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ミニッツ用のプロポは、安物ながら結構気に入っている。おっさん程度の腕前なら、これで十分。妙に軽いので、持ち運びもラクラクなのだ。そう云えば、新電波帯に対応したミニッツ用のプロポは、もっとコンパクトなので、非常にそそられる。あれだったら、仕事カバンの片隅忍ばせるのに具合が良い。きっと京商も、そんなサラリーマン購買層を狙っているに違いない。仕事帰りのミニッツがブームになれば、オタリーマンならぬ、ラジリーマンとでも云うような漫画も、そのうち発刊されるに違いない。んで、そんなラジリーマンのおっさんなのだが、ミニッツの繊細なコントロールに集中しようと思うと、純正プロポだとちょっと違和感が残る。なんと云うか、おおらかと云うか、大雑把と云うか、3Lのパンツを履いているようなブカブカな感覚がするのだ。これはこれで、広い場所で思い切り走らせる分には、まったく問題無いのだけど、ミニッツコースを走る時のような、一本橋の上を歩くようなコントロールには向いてない。だったら、上位機種のプロポを買えば良いのだけど、それだと荷物が大きくなってしまう。なので、とりあえずプロポを分解して、繊細なフィーリングになるように努力してみる。分解自体は至って簡単で、ネジをクリクリと緩めていくと、カパッと真っ二つになる。メイン基盤を外してみると、まあ驚くほど簡素なモノ。こんなんで、良く動いているなあ。ホイールを止めている部品も、本来ネジ4本で留めるところを、2本だけで済ましている。まさに「乾いた雑巾をさらに絞る」かのようなコストダウンなのだ。んで、ホイールを固定している可動部のプラ部品に、柔らかめのグリスをたっぷり塗布しておく。バネも、工具箱の中に転がっていた少し柔らかいモノに交換しておいた。う~ん、これで少しはホイールの感触がマイルドになった。次は、ホイール自体にも鉛を貼り付けて、少し重たくしてみた。おお、なんかしっとりと云うか、柔らかい感じが出て良い。最後に、アクセルにパッドを取り付けて完成。パッドは、伸縮チューブの中にウレタンスポンジを入れて、縮ませただけの物。ちょっと操作してみたところ、ノーマルプロポの大雑把なフィーリングが、少しは改善されたように感じる。次は、コースでテストなのだ。
2008年01月30日
今週の31日(木)の夜に、再び尼タムへミニッツをやりに行きます。私は、PM7時ごろに入る予定です。屋外はさむさむですけど、屋内コースはぬくぬくのガラガラですよ。ご近所の方々、仕事帰りにご一緒しませんか?
2008年01月29日
さてさて、コースを走ると、俄然面白くなるミニッツなのだが、やっぱりノーマルモーターじゃ、なんか食い足りない。まあ、ノーマルモーターでも、どうにかラインをトレースするのがやっと、と云う腕前なので、偉そうな事は言えないけど、それでもチューンモーターと云うのが、どの程度のものなのか試してみたいのだ。なんといっても、ミニッツ用モーターとは言え、その素性を正せば、幼少の頃から慣れ親しんだマブチ130なのだ。コイツは、プラモ屋で店頭に並んでいる馬渕モーターの中で、一番廉価なモデルだったので、それこそ、戦車に積んで突撃させたり、船に積んで水没させたり、飛行機に載せて墜落させたりと、散々、いじくり倒して破壊の限りを尽くしたモーターなのだ。そんな子供のお遊び用モーターに、チューニングを施した物が、なんとびっくり千円以上するのだから、これはもう興味シンシンなのだ。例えるなら、子供の頃にお医者さんゴッコをして、イケナイ遊びをしていた近所の佳代ちゃんが、突然アイドルデビューして有名人になってしまい、そのパンツが高値で取引されている、といったような感慨があるのだ。