早春から初夏に、よく茂った赤味を帯びた細い若枝の小さな葉のわきに、淡い紅色や白い花がかんざしのように垂れて咲き続けます。
1月25日の誕生花は、かわいらしい花色と独特の花形から愛称がアイノカンザシ(愛の簪)、バウエラ。
花の名(属名)は、イギリスの探検家Matthew Flindersのオーストラリア探検に参加して多くの動植物の図を描いたオーストリアの植物画家Ferdinand Lucas Bauerにちなんで名づけられました。
別名のアイノカンザシ(愛の簪)はバウエラの愛称(流通名)で、二枚貝の貝殻のようなピンク色の花姿からつけられています。
草姿がエリカに似ていることからエリカモドキ(エリカ擬)とも呼ばれています。
花言葉「可憐」は、淡紅色の花弁がたくさんのおしべを包む花のやさしく愛らしい姿からつけられています。
花言葉「満足」は、次から次へと花を咲かせ、長く咲き続けることからつけられたのでしょう。
鉢植えのバウエラは何年もたくさんの花を咲かせてきましたが、枝数が少なくなってきたのでそろそろ植え替えなければならないのでしょう。
バウエラは寒さに弱く、冬は精彩を欠いた葉色になりますが、暖地では戸外の日当たりのよい軒下などで冬を越し、春に緑の葉色を取り戻します。
クノニア科(ユキノシタ科)バウエラ属、半耐寒性(5℃以上)常緑低木、原産地:オーストラリア別名:アイノカンザシ(愛の簪)、エリカモドキ(エリカ擬)
バウエラの花言葉:可憐、満足。
バウエラの誕生花:1月25日、4月5日
流通時期:鉢花を冬~春に見かけます。
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