仏ふつキール・ロワイヤル

2005.01.30
XML
テーマ: 海外生活(7812)
カテゴリ: 非日常の超日常



フランスでは、日本ほど、クールにはすまさない・・場合がおおい。

少なくとも、隣人の顔すら知らないということはないし、会えば挨拶するぐらいは、普通だ。


うちは、アパルトマン住まい(5階)なので、左右、上下に隣人がいることになる。

フランスでは、上下の住人も、voisine (隣人)というので。


さて、今すんでるアパルトマンの左隣のマダム。

彼女は、おそらく50歳はいってるだろうとおもうが、お一人で暮らしている。

彼女のアパルトマン内での評判は、かぎりなく悪い。

だけど、私たち家族には、かぎりなく優しいのだ。

引っ越してきた日に、家具を移動したり、家具を組み立てたりを、夜8時頃まで
していた。

ふつうなら、たしかに音をたてるには、はばかられる時間帯なのかもしれないが、
その時は、8月で、8時でもまだまだ明るかったので、油断した。
(ここの夏は、10時頃まで明るい)

ピンポーンとチャイムが鳴り、そば茶がでると、その隣人のマダム。

どうやら騒音を、引越し初日にして注意されてしまったらしい。

「まずいスタート切っちゃったねぇ・・彼女は、そういうことにすごくうるさいらしいよ」

と私たちはちょっとへこんでた。


でも、次の日にあったときは、とても優しげで、赤ちゃんの名前もすぐ覚えてくれた。
(日本名だから、フランス人には難しいのに)

それ以降、私たちは、なるべくへんな時間にへんな音をたてたりしないように注意
していたので、今までのところ、彼女とは非常にうまくいっている。

そば茶は、

「彼女は、とても親切で優しいじゃないか。なんで悪い評判がたってるのか、
全然わからないよ。」

といっている。

彼の長所だと思うが、周囲の評判や、評価より、自分の感じたことのほうを
だんぜん優先する。

どんなに悪評たかくても、彼がすばらしいと感じたら、彼はそれを信じるのだ。

あ~あ、だから私と結婚しちゃったのねぇ・・・ と、つっこまないように(自爆)。


ところが、昨日、私がゴミ捨てにエレベーターにのると、エレベーターの床が激しく
汚れていた。なにかを落として、それを拭き取ったかんじだった。

1階について、エレベーターをおりると、そのマダムがすんごい形相で立っていた。

私「(ちょっとびびって)ボンジュール!ご機嫌いかがです?」

マダム「ちょっと、見ました?エレベーターの床!!ひどかったでしょ?」

私「ああ、そうですね~。なんでしょうね、アレ」

マダム「 犬のウンコよ!! 6階にでっかい黒い犬が飼われてるでしょ?

あいつよ!!わたしがエレベーターに乗ろうとして、ドアが開いたら、

あいつがひとりで乗ってて、ウンコしてる真っ最中だったわ!!」

私「犬がひとりで、エレベーターに??」

とんちんかんな受け答えをする私。

マダム「(イラついて)それはいいの、その部分は重要じゃないのよ、あなた。問題は、
エレベーターは、あいつのトイレじゃないってことなのよ!!!」

このマダム、ほんとに、青筋たてて、いまにも卒倒しそうな勢いだ。

マダム「そのあと、犬は出て行ってしまって、飼い主はぜんぜん来ないから、
この私がさっき、うんこの始末したのよ!!信じられる?!」

私「うーん、それはちょっとひどい話ですねぇ。」


どうやらそのマダム、ウンコをそうじしたあとも怒りがおさまらず、飼い主が
アパルトマンのエントランスを通るのをはっていたんだそうだ。

最後に彼女は、

「私はもう二度とエレベーターは使わないわよ。5階まで階段つかうわ!!」

とさけんでいた。


このことをゴミを捨てて家に戻って、そば茶にはなした。

私としては、彼女のまわりからの悪い評判と、さっきの怒り方をあわせて
考えると、彼女は、優しいけど、敵にまわしたら、超こわいヒトっぽいなぁ・・と
思っていた。

でもそば茶、

「それは、となりのマダムが怒って当然だよね~。あの犬の飼い主、普段から
犬野放し状態だしね」

おお、めずらしくまともな意見。

私も、確かに、彼女が怒るのは当たり前かな、と思った。


そして、今日。

そば茶と私でエスカレーターに乗った。

エスカレーターの壁は、鏡になっているのだけど、その鏡に、太い赤マジックで、

「これは、恥です!みなさん、この犬のウンコの跡のある、床をみてください!
これは、飼い主である人物のおおいなる、恥なのです!!」

と、でっかい字で書いてあった。

もちろん、彼女が書いたのだ。

それを読みながら、ちょっと引く、わたしたち。

私「なんか、彼女の怒りが、ひしひしと伝わってくるね・・」

そば茶「うん、なんかこれに触ったら、呪われそう・・」

犬のウンコの呪いかよ。


今のところ、私たちは、彼女に対して、「とても優しいけれど、悪いことや、規律には
すごくうるさい、寄宿学校の先生」のイメージを持つことにした。

でもきっと、こういう人こそ、いいかげんなひとばっかりのフランスのアパルトマンには
必要なのかもしれない。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.02.22 09:32:30
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

プロフィール

marmotto

marmotto

コメント新着

王様@ 潮 吹 きジェットw サチにバ イ ブ突っ込んだ状態でジェット…
ボーボー侍@ 脇コキって言うねんな(爆笑) 前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱が…
チリチリ@ 次は庭で全裸予定w http://kuri.backblack.net/kjrl4o0/ ち○…
まさーしー@ なんぞコレなんぞぉ!! ぬオォォーーー!! w(゜д゜;w(゜д゜)w…
バーサーカー@ ヌォォオオ!!!!!! http://bite.bnpnstore.com/xuae934/ お…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: