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2025.05.31
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テーマ: 読書(10125)
カテゴリ: 読書




(​ 文藝春秋BOOKS ​より)
”どうしてわたしはこんなにひねくれているんだろう——
乳がんの手術以来、何もかも面倒くさい25歳の春香。出口を求めてさまよう「無職」の女たちを描いた直木賞受賞作、待望の文庫化

どうして私はこんなにひねくれているんだろう——。乳がんの手術以来、何もかも面倒くさく「社会復帰」に興味が持てない25歳の春香。恋人の神経を逆撫でし、親に八つ当たりをし、バイトを無断欠勤する自分に疲れ果てるが、出口は見えない。現代の“無職”をめぐる心模様を描いて共感を呼んだベストセラー短編集。直木賞受賞作品”
(​以上、文藝春秋BOOKS​より)

「プラナリア」「 ネイキッド 」「 どこかでないここ」「 囚われ人のジレンマ 」「 あいあるあした」の5篇から成る短編集。
どれも良かった。
感情はあるが愛とか恋とかのたまうのではなく、淡々と、さらっと、激情に駆られない愛情があるのかないのかわからない無機質な感じ。それでいながら、とても感じている気がした物語。
山本文緒にやられている。
毒されている、打ちのめされている。
やられている。
「恋愛中毒」を読んで、圧倒され

「無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記」を読んで、しみじみと
「ばにらさま」で納得し
この「プラナリア」で嘆息した。もっと早くに読んでおけば、と。
2022年9月28日「恋愛中毒」を読み終えた日、作者・山本文緒は既にこの世にいなかった。
もっと早く出会っておけば(読んでおけば)と思った。
今日「プラナリア」を読み終えて、また思う。
もっと早くに出会っておけばと。

映画「セックス・アンド・ザ・シティ」を凌駕するほどの性に奔放な主人公たちの屈託のない行動は目から鱗のような快活さである。



プラナリア (文春文庫) [ 山本 文緒 ]





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最終更新日  2025.05.31 22:01:10
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