弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2015.11.07
XML
カテゴリ: 11月の誕生花

晩秋に、長いへら形の葉をつけてよく分枝した茎先に、鮮やかな黄色い花が咲き始め、真冬の寒さの中でも次々に咲き、春になると絨毯のように広がります。

11月7日の誕生花は、太陽を追いかけながら咲く輝く黄花、カレンデュラ フユシラズ(冬知らず)。

花の名は、どの月の初めにも咲いているほど花期が長いことからつけられたラテン語のCalendae(月の最初の日)と、真冬でも次々と花を咲かせることから名づけられました。

カレンデュラ フユシラズ(冬知らず)は江戸初期に渡来してキンセンカ(金盞花)と呼ばれていましたが、中国から入ってきた花の大きいトウキンセン(唐金盞)にその名を譲りました。

フユシラズフユシラズ

花言葉「暗い悲しみ」は、キリスト教が広まったヨーロッパで、キリスト教徒を迫害したローマ皇帝のシンボルカラー黄色を嫌って、黄花を否定的に見る傾向があったことからつけられています。

花言葉「乙女の美しい姿」は、光輝くような花色につけられたのでしょうか、それともアポロンの神話の他にも伝説があるのでしょうか。

カレンデュラ フユシラズはキンセンカの近縁種で、キンセンカと同じ花言葉「別れの悲しみ」「悲嘆」などが太陽神アポロンのギリシャ神話に基づいてつけられています。

フユシラズフユシラズ

鉢植えのポット苗のフユシラズは日が射すと開き、日が落ちると閉じ、曇りの日は閉じています。

植物園の春の花壇では、鉢植えと同じ小さな苗だったフユシラズが一緒に植えられたキンセンカにおおいかぶさるように咲き広がっていました。

キク科カレンデュラ属、秋まきの耐寒性一年草、原産地:南ヨーロッパ別名:寒咲きカレンジュラ、カレンデュラ

カレンデュラ フユシラズの花言葉:乙女の美しい姿、失望、暗い悲しみ、用心深い、悲嘆、別れの悲しみ。

カレンデュラ フユシラズの誕生花:1月12日、1月29日、2月8日、2月9日、11月7日、12月15日

流通時期:ポット苗を晩秋~冬に見かけます。
産直花だん屋 ペットエコ&ザガーデン楽天市場店 さんにあります。

ポポー







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015.11.07 10:31:14
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Free Space

  ユリ
​​ ​

​ ​

​ ​

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: