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2021.05.30
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カテゴリ: テレビ




「レンアイ漫画家」は吉岡里帆なので見ていて、
「恋はDeepに」は石原さとみ頼みで見ていて、
「着飾る恋には理由があって」は恋バナなので見ていて、
「ネメシス」は広瀬すず頼りで見ていて、
「高嶺のハナさん」はくだらないと思いながら見てる。
「生きるとか死ぬとか父親とか」は、何とか見てる。
「おかえりモネ」は見始めたばかり。
その他初回を見逃して視聴しなかったものもあるし、見始めたはいいけれどそれほどたくさんのドラマを見続けることはできないので、断念したものもある。


NHKドラマ10の作品で、芳根京子と永作博美のコンビだ。あまり期待はしなかったが、このドラマ枠ではいい作品があったりするので見てみた。
芳根京子といえば、NHK朝ドラの「べっぴんさん」のオーディションでの無双ぶりが報じられたが、その朝ドラでは芳根よりも姉役の蓮佛美沙子の演技っぷりに目を見張ったものだった。芳根京子のドラマはそれほど見ていないので「表参道高校合唱部!」での活躍しか知らない。次に、永作博美だが、テレビドラマでは「四つの嘘」くらい、映画も「八日目の蝉」だけしか見ていない。それでも、演技巧者ぶりは発揮され、永作の演技は絶妙という認識があった。この二人が主演のドラマである。脚本はオリジナルで橋部敦子が書いていて、橋部作のドラマも「Around40~注文の多いオンナたち~」「知ってるワイフ」くらいしか見ていない。このドラマは共演者に尾美としのり、北村有起哉、山田真歩と演技巧者を揃えておりドラマを作り上げ見せる意気込みがあるとみえる。
これまで第一話「おでんおじさん」、第二話「出張ホスト百人斬り」、第三話「私はこれを捨てられません」と見てきて、第四話「成りすましにご用心」を見た。どれも良かったと思うが、すでに「おでんおじさん」は忘れてしまっていて、第二話はメモ書きがあった。
第二話「出張ホスト百人斬り」では記事ネタのために出張ホストとのデートを重ねる。最初は芳根京子がデート相手としてホストと出歩き、それを永作博美が写メで撮る形であった。その後、ワンシーン、ワンカットだけ芳根が写メ係、永作がホストを呼んだデート相手として映る。これがすごい。芳根のデート衣装の時には何とも思わなかったが、永作のデート衣装は白であるが華やかでキラキラとドレスアップ感、満載でイヤリングだけでなく彼女の美顔も輝いていた。銀座が似合うほどのスケール、華々しさがあった。(以上メモ書き)
と書き物したほど、永作に感服していた。
第三話は「私はこれを捨てられません」で、いしのようこ、小林隆、塚本晋也がゲスト。いしのようこは朝ドラ「おちょやん」での活躍も目ざましく、小林隆も大河ドラマ「真田丸」、朝ドラ「なつぞら」と活躍、塚本晋也も大河ドラマ「いだてん~東京オリンピック噺~」、朝ドラ「半分・青い」「おかえりモネ」で活躍という演技巧者たちである。妻に勝手に売り払われたテーブルというのが、話題に出たほど巨大なものではなかったと実物を発見した時に思った。
第四話はこれまでの四作の中で秀逸、琴線に触れ、胸に迫る内容だった。とてもトランスジェンダーには見えない北村有起哉であるが、いいとこ女装家、女装趣味の男性にしか見えないが、それでもトランスジェンダーとしての立ちふるまい、女性としてのしぐさが板についていた。7年前に妻にトランスジェンダーだとカミングアウトし、女性として生きる宣言をしたために離婚。以来、ひとり娘とは会っていない。SNSで知り合った高校生には25歳の女性としてメッセージをやり取りしている。その高校生は彼(女)の娘であった。娘が友達からはぶられることに端を発した”会いたい”メッセージを受け取り、SNSなりすましの香織(北村有起哉)が風未香(芳根京子)に代役、すなわち、なりすましのなりすましを依頼する。その後、すったもんだがあって、香織(北村有起哉)が香織であること、父親がトランスジェンダーであることを娘に告げる。それに対する娘の反応、回答、カミングアウトがこれまた”いい!”秀逸なドラマとなった瞬間であった。娘役を担った上野鈴華もとても合っていて、良かったと思う。今回見ていて、二度、三度、涙がにじみ、泣いてしまった。心、持っていかれたなぁ…。
香織(北村有起哉)が女子トイレで宝子さん(永作博美)に”ハグして”と頼んでハグしてもらった。心に染みたなぁ…。
素敵なドラマです。

NHKドラマ10「半径5メートル」





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最終更新日  2021.05.30 16:09:49
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