初夏から秋に、枝の上部の縁にギザギサ(鋸歯)のある葉のわきから、ふさふさとした赤い花穂が紐状に長く垂れ下がります。
8月29日の誕生花は、モコモコした鮮やかな赤い花を楽しむ花木、ベニヒモノキ(紅紐の木)。
花の名は、枝に紅色の長い紐のような花穂を垂れ下げることから名づけられました。
ベニヒモノキの学名のAcalypha hispidaは、属名がギリシャ語のacalephe(イラクサ)で、花がイラクサに似ていることからつけられ、種小名はhispida(剛毛のある)だそうです。
近縁種のキャッツテール(Acalypha reptans)は、猫のしっぽのような形をした短く真っ赤な花穂を咲かせます。
花言葉「気まま」は、仲間のキャッツテールのイメージと、長く伸びて枝でゆれる長い花穂からきているのでしょう。
花言葉「誠の救世主」は、何本も伸びた紐のような花穂のどこからきたのでしょうか。枝から垂れた花穂が命綱のように見えることからでしょうか。
数年前から植物園の温室に植えられているベニヒモノキはまだ小さく、花穂も短かったのですが、去年の秋にはだいぶ長くなっていました。
今春の温室をのぞくと、枝先の花穂の数が昨年よりも増えていましたが、木が背丈以上に高くなって、花穂をもう少し長く、たくさん枝にぶら下げるまでにはもう少しかかりそうです。
トウダイグサ科アカリファ属、非耐寒性常緑低木、原産地:マレー半島、インドネシア、ニューギニア別名:アカリファ
ベニヒモノキ(紅紐の木)の花言葉:偽りのない心、誠の救世主、気まま、愛撫。
ベニヒモノキ(紅紐の木)の誕生花:6月22日、8月28日、8月29日
流通時期:鉢花を夏に見かけます。
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