晩春から秋まで、葉のついていない緑色の細くしなやかな枝が密生して伸び、先が4つに裂けた筒状の濃い紅色のすらっとした花がたくさん咲きます。
8月23日の誕生花は、流れ落ちるような茎先に咲く濃紅色のハナチョウジ(花丁字)、ラッセリア(ルッセリア)。
花の名は、18世紀のイギリスの医師で植物学者のAlexander Russellにちなんで名づけられました。
別名のハナチョウジは、花の形が漢字の丁の字に似ていることからつけられています。
花言葉「旅立つのは今」「旅立ち」は、わさわさと茂ってしだれた細い枝先に集まって咲く、紅色の小花が風にゆれると、今にも飛んでいきそうな様子からつけられたのでしょう。
冬の沖縄で、石垣の斜面を覆うように植えられたラッセリアの花の多くはすでに旅立っていました。
ラッセリアは鮮やかな紅色の花がいくつも並んで咲き、次から次へと咲く花の重みで細長い枝が自然に流れるように垂れ下がり、咲き終わった花が下に散っています。
葉は退化していて細い枝についていませんが、若い枝には何枚かありました。
花色はピンクや白、朱色もあります。
ゴマノハグサ科ハナチョウジ属、非耐寒性常緑小低木、原産地:メキシコ
別名:ハナチョウジ(花丁字)
ラッセリア(ルッセリア)の花言葉:旅立つのは今、旅立ち。
ラッセリア(ルッセリア)の誕生花:8月23日
流通時期:鉢花を春に見かけます。
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