弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

< 新しい記事

新着記事一覧(全2258件)

過去の記事 >

2019.12.21

１２月２１日の誕生花ストック（白）の花言葉「思いやり」、駆け落ちの合図に投げたアラセイトウ（紫羅欄花）の白い花の「ひそやかな愛」

テーマ：花のある暮らし・・・(71286)

カテゴリ：１２月の誕生花

晩秋から春に、長楕円形の灰色がかった葉をつけてまっすぐ伸びた太い花茎に、一重や八重の白い花が房状に甘く香りながら咲き続けます。

１２月２１日の誕生花は、香りが長くつづき花持ちのよいストックの白い花、ストック（白）。

花の名は、英名stock（茎、幹）の音読みで、英名は花の茎が太くまっすぐ伸びて長いことから名づけられました。

別名のアラセイトウ（紫羅欄花）は葉や茎に白い毛が生えていて、葉の手触りが毛織物の羅紗（ポルトガル語でラセイタ）に似ていたことから呼ばれた葉ラセイタが転訛したといわれています。

ストック（白）の花言葉「思いやり」は、心が落ち着くさわやかな香りと、他の色を引き立てる白い花の印象からきているのでしょうか。

ストック（白）の花言葉「ひそやかな愛」は、他の色より愛や恋を内に秘めて控えめに伝える白のイメージからつけられたのでしょう。

ストックには、花を駆け落ちの合図に使った恋人たちの悲恋の伝説など、結ばれぬ恋人たちのさまざまな話があり、赤、白、ピンク、紫などの花色別に愛の花言葉がつけられています。

暖地の公園の花壇では、晩秋にまだ短い花茎にたくさんのつぼみと数輪の花をつけたストックが真冬も花茎を伸ばし、春まで枝分かれした花茎にも次々と花を咲かせます。

一重咲きや八重咲きにも花言葉があります。

別名：アラセイトウ（紫羅欄花）

ストックの花言葉：逆境に変わらぬ誠、逆境に負けない誠、永遠の美しさ、愛の絆。
ストックの誕生花：１月２０日、２月９日、３月２日、５月６日、７月１６日、７月２４日

ストック（白）の花言葉：思いやり、ひそやかな愛。
ストック（白）の誕生花：３月２日、３月７日、１２月２１日

ストック（赤）の花言葉：私を信じて。
ストック（赤）の誕生花：３月２日、７月１６日

ストック（ピンク）の花言葉：ふくよかな愛情、ふくよかな愛。
ストック（ピンク）の誕生花：１月２５日、２月８日

ストック（紫）の花言葉：おおらかな愛情。
ストック（紫）の誕生花：２月２０日

ストック（黄）の誕生花：―

ストック（一重咲き）の花言葉：不変の愛、逆境を克服する力。
ストック（一重咲き）の誕生花：２月２６日、３月５日

ストック（八重咲き）の花言葉：永遠に続く愛の絆、永遠の美、豊かな愛。
ストック（八重咲き）の誕生花：１月２７日、１２月３１日

花の王国、花ガーデニングshop岐阜緑園さんにあります。