訪問ありがとうございます。
本試験まであと11日となりました。受験生の方、頑張ってください。
<為替手形の仕訳>
為替手形のしくみ
に記載した振出人:A商店、名宛人:B商店、指図人:C商店の
それぞれの立場での仕訳を例題でみてみます。
為替手形振出前の仕訳
A商店はB商店に商品10,000円を販売、代金は掛けとした。
A商店の仕訳 (借)売掛金10,000 (貸)売上10,000
B商店の仕訳 (借)仕入10,000 (貸)買掛金10,000
C商店の仕訳 なし
A商店はC商店はより商品10,000円を仕入れ、代金は掛けとした。
A商品の仕訳 (借)仕入10,000 (貸)買掛金10,000
B商店の仕訳 なし
C商品の仕訳 (借)売掛金10,000 (貸)売上10,000
為替手形の振り出し時の仕訳
5月1日A商店は仕入先C商店に買掛金を支払うため、C商店を名宛人、得意先B商店を
名宛人とする為替手形10,000円を振り出し、B商店の引き受けを得て、C商店に渡した。
A商店の仕訳 (借)買掛金10,000 (貸)売掛金10,000
B商店の仕訳 (借)買掛金10,000 (貸)支払手形10,000
C商店の仕訳(借) 受取手形10,000 (貸)売掛金10,000
為替手形の決済時の仕訳
7月30日、A商店が振り出していた、為替手形10,000円が無事決済された。
A商店の仕訳 なし
B商店の仕訳 (借)支払手形10,000 (貸)当座預金10,000
C商店の仕訳 (借)当座預金10,000 (貸)受取手形10,000
注意:独自の見解をもとに掲載しておりますので、参考程度にとどめて下さい。
手形貸付金と手形借入金 2008.05.30
支払手形記入帳 2008.05.29
受取手形記入帳 2008.05.29
PR