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2004.05.27
小泉首相訪朝の影響
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家族会が小泉首相を批判したことでバッシングされているらしい。これは僕には意外だった。この前の人質家族のバッシングでは、いわゆる「左翼」ということがバッシングの原因の一つになっていたから、今回はどう考えても「左翼」ではない家族会に対しては、それほどのバッシングは起こらないだろうと予想していたからだ。中には反感を持つ人間がいるかもしれないが、大半は同情する人だろうと僕は思っていた。しかしニュースは次のように伝えている。
「首相批判の家族会にメール500件 4分の3が批判の声」
「小泉訪朝後批判殺到、家族会に戸惑い」
報道などでは、これが世論の声だというような感じで流れていたが、それには僕は疑問を感じる。これも、人質家族バッシングの時と同じように、ラウド・マイノリティ(単に声が大きいだけの少数者)ではないのか。世論というのは、それぞれの立場、それぞれの層を代表する人間を正しくランダムに抽出しない限り、信頼の出来る世論調査にならない。単に家族会へメールを送りつけただけの人間を、日本人の代表者とすることには大いに疑問がある。
だいたい報道にも問題がある。報道では、家族会に対する批判として論ずるに値するようなまともな批判が具体的には一つもあげられていない。上の記事の中で語られているのは、「4分の3は「首相に感謝の言葉がない」「拉致被害者の家族の帰国を喜ばないのか」などと批判する声」というものだ。これは、論理的な「批判」ではなく、感情的な憤慨に過ぎない。道徳的側面からの非難をしているだけだ。道徳というのは価値観が絡むものであるから、そう思う人がいても仕方がないが、そう思わない人がいても当然だ。
だいたい感謝の問題というのは、人に対して要求するものではない。恩恵を受けた方が感ずるものである。与えた方は、恩恵だと受け取ってくれなかったことに腹を立てるかもしれないが、そう受け取らなかったら仕方がない。受け取らないと言うことで、一つの意見表明なのだと考えなければならないだろう。恩恵と受け取って感謝すべきだという道徳を押しつけることは出来ない。
もし、感謝しないことを批判できるとしたら、家族会内部で、感謝したいと思っている人が、身内の批判として語るのなら理解できる。自分は感謝したいと思っているのに、周りの感謝が足りないように思えば、身内が批判するのなら理解できる。しかし、それを外にいる人間が批判できると考えるのは、僕には理解できない。そんなのはよけいなお節介じゃないのか。
「拉致被害者の家族の帰国を喜ばないのか」という声に対しては、これは言いがかかりをつけているだけだと僕は思う。家族会は、それを喜ばないなどとは言っていないだろうと思う。
このように、批判がまともではないので、僕はこれはバッシング(不当な言いがかり)だと思う。人質家族バッシングの時と同じだ。バッシングという不当なものだから、僕はこれを批判する。バッシングされる人が左だろうが右だろうが関係ない。不当だから間違っていると思うだけだ。
もしまともな批判だったら、それにきちんと答える必要があるだろうが、まともではないので、これは答えるよりも反批判をした方がいいのだと思う。それにしても、まともな批判が一つも報道されないと言うことは、まともな批判は全くなかったと言うことなのだろうか。そうであれば、この批判メール騒ぎは、どこかがしくんだ陰謀ではないかという感じさえしてくる。
人質家族バッシングの時は、政府の責任から目をそらせるために、政府の側がかなり主導したことが言われている。官邸から流した情報が週刊誌に載ったりしたらしい。今回も、政府が批判されるような部分はかなりあったし、家族会の批判は本質を突いた痛い批判もあった。これ以上の進展がないのではないかという危惧は、誰もが抱いたものだっただろう。家族会へのバッシングは、それから目をそらせるという効果はあったのではないかと考えると、陰謀を疑いたくもなってくる。
「<曽我ひとみさん>家族との面会 「北京」に懸念示す」
という記事によれば、拉致被害者の一人である曽我さんは、「絶対に私は(北朝鮮に)帰りません。時間がかかっても家族4人で日本で暮らしたい」と語ったらしい。ということは、僕が考えたようなことは現実性がないと、曽我さんは考えているのかもしれない。これは、現実をよく知っている曽我さんの判断の方が、今の時点では正しいのだろうと思う。だから、今の時点では、曽我さんの希望が叶えられるように日本政府は最善の努力をすべきだろうと思う。
しかし、今後の努力の結果として、今の時点での情勢が変わる可能性もある。そして、他の被害者に関しては、情勢が変わらない限り、やはり解決の道は閉ざされているように感じる。だから、曽我さんの願いを叶える努力とともに、国交正常化の道を歩んで、正しい捜査が行われる条件を作り出すと言うことも、政府の大きな責任を伴う仕事なのではないかと僕は思う。僕が考えることは、一般論であり、今のところはまだ空想の範囲を出ないが、それ以外の想像が出来ないのが現状ではないだろうか。
家族会に対する正しい批判は、今まで力で圧力をかけて、それで朝鮮民主主義人民共和国を変えようとする方向だけを主張していたことを批判することではないだろうか。力だけでは変わらないという批判が必要だったのではないかと思う。しかし、バッシングをする人間で、このような批判が出来る者がいなかったのではないだろうか。このような批判が出来る資格を持つものは、すでに以前から同じように批判している者でなければならない。しかし、家族会が絶大な影響力を持っているときは、圧力だけで問題を解決するのは間違いだという批判は、ほとんど声にならなかったのではないかと思う。
小泉首相は、圧力だけではない別の道を探るために第一歩を踏み出した。これが、選挙パフォーマンスであろうが、新しい一歩であることには間違いない。その一歩の意味を問うことこそが、正しい批判につながるのだと思う。しかし、それは今まで議論されてこなかったから、今それを言い出すことが出来ずに、末梢的な部分での批判合戦になったというのが、今回の家族会へのバッシングのように僕には見えた。正しい議論の方向を示してくれる論壇や知識人というものが出てこないかなと思う。
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最終更新日 2004.05.27 10:44:28
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