これはぜひ、幼少の頃を思い出しつつ、ウリウリと弄くり倒さなければ気が済まない。そんで、仕事帰りにノコノコと某所に出掛けて行って、Vチューンモーターを購入。なお、店頭には、同じ名前の京商製モーターが2種類あった。でも、名前は一緒だけど100円ほどの価格差が双方にある。「これはいったい、何が違うの?」と店員さんに聞くと、高い方が新製品で、安い方が旧製品との事。値上げした新製品は、基盤が焼けないようにリミッターが装着されているらしい。「基盤が壊れると面倒なので、新製品を買っておいた方が良いですよ。」との事なので、素直に新製品の方を購入する。んで、早速、帰宅してモーター換装と思いつつ、レジを通過したところ、平日の夜なので、サーキットがガラガラで、誰も居ない。なので、ついつい「サーキット2時間追加ね。」などと、無意識のうちに発言してしまう。まあ、買ったパーツは、直ぐに試してみたい、と云うのが人情なのだ。んで、ピットテーブルに陣取って、モーター交換をする。ついでに、前回購入したイーグル製のヒートシンクも装着する。しかし、このヒートシンクって、ガチャ玉クリップのような物を、モーターと放熱板との隙間に差し込んで、固定する仕組みになっている。なので、ヒートシンクとモーターの接触面積は、極めて小さい。ヒートシンクそのものは、ボコボコと凹凸があって立派な物だけど、実際の放熱効率は、かなり悪そう。どうも、ラジコン用のヒートシンクは、見た目重視の物が多い。そういえばMコロのヒートシンクも、ネジ2本でモーターと繋がっているだけで、実際の放熱効果は、かなり怪しい。そんなビジュアル系なヒートシンクを装着して、早々にコースイン。でもモーターのパワーが上がっているので、全然、目が付いていかない。あっちこっちにぶつかりまくって、まともに周回すら出来ない。ああ、これは難しいなあ。とりあえず、何から手を付けて良いのか分からないので、先程の詳しそうな店員さんのトコロに行って教えを乞う事にする。すると、「とりあえずタイヤを替えてみれば?」、との事なので、アドバイスに従いF40番/R20番ワイドを購入する。またまたピットでゴソゴソ交換してからコースイン。んが、これだと確かにグリップはするけど、神経質な挙動でコントロールが難しい。これだったら、ノーマルモーター&番頭さんタイヤのコンビの方が楽しい。その後、コツコツと練習を重ねるも、あっと云う間に2時間終了。結局、頭と指先が混乱しただけの結果に終わった。初心者が、いきなりチューンモーターを装着しても、ロクな結果に終わらない、と云うのを身もって実感した。ああ、エキスパートへの道は、まだまだ遠いなあ。
2008年01月29日
今週末は寒かった。なので、ファミリーゲレンデに出掛けて行って、雪遊びをするつもりでいた。んが、職場の方で、重篤事故が発生したとかで、急遽、自宅待機となってしまった。こんな事であれば、前日からさっさと携帯電話の届かない僻地まで、移動しておけば良かった。まったく、休日に携帯電話が鳴ると、ロクな事が無い。なので、朝から自宅でボケーとしていたけど、どうにも退屈なので、ラジ一式を持って、Dランドに行く事にした。まあ、自宅待機とはいえ、携帯の電波が届く範囲に居れば、文句は無いだろう。そんで、ノコノコ出掛けて行ってみると、川面で誰かがヨットをしている。近づいて行って見ると、メイさんだった。なので、おっさんもフォーチューンを車から降ろして、メイさんのCR610と、しばし併走する事にした。やっぱり、1艇で走るよりも、2艇で競りながら走らせた方が、はるかに面白い。しかし、傍目から見ていると、ゆったりダンスを踊っているかのように見えるヨットだけど、実際に操縦してみると、これがなかなか難しい。しかも、2艇で走っていると、しらずしらずのうちに熱くなってきて、「うお~!抜かれたああ!!」