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みなさん、こんにちは。なんか暑いですね。石巻のことが気がかりです。暑くなってくると、あのヘドロがどうなっているか、、、実は4月の終わりでも、かなり匂いが出てたので、今後暑くなるとどうなってくるかと心配です。大介くんが先週からまた行っていたので、詳しくは今度聞いてみようと思います。仮設住宅も、あんまり進んでないみたいですね。津波で大きな被害が出てるから建設用地の確保が難航し、石巻ではまだ進渉率が45%。女川、南三陸両町も50%以下だそうです。現地でも、仮設に当たるのは宝くじに当たるみたいなもんだと、みなさんおっしゃっていました。息の長い支援が必要です。私も6月に、もう一度行けたらと思っているのですが。ところでうちの畑のひまわり。芽が出ました!!芽が出るって、なんでこんなに嬉しいんでしょうね!ちゃんと育ってほしいな。さて、ついに1号機から3号機まで、すべてメルトダウンしていて、しかも1、2号機は格納容器に穴があいているという、恐ろしい報道がされましたね。しかし、逆にそれでよく今まで水蒸気爆発しなかったなと思います。燃料が溶けて一番底まで落ちる間に、爆発する機会はいくらでもあったと思うので、これは一種の奇跡と言えるかもしれません。もはや底に穴があいているのですから、大爆発の危険はかなり遠ざかりましたし、再臨界もないでしょう。が、今度は燃料自体が底を突き破って建屋の床に落ちて、コンクリートを突き破って、地下に行って地下水に出会ってドカンという可能性も少ないですがあるにはありますし、ドカンといかなくても、もはや冷やせないし、汚染がひどくなります。大爆発で大量に空気中に飛散するという危険はとても少なくなりましたが、水を上からジャンジャンかければ、地下水と海に放射性の水がダダ漏れになり、さらには溶けた燃料までダダ漏れになり、地味にじんわりと、とてつもない汚染物質が広がるという、前人未到の事態になってきました。今は、やがて地下に潜っていく溶融燃料を、コンクリートで囲いを作って封じ込めるしかないみたいなことを京都大学の小出先生がおっしゃっていますね。小出先生の言ってた事は、ほとんど全部恐ろしい的中率なので、この方の発言には注目していたほうがいいと思います。当初はTVには楽観論の御用学者しか出ておらず、小出先生はインターネット放送にしか出てないくらいでしたが、最近はNHKにも出てるし、なんと国会にも呼ばれました。小出先生の発言まとめサイト海洋汚染と、地下水汚染、今後はこの2つが深刻になってくると予測されます。前人未到の世界なので、いったいそれがどの程度でどうなるのかは注視が必要です。それから、放射性物質の基準値のことですが、、、大気中の放射線量の基準値の子供たちへの年間20ミリシーベルトはもちろんおかしいですが、野菜や水の基準値もおかしいです。FAOとWHOの合同食品規格委員会であるコーデックス委員会(COC)が放射能残留量の国際食品規格を定めていますが、例えば野菜に含まれる放射性ヨウ素は100ベクレル/Kgまでとなっています。ところが、日本では2000ベクレル/KgまでOKなんです。風評被害と言いますが、不検出の野菜と1999ベクレルの野菜が、同じように大丈夫だとスーパーに並んでOKだから風評被害が出るんじゃないのかと思うんです。基準値はせめてちゃんと国際基準に合わせれば、みんな安心して野菜を買えるので風評被害なんかなくなります。今は残念ながらそうでないので、産地を選ぶしかなくなっているのが、とても残念です。さて、前回書いた腸の善玉菌を増やす有用菌であるプロバイオティクス。免疫の70%が集中しているという腸の働きを良くするためには、とても大切なものだと思います。それだけでなく、微生物たちには土壌の放射性物質を分解する力があるという、さまざまな研究がされているようです。以下のリンクをご覧下さい。放射線を10分の1に減らせる細菌についてミネラル含有熱処理酵母光合成細菌と乳酸菌の効果 飯山一郎先生のHP微生物触媒による土壌の放射性物質分解放射性物質 微生物で回収 広島国際学院大と関西の企業の研究グループベラルーシにおけるEM菌利用についてこうした試みや研究には、私も興味津々。土壌における微生物の働き、発酵食品による体内での働き。微生物(細菌)には、今後も注目したいです。今日は、生きた菌ではないけれど、腸に入ると善玉菌のエサとなるなど、結果的に善玉菌を増やす働きをする「プレバイオティクス」について書きたいと思います。有効なプレバイオティクス1、乳酸菌やビフィズス菌、酵母菌の死滅菌2、食物繊維3、天然オリゴ糖1は、前回書いたプロバイオティクスが腸に届くまでにたとえ死んでいたとしても、今度はその死滅菌が善玉菌のエサになってくれるという面があります。