弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2015.12.27
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カテゴリ: 12月の誕生花

冬から春に、よく枝わかれした細い枝先のつややかな緑の葉のわきに、黄色いおしべ(筒しべ)の整った紅色の花が次々と咲き、咲き終わると萼を残して花弁が丸ごとぽとりと落ちます。

12月27日の誕生花は、世界三大花木のひとつで春の訪れの喜びを伝えるツバキ(椿)の交配親、ヤブツバキ(薮椿)。

花(木)の名は、つやのある木からの艶葉木(つやはき)が転訛したという説や、葉が厚いことからの厚葉木(あつばき)からという説、葉が丈夫なことからの強葉木という説などがあります。

ヤブツバキは野生種で、室町時代から観賞用に品種改良され、一重や八重、千重咲き、獅子咲きなどの様々な花形、絞りや咲分けなど華やかで美しい花色の園芸品種が多くあります。

ヤブツバキヤブツバキ

花言葉「控えめな美点」は、東洋的な気品のある清楚な花に香りがないことからつけられたのでしょう。

花言葉「気取らない優美さ」は、一重の赤い花の適度な華やぎと品格のある凛としたイメージからでしょうか。

ヤブツバキヤブツバキ

キンギョツバキ(金魚椿)はヤブツバキ(藪椿)の園芸品種で、先が三つに分かれている金魚の尾のような葉に隠れてひっそりとピンクの花が咲きます。

庭の紅白のヤブツバキの赤い花は毎年春に咲きますが、シロヤブツバキ(白薮椿)の花は初秋に咲いたり、晩秋に咲いたり、真冬の雪の中で咲いたりします。

ツバキ科ツバキ属、耐寒性常緑高木、原産地:日本、朝鮮、台湾

ヤブツバキ(薮椿)の花言葉:気取らない優美さ、控えめな美点。

ヤブツバキ(薮椿)の誕生花:1月9日、12月27日

流通時期:鉢植えを冬~早春に見かけます。
季の香(きのか) 花ひろばオンライン 千草園芸 さんにあります。

ツバキ







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Last updated  2015.12.27 10:30:33
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