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今週の日曜日に、いつものDランドで、ゆるゆるの走行会をします。今回は久々のバギーで、これまた久しぶりのシーラカンス、もといホーネットを走らせよう、と思っています。開催の目的は、タミグラ用にタケさんからお借りしていたバッテリーを、ご本人へお返しすると云う、ごくごく私的な理由によるものなのだ。なので、まったく気合の抜けた「ちくわぶ」のような走行会になろうかと思います。つきましては、バギーをお持ちで、お暇のある方で、なおかつ「ちくわぶ」を食した経験のある方は、どうぞご参加願います。関西における「ちくわぶ」の存在価値について、ゆるゆると語り合いましょう。詳細については、以下のとおりです。○日 時 平成19年9月2日(日)午前8時30分頃から正午まで○場 所 Dランド 多目的広場(略図参照)○内 容 EPバギー走行会○その他 公園の無料駐車場は、だいたい8時半には開場しています。満車の際は、近くのコインパーキングが利用可能です。なお、駐車場からは、かなり歩きます。 イベントらしきものは、特に開催する予定はありません。まったり、ゆったり世間話をしながらチキチキするのが主な目的です。 バンド管理については、バンド管理ボードを設けますので、空いているチャンネルを適宜使って下さい。 また、公園の占有許可は取れませんので、諸事情により中止や場所移動になる場合もあります。あらかじめ、ご了承願います。
2007年08月30日
タケさんの出場したミニスポーツクラスの動画を、少しだけ撮ったのでアップします。http://www.youtube.com/watch?v=B7NBCT-kJ80こうやってみると、ゴール間際のあのタイミングで、同時テロじゃあるまいし、なんで大きなクラッシュが連続したのか不思議です。しかも、タケさん自身は、多重クラッシュには直接関係せずに、独りだけポツンと転がっていたのですから、間が悪いと言うか、不幸と言うか、運命の無慈悲さを感じます。酷暑のなか、マーシャルも走り回って大変そうです。あのマーシャルが自分じゃなくて良かった、と云うのが本音。まあ、レースは時の運もありますから、仕方ないですね。タミグラ関連は、これにて終了。
2007年08月30日
今回のタミグラには、タケさんの奥様に来て頂いて、お昼をご馳走してもらった。メニューは、なんと冷え冷えのソーメンだった!氷も自宅から持参されており、薬味もズラリと並んで、ここは自宅か食堂かと、見間違うかのような立派な食膳が、ピットテーブル上に出現した。これは、おいしかった!、素晴らしかった!、マーベラスだった!!気温36°、路面温度60°の無風状態のなか、冷たいソーメンがツルツルと喉を通り過ぎるのは、味覚を超越して快感でありさえした。まるで、砂漠を何日も彷徨った後に飲むオアシスの水のごとく甘露に感じた。うだるような暑さの中、これまた灼熱地獄のピットで、この冷えたソーメンだけが、唯一の救いのような気がした。それと同時に、この昼食がタミグラ最大の「良き思い出」となった。来夏のタミグラに出るのか?と聞かれれば、答えは「!?」なのだが、あのソーメンはもう一度食べたい!
2007年08月29日
これが、コース全景。画像を何枚も貼り合せているので、魚眼レンズ風になっているが、手前がメインストレートとなっており、スタート、ゴールラインが設けられている。ご覧のように、駐車場に設けられた特設コースだ。駐車場の白線を見て頂ければ、だいたい想像がつくと思うが、少し荒れたアスファルト路面となっている。しかし、スタッフやボランティアの方々の努力で、小石や浮き砂は無く、グリップは比較的良好だ。コース設定は、テクニカルなコーナーが多く、少しくらい走った程度で習熟する事は難しい。しかも、各コーナーにはパイロンディッシュが貼られているので、実際の走行ラインは、さらに狭くなる傾向にある。もちろん、星野一義ばりにゼブラゾーンに乗り上げながら走っても構わないのだが、このディッシュは弾力のあるゴム製なので、タイミングが悪いと車がポーンと跳ね上がってしまう。ミニクラスなどは、面白いようにポンポン飛んで、ゴロゴロ転がっており、見ている分には楽しかったが、ドライバーの方は気が気では無かったと思う。このディッシュ群は、なかなか鬼門なのだ。スタート直後の「1」コーナーには、このディッシュが、バンバンと張り出しており、スタート直後のせめぎ合いを、さらに激しいものとしている。続く「2」も低速コーナーながら、Rがキツイうえに、ディッシュが張り出していて、走行ラインが非常に狭く、大混戦となる。その先は、コントロール台から離れたところで、S字を描くように「3」の出っ張りがあり、ここがかなりのクラッシュポイントとなっていた。上手な人は、ここを全開で抜けていくが、失敗すると張り出したコースフェンスに激突する。「4」も同様に、クラッシュこそ少ないが、腕の差が、通過スピードの差となって現れる。「5」のコーナーも、時々、大きなクラッシュが発生しており、マーシャルも大変そうだった。良く見ると、「5」はアスファルトにクラックが入っている箇所があったりして、この辺が一番、路面が荒れている印象だった。上記のようなクラッシュポイントで転倒したり、亀になったりしても、すぐにマーシャルが駆けつけて来てくれる。しかし、変な所で、一台だけ転がっていたりすると、なかなか気付いてもらえずに、コントロール台上で地団駄を踏む事となる。タケさんが正にそれで、最終コーナー手前で独り寂しく転がっていたのだが、マーシャルの皆さんが「5」コーナーで発生した大クラッシュの片付けに翻弄されたため、しばし放置状態となってしまった。どうせクラッシュするなら、目立つ所で派手にやった方が良い。タミグラは敷居も低く、とりあえず出場完走する事は容易だ。しかし、これが上位入賞となると、なかなか生半可な努力では難しい、といった印象だ。意外だったのが、シャーシの差で、おっさんのTT01Rでも、全然劣等感を感じる事無く走る事が出来た。予選1回目は、全然ダメダメだったが、2回目は後列スタートで、1コーナー、2コーナーと、慎重にクラッシュを避けて走ったら、その後は3~4番手を順調に周回する事が出来た。そのままゴール出来たら良かったのだが、途中「このまま完走したら、上位メインに行けるかも?!」などと云う邪心がムクムクと沸き上がって来た途端、一気にペースが崩れた。その後は、しょうもないクラッシュを重ねて、ズルズルと順位を落として、めでたく予選落ちとなった。それでも、一時にせよ、良いポジションで、それなりに走れたので良かった。レース初心者でも、TT01のような入門用RCであっても、タミヤ製RCを購入した以上は、一度は出てみるのも楽しい経験だと思う。なんといっても、この世知辛いご時勢にあって、参加費無料なのだから。
2007年08月29日
暑い、熱い、厚い、篤い、アツい、タミグラが終わってから1週間以上が経過した。あの凄かった熱気に弄られて、混沌としていた頭も、最近はどうにか整理がついて、だんだんと良き夏の思い出となりつつある。レースとしては惨憺たる結果に終わったが、普段の練習量から考えてみれば、妥当な結果だったと思う。やっぱり、日頃からサーキットなどで走り込んでいる方々は違う。それよりも、200台以上のRCとオーナーが集まる機会なんて、そんなにある訳ではないので、貴重な経験が出来た。タミグラはレギュレーションの厳しい大会なので、飛び抜けて速い車はいない。では、上位メインの方々と素人では、何が違うのだろうと見ていると、直線の速さでは無くて、コントロールの正確さが全然違う。まるで産業用ロボットのごとく、正確無比な動きで、周回を重ねていくのだ。あれは一朝一夕には真似出来ない。「ローマは一日で成らず」である。写真は、タミグラの会場風景。おっさんは、ちょっと早過ぎるかなと思いつつ、朝の7時ごろに現地入りをした。ちょうど前を、明らかにリピーターと思しき(あやしい)男性二人連れの車が走っていたので、それに続いてワイン城の深部にドンドン侵入していくと、そこに忽然と特設サーキットが出現した。途中、ワイン城のゲート付近や一般客用の駐車場で、案内文に記載されていた入場開始時間の8時まで、じっと待機している方々も居られた。車のダッシュボードに駐車権を出しておけば、咎められる事は無いので、どんどん行ってしまった方が良い。しかし、朝の7時の時点で、既にコース周辺のピットは満員御礼だった。しかも、巨大テント群の設置は終わっており、機材がテーブル上にズラリと並んでいる風景は圧巻であった。あまり普段見掛けない光景なので、もの珍しげに眺めていると、気合の入った方々は、コース脇のピットから予選レースを眺めつつ、テーブル下では密かにプロポを握り締め、スタートダッシュなどのタイミングを計っておられた。コース脇に陣取ると、より正確なイメージトレーニングが出来るようだ。隣の芝生広場の方は、まだまだ空きがあったが、ここだとレースの様子を見る事は出来ない。早く着いた順に、コース脇の駐車場に車を停める事が出来るので、そこから20~30メートルほど荷物を運ぶ事となる。あまり遅く着くと、遠く遠く離れた一般客用駐車場に車を置く事になってしまう。時間が迫るにつれ、付近一帯が人だらけになってくる。車検場、練習走行の列ともに、長く長く伸びてくる。特に車検場の列がなかなか動かないので、場合によっては練習走行を先にした方が良いかも知れない。朝とはいえ真夏の炎天下、ピットの設営、車検の列、練習走行の列に並ぶと、もうそれだけで十分レースを堪能した気分になる。しかし、本格的に暑くなるのは、まだまだこれからなのだ。(つづく)
2007年08月28日
ビーチの駐車場で見かけた車。う~ん、なんとも暑苦しそうな車内だ。この車には同乗したくないなあ。
2007年08月27日