「うっしゃあ!!追い上げじゃあ!!」などと、おおよそ非紳士的な発言が、つい口をついて出る。それはまあ、男の世界なので、アメリカズカップなどでも、船上では罵詈雑言が飛び交っているに違いない。そんな調子で、ヨットは見た目ほど優雅&紳士的なモンでは無い。しかも、この日は上流から下流に吹き降ろす風と、川下から湧き上がってくるような風が、川面で激しく交差しており、風を読むのが非常に難しい。調子良く、風をつかんで進んでいるかと思うと、あらぬ方向から一迅の風が吹き付けて来て、たちどころに失速してしまう。まあ、ヨットなので墜落する事は無いけど、突然の突風に煽られると、マストが圧し折れるんじゃないかと心配になる。とりあえず帆走させる事は出来るけど、思い通りにコントロールするのは、まだまだ修行が必要だなあ。んで、昼過ぎまでヨットで遊んだら、体が芯まで冷え切ってしまった。特に下半身が寒くて、足がピリピリしてくる。朝から遊んでいると云うメイさんの格好を見ると、Gパンの上からオーバーパンツを履いて、完全装備の戦装束なのだ。この後、Mコロの練習もするつもりだったけど、やたらと寒いので、根性無しのおっさんは、早々に撤収する事にした。この間、あまりにも寒くて写真は無し。その後、雪もチラホラと降り始めたので、やっぱり引き上げて正解だった。この日は、家に帰ってからも時間があったので、通勤用の自転車にハンドカバーを装着してみた。ハンドルグリップに被せて、口のところを紐で括るだけの簡単装着なのだ。試しに乗ってみると、どうにもブレーキが握りづらい。おまけに縛ったところが、完全に塞がらずに、そこから風が入ってきて冷たい。仕方が無いので、タイラップできつく縛ってみる事にした。んで、再度の試乗。おお、これは素晴らしい!多少、ブレーキや警笛が操作しずらい、と云うのはあるけど、抜群に暖かいのだ。さすが、市囲のおばちゃん達から支持され続けているだけの事はある。こんなダサダサのハンドカバーを装着した今となっては、もう恐れるモノは何も無い。これで、日傘ホルダーをハンドルのトコロに装着して、やたらとツバの大きなサンバイザーを被れば、オバハン自転車として完璧なのだ。そんな訳で、見た目を一切気にしないのであれば、「ハンドカバー」お勧めです。
2008年01月28日
ここは尼タムのミニッツコース。とある筋からの情報によると、ここに夜な夜な不良親父が集って、閉店間際まで童心に返って遊び呆けているらしい。おっさんはおっさんらしく、キャバクラなどに足繁く通って「ちょんわ!ちょんわ!」などと奇声を発しつつ、「そんな格好で寒くない?」「ぜんぜん、こっちの方がうれしいでしょう?」「そうだねえ、うへへへへ!」と云った不毛な会話をするのが、正しい社会人のあるべき姿なのだ。それが、こんな所でたむろしているとは、なんたる不良、なんたる不謹慎、なんたる不健康。これは、ぜひ出向いて行って、不良親父どもに天誅を下さねばならぬ。そんな気概も荒々しく、仕事が終わってから、電車に乗ってヒョコヒョコと出掛けて来たのだ。ここは、休日に来た事はあるけど、平日の夜は始めて。フロアをぐるりと見渡すと、やっぱり仕事帰りのサラリーマンが多い。ウルトラマン関連のコーナーや、Nゲージのコーナにも、わりと人が居る。皆さん、真っ直ぐ家には帰らず、実に真剣な眼差しで、自らの得物を物色している。しかし、タムタム店内はガラガラ。レジの女の子が、ヒマそうにしている。当然、サーキットもガラガラ。仕切り越しにサーキットの様子を伺うと、それでも二人ほどが走らせている。そのうち、体躯の立派な方は、屋内にも関わらずキャップを深く被っており、さらにマスクで顔を隠している。う~ん、実に怪しい。そのあやしい人物が、柱の陰に隠れるようにして、ピットテーブルに向かい何やらゴソゴソと作業をしている。知らない人が見たら、ビルに時限爆弾を仕込んでいるようにしか見えないだろう。しかし、それこそ紛れもない、我らが番頭さんの勇姿であり、戦う男の後姿でもあるのだ。んで、こっそり後方から接近して、脇の下をコチョコチョしたら、「うおおおおおっつ!!」と云う雄叫びを発しつつ、椅子に座ったままの姿勢で、番頭さんの巨体が25センチほど垂直に飛び上がった。その姿たるや、種子島の紺碧の空に舞うH2ロケットを彷彿させるものがあった。さすが番頭さん、麻原彰晃なみの空中浮遊能力なのだ。そんな心温まるスキンシップの後、早速、ピットの設営を掛かる。とはいっても、予備のクリスタルと工具だけの、ごく僅かな荷物しかない。ツーリングと違って、機材がコンパクトで軽いのが良い。仕事カバンに、こっそり忍ばせる事が出来るのだから素晴らしい。この携行性の良さが、不良親父の夜の集会を助長しているのだろう。んで、準備と云うほどの作業も無く、どノーマルのまま、早々にコースインする。しかし、リヤタイヤのグリップが悪く、クルクルと回ってしまい、まともに周回する事さえ出来ない。こんな時には、人間RC百科事典の番頭さんに聞くのが一番なのだ。すると、「とりあえず、このタイヤを使ってごらん。」、との事で、番頭さんのタイヤを貸してもらって、再度コースイン。すると、リヤタイヤのグリップが格段に安定して、実に楽しく周回する事ができる。そんで、人様のタイヤにも関わらず、調子に乗ってガンガン攻めて走っていると、あえなく玉砕。クラッシュすると、なぜかシャーシとボディがバラバラになって、コース上に転がってしまう。これで、運転席にケンケンが座っていれば、まさにチキチキマシン大レースなのだ。その後、同席した番頭さん、トシさんと恒例の3周レースを、何ヒートかやったところで、コース利用時間終了のアナウンス。気が付けば、なんと閉店まで居座ってしまった。帰宅してみると、心身ともに、かなり疲弊している事に気付いたので、養命酒を飲んで補っておいた。それでも、翌日の仕事はしんどかった。平日の夜ミニッツは楽しいけど、ほどほどにしておかないと体を壊しそう。
2008年01月25日
知り合いから、日本酒の小瓶を頂いた。香住鶴の期間限定の生酒なのだ。これを冷のまま、お猪口に注いでみると、生酒特有のツンとした香りがして、心地よい。口に含むと、若々しい香りがパアーと広がって楽しい。んで、調子の乗って飲んでいると、ものすごく酔っ払ってしまった。たった1合なのに、酔いの回りが早い。う~ん、日本酒の冷は危険だ。こんな具合に、気持ちよく酔っ払っている時は、不思議と元気になってきて、何か作業がしたくなる。と云う事で、ミニッツにベアリングを入れてみる事にする。一応、ミニッツ用のベアリングと単4のエネループを買ってはいたけど、どうにも作業をする気がせず、ミニッツともども収納ボックスの中で、暫く放置していた。とりあえず、パッケージから取り出して、酔った頭で説明書を読む。すると「ご使用前に説明書を良く読んで、十分に理解して下さい」と大書してある。まあ、酔っ払った頭で十分に理解するのは無理だろうけど、なんだか難しそうな雰囲気なのだ。んで、小さな小さなベアリングを、指先で取り上げようとするのだけど、どうにも失くしそうで怖い。なので、ラジペン型のピンセットを使って、コツコツとはめ込んで行く。作業自体は、15分ほどで完了。しかし、各パーツが小さい。ホイールナットなんて、何回、行方不明になったか分からない。まあ、車体が小さいのだから、部品も小さいのが当たり前なんだけど、こんな精細なモノで、しかも結構なスピードでレースをするのだから、少々不安になる。しかし、ミニッツは全体の構成がF103などのDD車にそっくりで、いかにも速そうだ。早速、テスト走行と行きたいトコロだけど、どうせ家のカーペットで走らせても、あまりベアリングの恩恵は、体験出来そうにない。どうせなら、広々したコースで、思いっきり走らせてみたいのだ。う~ん、どうしよう。そういえば、番頭さんが・・・・うしししししし、こっそり襲撃して驚かせてやろう!!(つづく)
