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鬼は外~♪ 福は内~♪・・・鬼は外~♪ 福は内~♪・・・男は夕べの黒い幕が下りて来た街角に遠く近くに黄色い子供達の唄うような声を聞いていた。鬼は外~♪ 福は内~♪・・・鬼は外~♪ 福は内~♪・・・ふ~と遠い目をした男は幼かった頃の節分のある日を想い出した。あの宵もはしゃぎながら豆を撒き鬼は外と唄っていた。暗闇に投げた豆が吸い込まれていくにしたがって男の幼い目はあちこちで一寸ばかりの怪しげな影を認めた。最初は豆に驚いた猫ではないかと思ったがよく見るとそうではなかった。小さな鬼が逃げまどっていた。男は逃げる姿が滑稽で面白そうなので叉豆を投げつけようとしてその小さな鬼と目線が会ってしまった。悲しい目をしていた。続いて豆を投げつける手が思わず止まった。「ごめんよ・・・豆 当たった?」鬼はおずおずと尻込みをしながら近づいて来て「ううん・・・でも どこもかも 鬼は外って豆を撒いているから行く所がなっくって・・」「そう だって節分だから 鬼って悪者だろ」鬼は寂しそうに「そうでも無いんだけれど そりゃ鬼は良くはないさ でも 一概に悪いとばかりは云えないだけれどな 絶対に云える事は邪(よこしま)じゃ無い事 本当は人間とも上手くつきあっていきたいんだ」「ふ~ん」「紙芝居で『泣いた青鬼』って見た事はある?」「あるけど・・・・」「だろ・・どうだった 君は鬼が悪者と思ったかい?」「・・・そうじゃなかった・・・」「だったら 僕たち仲良くしようよ 豆は投げつけないでおくれよ そしてもう鬼は外なんて言わないでくれよ」「うん」そう言うと小さな鬼は急に飛びついてきてスーと男の御腹の中へ同化して隠れてしまっていた。そして御腹の中から鬼の声が聞こえた。「僕たち 良い友達になれると思うよ」夢だったのかもしれない。しかし男が小学生になった時、大火傷で死にそうになって意識が浮遊している最中(さなか)に鬼が出て来て「ここで 君に死なれちゃ僕も行く所が無くなるから頑張って生きてくれよ 僕の命を御裾分けするよ」あれから幾年が流れて行っただろうか、男はすっかり小さな鬼の事は失念していた。それでも男がとりわけて邪(よこしま)な心を抱かずに過ごせてこれたのも腹中に鬼を住まわせていたが故なのではなかっただろうか。小さな鬼は意識に感じられない程、おとなしく共存していた。そしてそれを男は幸せと感じていた。そんな男が五十路を過ぎた時、不意にその道程の隙穴に落ち込んだ。男が這い上がろうともがけばもがくほど、意識の底へ埋没してしまう。とうとう男は力尽きて思考する事すら適わなくなってしまった。そして生きる気力すら絶え絶えになり、今にも消えそうになった正にその時。叉あの小さな鬼が男の中に現れてきてくれた。「ふ ふ ふ だいぶまいっている様だね・・・・・」「まあね・・・・・・」「もう 御終いにしようと思っているのかい・・・」「・・・・・・・・・」「でも それじゃ 僕が困ってしまう 住む所が無くなるじゃないか ここはひとつ僕たち共存共栄の為に鬼と云われる力を発揮してみようか」「・・・・・・・・・」不承不承、男は忘我の日々を一日一日と過ごした。すると無為と思われた日々の営みで薄皮を剥がす様に心の傷が癒えてきて、ようよう男には薄明かりを認めれるようになって来た。そして今日まで生きて来た。今日は節分。遠く近くに子供達の唄うような黄色い声が聞こえて来る。鬼は外~♪ 福は内~♪・・・鬼は外~♪ 福は内~♪・・・我知らず男は小さな声を漏らすように呟いた。鬼は内~♪ 福も内~♪・・・鬼は内~♪ 福も内~♪・・・
2007年01月31日
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夕食も済んで、さてブログでも書こうかと思っていると、急に雑用が入りました。慌ててお出かけ。信号で赤になって止まる度に、早く早くと気が急くばかり。やっとどうにか間に合って帰って来ると、もうこんな時間。頭の中は真っ白。ブログに乗せれそうな物は羽が生えて飛んでいきました。それとも初めからそんな物は無かったのかもしれません。何か面白い話が浮かんでこないかなあ~むかし むかし あるところに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2007年01月29日
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「もう いいかい・・・・・・」暫し我は目閉じて訊く。「ま~だだよ」「も~う いいかい・・・・・」「ま~だだよ」「もういいかい・・・・・・・」「も・・・う い・い・よ」目を開けた我は余りにも巧みに隠れた我が望を見とめる事が出来ない。凍てついた地に横たわる我が長い影を見るのみ。「も~う いいよ」地の底から幽かに篭った望の声がする。我が望を探すにはこの凍てついた地を掘り返さなくてはいけないのか。我は凍えた指先に息を吹きかけ、透明な空に鶴嘴を振り上げる。
