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2011.06.13

イタリア　原発国民投票に首相敗北宣言

カテゴリ：カテゴリ未分類

今日、ニュースで見たところ、ベルルスコーニ首相は１３日、「原発にはさよならすることになるだろう」と述べ、国民投票で原発建設反対の結論が出ることを事実上、認めたそうだ。
国民投票の投票率が５９．７％となり、国民投票は成立したから、早めの宣言となったのだろう。国の代表である首相が国民の反対を押し切って原発を再開することはできなかったのだろう。
原発を停止して以来、電力をフランスから輸入しているらしい。
その費用がかかりすぎるので、原発を再開したかったらしいが…自然発電というか原発に頼らない発電が望まれる。

思えば、日本で原発の是非の論議はあったのだろうか。
原発推進が国策とされ、電力会社の思いのままに原発を推進してきたが、ロシアのチェルノブイリ事故や東海村JCO臨界事故を教訓とせず、日本だから大丈夫といった過信が今回の福島の原発問題を引き起こしたといえないだろうか。

他国での出来事をわがごとのようにとらえ、原発停止を決めたドイツ、そしてイタリア。
くしくも第二次世界大戦での同盟国である。

日本も福島の事故処理が先だが、脱原発、原発停止をめざすべきだろう。

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