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2024.10.23
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テーマ: 読書(10003)
カテゴリ: 読書


作者・小池真理子がバッハの「マタイ受難曲」の中の美しいアリアから拝借したというタイトル『神よ憐れみたまえ』。彼女が思慕すると思える表題は読者にどれほど伝わるのであろうか。彼女の代表作「恋」を読み、その恋に震えおののき、とてつもなくショックを受けた記憶から、本書がものすごい本であると推察された。
いま、この文を書こうとして小説「恋」についてググるとWikipediaに“1993年から1994年にかけて何を書いても納得できない状態にあった小池が、1994年12月のある日、バッハの『マタイ受難曲』を聴いていた時に、本作の構想やテーマ、登場人物の造形が「嵐のように脳髄を突き抜けてい」き、「神が降りた」感覚のもと書き上げたもので、「作家人生の転機となったとても大切な作品」「生まれて初めて小説を書いて満足し、もういつ死んでもいいと思った作品」であると述べている。”とあった。「マタイ受難曲」は両作品に、作家・小池真理子に多大なる影響を及ぼした曲である。
さて、「神よ憐れみたまえ」は新潮社のWEB紹介では“昭和三十八年、三井三池炭鉱の爆発と国鉄事故が同日に発生。「魔の土曜日」と言われたその夜、十二歳の黒沢百々子は何者かに両親を惨殺された。なに不自由のない家庭に生まれ育ち、母ゆずりの美貌で音楽家をめざしていた百々子だが、事件は重く立ちはだかり、暗く歪んだ悪夢が待ち構えていた……。著者畢生の書下ろし大河ミステリ。”とある。





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最終更新日  2024.10.24 19:48:20
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