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ああ 今日も一日 無為に過ごしてしまった。 何をしているんだろう。自分自身をみつめてしまうと恐くなるので 見ないように何も考え無いにと思っていると本当に馬鹿になってしまっているようで。ずるずると後ずさりをして行っている。いっそ 一気に滑り落ちればスッキリするのでは・・・・それも叉遣る瀬無いか。今夜も とっぷりと夜は更けていく これから残された時間は好きな本でも読みながら眠るとしようか。まあ 明日があるか・・・ 明日が来ても叉同じ様に 日々馬鹿になっていくんだろうな~。
2008年01月30日
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「待った?」「いいや 丁度のタイミングかな」息子を駅へ迎えに行きました。車に乗り込むなり息子は話し出した。フロントガラスに降る雨を吹き払う様動くワイパーにあわせて頷きながら聴いていました。「堺駅に一度降りてロフトで水槽に入れる流木を買ってきた。158円。これを暫らく水に漬けてアクを抜いてからビローモスをくっつけるんや。木綿糸で縛って あ 木綿糸のアクも抜かないといかんなあ~」「楽しみやなあ~ ところで そのビローモスは何時買うんや?」「流木のアクが抜けてからや それに・・・・それから・・・・・ああしてこうして・・・・」息子の話し声が降り注ぐ雨粒のように耳元を流れていく。「実は ビッグニュースが有るんやけど・・・・」気を持たして呟いてみると。「なんや なんや 言うてーな・・・・・」「ふ ふ ふ 聞きたい? どうしようかな~ ふ ふ 実は・・・・・今日 警察が来て『泥棒を捕まえました』と」「え!ほんとう?」「そうや 8月9日(8:9のブログ参照)に我が家に押し入った奴(やつ)や警察の言うのには犯人は一人やて」「うそや~!ぜったいあれは一人の犯行やないで 一人にしては犯行が手際良過ぎる。逃げる時間も無かったし ひとりが車を運転していて一人がレジを抱えて逃げたやで」「お父さんもそう思う 警察は騙されているんやで きっと共犯者をゲロしていなくってな・・ それに 犯人は27歳やて この近くに住んでいたんやて 捕まったんは10月らしいで」「ふ~ん・・・」「300件の犯行やて 順次裏づけを取っているんやろな それで今日我が家にきたんやわ なんや 店の前で誰かが写真撮っていると思っていたんやわ」「お金は返ってこんのやろな~」「まあな・・・・・・な ビッグニュースやろ。 さあ着いたで・・流木を早う水に漬けな」「そやな」 「ただいま~」息子は一目散に二階へ駆け上がっていきました。夕食は流木を水に漬けてからなのでしょうね。
2008年01月28日
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息子の去年の誕生日に小さな水槽を買ってから、これがえらくお気に入りただひとつの慰みとばかり熱心に熱帯魚を飼っている。一度はネオンテトラ10匹を死なせ。後に再度ネオンテトラ10匹を買い直し、生き残ったのが4匹。それに追加する事、ラスボラ2匹。ヤマトヌマエビ3匹を購入、これもあえなく1匹死亡。残る2匹。オトシンクルスは1匹生息するも、これは三代目。正月には家には不在だった為、その間、大量の苔がガラス板に付着。この苔の清掃の為に1匹のえ~と何とか巻貝を購入。巻貝は働き者せっせとガラス板に付いた苔を食べている。息子はうっとり眺め、時折餌を与えこまめに水の管理を怠り無い。インターネットで飼育方を調べ、それはそれは恋人ならぬ恋魚である。そんな息子がこの土曜日に産学協同研究の実験発表があるとの事で実験プログラミング研究の為に徹夜になって家に帰って来れないと言い残して大学へ行っていた。そこで妻が夕方に息子へメールを送った。「研究室は寒くないの?温かくしときや。少しは寝るんやで。食事はしまつせんと確り食べるんやで。 ところで魚どないしょう?」送信。帰ってきたメールが「魚食べといて」ふ ふ ふ ふ・・・・妻が噴出していました。「何や・・・何笑てんや」思わず妻に訊いてみました。「だって・・・・少しは寝るんやで。食事はしまつせんと確り食べるんやで。 ところで魚どないしょう?とメール送ったら 魚食べといて やて 食事のおかずと思ったみたいやわ」「よっしゃ~ 水槽の魚 食べていいんか?メール打っといたれ びっくりするで」
2008年01月25日