お盆明けの海水浴だが、丹後半島の琴引浜まで行ってきた。http://www.meitenkan.com/spots/aminochou/kotobikihama/最近、遠出はしんどいので、もっぱら近畿内で候補地を選択している。琴引浜をはじめ、丹後半島の海水浴場は、ほどほどの移動距離で、混雑も少なく、海もきれいで素晴らしい。当初は、温泉&海水浴と云う事で、南紀白浜を探したのだが、WEBカメラで見ると、「顕微鏡で見た菌類の世界」のごとく、すさまじい人出だったので止めた。丹後半島に向かう道中、国道176号線を走っていると、道の駅に併設されたSL広場があった。http://www.kyt-net.ne.jp/kayaslhiroba/index.htmlうちの長男は鉄道マニアなので、狂喜乱舞して見入っていたが、素人目にも展示物がすごいと云うのは、なんとなく分かる。3枚目の写真にある機関車が、宮崎駿の世界に出てくる装甲機関車みたいで迫力満点だ。これは、除雪車なのだろうか?その少し先に行った所の国道沿いに、卵かけご飯専門店があったので入ってみた。ここで370円の卵かけご飯定食を食べてみた。まあ、卵とご飯のシンプルな定食なのだが、テーブルに醤油が6種類もあるので、好きな味付けで食べる事が出来る。貧乏性のおっさんは、6種類の醤油を全て試してみたが、そんな優柔不断な事をしていると、全ての醤油が混じってしまい、最終的に何が何だが分からなくなってしまった。こんな事では、到底、食通にはなれない。琴引浜には、午後の早い時間に到着したので、早速、水着に着替えて海に行った。ここの素晴らしいところは、海や砂浜がきれいなのはもちろんだが、同じ湾内に、長い長いビーチと、波の穏やかな磯がある事だ。だいたい海水浴なんて、半日もすれば飽きる。子供もバカでは無いので、一日中、砂浜で遊んでいろ、と言っても限界がある。そんな時に、傍に磯があれば、カニを捕まえたり、網で小魚を追い駆け回したりといった具合で楽しく遊べるのだ。おっさんは今回の旅行に備えて、密かにマスクや足ヒレを買い込んでいたので、磯の周辺でシュノーケリングをして遊んでいた。これらの道具類は、一式セットになったものが、近所のホームセンターで、4千円ほどで売られていた。中には、世界のダイビング・スポットを紹介した小冊子も入っていて、廉価ながら世界を見据えた内容となっている。まさか、ホームセンターで購入した4千円のシュノーケリングセットで、グレートバリアリーフや、タヒチを訪れるダイバーはいないと思うが、その心意気が素敵だ。マスク越しに覗いた琴引浜は、沢山の大小の魚に、イソギンチャクなどの生物が豊富で、想像以上に面白かった。気分は、カリプソ号に乗るクストー隊長である。夜はビーチ沿いの民宿に泊まった。http://www.matuei.jp/top/index.html夏はエアコンの効いた宿で、キンキンに冷えたビールを飲みながら、ズラッとならんだお膳を前に、どれから食べようか思案しつつ、迷い箸、移り箸するのが、正しい楽しみ方なのだ。翌日も、朝からビーチで遊んでから、昼過ぎに撤収した。帰路は渋滞も無く、夕方6時頃には家に着いた。軽く日焼けしてほてった体と、適度な疲労感が心地よかった。駅員風に言うと、「海ヨシ!、宿ヨシ!、渋滞なし!、発車オーライ!」なのだ。須磨海岸のように、ぴちぴちのギャルもいない代わりに、うるさい騒音も無く、快適に過ごす事ができた。やっぱり海水浴は日本海側だな、とつくづく感じた旅行だった。
2007年08月27日
昨日まで、須磨海岸の近くのホテルに幽閉されて、ねちねちと研修を受けていた。初日は、実務に絡んだ研修だったので、それなりに有意義な勉強が出来たが、二日目は人材教育専門の横文字の会社が研修を担当し、自己啓発、自己発見、意識改革といった内容で、性格診断テストのようなものを延々とさせられて閉口した。ああいった設問は、欧米人の発案になるものが多いのか、YESかNOか、といった二者択一の回答を強要される。その結果、あなたの性格は何々型である、といって決め付けられるのだが、機械語のプログラムじゃあるまいし、人間なんてそんな単純なモノではない。講師の発言も、やたらと英語を使うので、なんだか権威ある「お告げ」のように感じるが、よくよく聞いてみると、非常に胡散臭い。おっさんは仕事で社員研修を担当した事もあったが、こういった人材教育専門の横文字の会社へ外注に出す場合は、社内が煮詰まっている事が多い。人事部の研修担当者は、企画から準備までを、全て丸投げに出来るので非常に楽チンなのだ。しかも、管理職に対しては、キッチリと「お礼」があったりする。なので、本社勤務の内勤連中にとっては、実にありがたい存在なのである。しかし、見方を変えれば自社で社員教育が出来ない事を露呈している事にもなるし、それだけ会社の中枢部が脳死状態で、思考回路が停止していると云う事でもあるのだ。世の中には、精神論や自己開発、意識改革といったものが大好きな会社もあって、このような研修をしょっちゅうやっている会社もある。だいたいワンマン経営の親族企業で、アホな2代目、3代目が倒産させて、大勢の従業員を路頭に迷わしている。精神論では、どうにもならん事は、第二次世界大戦の敗戦が証明している。竹槍でB29は絶対に落とせないのだ。そんな訳で、須磨海岸の青いビーチを望む開放的な場所で、やたらと英語を使う、やたらとウンチクの長い講師から、やたらと内向的な精神論を聞かされた。研修の最後には、「自分を開花させる詩」なるものを、恍惚としながら歌い上げるのも聞かされた。しかも、長い余韻を残しつつ歌い上げた後に、「どや!」と言わんばかりに会場をニタ~と見渡すのだ。もう、サンテレビの深夜帯のカラオケ番組を見ているかのようで、非常に気持ち悪かった。先週末から海水浴、タミグラと続いて、この研修会はかなり辛かった。ラーメン屋風に表現すると、「おっちゃん、ウンチク多め、内容少なめ、不快指数バリ高で!」といった感じだった。今週末は、温泉でも浸かって、ゆっくり静養しないと倒れそうだ。タミグラのレポートも忘れた訳ではないので、来週くらいに順次アップします。写真は、人影もまばらなお盆明けの須磨海岸と、ビーチ用の車椅子。タイヤがデューン・バギーみたいで素敵だ。あと、ものすごい雷だったので、記念に撮ってみた。これだけの雷雨は珍しい。地球滅亡の日は近いのかもしれない。http://www.youtube.com/watch?v=CYr3ZnNRwLc