2007年01月27日
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ツルル~ルル♪ ツルル~ルル♪ ツルル~ルル♪ 電話の呼び出し音が鳴っている。「おのねえ~今日 お初天神だったから 行ってきたの するとねえ~ 聞いている?」義母から 夕刻に電話があった。「はい・・・・・」「それでねえ~ 私 NHKに写されたのよ ○○ちゃんの合格祈願をしていたら 写しているのよ」「はあ・・・・・」「だから テレビに映ると思うけれど 見ていてね」「・・・・・はい」と言うわけで今夜はNHKテレビを観なくてはいけません。何時放映されるか分からないので日記を書く時間が無くなりそう。だから簡単に走り書きをしておきます。さて6時と 7時と 9時のニュースを観ておかなくては。多分瞬間に終わると思うけれど義母から言われている事だし。
2007年01月25日
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車走の途絶えた道は静寂に沈んでいる。ぽつんと灯っている白い蛍光灯の下でPCを立ち上げ空白の書き込みページを開いたまま幾ばくの時が零れていっただろうか。深い吐息が漏れる。それとても隙間風の他に聞くものも無し。何も浮かばない、何も思い付か無い。こんな夜は、早々にPCを閉じ店を閉めて、熱い一杯のコーヒーでも飲もうか。それも叉良い考えの様に思われる。そして布団の中に潜り込み読みかけの本でも読もう。そんな事を言ってる間に短い針は11を示し長い針は12を指そうとしている。閉店の時間だ。もうPCを閉じなくては・・・・・・・・・・・・。
2007年01月23日
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トクン^・・トクン^・・トクン^・・心拍数が落ちて行く。トクン^・・トクン^・・瞼が閉じて行く。静寂が下りてくる。一切の感覚が沈んで行く。トクン^・・・・・・・トクン^・・・・・・・・トクン^・・微かに認識されるのは闇の底で響く鼓動のみ。既に冬眠状態に入ったのだろうか月に一度の休日。私は眠っているのだろう・・・・・トクン^・・時折、揺り戻しの様に目覚めると文庫本を開けた。目が文字を追う。忽ち展開する眼前の春秋戦国時代。それも何時しか知らぬ間に黒い幕が下りて来て叉深い眠りに落ちてしまっていた。何もしない何も動かないゆっくり曜日。トクン^・・トクン^・・鼓動のみが時を刻み続ける。今日が終わろうとしている直前になって、日記を書いていない事にふと気づいてでたらめな文字をだ列している。それでも今日は未だ休日なのだ。
2007年01月21日
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なあ~んだろな♪なあ~んだろな♪ こんばんのおかずは なあ~んだろな♪ふ ふ ふ ・・・・・・・たぶん あれ! そうじゃないかなあ~と思っていると台所で トントントンと音がする。 しばらくしていると油のはぜる ピチピチと。明日明後日は下の息子がセンター試験。木曜日の夕方より義母がおお守りを携えて助っ人に遣って来てくれました。台所は義母にお任せです。受験生も炊事仕事から解放されて本日は午後から試験場の下見に行ってきました。「夕食の用意ができましたよ~」義母の声がする。なあ~んだろな♪なあ~んだろな♪ こんばんのおかずは なあ~んだろな♪ジャジャジャジャーン トンカツ でした。 お相伴させてもらいます。受験生よ 明日、明後日の健闘を祈る。
2007年01月19日
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いえね、電線に止まっていた鴉がね。それを喋っていたのを聞いたひにゃ、びっくりしたやら、流石にねと変に得心したやら。その鴉達の言う事にゃ「この先、こ半刻ばかり飛んだ所に在る、さる失せ物を探す大層有難い神社があるのよ。処がどう言う分けか、ある日、忽然とその神社の屋根を葺いている胴屋根が消えて無くなってしまったそうな神社の神主さんは大慌て、急いで電話でこの事を知らせようとしたが、これまた電話がいっこうにかからない。不審に思い調べてみると、なんとなあ~電話線も元よりごっそり消えて無くなっている。道理で電話も不通じゃった分けじゃ。そこではたと思いあたったのが『我が神社は失せ物探しの神様』ここはひとつ神様に問うてみようと云う事となりお祈りをしてみたそうなするとじゃな、御神託があって『失せ物の胴は西の国の黄色い龍が貪欲に飲み込んでいる』と仰ったそうな」「ほ~ それで それはいったい・・ ・・・・な~るほど」てな分けで合点がいって、ぽ~んとひとつ膝を打ったしだいよ。追伸 「東の某国の投機筋も悪いのよ」と小耳にはさみました。ひょっとしたら皆様方の貯蓄も知らず知らずいっちょこれに噛んでいるかもしれませんね。