2008年01月24日
さて、カーペットの「もけもけ」だけど、かなり細かい部分にまで侵入していてびっくりする。モーターなんかも、まるでサナギに変身する前の昆虫のごとく、写真のとおり「もけもけ」になってしまう。なんだか、放線菌が付着した鏡餅の表面みたいなのだ。もっとも、サーキットには強力なコンプレッサーが据え付けられているので、これでブババババと吹くと、簡単に除去出来る。そんでキレイになったつもりで、いつものモーターメンテをしていると、ギュルギュルと異音がする。やっぱりモーターの寿命なのかなあ、と思いつつ、メタル部に注油をしてみると、アッサリと直ってしまった。アスファルトで走らせている分には、メタルの油切なんて、そうそう無いのだけど、カーペットだと、早々に油分が飛んでしまうみたい。これは、あの「もけもけ」に油分が吸収されるせいだろうか?それともグリップが高いので、想像以上にモーターの負担が掛かっているせいだろうか?いずれにせよ、アスファルトに比べると、モーターの疲弊が激しいように感じる。それと、度重なるクラッシュで、フロントのキングピンが無くなっていた。帰りに併設のショップで、M03用の軽量キングピンを買ったけど、これはM03、M03L用なので、おっさんのM03Mには使えない。M03Mだけ、フロントの部品構成が違うらしい。う~ん、ややこしい。それと、サーボマウントのあたりが、クラッシュの衝撃でゆるゆるになっていたので、ビス4本で固定する事にした。ついでにサーボステーを止めるネジも、少し長い物に交換しておいた。ここが緩んでくると、クラッシュの度にニュートラルが狂って、真っ直ぐ走らない原因となってしまう。なので、アルミのオプション類に交換しようかとも思ったのだが、すでにアルミ化されているM03Rのタケさんも、ニュートラルのズレで苦しんでいる様子。なので、とりあえず簡単な対策に留めておく事にする。その方が、お金も掛からないしね。それと、ボディの方も、すでにぼろぼろ。シューグーで補強しようかとも思ったのだが、せっかくの軽量ボディが重たくなってしまうので却下。とりあえずグラステープで、裏側から補強だけしておく。今回は、初インドア&初カーペットコースだったけど、各部の疲労と云うか破損が激しい。かなりテクニカルな、スピードの出ないコースだったにも関わらず、各部がボロボロになってしまった。もっとも、おっさんがヘタクソなのが一番の原因なのであって、コースに合わせたスピードで、慎重にドライブすれば、もっと防げたはずだ。コースの常連さんは、この狭いコースを1/10のツーリングカーで、ガンガン攻めている。それはもう、すごい世界なのだ。でも、そんな常連さん達も、皆さん親切で、コース上で亀になっていると、わらわらと集まってきて助けてくれる。おっさんも、ひっくり返って亀になっている所を、何度も助けて頂いた。皆さん、ありがとうございました&ご迷惑をお掛けしました。もっと修行してから、出直して来ます、トホホホホ・・・。
2008年01月23日
