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2024.03.28
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カテゴリ: 家で見た映画



ほぼ原作に忠実に映像化しているのはすごいと思える。
原作小説を読んでいるのでこまごまとしたことが分かり、たとえ映像で端折っていても理解が進むので、とてもわかりやすく楽しんで見た。映画で初見の人も楽しめただろうか。小説通りに描こうとすると3時間を越える超大作になってしまうだろう。そこを端折ってつなげて、2時間13分にまとめ上げたのは素晴らしい。しかもそれがダイジェストだったり、意味不明に飛ばされるわけもなく多少の改変をしながら、すべてのエピソードを落とすことなく映像化している。
ただキャストには不満があり、キムタク(木村拓哉)はいいにしても、長澤まさみは存在が大きすぎるように思う。竹内結子あたりが良いと思えるのだが、若手なら西野七瀬あたりか。この頃だと誰が良かったのか。原作を読んでいるからキー・パーソンは誰かと注目したが松たか子であった。名演!と思える化け方は最高。監督が「HERO」シリーズの鈴木雅之であるがゆえ、彼女の演技に欠けることが出来たのだろう。これ以上ないというベスト・キャストに思える。逆に能勢役の小日向文世は小説からはまったくイメージできない、あまりにも違った。もっと小太りの仕事できなさそうなおっさんというイメージなので最適な役者は誰だろうか、悩みどころである。
あれだけの長編エンタメ小説をよくうまくまとめたものだと感心した。
あっぱれ!

Amazon Prime Video にて

2019年/日本/133分/G

監督:鈴木雅之
原作:東野圭吾
脚本:岡田道尚
出演:木村拓哉、長 澤まさみ、 小日向文世、 梶原善、 泉澤祐希、 東根作寿英、 石川恋、 濱田岳、 前田敦子、 笹野高史、 高嶋政宏、 菜々緒、 生瀬勝久、 宇梶剛士、 橋本マナミ、 田口浩正、 勝地涼、 松たか子、 鶴見辰吾、 篠井英介、 石橋凌、 渡部篤郎
お薦め度
「​ マスカレード・ホテル ​」
★★★★(80%)​





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最終更新日  2024.03.28 23:39:36
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