2007年08月24日
先週の後半から、遅い盆休みを取っていた。期間中、前半は海水浴、後半はタミグラと慌しく過ごす事となったが、さらにスペインに移住した友達が、突然、訪れて来てくれたりして、なかなか忙しい充実した盆休みとなった。本来であれば、日記風ホームページなのだから、その都度、更新すべきなのかもしれないが、写真や頭の整理が、まだ全然ついておらず、朝からぬぼ~としている。タミグラの結果だけ先に報告しておくと、私とタケさん、二人仲良く予選落ち!私はともかく、タケさんはかなり悔しい落ち方をしたので、無念残恨やるかたないと思う。事の顛末については、気力体力が復活してから、詳しく報告する予定。しかし、真夏のタミグラは暑かった。もう、単純に暑いなんてもんじゃなくて、熱い、痛い、苦しい、と云ったSM状態に近かった。傍に居たタミグラスタッフ同士の会話も尋常では無くて、A:「大丈夫ですか?」B:「ああ、大丈夫。しかし、暑いねえ」などといった、NHK教育「明日から使える日本語」レベルは、とっくに超越しており、A:「大丈夫ですか?」B:「さっきから、吐き気がする。頭痛が治らないんだ。」といった具合で、NHK教育「実用会話日本語~病院編~」的な会話が、陰々鬱々としたムードの中、普通に交わされていた。おっさんは、午前10時くらいの段階で、既にヤル気出力24%くらいにダウンしており、「暑い。死ぬ。帰りたい!」と叫んでいた。場内アナウンスも、「水分を十分に補給して、熱中症に注意しましょう。」と震災時の避難所のごとく繰り返していた。まあ、そんな調子なので、今日は体調が悪い。しかも、明日から会計の一泊研修なのだ。こんな疲れ切った状態で、貸借対照表などの財務諸表の勉強をするのかと思うと、もうひたすらブルーな気分なのだ。そんな訳で、無事に帰ってきたら更新しますので、お楽しみに。
2007年08月20日
台所に重曹があった。世は重曹ブームらしい。なんでも重曹のアルカリ成分が、油汚れの酸性成分と中和して、台所の汚れがスイスイと落ちるらしい。この前、ダスキンの社員と話していたところ、これを中和洗浄と言って、業界では当たり前の洗浄方法だと云う事を教えてもらった。ダスキンではさらに一歩進んでいて、汚れの成分と濃度に対応すべく、アルカリと酸性の洗浄剤を、それぞれPHの濃さの違う数種類を常備しているらしい。それを掃除現場に持っていって、隅っこの方で、どの洗浄剤が一番きれいになるか実験してから、本格的な清掃作業に入るとの事。手間は掛かるけど、実際の作業時間と仕上がりが、全然違うらしい。あまり強力な洗浄剤は、素地を痛めるので、あまり使わず、目的の汚れとちょうど中和する洗浄剤を使うのがポイントらしい。やっぱりプロは違う。しかし、主婦をターゲットにした商品は凄い。なんといっても重曹ちゃんなのだ。重曹と云う単語の響きからは、新兵をいじめる古参兵といったような、なんとも陰鬱なイメージしか沸いて来ない。もっとも一部の温泉マニアであれば、美人の湯、ぬるぬる、湯上りサッパリといった印象があるかもしれないが、それは余程のマニアか変人だけだろう。そんな重曹でも、後ろに「ちゃん」を付けるだけで、なんとなくキモカワイイ系の香りがするから不思議だ。例えば、人の呼び名でも「安倍君!」とすると、これは参院選で大敗した安倍首相の責任を追及するような響きがある。これも「安倍くん!」とすると、野球部員が女子マネージャーに親しく呼ばれているような響きがある。しかし、これが「安倍ちゃん!」になると、阿部寛のごとく、さえない二枚目といった風情になるので面白い。この、語尾に適当な敬称を付ける効果と云うのは、なかなか侮れないものがある。婦女子にうける為の効果として、このちゃん付けは、なかなかの効果を発揮するが、これと同様に、漢たる男子にうける為の効果として、何か効果的なものがないか考察してみると、RやXといったものがある。例えば重曹ちゃんであれば、普通の成人男子の興味を引く事は無いだろうが、重曹Rであればどうだろう。さらに、その関連商品として、重曹X、重曹RX、重曹RR(ダブルアール)、重曹RR-X Twin-cam Turbo limited(ダブルアールエックス ツインカムターボ リミテッド)といった発展系が考えられる。このように、どんどん語尾が長くなって、良く分からなくって来るのも事実なのだ。実際、タミヤのTRFシリーズなんかも、その違いが良く分からない。そんな訳で、おっさんのTT01Rも、一部ノーマルパーツに戻しつつあるので、TT01S(スポーツ)程度といったところに向かいつつある。そんなTT01Sで出場するタミグラだが、先週末になって、やっと参加受理の通知が来た。なんとか、抽選もれは回避できたようだ。よかった、よかった。封筒の中身は、こんな感じ。出場に関する細かい案内書&受付用紙、駐車券、新製品の案内、初心者用のガイドブック、モーターに関する注意書き、と沢山の書類が入っている。