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2026.06.07
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テーマ: 読書(10123)
カテゴリ: 読書



雨のことらしい。紫陽花の花に降る雨に想起した人物。その人が、海洋放射能の研究などで評価された猿橋勝子さんである。作者・伊与原新は猿橋勝子さんを描いた書籍を読んで小説化にしたかったとのこと。

女性科学者の先駆けとなった勝気な女性、猿橋勝子。自身の研究を続けるために生涯を捧げたといえる。この本では幼少期に雨に対した思いから始まり、学問を志したこと。自らが思う進学先を選び、太平洋戦争を経て、雨水に含まれる放射性物質の含有量を測定する気の遠くなる研究を観察を続けた。
彼女の矜持に感心し、心打たれ、作者が小説化したかった思いに触れた。
猿橋勝子さんの後進に対する思いが研究に対する思いが受け継がれることを願う。


翠雨の人 [ 伊与原 新 ]





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最終更新日  2026.06.07 19:53:03
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