晩春から初夏に、表がつややかな濃緑色で裏が銀白色の細長い葉のつけ根から短い枝を伸ばして、香りのある乳白色の小花が10~30輪ほどまとまって咲き、晩秋に緑の実が黒く熟します。
12月23日の誕生花は、古代文明を豊かに支えた育てやすい果樹、オリーブ。
花(木)の名は、英名のoliveからで、オリーブはギリシャ語のelaifa、ラテン語のolivaが語源で、olivaから派生したoleum(オリーブオイル)が英語のoil(油)の語源になったそうです。
花言葉「平和」は、神が起こした大洪水のあと、箱舟からノアの放った鳩がオリーブの小枝をくわえて帰り、地上に平和が戻ったことを知らせたという旧約聖書のノアの箱舟からきています。
花言葉「知恵」は、知恵の女神アテネの勝利が人間の恵みとなる、平和な贈り物によって貢献した樹を創ったというギリシャ神話からつけられたのでしょう。
アッティケの領有をめぐって海の神ポセイドンと知恵の女神アテネが対立し、競い合いで決着をつけることになり、神々の法廷の採決でアテネが勝利したという伝説があります。
ポセイドンが投げた三叉の戟(ほこ)がささった場所から海水が吹き出し、アテネが海水で出来た泉のほとりにオリーブの樹を創り出して植えました。
風媒花
オリーブは柔らかな枝が風に軽やかにゆれると、葉が銀白色にキラキラと輝き、花粉が運ばれて緑の実を鈴なりに結びます。
オリーブの大半の品種は自家受粉(同じ木の花どうしで受粉)しにくい性質があるそうですが、公園では一本だけある木にたくさんの実がなっています。
晩秋から初冬に、手の届かない枝先の緑から赤、紫、黒へと熟していく実を見上げながら、自家製オリーブオイルを作ってみたいなと思っています。
モクセイ科オリーブ属、半耐寒性常緑高木、原産地:地中海沿岸、北アメリカ
オリーブの花言葉:平和、知恵。
オリーブの誕生花:5月22日、5月26日、5月30日、10月27日、12月23日、12月31日
流通時期:ポット苗や鉢花を冬~春に見かけます。
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