さてさて、週末にカーペットコースの試走をやってきた。場所は、ラジ天松原本店のショップ併設の屋内サーキット。松原ジャンクションを降りてすぐの所らしいので、近畿道に乗って行く事にする。すると、この日は渋滞が無かったので、1時間も掛からずに松原ICに到着。近畿道の松原ICで下りると、Uターンして来た方向へ引き返す事になるので、少しややこしい。んで、お店に到着してみると、小さな立看板に対して、実に巨大な倉庫、いや店舗がドーンとあった。外観だけ見れば、谷田部アリーナを彷彿させるような巨大屋内サーキットがあっても良さそうなもんなのだ。しかし、実際のお店&サーキットは2階部のみで、階下は本当に物流倉庫として使われているみたい。階段を上がると、かなり広めの店舗があって、レジの奥の扉を開けると、そこがサーキット場。手前が一般のEP用コースで、奥がミニッツのコースとなっている。EP用コースは、奇数日がドリフトで、偶数日がグリップと分けられている。コースレイアウトは、まさにタミグラを彷彿させるような、非常にテクニカルな設定となっている。コース使用料は、一日千円也、かなり安い部類だと思う。この日は、たまたまテックレーシングのワークスさんが来られていると云う事で、コースの端に、テックレーシングの商品ディスプレイのコーナーが設けられていた。う~ん、いかにも速そうなDDシャーシがカッコいい。今回は、同じ旧ミニクーパーのタケさんと一緒なので、コース脇に設けられた会議机に並んで腰掛けて、ごそごそと準備に掛かる。しかし、こうやって男二人が、片寄せあって会議机に向かっていると、職員室の横の会議室で、補習をやらされているような気分になってくる。それも、普通の補習じゃなくて、いよいよヤバイと云うような、火急的状況下での補習である。おっさんが高校生の頃は、このような特別補習&テストと云うものが結構あって、一般の学生から隔離した場所で、補習やテストを受けさせられた。それが、余りにも出来なくて下校時間が近くなってくると、おっさんのようなアホな学生には、先生がこっそり答えを教えてくれたりしたもんである。まあ、今から思えば、のんびりした時代だったのだ。この日は、外の天気が悪かったせいか、そこそこ混雑していて、バンド待ちの時間があった。なので、その時間を使ってボディマウントの一部を、カットする作業をやった。M経験の長いタケさんによると、この部分とリヤのサスアームが干渉して、ハイサイドの原因になったりするらしい。確かに、この部分をよくよく見てみると、双方のパーツに傷が入っており、リヤサスが深く沈んだ状態で、ぶつかり合っているようである。作業が終わった後に、少し早めのお昼ご飯を食べたら、早速、テストに移る。しかし、会議机で食べるコンビニ弁当は味気ない。こんな寒い日は、コタツに入って、ちゃんこ鍋でも食べたいなあ。んで、この日はタイヤのテストとセッティングが目的だったので、最初の一本目は、60DのSラジアルを履いてコースインする。しかし、リヤの挙動が不安定で、予期せぬ所で、クルクルと回ってしまう。これはダメ、と云う事で、早々にピットインして、本命タイヤの60DのMグリップに変更する。これだと、走り始めてすぐに、グリップが安定している事に気付いた。しかも、新品タイヤはグリップが良いせいか、コーナーではタイヤを鳴らしながら回っている。んが、ものの数週で、すぐにグリップが落ちてきた。それでも、アスファルトをSスリックで走っている程度のグリップはあるので、安心して走らせる事が出来た。同じMシャーシを走らせている常連さんから、少し話しを聞く事が出来たけど、やっぱりタイヤはMグリップしかない、との事だった。これで、タイヤはMグリに確定。むしろ、選択枝はこれしか無いような感じなのだ。ついで、車高の調整。普段のアスファルト用の車高だと、少し浮ついたような感じで、ゴロゴロと転がってしまうため、前後とも1ミリ落として、F4ミリ、R5ミリに変更する。これだと、コース上のパイロンに乗り上げても、全然平気なのだ。しかし、車高を落としたせいで、キャンバーがきつくなってしまい、ハンドリングが非常に神経質になってしまった。慣れない狭いコースで、神経質なハンドリングは、かなり辛く楽しくない。なので、フロントのトー角を、少しだけ内向きにしてみたところ、かなり改善された。