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2018.12.22
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カテゴリ: 映画館で見た映画



「スター誕生」という映画のリメイクで4作目とのことで、1937年の「スタア誕生」は未見で1954年の「スタア誕生」は俳優(女優)としての人生ドラマが描かれていて秀逸であるし、1976年のバーブラ・ストライサンドとクリス・クリストファーソンでの「スター誕生」は音楽におけるスター誕生のドラマを描いていた。その流れを受けての「アリー スター誕生」は音楽にかける才能ある男女の恋と生涯を描いている。邦題にわざわざ女性の名”アリー”を入れる必要があったのかどうか、よけいなことをしたと思えるが、過去の作品との区別を明白につけておきたかったのだろう。

映画初主演のレディ・ガガが良く演じている。才能ある女性シンガーとしての片鱗や格別の歌のうまさを歌い出しからサビへのギアチェンジ、ただの歌うまからプロ歌手の技量の高さを聴かせる素晴らしさはさすがとしかいいようがない。当初、ビヨンセが想定されていた主役女性であるが、超プロ級の歌い手でないとこなせない役だと感じた。
映画初監督のブラッドリー・クーパーは主役をこなしながらも、みごとな編集作業をやってのけたと思える。クライマックスでの突然のカット。終幕は作品のドラマ性を高める。早い段階でのクライマックスは観客に大いなる感動を与えるが、あまりの感動の大きさに中盤はおもしろくない展開が続く。物語は息苦しい内容となり、すれ違う二人と男の自堕落さが辛辣を極める。そして終幕。この終幕の事件は納得できない。そうする必要があったのか。アリーの歌声とともに映る映像に映画的映画をみた。映画のドラマがそこにはあった。突然の幕切れは、とてもとてもドラマを増幅していると思う。
感涙は二度のクライマックスに、二度。
魂のこもった作品であると思う。


2018年/アメリカ/136分/PG12

監督:ブラッドリー・クーパー
出演:レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー、アンドリュー・ダイス・クレイ、デイブ・チャペル、サム・エリオット、アンソニー・ラモス、ラフィ・ガブロン、ルーカス・ネルソン



お薦め度
「​ ​アリー スター誕生 ​」★★★★☆(90%)
字幕翻訳: 石田泰子





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最終更新日  2018.12.22 20:41:10
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