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2026.05.28
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カテゴリ: テレビ

ラジオスター | NHK

2024年に能登で実際に起こった、1月の能登半島地震と9月の豪雨の2つの災害で被災した奥能登の小さな町で、笑いと希望を届けるためラジオを開設し奮闘する人々の姿を描いていたドラマ。
主役の柊カナデ(ひいらぎ カナデ)を演じた福地桃子がとても良かった。大阪のアパレル会社で働いていたが、仕事に違和感を感じていた彼女は能登にボランティアとして訪れた際にラジオパーソナリティーをすることになる。一生懸命に情報を能登の住民に伝えようとするもよそ者に対する偏見からか、一部の人を除き受け入れてもらえない。一部の能登の人々の手弁当と厚意によって細々と続けてきたラジオ放送が中断の危機に瀕したり、浸透しないラジオ放送の宣伝に奮闘する。そこには人はなぜ生きるのか、生活とは何かを問われているように感じた。
ラジオ開局の発起人を演じた甲本雅裕がとても良く、被災した大人が家族との絆を再生する悩みを抱え、苦悩するもから元気で奮闘。また小野さくらを演じた常盤貴子は実際に能登の復興に貢献している思いを感じながら見ていて、出番は中盤少なくて心配したけれど、常盤自身も出演できた喜びをかみしめている気がする。
注目したのはその小野さくらの娘・小野まなを演じた大野愛実(おおのまなみ)。端正に整った顔立ちは美しく、気負わない演技は将来を嘱望させる。日向坂46のアイドルとあるので、歌に演技に努力してほしい。

さて、能登での民間で始めたラジオ放送がメンバーたちや支援者たちの奮闘により認知度を高め、地元の人々の支えになるべく放送に尽力する話である。そのラジオ放送のパーソナリティとして奮闘努力する女性、柊カナデを通して、仕事や生活に悩み、将来を危惧する姿は大人の階段を登ろうとする若者たちの指針となるものかもしれない。最終話で本人の気持ちとは裏腹に大阪でラジオ・パーソナリティになる柊カナデは見る人に希望となる終わり方なのかもしれない。
良いドラマであった。






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最終更新日  2026.05.28 22:41:45
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