それだけでなく、こうした死滅菌は小腸の免疫に関連する受容体を刺激し、ディフェンシンという抗菌性物質を分泌して病原菌の繁殖を防いでくれたり、アレルギーを抑制したり、ナチュラルキラー細胞を活性化したりする作用もあるそうです。2の食物繊維ですが、食物繊維は便のカサを増やし、腸に刺激を与えて蠕動運動を高め、便通をよくしてくれますが、便が腸で停滞しないと、悪玉菌は増殖しにくくなりますので、結果的に善玉菌優勢になります。それだけでなく、食物繊維の一部は腸で分解され、代謝物として揮発性脂肪酸を作るそうで、この脂肪酸は悪玉菌の増殖を抑えてくれます。100g食べたとしたら、47gくらいの「短鎖脂肪酸」が出来るということが、最近注目されているようです。短鎖脂肪酸有効なエネルギー源です。草を主食とする牛が、あんなに筋肉や脂肪ががあるのは短鎖脂肪酸が関連すると言われています。この前参加した酵素栄養学講座で使った教科書に載っていた中で、とても興味深かったのは、食物繊維の「有害物質を体外に出す」作用です。動物実験でも、亜鉛や砒素の害が、食物繊維を加えたエサを与えると毒性が薄まることが分かっていますし、魚や肉が焦げた時に出来る発癌物質トリプP1、P2などの毒性が、ゴボウ、大根、竹の子、玉ねぎの繊維によって吸着されて排出されることが分かっているようです。もう1つは3の天然オリゴ糖です。腸内の善玉菌であるビフィズス菌のエサになることで有名ですが、1日あたり6gのオリゴ糖を2週間摂取すると、10%しか存在していなかったビフィズス菌が、1週間で40%、2週間で50%増えるという実験結果も出てるようです。オリゴ糖の多い食品は、玉ねぎ、ゴボウ、バナナ、ニンニク、アスパラガス、ハチミツ、味噌です。天然オリゴ糖ラフィノースの粉末も有効だと思います。ビフィズス菌研究で有名な東京大学名誉教授の光岡知足先生が、昭和54年に、山梨県の長寿村である棡原村の高齢者と東京都内在住の高齢者の、腸内のビフィズス菌数とウェルシュ菌数(悪玉菌)を調べる実験をされたそうです。すると東京都在住の高齢者より、棡原村在住の高齢者の方が、ビフィズス菌数が多く、ウェルシュ菌数が少ないという結果が出たそうです。棡原村の伝統的な食生活は、他の地域に比べ食物繊維の摂取量が多くて、長寿の高齢者は、その当時、食物繊維を1日30gくらい摂取していたということです。私も、今年棡原村にたまたま行く機会があったのですが、ふるさと長寿館にある食堂で、食べたのはこんなメニューでした↓そば粉をねったそばがき(写真右)を、結構食べるそうで、その他、コンニャクが有名らしいです。昔は交通手段がなくて肉類もまったく入ってこなかったし、斜面が多くて米が作れず、麦、あわ、きび、ひえ、そばなどの雑穀と豆、いも、野菜、山菜、小麦ふすまを使っためんやみそ、こんにゃくなどを多食してきたようです。もう、食物繊維の多いものばっかりですよね。切干大根ときんぴらごぼう、煮豆、さつまいも、かぼちゃ、海藻、キノコ、干ししいたけ、レンコン、里芋、にんじん、こんにゃく、などは、とても食物繊維が多いので、生野菜だけでなく、こうした日本食もしっかり食べておきたいです。生野菜サラダの場合には食物繊維が多めのキャベツも入れるといいですし、フルーツではリンゴが一番効果的。アボカドも意外と繊維が多くてオススメです。プレバイオティクスでも腸内善玉菌を増やしたい!微生物は、体内浄化や土壌改善のキーワード!!↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年05月27日
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さて続きです。腸力を鍛えるには、いろいろな方法がありますが、もっともポピュラーなのは、腸の善玉菌を増やすことです。善玉菌は、小腸に多い乳酸菌と、大腸に多いビフィズス菌などが代表格。乳酸菌にはいろいろな種類があります。悪玉菌や、どっちつかずの日和見菌もいますが、善玉菌の数がちゃんとある一定量あれば、悪玉菌が増えすぎる事態は避けられます。腸の善玉菌群を優勢にさせるためにはプロバイオティクスとプレバイオティクスが重要です。プロバイオティクスは「生きたまま腸に届いて人体に有益な作用をもたらしてくれる菌、微生物そのもの」のことを指します。プレバイオティクスとは、「食べることによって善玉菌を増やす事が出来るもの」です。プロバイオティクスとして、特に今、最新の栄養学で注目されているのが「植物性の菌」。