弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2018.01.10
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カテゴリ: 1月の誕生花
早春に、枝先や光沢のある小さな長楕円形の葉のわきに、中央の雌花が長くおしべを突き出した雄花に囲まれて、淡黄色の小さな花弁のない花を咲かせます。

1月10日の誕生花は、古くから櫛などの細工物に使われてきた樹木、ツゲ(黄楊、柘植)。

木の名は、葉が層を成して次から次へとついている様子からの「次ぐ」が転訛したという説や、木目が丈夫なことからの「強木目木(つよきめぎ)」が転訛したという説などがあります。

別名のホンツゲ(本黄楊、本柘植)はモチノキ科のイヌツゲ(犬黄楊)と区別する呼称で、アサマツゲ(朝熊黄楊)は伊勢市の朝熊山(あさまやま)に多く見られたことからつけられています。


花言葉「堅固」は、硬く緻密できめ細かい材質からつけられたのでしょう。

花言葉「禁欲主義」は、枝先にたくさんの花を咲かせるのに、花弁がなく花色が淡い黄色で目立たないことからつけられたのでしょうか。

ツゲは黄緑色の花柱の舌のような柱頭が3個突き出した雌花と、おしべが長く突き出る雄花がまとまって咲きます。


冬になると生垣のツゲは茶橙色になった葉のわきにいくつもの花芽をつけて、葉は春の気配がすると緑色に戻って、花を次々と咲かせます。

国道で信号待ちのときに中央分離帯に植えられたツゲの花に気づいてから、早春の黄色い花木に気を取られて、何年も見過ごしてきた植物園の生垣の花を見つけました。


別名:ホンツゲ(本黄楊、本柘植)、アサマツゲ(朝熊黄楊)

ツゲ(黄楊、柘植)の花言葉:堅固、堅忍、禁欲主義、淡白、冷静。

ツゲ(黄楊、柘植)の誕生花:1月10日、3月28日、11月16日

流通時期:苗木を春~秋に見かけます。
​​​ トオヤマグリーン ​さんにあります。

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西洋ツゲ
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キンメツゲ
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Last updated  2018.01.10 10:30:03
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