September 14, 2015
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昨日からバックハンドに新しいエッセンスを加えております。もちろん遠い地から輸入しました。さすがに良い味を出してくれています。本当にありがたい事ですが、来月は更に技術革新をするために選手たちを"虎の穴"で鍛える予定になっております。

さて、タイトルは「初期設定」です。東京の師匠が使うので、指導者の間でも良く使われるようになった言葉ですが、本当に重要な事だと思っています。

例えば小学低学年から卓球を始めたとして、間違った打法、体の使い方で練習をし続けると、どうにか前にはボールは飛ぶようにはなるとはいえ、その実は上達をすることなくどんどん間違った型を覚えてしまう事になります。勉強と同じです。初めて算数をする子供に「1+1は、5だよ」と教え続けるとそう覚えてしまうでしょう。もちろんそんなバカな事は勉強では起こりえませんが、スポーツでは往々にしてそういった事が起きてしまいます。

今、私が指導をしている小学6年女子は、小学3年生の時からプレハブ練習場に来ております。来た時には戦型もはっきりしない、ただバックに粒高を貼って、とりあえずは相手のコートに向かってボールを飛ばすだけの選手でした。

しかし、救いだったのは、まだ「固まって」はおりませんでしたので、戦型を決めて多球練習中心に数ヶ月で体の使い方を修正出来たため、その後3年間で2回、神戸に出場する事が出来ました。滑り込みセーフだったと思っています。

現在小学5年女子の指導を始めたのは小学3年生でしたが、当時は、体の使い方どころか、前にボールを飛ばすのもやっとで、練習試合をすると下の学年の子にも全然勝てない様な状況でした。しかし、これが指導をする上では良かったのだと思っています。良く聞く言葉で「変な癖がついてない」が当てはまる状態だったので、最初から打法、体の使い方を教え込む事が出来たので、1年後、カブの部で神戸に行くことが出来ました。また、今年のホープスでも学年が上の第一シード選手をファイナルまで追い込めましたし、カデットの地方予選でも、同士打ちとはいえ6年生を倒して優勝するまでになりました。

苦労したのは、当時5年生だった現在の中1男子です。男子は先輩もおりましたので、ボールを打つ事も多く、かなり「固まって」おりました。こうなるとリハビリに時間が掛かります。師匠はこういった状態を「イップス」と、厳しい言葉で表現しますが、まさに自分が思っている型と、実際にボールを打っている型が全く違っている事に気が付いていない状態です。

即効性のある枝葉の技術についてはもちろんどんどん覚えてくれました。しかし、肝心の幹については中々修正することが難しく、ホープスの2年間はまさにこの状態からの脱出をテーマに頑張りましたが、小学生のうちには修正が出来ませんでした。しかし、やっとこのところ光明が射して来ました。長期戦略にはなりますが、来年の中体連また、カデットに向けて、やっとスタートラインに着くことが出来たと嬉しく思っています。

そうです。「初期設定」です。大事なのは最初に怪しげな型を作ってしまうと取り返しのつかない事になってしまうと言うことです。



これからのチームについて、昨夜はコーチともしっかりと話す事が出来ました。カデットは終わりました。さあまた各自の目標に向かって練習をするだけです。頑張ります。








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Last updated  September 14, 2015 12:40:31 PM


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