例えば乳酸菌も、植物由来でもでも動物由来でも分類学的な違いはないのですが、すごしてきた環境の違いがあります。ミルクなどに長く住んできた動物性乳酸菌は、とても栄養価が高い環境で恵まれてきたけれど、植物に住んできた乳酸菌は、植物にあるアルカロイド、シアネート、タンニンなど、微生物の生育を妨げる刺激物にも打ち勝って生き延びてきた強さがあるのです。そのため、動物由来の乳酸菌は胃酸や胆汁に弱いのですが、植物由来の乳酸菌は、胃酸や胆汁にも、そう簡単にやられずに腸まで届きやすいことが分かってきています。もちろん動物由来の乳酸菌にも、胃酸や胆汁に強い菌だけを培養して作られたものもあるようですが、キャンベル博士の乳たんぱくの「カゼイン」による発ガンの実験を読んでからは、ますます動物性乳酸菌離れを起こしています。プロバイオティクス●納豆●生味噌●糠漬け●キムチ、すぐき●塩麹●麹漬け●粕漬け●酵母プロバイオティクスを摂ったからって、これらの植物由来の菌が、腸にずっと住み着くかというと、そうでもありません。腸に定住するのは、その中でも自分の腸内環境に適したものだけです。ただ、こういうのをいつも食べていると、腸内の善玉菌が優勢になるのが大きい効果。また死滅したあとも、今度はプレバイオティクスになってくれて、結果的に善玉菌が増えるという二重の効果があるのです。上記の中で、私がしょっちゅう食べているなじみのものが、生味噌。これは野菜につけるディップにしたり、ドレッシングにしたりしていつも食べています。それから、ちゃんと発酵している砂糖不使用のキムチ↓↑京の漬物、すぐき。市販品は添加物だらけなので、原材料チェックして、すぐき以外には塩だけのものを。それから、ご存知寺田本家さんが作ったお米で出来た飲むヨーグルト「マイグルト」も乳酸菌など有用菌がたっぷり↓あと、放射性物質の排出にも、とてもいいと言われる麹菌。↓この「塩麹」で野菜を一晩漬け込むと、乳酸菌、酵素などと共に、手軽に麹菌が取り込めます麹屋本店 塩麹麹菌は増殖するときに、さまざまな酵素を分泌するので、酵素の宝庫と言われてます。 だから酵素の本場アメリカでも、酵素サプリメントを作る時によく使われています。あとはおなじみ瀧の酵母。この酵母菌もプロバイオティクスとして、生きたまま腸に届き、善玉菌としても働き、死滅してもプレバイオティクスとして働くことが分かっています。普通は胃酸に弱い酵母菌ですが、これは酒蔵に長年自生する蔵付き酵母とパン酵母の複合酵母なので、胃酸に強いんです。去年日本食品分析センターで、胃酸モデルの試験液で実験したところ、15分浸しても、60分浸しても酵母は死滅せず、むしろ増殖して増えるという結果が出ました。私のブランドでも小さいサイズを取り扱っているので、日本食品分析センターの実験データのコピーを滝野さんにちゃんと頂きましたが、やっぱりすごいなと再確認。微生物たちの働きに助けられ今日も美しい腸でいたい!!↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年05月20日
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みなさん、こんにちは。更新が遅くなってごめんなさい。今発売中の雑誌「からだにいいこと」で顔のたるみに打ち勝つエクササイズを載せています。よかったら見て下さいね。今週、まだ何も植えていなかった半分の畑のほうに、ひまわりの種まきをしてきました。ここは、表面の土を2cmくらい取ってからの種まきです。地面の放射線の数値を測っても、大気中とあまり変わりがなく、そんなに高くもないですが、念のためここの畑では実験的に土を取ってみました。ひまわりは放射性セシウムとストロンチウムを強力に吸ってくれるので、土壌改良のために植えます。結構な数を植えたので、夏には一面のひまわり畑が見れるはず。希望のひまわり、、、楽しみです。私達の畑では、今3つのエリアがあります。1つは、土は取らずゼオライトを漉き込んだ畑。もう1つは土を取って、ひまわりを植えた畑もう1つ、今整備中なのが、草をあまり抜かずに共存させる純自然栽培の畑。それぞれ、秋には土壌検査に出してみようかなとも思っています。神奈川県の茶葉に、基準値を超える放射性セシウムが出ましたね。でも、他の農産物には出ていない、それはなぜか?あれはやはり3月21日の風と雨によって起こったホットスポットみたいですね。あのあたりに来るまで山がないので、福島から吹いた風で運ばれて神奈川の山にぶつかり、そしてそこに、すごい豪雨が降って山のふもとに落ちた、落ちた先に茶畑があって、ちょうど栄養を吸い込む時期で、根からセシウムをカリウムと間違えて吸ってしまったということだそうです。