レフティーの休日

レフティーの休日

2007.07.07
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原作:東野圭吾
監督:生野慈朗
出演:山田孝之 、沢尻エリカ、尾上寛之、玉山鉄二
白夜行などの原作でおなじみ東野圭吾のヒット小説の映画化。
封切の頃にかなりメディアに取り上げれていて観たいと思っていたのに、結局見逃して今に至る。

殺人犯の兄(玉山)のため、人生をあきらめ、不等に差別を受け続ける弟(山田)の苦悩を通して、加害者、残された家族の苦悩、罪を償うとは何かを問い掛けるヒューマンドラマ。

飽食の時代にこの設定はナンセンス。ちょっとクサイTVドラマか!?
と突っ込みたくなるが、もっと残酷でシリアスな物語。

暗い暗いストーリーの中で、お笑いのシーンや、差別なく付き合ってくれるお笑いコンビの幼馴染(尾上)、弟に思いを寄せる女性(沢尻)らとのやり取りが少し心を癒してくれる。

そして、沢尻エリカがなかなかよい。
てっきりグラビアアイドルかと思ってたらなかなか実力派かも...

最後の方は涙腺の緩むポイントだらけ。
そして、ラストの小田和正の曲が入る演出は「反則」ですね。

http://www.tegami-movie.jp/

=ネタバレ=

身寄りの無い貧しい兄弟、まじめな兄(玉山)が弟(山田)の進学のため金に困って窃盗を働き、誤って被害者を殺してしまう。
進学をあきらめ、自分のために罪を犯した兄を気遣いつつ、人知れず心を閉ざして暮す弟。
獄中の兄との文通に心癒されながらも、その手紙によって自分が犯罪者の肉親である現実を痛感させられる。
彼に想いを寄せる社食の女性(沢尻)にも心開くことなく、負い目を背負って生きていこうとする。

彼の夢はお笑い芸人になること。

しかし、程なく犯罪者の弟であることが知れ、夢も恋人も失ってしまう。
いわれのない差別に対する怒りは、兄の存在へのと向かい、弟は兄との文通をやめてしまう。

職場で差別を受ける彼に、
会社の会長は「差別は当然なんだ。それも含めてお兄さんの犯した罪なんだ…」と説く。
そして差別という現実と向かい合って生きる決心をした。


まだまだ、悲劇が止まらない。

ずっと遠くから彼を支えてくれた女性(沢尻)と結婚し、幸せな家庭を築いていたが、
差別はやがて彼の妻子にも及ぶ。
「ヒトゴロシのコドモ」と仲間外れにされる娘。
そして、弟はその現実を兄に伝え、本当に兄との縁を切る決心をする...。


東野ファンの知人によると、小説は案外泣ける場面は少ないとか。
やはり、生野監督の「金八」的演出によるところが大きいのか??
とにかくラストの場面、慰問のシーンは、やばい位に泣けますね。
素直に涙腺を緩めてしまうのが、正しい楽しみ方だと思います。







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Last updated  2007.07.14 19:04:54
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