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この本では第1章で死別を受け入れる過程と
人それぞれの受け入れ方があることも書かれていました
死別には① ショック状態
②虚脱感状態
③閉じこもり状態
④適応する状態
死別直後は感情が麻痺している状態もあり
感情や体調も麻痺をしてしまうのです
私もこの時期どうやって過ごしていたか
記憶が断片的にしかありません。
とにかく会いたい
もう一度逢いたい
それだけ・・・
上智大学名誉教授アルフォンス・デーケン先生は
悲嘆の悲しみのプロセスを12段階に示しています
①精神的打撃と麻痺状態
②否認
③パニック
④怒りと不当感
⑤敵意と恨み
⑥罪悪感
⑦空想形成・幻想
⑧孤独感と抑うつ
健全なプロセスで本人の努力と周囲の支援
⑨精神的混乱と無関心
⑩あきらめて受容
勇気をもって現実社会へ
⑪新しい希望
ユーモアと笑いの再発見
⑫立ち直りの段階
新しいアイデンティティーの誕生
これは苦悩や苦痛から生まれ、変わる
大切な人の死をどう受け入れるかは
月日ではなく亡くなったことを理解して
悲しみを表現することが出来る方法を見つける
私も息子が亡くなって1年後にブログを書き始めました
生きた証を残したくって
記憶が鮮明なうちに残しておこうと思ったのです
生きる意味を探して旅行や
映画・アート等多動な時期もありました
動いていないと頭がおかしくなりそう
そして知らず知らず息子の居ない環境に
適応していったのかもしれません
それは母であり主婦であり
お店のオーナーという何役もしなければならない
その環境が功を奏したのかもしれません
亡くなった息子と共に生きる
共に生きているという感情が今の自分を支えている
最後まで読んでいただきありがとうございます
「死」を考える を読んで 2024.09.29 コメント(4)
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