茶葉の表面にはなかったそうです、すりつぶして刻んで検査してやっと出てきたので、あれはこれまでの表面についた葉もの野菜の例とは違います。こういうものは、洗ってもだめです。新茶ですから、本当に農家さんは悲しくてやってられないと思います。ただ、あそこの茶葉で出たから、全域やばいかと言えば、ホットスポットなので、もっと山から遠い平野のところでは、また違うと思います。福島原発、1号機がメルトダウン、そして2号機も3号機もメルトダウンしている可能性があると、ついに発表されましたね。それを聞いて、急に不安を感じてらっしゃる方もいると聞きます。ただ、この発表のポイントは「メルトダウンした」ではなく「2ヶ月前からメルトダウンしていました」ということなのが、大きな違いなんですよね。そう、すべては2ヶ月前からの話。今急にメルトダウンしたわけじゃないんです。メルトダウンしていたのに、それを発表していなかっただけなんですよね。分からなかったなんてことはないと思います。その可能性がすごく高いことは分かっていながら、ただ正式発表しなかったというだけです。だから、「これから大変なことが起こるのか?」ではなく、「2か月前すでに大変なことが起こってしまった」というのが正解です。これから新たに起こることもあるかもしれませんが、すでに起こったことに比べたら、まだ小さいだろうと予測されています。震災当時は、TVや新聞では、御用学者みたいな方ばかりが出てきて「大丈夫だ、メルトダウンの可能性は低い」みたいな話ばかりをしていましたよね。東電は大スポンサーだし、政府もそう言わないわけなので、パニックを与えないという名目で過少に過少に報道されていました。その頃、インターネット放送では、京大の小出先生をはじめ、こうした現実を正確に分析して話している方が数人いました。私の友人で昔から反原発で活動している方々は、独自のルートでそうしたことを察知し、いち早く関西に避難していました。私にも早く避難した方がいいという助言を、友人からあの頃毎日のようにもらっていました。しかし、どうしても責任上断れない仕事が立て込んでいたのもありますし、たとえそうでも私のさだめとして、今は東京で祈りを捧げるしかないと決意し、最大限の防御をしながら踏ん張っていました。このブログでも、防御の方法を毎回書いていたと思います。決死の覚悟で頑張ってくれた方々のおかげもあり、何か目に見えない力が働いて、状況のわりにはもっとも最悪な事態は免れました。最後は神頼みでした。祈りしか、もう残されていませんでした。あの頃、うちの患者さんも、ほとんど全員がマスク2枚重ねの重装備。ゼオライトや水素や解毒野菜を日々食べ、肌を出さず、窓を開けず、デトックス。私も外歩く時は仰々しいN95のマスクをして、サングラスして、フードで頭を覆い、嫌がる息子にマスク2枚重ねさせて、、、しかしそんなおどろおどろしい私達が歩く横では、地べたに敷物ひいて、小さい子供と無邪気にお弁当食べているお母さん方がいて、愕然としたこともありました。放射線の数値が、都内でもまだすごく高かった時期です。3月21日の雨のあと、ぐわっと上がったあの頃です。でも、TVはあいかわらず、実際の現状よりはのん気なことしか言っていませんでした。だから、本当は非常にまずかった時期に、みんなの危機意識が薄くなっていたと思います。そうした真実をWEBで書くと、不安を煽るなという批判を受けている友人もいました。国が、そんなにひどいことをするわけない、大企業がそんな無責任なことをするわけない、、、今までそう信じてきた方は、今回の件で必ずしもそうではないということが、はっきりしたと思います。もうすでに60京ベクレルというとてつもない放射性物質が、原発から放出されてしまいました。メルトダウンで、今後どうなるか?ではなく、まずはすでに出ちゃったものを、どうするか、どう浄化するかが最大の問題だと思います。●表土を削る●畑の表面の土を取り除く●雑草を取る●デッキブラシで拭き掃除するこれは、どれも放射線濃度を下げるのに有効だった手段だそうです。吹き掃除は家の中でやるのも、すごい効果があるようです。3月からのが、気が付かないうちに降り積もっているので、これを取り除くと数値はぐぐっと下がるみたいです。心配して悶々とするより、まずはマスク2枚重ねで部屋を掃除しましょう。庭や畑がある方は、表面の土を少し取り除きましょう。小学校の校庭も、表面の土をとりあえず少し取り除きたい。これは勝手にはやれないから、個人のレベルでは難しいですけどね。その他、海に流れたものが、かなり多いのですが、汚染はどの程度になるか。今日福島のワカメなどでセシウムが出ましたが、今後の状況を見守りたいです。さて、腸の持つ解毒力。前回少し書いたところ、かなりの反響をいただきました。腸の持つ威力には、やはりただならぬ実感を持っている方が多いのだなと確信しました。すみません、文字数オーバーなのでパート2に続きます。↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年05月20日