これらの書類は、全てイラスト入りで、非常に親切に解説されている。この点は、さすがタミヤだ。ただ、文中のイラストは小学生らしい半ズボンの少年なのだが、記載されている内容は、完全に大人向きになっているので、なんだか奇妙な感じがする。自分が、とっつぁんボウヤになった気分だ。これはやっぱり、タミグラの主旨に添って、参加する大人達も、半ズボン&Tシャツ&野球帽で出場しなければならないのだろうか?このタミヤの路線と相反するのがヒロボーだ。こちらは完全に大人向けの内容となっている。中にホームパーティーらしい屋内で、初老の紳士が、EPヘリを飛ばしている写真が載っている。プロポを握っている初老の紳士夫妻が、いわゆる団塊の世代で、息子、娘の若夫婦が数組集っているといった感じだ。しかし、その息子達もDINKみたいで、親父同様、裕福な感じはするが、子供達が全然居ない。まるで、日本の少子高齢化の象徴みたいな写真だなあ、と思って見ていたのだが、確かにある程度の余裕が無いと、ラジコンヘリは難しいと思う。パラパラとめくってみると、895,000円と云うスケールヘリが載っていた。安い軽自動車が買える値段なのだ。これを保管整備するには、実機並みにヘリ格納庫が必要かもしれない。車の駐車場を確保する事さえ難しいのに、ちょっと浮世離れした内容となっている。しかし、だからこそ普段接することの無い世界なので面白い。全編フルカラーで、写真もきれいだし、なかなか見応えがある。おっさんは、近所のジョーシンの大人ランドでもらってきたが、まだまだ残っていたので、欲しい方はどうぞ。見ていると、皆さん、一度は手に取るのだが、まさか無料カタログだとは思わないみたいで、そのまま返しておられた。おっさんも、店員さんに「これなんぼ」と聞くまでは有償配布だと思っていた。それくらい立派なカタログなのだ。これを無償で配布しているのだからヒロボーさんは偉い。いよっ太っ腹!
2007年08月15日
土曜日の夜にコソ練をやってきた。なぜ夜なのかと云うと、もちろん駐車場が昼間に使われていると云う事実もあるが、それ以上に焼けたアスファルトの上に立つのがとっても嫌なのだ。この時期の昼間、アスファルト路面と云うのは、本当に目玉焼きが出来そうな温度にまで達する。心技体の揃わない軟弱な中年が、このような過酷な環境下で生存できる訳が無いのだ。タミグラを想定した練習なら、昼間にやらないと意味が無いだろう、と云うごもっともな指摘が聞こえてきそうだが、耐えられないのだから仕方が無い。さて、そんな軟弱極まりない走行会であったが、幸いにもタケさん、番長のご参加を頂いて、なかなか充実した内容となった。ちなみに3人とも、お盆前の休日出勤の後、と云う事で、疲れた労働者の影を漂わせながらの参集となった。定食屋風に表現すると、「おばちゃん、疲労多め、テンション少なめ、元気抜き」といった風情だ。ここの駐車場は、付近に人家が少なく、街灯もほどほどの明かりしかない。慣れてくると、結構なんとかなるが、幹線道路沿いに比べると、やっぱり暗い。なので、ホテルのお泊り時間に達するまでの間、カップルが時間調整にやってくる。おっさんはごく近所なので、自転車でぶらぶらと行ったのだが、すでに何台かのカップルの車が、悶々とピンクのオーラを発散させていた。そこに、タケさんが車で来たのだが、なんとカップルのすぐ後ろに車を停めて、車内でゴソゴソと準備を始めた。さすがタケさん、若い男女に対して突っ込みが鋭いなあ、と感心していると、今度は不良番長M氏が車でやって来て、今度は先ほどのカップルの車の直前に停めて、ゴソゴソと準備を始めた。ちょうど、カップルの車の前後を、ラジコン親父が挟み撃ちにしたような格好になってしまった訳だ。これにはカップルも驚いたようで、シートのリクライニングを慌てて起こし、しきりと前後をキョロキョロと見回していた。その様子を、少し離れたところで、コースの設営をしつつ眺めていたのだが、可笑しくて1人で笑ってしまった。後で、タケさんと番長に尋ねると、そのカップルの車を、おっさんの車だと思ったらしく、その前後に寄せて停めたそうだ。確かに、覗きをしてうれしい年頃でも無いので、そんなところだろうと思った。しかし、そのカップルも大したもので、前後の車からラジコンをもったおっさんが出てきて、目の前の駐車場で小学生のように遊び出したのを見届けると、こやつらは人畜無害だと悟ったらしく、再びリクライニングを倒してピンクオーラを発散し始めた。ラジコン親父の出現は、2人の愛の前には、些細な障害に過ぎなかったようだ。まったく、愛の力は偉大だ。さて、そんな事はどうでも良い。肝心の練習なのだが、やっぱり1台で走るよりも、数台でバトルした方が楽しい。今回は、特に1コーナーの進入と、コース内側の低速コーナーで、他車との間隔を意識しながら走った。多重クラッシュの原因にならない事はもちろん、クラッシュの回避方法を練習しておこうと思ったからだ。しかし、いざチキチキが始まってみると、そんな事はどこ吹く風で、いつものように大バトル大会になってしまった。本番用ボディのシルビアも、すでにボロボロだ。まあ、こんな調子では本番が思いやられる。なかなか冷静でいるのは難しい。せいぜい、他の参加者の方々に迷惑を掛けないように、本番ではアクセルをセーブしながら走ろう、と云う結論に達した。