夏から秋にかけて、細い花茎を伸ばして、黄色に赤褐色の斑点が入った踊る人形のような小花が群がって咲きます。
11月4日の誕生花は、軽やかにワルツを踊るラン(蘭)の花、オンシジウム(オンシジューム)。
花の名は、ギリシャ語のonkidion(小さなこぶ)で、唇弁の基部にこぶのような小さな隆起をもつことから名づけられました。
別名のdancing lady orchid(踊る女性のラン)は、ドレスを広げて優雅に踊っている女性に見えることからつけられています。
黄色い花が飛んでいる蝶を連想させることからbutterfly orchidとも呼ばれていて、日本では明治末期に伝わり、ムレスズメラン(群雀蘭)と呼ばれていました。
花言葉「一緒に踊って」は、2枚の側花弁が細く、唇弁が大きくスカートを広げて踊っているような花の姿からつけられた別名のdancing lady orchidからきているそうです。
花言葉「気立てがよい」は、親しみやすい花の雰囲気からつけられました。
花言葉「可憐」は、小さい雀が群れ飛ぶような花のかわいらしい様子からつけられたのでしょう。
オンシジウムはもう何年も室内で冬越ししたあと、半日陰で夏頃咲きます。品種によって花期は違うそうで、ラン展では温室で3月に石垣の間で咲いていました。
オンシジウムは、薄葉系、剣葉系、厚葉系、棒状葉系の4系統に大別されて、栽培が容易で、花が咲きやすい薄葉系の小型花タイプは、香りの豊かな品種が多いそうです。
以前は黄色の花色の品種だけでしたが、ピンクや白、赤、褐色などの品種も生まれています。
ラン科オンシジウム属、非耐寒性多年草、原産地:中南米別名:ムレスズメラン(群雀蘭)、ダンシングバレリーナ、ダンシング・レディ・オーキッド
オンシジウム(オンシジューム)の花言葉:一緒に踊って、気立てのよさ、気立てがよい、美しい瞳、遊び心、蕾のままでいて、清楚、可憐。
オンシジウム(オンシジューム)の誕生花:1月15日、11月4日、11月5日
流通時期:鉢花を春と秋に見かけます。
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