2007年01月17日
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弱い冬の日差しに身を心をちぢこませになりがちですが、ふと聞こえて来る冷たい雪の下に流れるせせらぎの音やぼっと咲く花の便りに思わず頬もゆるんで。「よかったね ほんと よかった」「おめでとう おめでとう」そんな言葉が言えるとき、言える此方の方が寧ろ喜びの御裾分けを貰えた様で嬉しくなります。小さなちいさな喜びの詩があちらこちらで沢山聞こえてくると良いのになあ~いじけた文字のだ列より喜びの声はい~いな~私も もう少し心を強く持って耐えてみましょうか 春まだ遠し。耳を澄ましてみましょうか。
2007年01月15日
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「お父さん 出来たよ『ぜんざいみもん(前代未聞)』 ふ ふ ふ」なる程、夕食が済んで暫らくしてから出て来たのが『ぜんざい未聞』ぜんざいもどきです。日にち遅れの鏡開きをして『ぜんざい』を作ってくれたのです。餅は固いけれど小豆は一応に甘いのです。しかし決して子供達に文句を言ってはいけません。彼らは彼らなりに懸命に作ってくれたのです。一人は受験生、一人は実験で忙しい身体。そんな過酷な時間を割いて食材を購入し夕食を作ってくれるのです。そんな彼らが言うところは「料理は実験みたいなもん 原料のAとBとCを入れて熱を加えて撹拌すると・・・・・」まあ 毎度まいど この様な物で 人様には言えないけれど生きていくのに必要な○○もどきを食しています。ありがたいかぎりです。はい。
2007年01月13日
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「お~い だ い じょ ぶ か 忘れちゃいないか」部屋の中で地を這う様な鬱々とした声が湧き上って来る。そしてやがてそれは呟くような独り言に変わっていった。「こう何時までも正座してちゃちこばっていると痺れもきれてくるし・・・肩も凝ってくる。もう そろそろ良いんじゃないか 今夜あたり熱い風呂にでも入れてくれねえ~ そうさねえ~ さしずめ今夜は小豆風呂といこうじゃないかい 正月から、このかた白味噌の風呂にも入った事だし、砂糖がたっぷり入った小豆風呂。 おい!そこの 聞いているんかい 分かっているんだろ 鏡開きだって事、分かっているんだろうが」テレビの上に置いて飾っていた鏡餅がぶつくさ言っている。なる程、正月十日あまりも過ぎれば餅も肩が凝って固くなってくるに違いない。だがそう思ったもののよくよく考えれば近頃の鏡餅は真空パックに収まり固くなる事もないんじゃないかとも思ったりもした。「なあ~頼むわ 熱い小豆風呂・・・・・・・」繰り返し独り言を喋っている内にやがて鏡餅はその言葉に哀調を滲まじだしてきていた。そこで私は学校から帰って来た息子に「どうも 鏡餅が鏡開きとて小豆風呂に入れろ入れろと五月蝿いんだけれど・・・・・」と言うと「そやな お兄ちゃんが帰って来る時 もし電話があれば小豆の缶詰でも買ってきてもらえば」と言っていた。「な 聞いたやろ 下の息子が ああ言っているんだから上の息子に帰りに小豆の缶詰買ってきてもろたるわ」と鏡餅に話しかけた時である。プルルル~ル♪プルルル~ル♪プルルル~ル♪電話がなった。上の息子からである。「実験が長引いているから先に夕食済ましといて・・・・・」「分かった あ できたら帰る時に鏡開きやから小豆の缶詰を買って・・・・」「無理 無理 むり・・・・・」「と・・・言うわけで どうやら今夜は小豆風呂は御預け み た い な鏡餅よ もうちょっと窮屈だろうけれどそのまま暫らくそこに正座しておいてくれるか」
2007年01月11日