んで、時々コースフェンスに激突しながらも、気持ちよく周回を重ねていると、突然のストップ。回収して調べてみると、前回、外側に広がっていたフロントのホイールアクスルが折れてしまっていた。やっぱり、鉄部品とはいえ、一度曲がったパーツは、新品に交換した方が良さそうなのだ。しかし、この部品は、ラジ天本店であっても、通常は店頭に置いていないパーツらしく、カスタマー発注になってしまうらしい。店員さんによると、いろんな車種で使われている共通パーツだけど、なかなか壊れない、売れないパーツらしい。まあ、確かにその通りだろう。どうしようか思案していると、そこにタケさんがやってきて、「それあるよ。」との事なので、ありがたく頂戴する事にした。タケさんのMッコロは、すでにユニバに交換済みなのだ。ホイールアクスル交換後は、特にトラブルも無く、さらにバッテリー1本走らせて、本日終了。走行後のシャーシをよく見ると、カーペットのもけもけが凄まじい。この「もけもけ」が、なかなかの曲者のようだ。その傾向と対策については、また後日。
2008年01月21日
キットが完成したので、入れ物の製作にかかる。おっさんは、タカチのアルミケースが大好きなので、この傾斜ケースを使う事にする。もっとも、こんな立派なケースを使わなくても、100均のプラケースでも十分。でも、タカチのアルミケースを使うと、もうそれだけで完成した時の満足感が、約1.5倍になるので、もっぱら好んで使っている。まあ自己満足の世界なので、完成時のルックスは、かなり重要な問題なのだ。ちなみに、明和電気の土佐社長も、このような見た目重視路線らしく、自らの事を「ビジュアル系」と称していた。作業服姿の土佐社長のどこがビジュアル系やねん、と思うかもしれないが、そのオリジナルティ溢れる自作楽器をよくよく見ると、機能性や音楽性よりも、見た目重視で作られている事が分かる。なので、おっさんも声を裏返しながら「うお~こおおのおお~みいいはわああ~」などと歌ったりはしないが、一応、ビジュアル系のハシクレなのだ。しかし、そんなビジュアル系を宣言してみたところで、実際の作業は極めて地味。まず、ケースの表面にマジックでしるしを描いて、ボール盤で穴あけ。後は糸鋸で表示部をシコシコと切断する。アルミケースの表面は、ポリカボディのごとく、わりと丈夫なビニールで保護されているので、それをベリベリと剥がしたら、とりあえず加工は終わり。んで、キットの基盤にマウント用のスペーサーを取り付けてから、端子やスイッチの類を、ケースにどんどん取り付けていく。完成したら、テスターでショートしていないか十分に調べてから、実際にバッテリーを繋いでテストしてみる。すると、充電したてのニッケル水素バッテリーは、電圧が8.5Vほどあって、これを2個直列に使っているため、端子の電圧が17Vにもなる。まあ、充電器の方は大丈夫なんだけど、デジタルメーターのレギュレーターが、ほっこりと暖かくなっていた。17Vを5Vまで落としているのだから、もっとアッチッチになっても良い筈なんだけど、最近のレギュレーターは、すこーし暖かくなる程度なんだから素晴らしい。これで、内部に保護回路まで内蔵しているらしいから、まったくたいしたもんだ。なので、ヒートシンクは無くても良いかなと思ったけど、工具箱を物色したら、適当なモノがあったので、念のため取り付けておいた。最後に、オリジナルのステッカーを貼ったら完成。現場での追充電を想定して、インテレ3800の2本から、1600SPへ充電してみたけど、全く問題無し。おっさんの使っている充電器には、メインスイッチが付いていないけど、電圧計の方でオンオフが出来るので、結構、便利かもしれない。でも、コレって本当に使う機会があるのかなあ、かなり微妙なシロモノだなあ。材料一覧○デジタルボルトメーターキット 1500円○タカチ 傾斜ケース 700円○トグルスイッチ 125VA10A 250円○陸軍ターミナル 2個 120円○2Pカプラ ケーブル付 2個 150円○10ミリスペーサー 4個 280円○ヒートシンク 1個 ?円合計 3000円
