燮選手が「松井選手と 同じくらいホームランを打ってるねんで」と教えてあげると、「スゲ ー!」と驚いてくれます。 メディア報道の機会は少ないかもしれませんが、子どもたちが、日本 人メジャーリーガーともども、同じコリアンとして、韓国人メジャー リーガーのことも、自然に応援してくれるようになればなあ、と思う 今日この頃です。
2004年06月15日
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韓国で大ヒットし、日本でも大ヒットした「猟奇的な彼女」の主演女優チョン・ジヒョンさん主演の「ホワイト・バレンタイン」と「4人の食卓」が日本で相次いで上映されています。 「ホワイト・バレンタイン」は、韓国で1999年に上映されたモノで、 高校生役のチョンさんのピュアな演技が話題となり、韓国内で「百想 芸術大賞 女子新人演技賞」を受賞しています。 事故で恋人を失い、悲しみにうちひしがれている男が、天国の彼女宛 に手紙を書き、伝書鳩に託すのですが、その手紙が空から舞い落ちて 受け取ったのが主人公のチョンさん扮する娘。 彼女は、その手紙を読み、つい返事を書いてしまう。 そして、偶然の出会いがあり・・・ う~ん、「冬のソナタ」をホウフツとさせる純愛モノ。 (東京シネマミラノで6/19から上映されます。その後、大阪、兵庫と いった順に公開されていくようです) そして「4人の食卓」はホラー映画っぽい、コワイ作品のようですが ・・・ 結婚を前にした男。用意した4人掛けのテーブルに座っていたのは地 下鉄で毒殺されたはずの少女が2人。やがて、同じように少女たちの 姿が見える女性が現れ・・・ 書いてるだけでも背筋がゾクゾクしてしまいます。 (こちらは日本各地で6月~8月にかけてかなり広範に上映されるよ うです) 「猟奇的な彼女」の明るくて、快活、そして三枚目的な要素をイカン なく発揮してくれたチョンさんの姿とはまったく違う演技が見られる 作品のようですが、作品そのものの評価は賛否両論で、かなりカルト 的な内容だそうです。 注目の女優さんのデビュー作と最新作が同時期に見られるというのも、 韓国ドラマや映画がブームとなっている日本ならではのこと。 せっかくのチャンスですから、私も彼女の芸達者ぶりをぜひ、確認に いこうと思っています。
2004年06月14日
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6/10の韓国の新聞「スポーツ朝鮮」に横浜マリノス・安貞桓(アン・ ジョンファン)選手と韓国ナショナルチームのバスの運転手さんとの エピソードが紹介されていました。 ことが発覚したきっかけは、なんでも安選手が裸足で宿舎に向かう姿 が確認されたことから。 今回のW杯予選は韓国でベトナムを迎えての対戦だったのですが、そ の試合前日の8日に練習を終え、代表専用バスに乗った後、突然スパ イクシューズを脱ぎだして、運転手のイ・ユンホさん(60歳)に安選 手が裸足で近づき、 「申し訳ありません。もっと早くに渡すべきだったのにうっかりして いました」と言ってシューズを手渡したというのです。 実は、安選手は、運転手のイさんにユース代表時代からお世話になっ ていたらしく、そのイさんから最近、「スパイクシューズが欲しいん だが」と言いにくそうに切り出されたことを、突然思い出して、その 瞬間に手渡した、ということのようです。 イさんは16年間にわたって韓国代表の運転手を務めているらしいので すが、安選手に「お願い」をしたこと自体、すっかり忘れていたとか。 それだけに、スパイクシューズを受け取ったイさんは「貞桓が情に厚 い選手だとは知っていたが、これほどまでとは」と、とっても感激し ていたそうです。 このエピソードを読んで、私、いっぺんに安選手のファンになってし まいました。(実は、ただのエエかっこしいだと思っていた時期もありましたf^_^;) でも、よくよく考えると・・・安選手はなかなかの美男子で(奥さん もキレイだし・・・関係ないですが・・・f^_^; )、サッカーもウ マくて、ハートまでイケテル・・・となると、私ら凡人には到底かな わない「イイ人」ということになりますね。 神様って・・・不公平だなぁ・・・(*_*)
