2006年04月02日
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そこで国会議事堂の方に移動すると、その前で引き続き集会をやっていました。そこでしばらく演説を聞いていましたが、代わる代わる弁者が交替し、そろって年金改革への反対を訴えていました。どうやら社会民主党系の会合で、労働組合関係者たちが集まっていたようでした。そしてそのあちこちに赤い羽根や機関誌などを売る机が置かれていて、カンパをしているようでした。私もそこに立っていると労働組合の新聞を売りにきたので、記念に1部買いました。ただ極右らしい黒い服をきた人たちも回りを取り巻いたりしていて、やや緊張した雰囲気も感じられました。国会議事堂はリンクに面していますが、この時間帯はリングの市電も止まっていて、リングは歩行者天国になっていました。

その演説を聞いたあと、12時ぐらいにプラーター公園に移動しました。そこではメーデーの日にMaifest(5月祭)が開かれると聞いていたからです。しかし1時から開始だったので、まだ人出はそれほどではありませんでした。久しぶりにプラーターに行きましたが、アトラクションは相変わらず古く、浅草の花屋敷を思わせました。でも今日は料金を安くしていたので、子供たちがたくさん並んで順番を待っていました。もともと場所も狭いこともあり、結構にぎわっている感じでした。このMaifestというのは昔から名前は有名ですが、今ではどうやら社会民主党の主催らしく、プログラムを見るとプラーター公園一帯でいろいろな出し物をやるようです。でも実際に出し物を見ても、こちらのものはなんかどことなくのんびりしているというか、適当というか、素人に毛がはえたような芸人がやっています。1時過ぎにはロックのコンサートのようなものをやっていましたが、途中で間違えて演奏が止まっていたりして、なんともほほえましい感じでした。ということで、まあ2時間ぐらいうろついてから帰りました。ただ私が帰るころになると、これからプラーターに行く人並みがかなり増えてきました。
すぐ帰るのものなんなので、U-1でシュテファンスドームで降りて、そのあたりを散歩しました。祝日は街の中心部は観光客しかいない状態になります。地元の人は店もほとんど休みになる祝日にわざわざ街の中心部に出てくるようなことはしないようです。こちらに来て初めてシュテファンスドームに入って見学しましたが、さすがに観光客で溢れていました。祭壇に続く椅子のところにしばらく座っていると、祭壇のところから音楽が聞こえてきました。今日ベートーヴェンのミサ曲の演奏会がここでやるので、そのリハーサルのようです。なかなかいい音でした。そこで思わず入り口のところで15ユーロ(一番安い席)のチケットを買ってしまいました。今日8時からでした。

 シュテファンスドームでのコンサートですが、15ユーロの安い席だから仕方がないのですが、かなり後ろのほうの一番左の席でした。だから演奏が始まっても直接見えないし、モニターが一応申し訳程度にあるんだけれども、音楽はかなり遠くから響いてくる感じでした。でも音はドームのなかを柔らかく響きあい、調和のあるまろやかな音になっていました。ちょっと音量が小さかったですが。曲目はベートーヴェンのミサ ハ長調を中心に、ハイドンのテデウム、モーツアルトのAve Verumでした。最後にヘンデルのハレルヤをアンコールでやってくれました。そうだなあ、まあもう一度行くかというとちょっともういいって感じですが、シュテファンスドームでの音の響きを一度楽しめたのは良かったですね。ただ時間も8時半に始まって、9時半過ぎには終わっていたから、かなり短い演奏会でした。きっとシュテファンスドームへの喜捨ということでしょう。





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最終更新日  2006年04月07日 01時25分49秒


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