テレビ屋と呼ばれたい
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Nikon D40 45mm 1/30秒 F5.3 ISO 200去年、世の中は「幸運ブーム」だったのかな、と思います。金と銀のペンで手相を書くと幸運になる、とか、革の長財布を買って、はじめに大金を9日間入れておくとお金に困らない、とか、“ありがとう”と25000回言う、とか・・・。なかでも一番の話題になったのは、「掃除をする」ことでした。僕も去年の初めから「トイレ掃除」だけは欠かさずやっています。掃除の目的はもちろん「きれいにする」ということですが幸運に結びつくキーポイントは、やっぱり「捨てる」ことでしょう。僕も「捨てたら必要になる」という強迫観念からなかなか抜け出せず、いまだに本やら昔の思い出の品やら、捨てきれずに押入れを占領しています。風水の本によく 「捨てることによって、そこに幸運が入ってくるスペースができる」と書いてあります。モノを捨てることもそうですが、目に見えない「こころ」とか「出会い」とか「仕事」といったものにも、そういう考え方が当てはまる気がします。「とても愛していた人を失って絶望していたら、もっと素敵な人に出会った」「過去にばっかりとらわれていた自分を捨てて前向きに生きていく決心をしたら、天職にめぐり会った」「どうしても入りたかった会社に落ちて、泣く泣く入った第2志望の会社で社長になった」捨てたり、失ったりすることは、ときに悲しみや後悔を伴ないます。「捨てたのは失敗だった」「あのとき、こうしていれば・・・」でもね、僕は最近、それは偶然ではなく、やっぱり必然だと思うんです。人はそのときそのとき、常にベストな判断を下している、はずなんです。ただ、結果が悪かったということで、間違っていたと思い込んでいるだけで、考え方、ものの捉え方次第で、それでよかったんだ、と思える結果をもたらすことができるはずです。起こっている現象は同じでも、捉え方次第で幸運にも不幸にもなります。やりたかった仕事が突然キャンセルになったとき、僕は「神様がやらないほうがいいと判断したんやな」と思います。「神様が決めたんやから、しょうがない。縁がなかったということで」と思うのです。それは「過去はすべて予定どおり」(中野裕弓)「人生はよくなるようにできている」(本田健)と考えているからです。捨てたり、失ったりしたときは、「やったぁ、これで幸運が入ってくるスペースができた」と思うと少しこころが軽くなります。(偉そうに言ってますが、実はけっこう過去を引きずりますねん)そういえば、最近こんな言葉をもらいました。「運命が酸っぱいレモンをくれたなら、それを嘆くのではなく、美味しいレモネードを作ってしまおう」(D・カーネギー)
2008.01.12
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