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みなさん、こんにちは。石巻から戻り、すぐに宮古島、そして戻ってからは溜まっていた仕事に追われています。あ、そういえば小橋賢児くんが、石巻であの時撮ってくれた画像が、ユーチューブにアップされていました。私らカイロチームもちょろっとですが映っています。あと、弁当におかずを詰めているの、これよく見たら私ですね(笑)良かったら見て下さい。NPOオンザロード ボランティアのある1日戻ってからは治療院に、コスメの仕事に、執筆に、畑にと目まぐるしい日々です。息子も小学生になりましたが、今はまだ「かーちゃん遊ぼう」と言ってくれているので、トランプしたり、人生ゲームしたり、お絵かきしたりして、出来るだけ遊ぶようにしています。そのうち、こういうのも少なくなるんだろうな、と思うと今という時間がとても貴重です。畑には日曜日、息子も一緒に行きます。2代目くんたちは大丈夫かな?と不安でしたが、このとおり!!↑2代目ルッコラ。元気です。もう、苦味が全然なくて、去年より最高においしいです。↑二代目ミニトマト。地震の中を耐え抜き、家で苗にしてから植えたやつです。ちょっと弱っちいけど、なんとか生きてました。↑2代目サニーレタス。とっても順調です。残り半分の畑は、しばらくひまわり畑にするつもりです。神奈川は放射性物質の害はあまり受けていないようですし、私のガイガーカウンターでも数値は低いですが、念のための措置で、しばらくはひまわり植えたり、ゼオライト漉き込んだりして土壌の浄化をはかる予定です。さて全国の放射性物質の状況です。国が測っているものより、この地面に近い測定が、小さい子供を守るためには、現実の数値だと思いますので貼っておきます。全国環境放射性モニタリング福島の学校での利用判断の目安の年間20ミリシーベルトというのを、放射性物質による発ガンのリスクが高い子供たちに適応するのは、あまりにもひどい判断です。しかもこれは、内部被曝を考慮されていない数字です。校庭での砂ぼこりは何度も舞い上がってきます。内閣官房参与の小佐古教授が、涙ながらに訴えて辞任会見したことも驚きましたし、ソフトバンクの孫さんが、福島県に乗り込んで、知事に泣きながらけんか腰で訴えた話も週刊ポストに載っていて胸を打たれました。「県知事にも市長にも、喧嘩腰でいいましたよ。あなた方がリーダーシップを発揮して、みんなを連れて行かないといけないと、机を叩いて、泣きながら訴えた。でも、彼らは『政府からの情報がない。政府の指示がないと動けない』。おそらく補償問題とかいろんなカラミがあって、自分たちだけでは意思決定しきれないんでしょう。」「泣いても喚いても、引っぱたいてでも連れ出すのが本当のリーダーだと思う。地元の人たちは『誰が家畜にエサをやるんだ』『誰が畑に水をやるんだ』といって動こうとしませんから。政府が明確に避難命令を出さなければいけない。『全部補償するから、安心して、まず1回避難しましょう』といえばいいんです。残っている人がいると、商店やガソリンスタンドなど、ライフラインの人たちやその家族も残らざるをえない。人情や義理がからんで、しがらみで動けない。結局、動けない人は弱者だったり、いい人だったり」南相馬市に支援物資届けに行った、葉菜の高島直也君も、避難所に説得に行きましたが、みなさん十分危険は分かってるけど、生活に不安があって他へは行きづらいとおっしゃっていたそうです。仕事や今後の生活も含めての助けがあれば、そして国の決断があれば、、、、それにしても、孫さんはすごい。その後、なんと個人資産で「自然エネルギー財団」を設立してしまいました。「太陽電池の輸出国として世界最大のソーラーベルトを作ろう。もう一度日は昇る!」と。すごい行動力です。http://www.ustream.tv/recorded/14195781ところで、武田邦彦さんのブログに、関東でのホットスポットについての気になる記述がありました。千葉県の柏、松戸、流山、埼玉県の三郷の4市です。ソースの早川先生のほうのMAP見ると、葛飾区金町も入っていますね。どうも3月21日に降った雨によって出来たホットスポットではないかと言われてます。汚染の程度は福島市、郡山市等より低く、いわき市や白河と同等とのことです。確かに、上のほうに貼った全国モニタリングの数値見ても、この4市の数値は関東の中で高いですね。