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「ふぁ~~」早朝より拝殿に鎮座ましましていた恵比寿さんは伸びをすると首を左右にその凝りを解すように振り疲れを払い落とした。気づけば早、日もとっぷりと暮れて寒さも座った膝元から忍び寄って来ていた。風も聊か冷たく吹いて来ていた。長い一日であったような気もする。さりとて実は知らず知らず座して転寝をしていたのだ。だからそう苦にはならなかった。その居眠りの中で多くの参拝客が種々ざっぱな願い事をしていたのを遠い漣の戯れの様に聞いていた。あまりにも多くの願い事は幾重にも重なりはっきりとは聴き取れなかった。伸びをして目覚めた恵比寿さんは多くの願い事を叶え損ねた気恥ずかしさか遅遅に来る次の参拝客の願い事を例え如何なる無理難題の願い事であったとしても耳をかっぽじて良く聴き叶えてやろうと決めた。丁度、そんな折、一組の家族が鳥居を潜ってやって来た。男は四十過ぎ女はそれよりも幾らか若いであろうかそんな夫婦者の両手にぶら下がるように一人の男の子がはしゃいでいる。「なに なに 子供が何かお願いしているみたいだ・・・・・・」恵比寿さんは耳をそばだてた。「ね~ね~綿菓子を買ってよ~ね~良いでしょ」「だめ もう夜も遅いんだから甘い物を食べるのは歯に良くなし それに憲ちゃんはもう大きいんだから綿菓子なんて・・・」「だって・・・好きなんだもの」「はい はい じゃあ もし御参りが済んで未だ綿菓子屋さんがお店を閉めていなかったら買ってあげるわ」「わ~い 早く恵比寿さんに御参りしようよ それまであの綿菓子屋さんお店を終わなければ良いな~」「ふむ ふむ な~んだ 簡単な事じゃないか」恵比寿さんはコクリと顎を引いた。そんな時、その夫婦者の女の方が男に向かって呟いた。「風がまた出て来たみたい 冷たい風だこと 足元から冷えが這い登って来るわ こう寒くちゃ せめてこの風さえ止んでくれたら少しは我慢も出来るのに・・・・」「ひとつ ひとつ文句が多いなあ~折角家族揃って御参りに来たのだから 楽しくやろうよ 何時も御前はあ~だこ~だと五月蝿いんだよ たまには主人をたてて労わりの笑顔でも返して欲しいもんだ」「ふむ ふむ そうなんだろうなあ~ ではそれじゃ」恵比寿さんは又もやコクリコクリと二度ばかり顎を引いた。その夫婦者と男の子は拝殿の前に行くと賽銭を投げ入れ鈴を鳴らしなにやら神妙にお願いをしている。男の子は「精賢中学受験に合格します よ う に」女の方は「何時も買っている宝くじ 今度こそ一等の・・いいえ欲は言いません せめて二等でも当たります よ う に」一方、男の方は「春の人事昇進で是非とも課長になれます よ う に」処がところが どうでしょう この夫婦者と子供が一心に恵比寿さんにお祈りしている時には既に恵比寿さんは拝殿の奥の扉から一歩外に踏み出していたのです。頬はだらりと緩み鼻の下を伸ばして独り言を呟きながら鼻緒に足の指を通していたのです。「密かに願い事を叶えてやるのも これも神の仕事 まあ 気持ちの良いものじゃのう・・ではこれからちょっと骨安めに弁天さんと・・こちょ こちょっと・・・ふ ふ ふ」さて夫婦者はと言うと恵比寿さんに真剣にお願いして拝殿を背にすると互いにクスリと笑い「ねえ~なにお願いしたのよ~」と戯れて囁いている。妻の言葉にはやんわりと暖かみが滲んでいたようだ。気づかないが何時しか冷たい風も止んでいる。終いかけた屋台のそれぞれに有って先ほど見かけた綿菓子屋の電気がまだ灯っていた。男の子は両親の手を振り切って駆け出した。「お父さん お母さん 早く はやく」「へい いらっしゃい よかったね坊や もう終おうと思っていたんだけどよ 見たら最後にちょこっと原料の砂糖が残っていたもんだからね よ~し それじゃ 特別おまけだ ひとつはりこんで大きな綿菓子を進呈しやしょう 毎度 おおきに」
2007年01月09日
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トン♪トン♪トン♪・・・トン♪トン♪トン♪・・・トン♪トン♪まだ醒めきらぬまどろみの中でトントンと云う音を聞いたような・・・・ん?・・あれは強風に揺れる物干し竿のあたる音。そうか・・・今日は一月七日 七草粥の菜をきざむ音と聞き違えたのか それにしても この強い雨風 子供達に朝から七草を賄って来るように言うには聊か可哀想。「お~い 子供達 今日は『七草粥』お粥を作る事にしようか・・・」「お父さん だけど雨風が強くって七草を求めに行くには・・・」「な~に だいじょうぶ お粥だけで良いよ 言うじゃないか『無(な)くて七癖(草)』」「そうそう言うよね『泣(な)くって七くさ』ただのお粥で良いか・・・」「セリ♪ナズナ~♪ゴギョウ♪ハコベラ♪ホトケノザ♪・・スズナ♪スズシロ♪~♪は~るの♪七草~~~♪ きもち きもちだよね」・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・追伸おっと 子供達に一本かつがれました。出てきたお粥がなんと なんと七草粥 昨日に上の息子が買い求めてあったとの事。「だって 今日は『七草粥』でしょ」だって長年続けてきた習慣 男の子だって馬鹿にしたもんじゃありません。本当にこれが『泣(な)くって七くさ』トホホホ・・ホ。
2007年01月07日
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