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2026.02.22
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カテゴリ: 映画館で見た映画

(C)2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE CINÉMA / FILM I VÄST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE

エル・ファニングが出ているので見に行った。

’’2025年・第78回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、第98回アカデミー賞では作品賞をはじめ8部門で計9ノミネートを果たした。助演男優賞ノミネートのスカルスガルドはキャリア初のオスカーノミネートとなり、アカデミー賞史上初めて外国語映画での助演男優賞ノミネートなった。’’(映画.comより)


舞台開演直前、緊張からか主演女優が逃げ出そうとする…!

家を擬人化して描き、母の死を感じ取らせ、離別していた父の来訪を知る。残された娘二人。父と娘たちとの葛藤。

ヨアキム・トリアー監督は映像で見せる、映像で語る、と思えた。説明ゼリフがない作品である。それゆえか、姉妹に関して結婚して子供がいるから妹を姉だと思っていた。ラスト近くになって「私にはお姉さんがいたから」という字幕を見るまで、まったく気づかなかった。また、切り替わったシーンがそれまでとうまくつながらず見ていると、これは映画なのかも(上映している映画を映している)と思ったらそうであったし、終盤のシーンも不思議な情景だと感じて、撮影している本番ではないかと思ったら、やはりそうであった。説明なく始まり、こういうものだったのですよと知らせる。観客にとっては強敵な監督である。

ノルウェー語を聞き慣れないせいか、静かに映像で見せるせいか睡魔と闘いながら前半を見た。そのノルウェー語=外国語映画で初の助演男優賞ノミネートはこの作品の中で監督である父親が旧友のカメラマンの自宅を訪れた時に見せた逡巡の演技に対してであろう。目が泳ぎ、言葉を言いつくろったシーンはみごとであった。(ここでもその真意は語らない)そして、終盤のシーンには温情を感じた。素敵な作品なのだ。

2025年/ノルウェー・フランス・デンマーク・ドイツ /133分/G
監督:ヨアキム・トリアー
脚本:ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト
出演: レナーテ・レインスベ、ステラン・スカルスガルド、インガ・イブスドッテル・リッレオース、エル・ファニング、アンデルシュ・ダニエルセン・リー

原題: Affeksjonsverdi(「愛着価値」)

お薦め度
「​ センチメンタル・バリュー 」★★★★(80%)
字幕翻訳:吉川美奈子







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最終更新日  2026.02.22 23:38:56
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