初夏から秋に、まっすぐ伸びて上部でよく枝分かれした茎先に、淡い青紫や紅、ピンク、白などの一重や半八重の小さな花が次から次へと群がって咲きます。
8月26日の誕生花は、しっとりと咲く優しい秋の小花、ユウゼンギク(友禅菊)。
花の名は、花色が友禅染のように鮮やかで優美に咲くことから名づけられました。
ユウゼンギクはクジャクソウ(孔雀草)やシオン(紫苑)などの仲間で、明治時代に渡来し、日本の植物学の父、牧野富太郎博士により命名されました。
花言葉「若者に負けぬ元気」「老いても元気で」は、こまめに花がらを摘むと、次から次へと花が長く咲くことからつけられたのでしょうか。
花言葉「さようなら私の恋よ」は、華やかな色合いの花を次々に咲かせるこの花のどこからきたのでしょうか。
ユウゼンギクの園芸品種は多く、1m以上になる高性種と草丈20cmほどの矮性種があります。
初夏と秋の2回咲く品種は初夏に咲いたあと株元から刈り込むように切り戻すと、秋に草丈があまり高くならずに花が咲くそうです。
キク科アスター(シオン)属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ別名:ニューヨークアスター、メリケンコギク(メリケン小菊)
ユウゼンギク(友禅菊)の花言葉:恋の思い出、さようなら私の恋よ、老いても元気で、老いてもご機嫌、深い愛、若者に負けぬ元気、後知恵。
ユウゼンギク(友禅菊)の誕生花:8月26日、9月10日、10月14日
流通時期:ポット苗や鉢花を夏~秋に見かけます。
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