2004年06月13日
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タイトルは「リメンバー・ミー」。 2000年に韓国で上映され、日本でも2001年に単館上映だったようです が、公開されました。 主演は、韓国ドラマ「秘密」(日本でも放映されてます)のキム・ハ ヌルさん。ピュアな役どころがピッタリのキレイな女優さんです。 また、吹石一恵さん主演で、同名の日本映画としてリメイクされたり もしていますからご存知の方も多いかもしれませんネ。 ストーリーは1979年に生きるキム・ハヌルさん演じるところの女子大 生・ユン・ソウンが、皆既月蝕の夜、壊れて動くはずのない無線機か ら男性の声を聞いたことから始まります。 恐る恐る、交信をする女子大生。その無線機の向こうにはチ・インと 名乗る学生が。 彼が、彼女と同じ大学の2年生だとわかり、お互いに会う約束をする のですが・・・翌日、映像では待ちつづける2人の姿が・・・しかし、 互いの「待ち人」は姿を現しません。 雨の中を待たされたチ・インはその夜の交信で、姿を現わさなかった ソウンに抗議。一方、ソウンは雨など降ってない! とウソつきよば わりをしてケンカ。 しかし、自分たちの学生番号から、二人が違う時代を生きている事を 知ります。インは2000年の「世界」の学生だった・・・。 時空の異なる2人の待ち合わせなど実現するはずもなく・・・ そんな「現実」を確信したインは彼女にそのことを告げるのですが、 ソウンは信じようとしません。しかし、79年に起こったことを次々と 「予告」し、的中させるインの言葉を、ソウンもまた信じざるをえな くなって・・・ その後のストーリーは、思わぬ展開を見せていきます。まだご覧にな っていない方もいらっしゃるでしょうから詳細は差し控えさせていた だきますが、本当にいい映画です。 SF的な要素を盛り込んだ、恋愛映画のようで恋愛映画ではないよう な(どっちやねん?)・・・でも、間違いなく青春映画です。(^^;) また、急激な経済成長を果たし、混乱の極みにあった79年の韓国と20 00年という、ある意味成熟した韓国という、それぞれの時代背景がよ く出ていて、とっても清潔感(という言葉が適切かどうか・・・ボキ ャブラリー不足を痛感していますが)あふれる作品です。 見終わった後、私は「学生時代に戻りたいなぁ~」「こんな恋愛もう 1回してみたいなぁ」などと思ってしまいました。(^^;) ふっと切ないため息をはきつつ、人を思いやることの大切さを確認で きる佳作です。 DVD、ビデオともに販売されていますし、もちろんレンタル店でも 並んでいます。 雨降りで外出できない日の退屈しのぎ、といえば作り手さんたちに失 礼ですが、静かにながめているウチに時間を忘れて見入ってしまえる こと間違いなしの作品です。
2004年06月12日
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ホームページを開設してかなりたつというのに・・・はじめて日記を書きます。注目の韓国の映画「実尾道(シルミド)」が全国東映系でロードショー上映始まりましたが、この作品は、なんといっても韓国の国民的俳優・安聖基(アン・ソンギ)さんの存在をなくしては語れないというほど。彼の骨太の演技に注目。80年代。チラホラと日本で上映された韓国映画という映画に主役で登場していた彼。ニヒルな2枚目役がはまり役で最近は、すっかり重厚な役どころが中心ですが、このタイプの役者さんって、日本でもすっかり見られなくなったので、彼の演技を見にいくだけでも価値があると思います。韓国で史上はじめて1000万人を突破したその作品のデキやいかに! ゼッタイに見に行きます。(ということは、ここまでエラそうに書いていて、実はま だ見てない・・・f^_^; )
2004年06月11日
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