あと、フロントアッパーアームをノーマルに戻していたが、特に支障もなく、変化も分からず、これで十分と云う印象。オプションのアジャスタブルアッパーアームを、わざわざ買って付ける必要は無いと思う。写真は、真っ暗の駐車場。実際には街灯があるので、慣れればそれなりに見える。ここは、細かい砂や石が無いので走らせやすい。タケさんによると、タミグラの神戸ワイン城は、もっと荒いアスファルトで、グリップもここよりやや低いとの事。番長のTT01は、電飾の施された黒いシルビア。同じシルビアでも、作る人が違うと、こうも違うものかと感心する。タミヤ純正の電飾キットが搭載され、ライトが非常に明るくて素晴らしい。これだけ明るいと、懐中電灯代わりに使えるし、走行時の照明として、十分に役立つ。とってもうらやましかったので、タミグラが終わったら、夜ラジ用の電飾ボディを一台作ろうと思ったおっさんであった。
2007年08月13日
道路上でGジャンのベストを着た女性とすれ違った。下腹部を大きく露出させて、ローライズのGパンが良く似合っている。おっさん世代にとって、Gジャン、それも袖の無いGジャンベストだと、即座に暴走族の看板をイメージしてしまう。なので、すれ違った瞬間に振り返って、バックプリントを確認したが、残念というか当たり前というか、そこにオドロオドロしい書体で、ゾディアックやヘルドッグといった文字は躍っていなかった。もっとも、そんな連中は平日の昼間に歩いてなんかいない。袖なしGジャンには、そんな極端なイメージもあって、若い女性が着ていると、なんだか結構新鮮であったし、同時に妙な違和感が残った。その後も、なんだか気になったので、ネットでちょろっと検索してみると、どうやら静かなブームがあるようだ。http://item.rakuten.co.jp/avl/yuwptt/それも、昔からあるようなゴツイ、ハードなものではなくて、ちびGジャンと云うものが世の中には存在するらしい。しかし、なんだか妙な違和感が残る。おそらく、おっさん世代にしか持ち得ない心持かもしれないが、それが奥歯に挟まった小魚の骨のように、気持ちが悪い。その違和感がなんなのか、しばらく考えていたのだが、バカバカしくなって止めてしまった。そんな事よりもTT01なのだ。前回の夜ラジで、キャンバーなどを細かく調整してみたのだが、正直言って、違いがあまり分からなかった。おっさんが違いの分からない初心者だと云うのも事実なのだが、タイムアタックの結果も平衡する様にほとんど変わらないのも事実なのだ。なので、フロントのアッパーアームを、ノーマルの固定式へ交換する事にした。TT01Rに付いているアジャスタブルアッパーアームは、どうにも強度的に不安がある。それに長さを調整したところで、そんなに違いが分からないのであれば、これを装着している意味が全く無い。ここは丈夫なノーマル部品に戻しておく方が無難だろう。ついでに、ステアリングの支点部に金属のカラーをはめ込んで、ガタを少なくしてみた。まあ、気休めかもしれないが、多少はマシになった。ここのステアリング部は、ベアリングの入ったアルミ部品に交換しておきたいところだが、ステアリング周りのオプションの価格と、激安TT01の価格が、ほぼ一緒と云う現実を考えると、躊躇してしまう。まあ、おっさんは違いの分からない男なので、無くても良いだろう。以上の結果をふまえ、現状はこんな感じ。トーイン F-1°、R-2°キャンバー F 右0°左-2°、R 左右-1°ダンパー 前後2穴、オイル透明、Fブルー&1ミリスペーサー、Rノーマル車高 F5ミリ、R5.5ミリタイヤ ミディアムナローB2、Fソフト、Rミディアムフロントのキャンバー角が、左右で違うのが気になるが、ノーマル仕様の場合、調整不可能なのだから仕方が無い。こんなんでも十分まともに走るのだから素晴らしい。TT01の場合、セッティングであれこれ悩むのは、無駄な努力のような気がしてきた。それよりも、調整無用のシャーシの特長を生かすべく、こまめに練習を積むようにしよう。そんな訳で、土曜日の夜、不良番長M氏と近所の公園の駐車場で練習するつもり。ご近所の皆さん、いかがでしょうか?日時 8/11(土)午後9時~11時ごろまで場所 掲示版にあげておきます。車でもOKです。日曜日の午前中もDランドでコソ練してます。日時 8/12(日)午前8時~10時ごろまで場所 Dランド多目的広場文字通り、コソコソやってますので、見掛けても石を投げないで下さい。と、ここで終わろうと思っていたのだが、先ほどテレビから神谷明の甲高い声が聞こえてきて、はっと気付いた。先ほどの違和感が何なのか、分かったのだ。「Gジャン、Gパン、へそ出し」この3要素を満たしている世界と云えば、北斗の拳なのだ。あのアナーキーな世界の登場人物とファッションセンスがぴったり一致するのだ。だから、北斗の拳のコスプレを白昼に見たような感覚があって、それが妙な違和感として残ったのだ。ああ、なんだかすっきりした。もっとも、そんなヘンテコな感慨を持つのは、おっさん世代だけだろう。当のGジャンの女性も、まさか北斗の拳を意識して着ている訳ではあるまい。しかし、適当に日焼けした肌といい、派手なアクセサリーといい、大胆な露出といい、やっぱりどう考えても北斗の拳なのだ。これで、うけけけけとか叫ぶモヒカン頭の男と並んでいたら、それはもう完全に実写版北斗の拳なのだ。時代は巡るというが、まさか今の時代に、身近なところで北斗の拳を感じる事になろうとは夢にも思わなかった。ファッションの世界は奥深いなあ。