西新宿もちょっと高いのは、この流れなのでしょうか。うーー、私の家はほぼ西新宿なのですよ、、トホホ、、、武田邦彦さんのブログ早川由紀夫さんのブログさて、こうした放射性物質を解毒するためにも、腸の持つ力、「腸力」は大切です。最近問題になっている食中毒も、もちろん衛生管理を徹底するのは前提中の前提ですが、発酵場が出来ている腸になることによって、悪い菌にまきこまれにくい腸になるということも、とても大切なんじゃないかと思いました。うちの患者さんで、普段から腸の状態を良くする食生活をしている方がいたのですが、職場で食中毒が発生した時、同じ物を同じくらい食べたのに、一人だけ症状がなかったという例がありました。調べてみると、この方からもちゃんと問題の菌は発見されたのですが、要はそれに巻き込まれなかったというわけなのです。人間の体には、こうした菌に対する抵抗力や免疫力がある程度備わってます。まずは唾液には細菌を殺菌する力がありますので、よく噛むということは、有害な菌を体に入れないために第一の砦と言えます。ここで生き残った有害菌も、胃酸の強力な殺菌作用によって、大半が死滅します。ただ、胃酸過少になっている場合は、ここで十分に菌をやっつけられません。鶴見先生によると、現代人は胃酸過多ではなく、むしろ胃酸過少の人のほうが多いそうです。胃酸過多の方も、実は元は胃酸過少で、そのせいで胃の中に腐敗菌が増えて、反射的に胃酸過多になっている場合が多いとのこと。ところが、胃薬のほとんどは胃酸を抑えるものが多いので、一時的には良いのですが、常飲すれば胃酸分泌にも影響を与え、悪循環をもたらすこともあるそうです。そもそも、なぜ現代人に胃酸過少が増えているかというと、胃薬の常飲以外にも、食べてすぐ眠る、過食、そしてもっとも大きな要因に過度のストレスがあるそうです。カイロプラクティックの施術は自律神経のバランスを整えるという側面もあるのですが、交感神経優位の方に、副交感神経の働きを良くする矯正をすると、施術中からもう胃から音が鳴ったりして、胃の動きが良くなってきます。そんな時、いつものことなので、患者さんと笑い合っています。胃酸は消化の一端も担っていて、ペプシノーグルという酵素をたんぱく質分解酵素のペプシンに変える働きがあります。鉄分やビタミン12の吸収を良くしたり、ビタミンEなどの脂溶性のビタミンの吸収も助けます。胃酸が適度に正常に分泌されているということは、免疫においても、消化においても、とっても大切なことなんですね。それでも生き残ってしまった食中毒菌は、今度は腸にやってきます。この時、腸の善玉菌が優勢だったら、食中毒の原因菌は増殖することが出来ません。そして、たちまち排出されてしまいます。腸には全身の免疫の70%が存在し、抗体の60%は腸で作られていることが、最新の免疫学で分かってきています。腸管免疫の担い手は、次の3つがあります。1、腸内細菌300兆~400兆も存在していますが、特に小腸にいる乳酸菌などの善玉菌が悪玉菌の繁殖を阻止してくれます。2、パイエル板腸にある集合リンパ小節。小腸に180~240箇所、大腸に150箇所あります。パイエル板の中にM細胞があり、そこにマクロファージやリンパ球などが待機して細菌侵入があったら攻撃してくれます。3、リンパ球全身のリンパ球の70%が腸管に集中。B細胞、T細胞、マクロファージがあり、B細胞は抗体も作る。こうした、腸管免疫が万全に働いている腸を「腸力」の高い腸と言う事が出来ます。これまでも、いろいろな作戦を書いてきましたが、次回から新しいトピックスも交えつつ、腸の鍛え方を探求していきたいと思っています。新潟大学の藤田教授の著書によると、すべての動物は腔腸動物という腸だけしかない生物から進化したそうです。腔腸動物とはヒドラやイソギンチャクなどだそうですが、脳も胃も肝臓も何もなく、腸しかないのですが、子孫を残そうとする欲望もあり、食欲もあり、消化も出来ます。藤田先生によると、「腸そのものが考えている」のだそうです。確かに、腸は発生的に脳よりも先に出来ますからね。皮膚にも、脳と同じような神経伝達物質のレセプターがあり、皮膚自体が考えているという面があるのですが、アメリカの脳神経生理学者のマイケル・D・ガーション医学博士の研究で、腸の持つすごい事実が判明しました。あるとき、脳に存在している神経伝達物質「セロトニン」が腸にも存在する事を発見し、より研究を進めて行くと、何と体内のセロトニンの95%が腸で作られている事をつきとめたというのです。博士は著書の中で、「現在我々は腸に脳があることを知っている。とても信じられないことかもしれないが、あの醜い腸は心臓よりずっと賢く、豊かな感情を持っているのである。