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2005年01月07日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
会社に辞めるということを報告して、毎日すがすがしい気分の私。


こうやって色々と考えてるうちに、今まで自分がやってきた仕事をふと振り返ってみた。「社会人」としてフルタイムで働いたのは今の仕事が初めてだけど、日本で高校生だった頃は数々のバイトをしていたので、今回はそのことについて書こうと思う。

私が始めて自分で給料を稼いだのは15歳の春だった。中学卒業目前に友達と近所のガソリンスタンドに履歴書を持って行って、卒業式の翌日から働き始めた。まだ3月で寒いって言うのに緑と青のUglyな制服(ショートパンツ)をはいてでかい声で「いらっしゃいませ~」「オーライ、オーライ、...はぁ~いオッケーでぇ~す!」「レギュラー満タン入りま~す」「ありがとうございましたぁ~」なんて言いながら元気に仕事をしたものです。中には嫌な客もいて、真っ赤なスポーツカーに乗った真っ赤な口紅のお姉さんなんかは、こっちが話しかけてもニコッともせずに灰皿を突き出して「ハイオク満タン」って目も見ずに言ってきたりしたっけ。一度は大失敗をして、普通車に間違って軽油(ディーゼル)を入れて怒られた事もあった...スタンドで働いてたお兄ちゃんたちはみんな高校中退のゾッキー(暴走族のことです 笑)っぽい人達で、優しかったけど、彼らの車の趣味にはついていけなかった...前面スモークはって、車体がめちゃ低くて、車の中にブラックライトがついてて、豹柄のシート、何故か必ずバニラの香りの黄色い木の形したAir freshener がミラーにぶら下がってた(これ、私が中学生くらいのときに流行ってたの。青春の香り 笑)...肝心の自給は...600円なぁ~りぃ~。今思えば低賃金でよくもあんな仕事したな~って思うけど、中学卒業したての私にしてみれば「一時間ごとに600円もらえるんだよ!?超すごい!!」と思って無邪気に騙されてました...そんなスタンドの仕事も数ヵ月後、少し暖かくなってきた頃に辞めました。理由は...虫。ほら、日中は学校に行くからバイトするのは夕方から夜にかけてでしょ、そうするとスダンドって明るいから、夜には虫の集会所になるわけ。しかもただの虫じゃなくて「モスラ」みたいなのが何十匹と集まってくるわけ!!絶対に普通では見かけないような全長20~30センチはありそうな毒毒しい虫たち。今考えても、あれは絶対新種だったに違いないって感じの虫、虫、虫!!実は私の虫嫌いは有名で、アリや蚊もダメなんです...だから、スタンドのおぞましい環境に耐え切れなくなった私は、即辞めました。

はい、次いってみよ~。

スタンドをやめてすぐに働き出したのが某大手スーパーでした。このスーパーで銀行員のようなおばさん臭い、すねの丈まであるだっさい制服を着て、レジをやっておりました。レジうちもアメリカとは違って無言でやるわけではなく、まずは営業スマイルでお客様を出迎え、「いらっしゃいませ~大変お待たせいたしました~」から始まって「¥198が一点、¥380が二点、¥105が一点~」ってな具合に物の値段を一つ一つ声に出して、「合計○○円になりま~す。¥2000からお預かりいたしま~す。○○円のおつりになりま~す。ありがとうございました~、またお越しくださいませ~」と、このパターンを4時間繰り返す...。立ちっぱなしだし、これが結構辛い。その上、スーパーのお客様と言えばおばちゃん達。おまけに同僚もパートのおばちゃん達。おばちゃん達、かなりチェック厳しいの。「ちょっと~パンの上に卵置かないでよ~」「ちょっと~、それ二つで¥598ってチラシに出てたのよ~」「ちょっと~温かいもののそばに冷たいもの置かないでよ~」...毎日毎日クレームの嵐。同僚のパートのおばちゃん達も、爪が長いだの、髪の毛が乱れてるだの、文句の嵐。はぁ~...。そして毎晩閉店15分前は戦場だった。お刺身とかお惣菜が半額になるから。毎晩欠かさずやってくるおばちゃん軍団もいたっけ...

実はこんなに辛い目にあっても辞めなかった理由が私にはあった。それは、高校で同じクラスだった大好きなSくんも同じスーパーで働いていたからだ(ウフッ)。Sくんとはとても仲が良くて、付き合っていたわけではないんだけど、向こうは私の気持ちも知ってて...ていう微妙な関係だった(青春時代...)。クラスでも一緒、学校から一緒にバイト場に向かって、夜まで一緒にお仕事☆これが辞められない理由だった(笑)でも、実はうちの高校、バイトは「禁止」という校則があったのだ...。そんなある日、レジをうってたら、いきなりSくんが来て「やっべぇ~!!先公が来てる!」(高校生っぽいしゃべり方でしょ 笑)って言うの!なんでも、Sくんが棚の整理をしてたら私達の担任の先生が「すいません、麦茶売り場はどこですか?」ってSくんだとわかってて真顔で聞いてきたんだって!で、びびったSくんも真顔で「あっちです」って言ったらしい(笑)でも、そのあとあわてて私のところに飛んできたの。私は見つからないように「お電話です(スーパー用語でトイレに行ってきます)」って言って裏へ逃げて隠れた。その次の日、学校で担任と顔をあわせるのが怖くてドキドキだったけど、結局私もSくんも何も言われなかった...でも、やっぱり先生がうろついてるスーパーってのも居心地悪いって事で、Sくんは辞めて、で、Sくんがいないスーパーなんて私も働く意味が無かったので辞めましたとさ。あ、ちなみにこのスーパーの自給は700円でした。ちょっとグレードアップ。

* 余談だけど、このスーパーは辞めたスタンドの隣にあって、スタンドの前を通ればすぐだったけど、気まずかったのでわざわざ遠回りをして行ってました (笑)

まだまだ続く私のバイト体験談。この後も色んな場所でバイトしてます。でも続きは次回...乞うご期待!! 






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最終更新日  2005年01月07日 23時47分50秒
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