2007年08月09日
ひさびさにトラ技を買った。普段は書店でパラパラとめくる程度なのだが、今月号はPIC基板がまるまる1枚、付録として付いていたので、おもわず買ってしまった。これを動作させるアプリケーションも、付録CDに納められている。手元にPCがあれば、開発環境と実験環境一式が揃ってしまう。これだけ付いて、千円ほどなのだから、これは安い!おっさんは6年程前に、PICで遊んでいた時期がある。その時は、参考書に載っている実験を数例しただけで止めてしまった。その頃は、アセンブラでちまちまと命令を書いていたが、この付録ではCコンパイラが使えるらしい。しかも、無償版が付録CDに納まっているのだからすごい。次号では、音声入出力基板が付録で付いてきて、A/D変換してPCのHDDに転送なんて事までやってしまうらしい。昨今のPCでは簡単な芸当かもしれないが、小さな小さなPICでそれをやってしまうのだから恐れ入る。早速、開封してPIC基板とPCを、RS232で接続だあ!と意気込んでいたのだが、自宅のPCのシリアルポートに繋ぐ事が、すでに面倒くさい。なぜなら、シリアルポートと云う奴は、当然の事ながらPCの裏側にあって、そこに到達するためには、あれをのけて、これを動かして、そいつを外して、といった作業が必要なのだ。ああ、ほんとPCは嫌い。しかも自宅のPCは、ここ数年放置状態なので、動作するかどうかも怪しい。ここで、無計画に作業を開始すると、泥沼におちいる予感がする。こういった心身に悪そうな作業は、後日、体調を整えてから取り組むことにしよう。さて、当面の課題はタミグラである。もっとも課題以前の問題で、まだ参加OKの返信が来ない。一応、参加受理と云う前提で、準備を進めているが、これで抽選もれしていたら大笑いである。まあ、そんな不安な事を考えてもはじまらない。家に居ても下痢で酒も飲めないし、テレビも面白くないし、夕涼みがてらに夜ラジに出かけた。前回と同じコースを設定し、ビットレーサーを使って2分間の周回アタックをする。今回は、Dランド用のセッティングを止めて、アライメントやダンパーをノーマルのTT01Rに戻した。迷った時は原点に立ち返るのが基本だ。ただし、タイヤだけは、前回調子の良かったミディアムナローB2を使った。そんな、どノーマルなTT01Rで周回アタックをすると、一本目で20周をクリアした。前回、必死で走っても19周だったので、これには驚いた。調子に乗って、その後色々やったが、20周のままで頭打ち。これ以上、何をやっても記録が伸びない。ラジコン雑誌のエキスパートな方々の記事であれば、ここからさらに、あれやこれやと変更して、最後には最速ラップを叩き出すのが普通なのであるが、しょせんシロートなので、そんなに調子良くいかない。正直言うと、セッティングを細かく変えても、その変化があんまり分からないのだ。もう何をやっても一緒の様な気がしてきたので、もう一度、ノーマルに戻してフロントのスプリングだけを青にしてアタックしたら、あっさりと21周が出た。肩の力が抜けたせいもあるだろうが、TT01の場合、いらんことせんでもノーマルのセッティングが一番早いのかもしれない。そう考えると、なんだか気楽になった。本番でも、この方針でいこう。
2007年08月07日
週末は、親戚の子供達が遊びに来て、キャーキャー、ワーワーと終日大騒ぎだった。おかげでこちらは魂の休まる暇が全く無かった。これは毎年の恒例行事みたいなモンなのだが、年々、子供達がパワーアップしてくるので末恐ろしい。張り切って遊びすぎた長女は、昨晩、高熱を発して寝込んでしまった。なにも熱が出るまで遊ばなくてもいいじゃないかと思うのだが、よほど楽しかったのだろう。しかし、それだけ夢中になれると云うのもうらやましい。もっとも、ラジコンで遊んでいるおっさんも、客観的に見れば、似たようなものかもしれない。話は変わるが、近所の駐車場に長期間駐車したままになっているトラックが1台ある。保冷車のような白いアルミボディを搭載した、古い2トントラックなのだが、会社名とかの表記が一切無く、動いた形跡も無いので、結構不気味な車両であった。その謎のトラックの荷台を開いて、荷物の積み替えをしているところに、偶然通り掛ったのだが、積荷はなんと大量の油絵であった。それも、小さい物ではなくて、畳1~2枚くらいある巨大な絵画を大量に積みっぱなしにしていたのだった。その積替風景を路傍で眺めていると、リーダーらしき男性が、やおら1枚の絵画を抽出したかと思うと、それを駐車場のアスファルトの上にドサッと置いて、用意してあった立派な額縁に納め始めた。数分もすると、金色の額に彩られた立派な抽象画が完成?した。素人目には、時価1,000万円と言われても分からない。その時価1,000万円の絵画を、駐車場のアスファルトの上で厳重に梱包して、別の小奇麗なトラックに乗せると、男達はそそくさとその場を立ち去った。あの絵画を、誰がいくらで引き取るのか知らないが、まさか駐車場のトラックに積みっぱなしで、しかも屋外の路上で梱包された物だとは到底思うまい。まったく美術品と云うモノは不可解で恐ろしい。