脳や脊髄からの指令がなくとも反射を起こさせる内在性神経系を持っている臓器は腸だけである。進化はうまい工夫をした。我々の先祖はアメーバの原生的生物から進化して脊椎を獲得した時、頭蓋と腸の両方にそれぞれ別の感情を持つ脳を発達させたのである。」と書いています。まじかいな?皮膚の時も驚きましたが、腸はもっとすごそうですね。断食をすると精神が研ぎ澄まされて、五感が鋭敏になることから、昔から仏教などの修行としても行われてきましたが、どうやらこれは、腸が消化活動から離れることで、本来の考える力を取り戻すからだとしたら、ちょっと面白いですね。今日鶴見先生から電話があって、小腸の柔毛に特異的に働くあるアミノ酸の存在を教えてもらいました。食べたものは酵素で細かく分解されて、最終的に小腸の柔毛から体内に吸収されるので、この柔毛が元気でないと、何を食べても十分吸収されないそうなのです。これは、実際にもう少し試して見て、結果が出たらまたご報告しますね。今日は長くなったので、このへんで。腸に70%も存在する、免疫力を高めたい!!そして、腸の持つすごい力を探求していきます。↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年05月12日
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みなさん、こんにちは。私は今宮古島に来ています。半分は、抗酸化力と抗炎症作用が半端なくすごい例の「ビデンスピローサ」という薬草の取材のために来ているんですが、半分はマスクなく息子を思いっきり走り回らせたくて。東洋一きれいだと言われる前浜ビーチです。白い砂と透明度の高い海が嘘みたいに美しい。ここ数日は、しばしいろんなことを忘れてポカーンとすごしています。来た途端、沖縄は梅雨入りしてしまったので、油断していたのですが、宮古島は曇天の中でもすんごい紫外線のようです。1日だけ曇りの日にビーチで泳いだのですが、顔と腕はサンスクリーンつけてたから良かったものの、足はまぁいいかとほったらかしていたら、夜見たら大変なことになっていました。↑上が腕、下が太ももです。真っ赤ですよ、真っ赤!ヒリヒリ痛い!言っときますが、曇天だったんですよ?ちょっと寒いくらいだったんですよ?あり得ない!!しかし、リニューアルしたばかりの酸化チタン酸化亜鉛フリーのサンスクリーンを、日焼けしたあとに塗っておくと、ヒリヒリがすぐ治まり、2日後にはこのとおり↓これは普通のサンスクリーンには出来ない技だと思う。ビルベリーとラズベリーの美白作用と抗炎症作用、アロエベラの抗炎症作用がすごいので、焼けてしまったあとでも働いてくれるんですね。今回取材したビデンスピローサの抗炎症作用もすごいらしいので、あれで何を作るか、楽しみだな!ビルべリーの産地のフィンランドもそうなんですが、ここ宮古島の紫外線もほんとやばい。紫外線がすごいからこそ、植物の持つ力は高まるのです。さて、こちらに来ても外食を極力おさえ、地元の野菜を八百屋で買って食べるのが鬼流です。右上が海ブドウ、真ん中の濃い緑のが雲南百薬のおひたし。右下がキャベツと新玉ねぎ。左の2つのサラダは有機野菜のサラダミックス。島ラッキョウは塩漬けのものを買いました。全部宮古島産です。たんぱく質はゆし豆腐か唐芙蓉という豆腐の発酵食品を食べ、朝は宮古島の産のパッションフルーツとかバナナを食べています。外食した時には、動物性たんぱく質もエビとかイカとかグルクン(魚)とかお刺身とかは少々頂くこともありますが、まずは生野菜サラダから食べるというルールは変わりません。しかも写真で分かるかと思いますが、家族3人でこれくらいの量の生野菜は、夕食時には普通に毎日食べるのです。おかげで、旅行中でも実に良い便が出ますよ!さて、ビデンスピローサとか、パワースポットとか宮古島話はいろいろあるのですが、ここらで以前途中だった毒素排泄にいかにこうした生野菜が役立つかという酵素栄養学講座での話をふまえて、あらためて酵素の大切さ書いておきたいと思います。もう、何度も本なんかで書いてきたことなんで、知っている方はおさらいのつもりで聞いてください。私たちの体は毎日同じではなく、日々食べたものと入れ替わっていっています。生きることは食べること、そして新陳代謝していくことです。体の臓器は、それぞれどのくらいのサイクルで入れ替わっているかと言いますと、、、、胃 1週間腸 2週間心臓 3週間皮膚 4週間肝臓 2か月筋肉 2か月骨 3か月そう、体のおおまかな部分は、3か月もしたら全部食べたものと入れ替わって別人になっているわけです。今日食べているものが、明日の細胞になるのですから、まず毎日食べているものの「質」というのはとても大切なことです。