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あったかい・・・・冷たくなった手に受けるように持ったたこ焼の包みは温かかった。氷雨こそぼり降る暮れなずんだ薄闇に濡れた黒いアスファルトを踏みしめながら近所へ配達に行ってきた。足音はピチピチと闇に溶けていく。目を大きく開けた視線の先にポッと浮かぶ柔らかい電気の灯り。何気なく通り過ぎようとした足が迷うように止まった。どうしよう・・・・・買って帰ろうか・・・灯った明かりの中を覗くと黒く丸くへっこんだ鉄板に可愛く焼けたたこ焼きが並んで笑っている。夕食前だけれどなあ~・・・・どうしよう・・・けれども足は灯りに近づき指はコツコツとガラス窓を叩いていた。「おじさん たこ焼きを」「へい 幾ら」「二百円で」先程 貰った二枚の銀貨をおじさんに渡した。十四個二百円どうって事ない鄙びた店先のたこ焼き。クルリと新聞紙に包んで渡された。手に乗せるとあったかい・・・・・・どうだろう・・・喜ぶかな? どうだろう食事前だしなあ~少し歩いて あったかい・・・少し待った信号が青に変わった。「ただいま~・・・・おみやげがあるんだけれど・・・」
2008年01月23日
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くそう・・・・・何故だか一生懸命一時間半もかかって考え創作したブログをいざUPする段になって(公開する)を押したのに UPできず繋がらない。慌ててもう一度インターネットエクスプロラーを押しなおす。「ああ みじめにも くやしい・・・・・」みんな消えてしまっている。とてももう一度創作する気力も湧いてこない。折角作った一話が消えてしまった。くやしい・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!
2008年01月21日
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「待ったか・・・」「二三分な」電話があって時間を見計らって駅まで息子を迎えに行ったのです。何時もの所定の場所に待っていました。息子は車に乗り込むと「冷えて来たな~明日のセンター試験は寒いでー 帰る前に見てたら試験場の準備は終わって案内板が出てたわ」「おまえとこの実験棟は試験場とは重ならないんか?」「近くになっているから試験のジャマにならない様に実験棟の工事が今日までに終えたみたい。工事用の赤いコーンが取り除かれていた」信号が赤に変わり停車すると赤く照らされた息子の顔を見て「ところで 実験上手く進んでいるんか?」「シュミレーションのプログラミングがなあ~・・・・・・」信号機は青に変わりアクセルを踏みながら「進んでいないんか?」「そら進んではいるけど・・・・」「進んでいるならいいやんか 思ったようにいかんのんは 何でもそんなもんやろ お父さんなんか思った様にいかんのんは何時もの事や」「まあな・・・・」そうこう息子と話して運転している間に家に着きました。「ただいま~・・・・」さあ もう少しPM11までもう一度白衣を着てお店番です。多分 誰も来ないだろうけれど。お店番と言うよりこのブログを書いているか「お父さん 迎えに来てくれてありがとうな」息子は言いのこすと遅い夕食を取る為に二階へ上がって行きました。
2008年01月18日
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「さいしょはグー ジャンケンポン!」「よし かあさんはぬけたな~ よ~し いっきうちやなあ さいしょはグー ジャンケンポン! よっしゃあ~お父さんの勝ちや~」押入れの奥から引っ張り出してきた湯たんぽ。久しぶりに入れる事になりました。みんなでジャンケンをして勝った者が使う事となったのです。「負けたかあさんは御湯を沸かして さあ さあ 湯たんぽの用意をしてよ その間に順番にお風呂に入ろうか・・・・先にお前からな」息子が先にお風呂に入りました。おかあさんは湯たんぽの御湯沸かし。「お!湯たんぽの用意できたか じゃあお父さんのお布団の中へ入れといて」息子がお風呂から上がったので次はお父さんが入る番。「ゆっくり温まってくるわな・・・」ゆっくりお風呂に浸かり出てくると 湯たんぽの入ってるはずの布団はペッタンコ。湯たんぽが有りません。お布団の中は微かに温かく湯たんぽの有った気配を残すのみ。「あれ~湯たんぽは?」「湯たんぽ?・・・ああ湯たんぽね 湯たんぽはどうやらお父さんのお布団は御気が召さないみたい 湯たんぽから手足が出てきて這って出ていったよ まるで亀みたいやったな~ なあ~おかあさん」「そうやね~何処かへ這って行ったみたい ふ ふ ふ」「そ そ そんなせっしょうな お~い湯たんぽや~い お~い湯たんぽ おったら返事をしてくれや~い」