あのような光景を見てしまうと、全ての美術商がペテン師に見えてくる。もっとも、絵画なんて売れなければタダのゴミだろうから、それも仕方が無いのかもしれない。しかし、あれだけ大きな油絵を仕上げるためには、それ相当の情熱や精魂といったモノが注ぎ込まれているだろうから、どうにも複雑な心境だ。まあ、安易な気持ちで、絵画なんぞに手を染めてはいけない、と改めて自戒したおっさんであった。そんな調子で、タミグラどころでは無かったのだが、少しづつではあるが準備を進めている。とりあえずレギュレーションで定められたライトチューンモーターの慣らしをする。使い古しの単二電池を使って、2.2Vで5分間回すだけの簡単なもの。アンプも、手持ちのアンプで一番容量の大きいMC330へ交換する。ギヤ比もタミグラ指定のギヤ比へ落とす。ピニオンとスパーを並べて見ると、違いが一目瞭然だ。あと、バッテリーが前後にスコスコ動くので、両面テープでストッパーを設けた。新しいボディ用に、でっかいウレタンバンパーも装着した。これで少しはクラッシュの衝撃がやわらぐだろう。フレームもかなりボロボロだったので、これを機に新品に交換してやろうと思い、あちこちのお店を覗いたのだが、どこもかしこも品切れだった。店員さんにも聞いてみたが、おそらくメーカー在庫が切れているので、しばらく入荷しないだろうと云う事だったので、今回はあきらめた。とりあえず走れる状態になったので、深夜になってから近所の駐車場で走らせてみた。文字通りの「コソ練」なので、写真は一切無い。セッティングはDランドで走っている時のまんま。ネット上では、あまり評判のよろしくないライトチューンモーターだが、実際に使ってみると、なんだかコントロールが難しい。GTチューン&高ギヤ比設定の時に比べると、ニュートラル時のエンブレが急激で、リヤが流れ気味になる。アクセルオフだとオーバーステアになるので、アクセルオンで進入すると、今度はアンダーステアで曲がらない。ノーマル540の方がコントロールしやすいかもしれない。本来、ここから細かいセッティングを探っていくのが本筋かもしれないが、時間も時間なので、先にタイヤのテストをしてみる。今回は、ビットレーサーを持参しているので、これで2分間の周回アタックで遊ぶつもりだ。最初にテストしたのが、TT01標準のラジアルタイヤ。2分間の周回数は17周。必死で走って、なんとか18周に達したので、次のタイヤに交換する。次は、TT01R標準の26ミリ幅のスリックタイヤ。これは一本目で、軽々18周をマーク。しかし、必死で走っても19周には達しなかったので次に移る事にする。最後は、ミディアムナローのB2スリック。こいつは一本目で19周をクリア。20周を目指して必死で走るも、バッテリー切れで終了。予備バッテリーもあったのだが、時間が深夜0時を回っていたので、この日はこれにて終了する事にした。とまあ、そんな調子で、タイヤのテスト結果は価格相応と云う、極めて当たり前の面白くもなんともない結果に終わった。次はキャンバー角などの、細かいセッティングを試してみようと思う。
2007年08月06日
体調が悪いので、ブログの更新が停滞気味になる。かといって、こんな時に無理に更新したところで、やれあそこが痛いだの、ここが苦しいだのといった、闘病日記になってしまう。このブログは苦悩する人間像を赤裸々に綴った明治の純文学では無いのだから、病床六尺じゃあるまいし、そんな調子ではブログの本旨に反する。しかし、どうにもタミグラの準備が遅々として進まないのも事実だ。しかも、今日からは親戚の子供達がお泊りにやってくる。こんな調子では、作業が全く進まない。それでも逆境のなか、なんとかニューボディの塗装をやった。本当はインプレッサで出る予定だったので、おふざけでこんなステッカーを作ったが、これも使い道が無さそうだ。レースで勝てる見込みは全く無いので、こんなトコロで目立とうとしたのだが、これも無駄な労力に終わってしまった。さて、本番用のシルビアだが、ロッカーに転がっていた古い古い缶スプレーで適当に塗ったら、猛烈なムラムラになってしまった。白で裏打ちしたら少しはマシかなあ、と思いやってみたが、全然効果が無い。そこで、当初は使うつもりが無かった純正のハデハデステッカーをベタベタと貼ってみたら、なんとか見れるようになった。タミヤ純正ステッカーは素晴らしい。暴走族に盗まれた盗難車のような、見るも無残なムラムラ塗装でも、タミヤステッカーを貼るだけで、なんとか格好がつくのだから素晴らしい!故植木等先生の歌にあるように「~なんとか格好がつくものだあ、すっからパアにはならしねえ♪」と口ずさみたくなる。もっとも、ボディ面のほとんどをステッカーでマスキングしているのだから、当然といえば当然なのだが、これらは複雑なボディの曲面を、よく計算した作りで感心する。入り組んだややこしい箇所は、ステッカーの上から更にステッカーを貼ると云う、二重構造まで駆使して対応している。まあ、本当に良く考えてある。しかし、この図柄のキャラクターは、オドロオドロしいなあ。もうちょっと、優しい表情に出来ないものだろうか?なんといっても、時代は癒し系なのだから。
2007年08月02日
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