そして、食べたものがきちんと消化されて細かくなり、腸で吸収されて体を作る材料になりえるかも大事だし、いらなくなったものを、すみやかに体の外に出せるかどうかも大切なことです。合成と破壊、これこそが新陳代謝です。代謝は加齢と共に低下しますし、若くても代謝が悪くなっている人がいます。運動不足や低体温などでも代謝は低下します。40代から太りやすくなるのも、代謝が落ちるからです。良い栄養素を体に送り込むということにも、いらなくなったものを体外に排泄するということにも、両方に重要な働きをしているのが酵素です。体内で作られる酵素には大きく分けて食べ物を消化する消化酵素と、代謝にかかわる代謝酵素があります。酵素は体の中でタンパク質とミネラルから作られますが、食物酵素がきちんと分泌されていないと、消化不良を起こして栄養がちゃんと吸収されないし、食べ物を消化するほうにばかり酵素が多く使われていまうと、代謝酵素の生産量が減り、毒素排出、不要物排出、活性酸素の無害化などの処理がうまくいきません。消化酵素と代謝酵素にはあちらを立てればこちらが立たずという相関関係があるのです。酵素栄養学の父、エドワードハウエル博士は、「酵素銀行」という説明により、体内酵素は額が決まっている貯金口座のようなもので、生まれ持って量が決まっている。使えば使うほど目減りしていくものだという説明をしていました。でもこれは分かりやすくこのように説明していただけで、銀行口座のような存在が体内にあるわけではありません。酵素は毎日体で作られています。ただ、その生産能力、活性力には限りがあるのです。酵素の生産力が尽きた時、人の生命力も終わりを迎えると言われています。酵素は主に膵臓で作られ、肝臓にも蓄えられ、全身に存在しています。銀行口座はないですが、こうした酵素製造臓器の能力や活性力には限りがあるので、こうした臓器に極力負担をかけないということが、ハウエル博士の酵素栄養学の基本です。そのためにはどうしたらいいか?簡単なことです、食べる野菜の半分を生にするだけです。しかも、食事の一番最初に生を食べるのです。たったこれだけ。生の野菜やフルーツ、発酵食品には酵素が含まれるので、そもそも体内の消化酵素の力をあまり借りなくても、消化することが出来ます。こうした食物酵素を生の野菜から摂ることで、加熱した他の料理の消化も、胃の上部で助けることが出来るので、その意味でも臓器に負担をかけません。更にもっとも大事なことは、体内消化酵素が温存されることで、その分、代謝酵素のほうがメインで作られます。代謝酵素が多く作られると、毒素排泄力が高まるというのが大きなポイントですが、そのほかにも、肌がきれいになる、疲れにくくなる、冷え症が治る、免疫力が上がって病気になりにくくなるなど、嬉しいアンチエイジング効果があります。生野菜を摂ると冷えるという人も、そう思うのは最初だけです。代謝が上がり血流が良くなるので、数か月もすれば、やがては体温は上がっていきます。私も昔冷え症でしたし、36度3分が平熱でしたが、今は36度7分くらいあります。だいぶ減ってきたとはいえ、まだ原発事故は終息しておらず、じわじわと漏れ続けていますし、これまで漏れてしまったものが、すでに存在しています。体の中に入ってしまったものもあるでしょう。こうしたものを、酵素の力を借りて代謝力を上げて、出来るだけ早く排出していきたいところです。代謝以前に、放射性物質を体の中に摂りこまないためにも、実は野菜が役立ちます。放射性セシウムは、体がカリウムと間違えて摂りこむのですが、体内にカリウムが十分あれば放射性セシウムは排出されやすくなります。放射性ストロンチウムはカルシウムと間違えて体に取り込まれます。この場合もカルシウムを他から十分とっておけば、ストロンチウムは排出されやすくなります。これは放射性ヨウ素を摂りこまないために、海藻を少し多めに食べておくというのと、同じ理屈です。カリウムは海藻や野菜、イモ類、果物に多いですし、カルシウムは小松菜や小魚など。ただし、放射性物質に汚染されてないものに限ります。私は水素サプリメントを毎日飲んでいるのですが、これは水素も摂れるけど、すごく吸収の良い水に溶けやすいカルシウムなのもありがたいので、息子にも1カプセル飲ませています。オススメの無農薬無肥料野菜宅配クラブ大地ハートまずは、カリウム、ヨウ素、カルシウムなどのミネラル不足は厳禁。そして、酵素の力を取り入れて、代謝力を上げよう!!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年05月04日
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