弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

冬の終わりごろから春に、三角形に見える３つに裂けた葉の間から伸びた花茎の先に、おしべの色や形が多彩で、花弁（萼片）が白や紫、ピンク、紅色などの花が咲きます。

１月２６日の誕生花、雪を割って咲きだすユキワリソウ（雪割草）の愛らしい花、ミスミソウ（三角草）。

花の名は、途中まで３つに裂けた葉先がとがって三角形に見えることから名づけられました。

ユキワリソウはキンポウゲ科ミスミソウ属のミスミソウやスハマソウ（洲浜草）、オオミスミソウ（大三角草）などが雪解けのすぐ後に華々しく咲き競うことから、園芸的に呼ばれています。

花言葉「自信」「忍耐」は、深い雪の下でじっと春を待ち、長く厳しい冬を乗り越えて雪解けとともに可憐に咲く花の様子からつけられています。

花言葉「はにかみや」は、春を待ちきれないでうっすらと残る雪の下から恥ずかしげに顔をのぞかせることからつけられています。

ずっと昔ガーデニングを始めた頃、ミスミソウは色とりどりの一重や八重の花が大きな鉢をうめつくすほど咲きましたが、最近の暖地の暑い夏を乗り越えられなくなってきています。

以前に旅先で見つけた濃いピンクの花をたくさんつけていたミスミソウもなんとか猛暑日の続く夏をやり過ごしています。

ユキワリソウの多くは葉や花が大きく、花色が白、紫、紅、藍など多彩なオオミスミソウ（大三角草）だそうです。

キンポウゲ科ミスミソウ属、耐寒性多年草、原産地：ヨーロッパ、東アジア

ミスミソウ（三角草）の花言葉：あなたを信じます、はにかみや、信頼、忍耐、自信。

ミスミソウ（三角草）の誕生花：１月５日、１月１１日、１月２６日、２月２８日

流通時期：ポット苗を早春～春に見かけます。
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