Little Butterfly

Little Butterfly

PR

プロフィール

little butterfly

little butterfly

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

ドリたん @ Re:母は強し(05/18) おはつです、ご訪問ありがとうございまし…
チロ4638 @ Re:母は強し(05/18) お久しぶりです! そうそう虫のでる季節…
mimi_luv @ Re:母は強し(05/18) 久しぶり! 母強し、だねー!! 子供を…
Coco-Tweet @ Re:母は強し(05/18) がはは、えらい、えらい!さすがママ! …
little butterfly @ Re[1]:母は強し(05/18) NanaMamaちゃん ウンチ...今は一日何回…
2004年12月22日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
「ビジネス」というのはシビアに行うものだ。


私は学生の頃からフリーで通訳や家庭教師をしてきた。口コミで私の噂が広がって、突然知らない人から通訳の依頼が入っきて...という感じで。「今日、新しく依頼が入ったんだ~」と私が言うと、Tはいつも「いくら貰えるの?」って事ばっかり聞いてきた。それを聞いて私は、Tってお金の事ばっかり考えてGreedyだなって思ったりした。

私は一時間いくらというのを決めていて、大体いつも、通訳が終わったらそれを請求していた。お客さんは大抵、日本人の駐在員の奥さんで、良い人だらけだったのでお金のことでトラブルになる事はまず無かった。それに、何度も同じ人の通訳をしていると自然と「お客さん」というよりも、「知り合い」のような関係になっていたのも事実だ。だから、お金のためもあるけど、「困っている人を助ける」という意味で「良心」で通訳をしていた部分もあった。でも、Tはいつでも「Strictly Business」と言って、病院の予約を10分かけて電話で取ってあげることに対しても「お金を請求した方がいい」って言ってた...

さて、学生を卒業して社会人になった私。丁度2ヶ月ほど前、職場で結構仲良くしている女性が、「あなたに通訳の依頼をしたいって言っている人がいるの。」と言って、私にとある会社で働く人を紹介した。彼は広告会社のような所で働いていて、あるクライアントが日本向けに商品の宣伝をしたいという事で、翻訳を担当してくれる人を探しているというのだ。商品の宣伝用にDVDを制作して、日本語の解説までして欲しいとのこと。広告会社、宣伝の翻訳、声の出演...どれも私にとっては初めてで、自分のResumeにもプラスになりそうだったので私は快くOKした。

うちに帰ってTに報告すると、「それはGood Chanceだね!!良い経験になると思うよ。...で、いくら貰えるの?」と案の定のResponse。私はその時点ではまだ相手とお金の話はしてなくて、でも彼が人当たりの良い人だったのでOKしていた。それを知ったTは、「まずはお金の話をしないとだめだ!」と言ってちょっと怒った...。

さて、肝心の仕事だが、一緒に働いたお兄さんはとってもCreativeで楽しかった。広告会社ってすごく自由なAtmosphereで、自分の意見さえいえない今の自分の仕事と比べると、とてもやりがいのありそうな魅力的な仕事だった。そして、私の仕事が終わった。それが1ヶ月半以上も前のことです。

仕事が終わった後、給与に関して向こうが何も言ってこなかったので、初めにコンタクトをしていた彼に連絡を取り、「あの、給与はいつもらえるんですか?」と問い合わせた。そうしてしばらくしたらうちにPurchase Orderが届いたけど、それに対して何をしていいのかわからなかった私。「あの、POが届いたんだけどどうすればいいんですか?」そしたら、「Invoiceを作って送ってくれ」と言うではないか。Invoiceなんて作った事も無いけど、私はネットで検索してInvoiceを制作して広告会社宛に送った。それから2週間ほどしても何の連絡もなし。その間に、彼には何回もメールを送ったのに、「I’ll follow up with you 」だけで、何の連絡もなし。痺れを切らして、毎日電話攻撃をしたが、「I’m sorry, a person who’s in charge of it is sick today…」だとか、「I’m sorry I was in a meeting all day today, and I couldn’t get hold of the accountant…」とか... 言い訳だらけ。

彼が信じられなくなったので今度はAccountantに直接電話をした。そしたら、「Invoiceは届いたけど、12月に入ってからだったから12月末までチェックはきれない」だって!!私がInvoiceを彼に送ったのは11月の半ばだったんだよ!!



私はついにキレて、この広告会社の社長に連絡をした。そして、もう長い事待ってるのに、「彼」は言い訳や嘘ばっかりで私は騙されてるとしか思えないという内容のメールを社長に送った。そしたら、その10分後、「彼」から電話。「今すぐPOを送るよ~。(二枚目の) Invoiceはこっちから一週間前に出しておいたから、Don’t worry~!!」でも、私には彼の言葉が信じられなかったので、自分からAccountantに電話して、本当にInvoiceが手元に届いているのかを確認した。そしたら、Accountantの女性は「何も届いていない」と言うではないか!?私はすぐさま「彼」に電話をして「Invoiceは一週間前に既に送ってあるって言いましたよね??てことはInvoiceは既にAccountantの手元にあるということですよね??」って聞いたの。そしたらやつは「おふこ~す!!」。ここでマジギレした私。”Well, I just called the accountant, and she told me that she hasn’t got ANYTHING!!”って言ったら、やつはしばらく沈黙...そして”You think I’m lying!?”って逆ギレしやがった。その通りだこのヤロー!!

結局彼とはもうDealしたくなかったので、彼の部下に連絡を取ってTake Careしてもらった。どうやら2枚目のPOもやっと送ってもらえたので、お金がもらえるのは来年になりそう。

今回の件についてはもうお金なんかどうでもよかった。ただ、電話すれば「I’ll call you right back」とか言って、振り回されて、どう考えても「馬鹿にされてる」って気がして、それがかなり腹立たしかった。

Tはこの一部始終を全部知ってて、私はかなり怒られた上に「だから言っただろ」みたいな態度をとられて、かなり体裁が悪かった...。

今回の事で今までTの言っていた「Strictly Business」の意味がよ~く分かりました。「良心」や「お人よし」の感覚でビジネスはやってはいけない。お金の事でトラブルになるのって本当に嫌な気持ち。だからこそ、はじめに、「いつまでにいくら貰えるのか」って事をStraightにしておかないといけないんだ。これは決してGreedyなことじゃなくて、大人と大人のビジネスなんだよね。社会人なりたての私。まだまだナイーブだった...。

********************

ちなみにTが私に怒ったときの言葉:

"Your not a stripper!! It's not like you get a dollar after you dance!! You gotta make the money straight before you provide the service!!"

なるほど...つまりStripperでは無くてHookerにならなくちゃいけないのね。

"Show me your money if you wanna get some!!"





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年12月22日 23時28分59秒
コメント(11) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: