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2025.12.18
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カテゴリ: テレビ

日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』|TBSテレビ


このドラマがこれほど推される作品になるとは思わなかった。
原作を読んだ時点でエンタメ的にはやや華やかさにかけるかと思われたが、ドラマは泣ける感動作としてエンタメ作品となっていた。
原作との違いは覚悟していてどのようにアレンジされるか心配であった。
初回を見た時点でいろいろと設定を変えているところに気づくも総じて温かく(?)見守るかと思える内容だったので粗さがしをすることもなく、興味を持って見た。
数回見るうちに原作の内容は胡散霧消、というよりもう記憶に残っていず(?)上書きされた感じ、それでも山王夫妻が離婚しなかった点など違う設定にはどうして?という思いを抱くが競走馬の本筋からすれば枝葉末節でそのことで時間を割く気にはなれなかったのかもしれない。

さて、ドラマは素晴らしくはあれどあまりにも無茶な展開が後半にあった。とっくに亡くなっているはずの山王耕造が生きながらえて血の継承をしている点。原作ではどうだったか定かではないけれど、ちょっとありえないと思える寿命であった。
馬がストーリー通りに都合よく走るなあと感心していたが、うまく走らせたわけではなくレース映像を展開に合わせてCGによる加工処理をしているそうだ。
細々した点は異論はあれど全体的には満足できる感動作になっている。見て良かった作品と言える。

ところで、原作を読んでキャスティングが浮かんだので書いておきたい。
豪放磊落で無手勝流。自分勝手に好きなことしかやらない山王耕造に佐藤浩市とはベストマッチといえる。しかし、原作イメージはもっと強烈な人物が想像され佐藤浩市の親父である三國連太郎ぐらいがちょうど良いのかもしれない。あるいは、三船敏郎であろう。威風堂々とオーラがあり剛腕自分流であればこの二人が最適に思える。あと若山富三郎もいいかもしれない。但し、みな故人であるため存命者であるなら佐藤浩市よりほかにないのかも。
ブッキーこと妻夫木聡の栗須栄治も適役かもしれないがやや違う気がする。もっと堅物、もっと杓子定規。その意味では中条耕一を演じた目黒連なんかが雰囲気を持っているのだがやや暗くもあるし、年齢的に若すぎるのであろう。だとすれば、誰か?星野源?違うか。
山王耕造の妻京子を黒木瞳が演じている。一目見るなり違うと思えた。有閑マダムではないけれど金満な感じがもっとふくよかな女性を想像させた。あまりに年上であるが佐久間良子である。彼女の恰幅と品の良さはぴったりである。あとこちらもやや年上であるが松坂慶子。恰幅の良さと品は佐久間良子に引けを取らない。黒木瞳もよかったがスレンダーな分、厚みが足りなく感じた。しかし、最終回、着用した着物は素晴らしく凛とした未亡人としてとても良かった。





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最終更新日  2025.12.18 22:12:04
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