2008年01月16日
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「フワ~・・・寝た寝た。よく寝てたわい。 どれどれ心地よう寝てたと思ってたら雨が降ってきていたのか」目覚めたばかりの恵比寿は寝疲れて石のようにパンパンにはった肩を解すかのか首を二三度振り大きく息を吸い込んだ。鼻腔に湿った夜気が流れこむ。どうやら終い恵比寿は雨になっていたようだ。既に福娘も帰ったのかその姿が見えない。福娘ばかりか門前に開いていた店も畳まれてひっそりとしている。僅かに灯された明かりがボ~と振る雨に霞んでいた。恵比寿はここ三日間に掛けられた多くの願い事を振り払うかのように袖を手の平で払った。「欲深い人間どもめ・・そう多くの願い事をしても、わしとしてもそうそう叶えてやる事もできまいて」と恵比寿が腰を上げようとした時である。刻限は日を跨ごうとする直前。コツコツと石畳を踏む足音が響いてきた。「もう残り恵比寿もお終いだと言うに・・・・・・・・」見るとその人影はツカツカと恵比寿を祭る祭壇の前に駆け寄って来た。恵比寿は上げかけた腰をもう一度どっこいしょと下ろし座りなおした。恵比寿は最後の御参りだと、見るとも無しに眺めるとこれがめっぽう良い女ほんのり色香が襟元から滲み出て、もとより嫌いでない恵比寿は鼻の下を伸ばして「最後の願い事なれば 聴いてやらぬでも無いが・・・どれどれ」女は両手をあわせて一心に呟いている。「ど~か あのひとに会わせてください・・・・・・・・」恵比寿はにんまり微笑むと「これは容易い願い事 それではこの願い事は聞き届けてやる事にしよう・・」女は恵比寿さんに願い事をするとすぐさま踵を返して降る雨の中へ消えて行った。恵比寿もその後重い腰を上げてよいこらしょと立ち上がった。そして片頬を緩め「どれ 先程の願い事を叶えてやるとしようかな」と呟いた。その時である。帰りを急ぐ女の後ろからその女を呼び止める声がする。「あの~すみませんが駅へ行く道はこのまま真っ直ぐで良いんでしょうか?」女が振り返って見るとうらぶれた老人が所在なさげに道を尋ねてきた。女は不審に思いながらも「ええ この道で・・真っ直ぐに行くと駅ですよ」と答えていた。そしてそれを遠くを窺うようにこの様子を察した恵比寿は、さもあの~のひとに会う願い事を叶えて上げたようにひとつ頷いた。
2008年01月11日
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ふわりとした ひとときが ひらいていく。 ゆっくりとゆっくりと・・・・・枕辺の遠く近くにコトコトと微かな音を聞いた。朝食は何時ものパンと紅茶じゃなく七草粥か。鍋には白い湯気が立ち昇っていた。
2008年01月07日
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時折木漏れ日の差す中、奥まった嵯峨野にある愛宕念仏寺は時雨れていた。「会いにきたよ・・・・・・・待ってていてくれたかい・・見守っていていてくれたかい・・彼らがその後に生まれた兄弟だよ 大きくなっただろ・・・」二十数年の年を重ねて石に祈念して彫った羅漢は静かに苔むしていた。生を受けて八ヶ月まだ光を見ないとは言え我々の子供だった。多くの事を語りかけ御腹の中で動くのを伴に声を出して喜んだ。そして名前はなんとしようか・・・とか なのに・・・八ヶ月の命が長いのか果たして短いのか・・・・それでもいっぱいいっぱい慈しんだんだよ。金たらいの中で動かないおまえのその微笑んだ様な顔は妻に似ていた。女の子だったんだ。妻には見せる事無く私の網膜に確り刻みおいたよ。それでNHKで念仏寺で羅漢を彫っているって放送を観てすぐさま申し込んで店の休み休みに彫りに来て彫り上がった羅漢がどこか面影が・・・・もう既に二十数年前か・・・念仏寺には千二百躰の羅漢が静かに苔むして佇んでいた。その中に一躰、深く祈念して彫った我々の羅漢も時雨に暮れていく元旦に佇んでいた。
2008年01月04日
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