2008年01月18日
さてさて、買ってきた「デジタルボルトメーター基盤キットbyデジット」の製作にかかる。まあ、こんなモンをわざわざ1500円も出して買わなくても、店内には普通のアナログメーターもゴロゴロ売っている。特に、バッテリーの電圧を見るだけであれば、充電器用ボルトメーターと云う、そのものズバリの物が、470円で売られている。さらには、デジタルテスターが980円で売られているのだから、自作するメリットと云うのは非常に薄い。まあ、趣味の領域なのだ。んで、キットの包みを広げて、説明書の梱包物とのチェックを行う。しげしげと各部品を眺めていると、不思議とわくわくしてくる。メインの基盤を手に取ってみると、すでに小さな小さなICが乗っている。これのハンダ付けは、超人級のエキスパートでないと難しいだろうな。説明書によると、これがメインのマイコンで、ROMにプログラムが書き込まれた状態で出荷されているらしい。なるほど、こいつのROMにアクセスする4ピンの端子も、すでにハンダ付けされている。よって、キットの組み立てにあたって、プログラミング環境やROMライターは、必要無い。細かいパーツを、どんどん実装していくだけで、完成なのだ。んで、説明書に従って、LEDの表示部からハンダ付けしていく。これには、取付方向があるので、四隅の目印に注意して取り付ける。次に、背の低い部品から順番にハンダ付けしていく。まず、米粒のように小さな抵抗からだけど、基盤が小さいので、縦置きにしないと実装できない。ああ、面倒くさい。しかも、抵抗は何種類かあるので、間違いやすい。間違えると後々面倒なので、念のため一本一本テスターで計ってからハンダ付けする。ああ、面倒くさい。抵抗の次は、積セラとトランジスタ。トランジスタは、一番端っこのヤツだけ種類が違うらしい。ああ、紛らわしい。次は、可変抵抗や電解コンデンサなどを載せたら完成。このキットの素晴らしいトコロは、別途電源が必要無い、と云う事なのだ。一応、電源端子と測定用の端子が付いているけど、マイナスが共通なので、プラスの端子をバイパスさせてやれば、自分自身の供給電圧を、常時監視する事が出来る。写真の基板上の赤いコードは、そのバイパス線。なお、基盤の消費電流は、たったの50mmA。もちろん、供給する電圧も、マイナス電源を用意する必要が無く、プラス5Vの単電源でOKなので、基盤上には7805のレギュレーターが1個しか載っていない。ええ、こんなんでマイコンが動いちゃうのかよお!などと言って驚くようでは、時代遅れなんだろうな。組み立てに要した時間は、実質1時間ほど。慣れた人なら、30分も掛からないと思う。最後に、適当な電源を供給しながら、デジタルテスターと並列に繋いで、調整用の可変抵抗をグルグルと回してテスターの値と一致するように調整すれば完成。これくらいの組み立てキットだと、わくわくしながら楽しく作業が出来る。キットの説明書は、B4の紙1枚しかないけど、デジットの店内で徘徊しているような人種であれば、全然問題無いレベル。初心者用キットじゃないので、電子部品の説明や、実体配線図は載ってないので、一部の人には不親切に感じるかもしれない。まあ、デジットのオリジナルキットにしては、簡単親切な部類だと思う。そんで、後はコイツをケースに収めて、スイッチやカプラを付けたら完成。その模様については、また後日。
2008年01月17日
3連休には、久しぶりに日本橋へ行ってきた。家を単車で出ようと思ったら、ぱらぱらと氷雨が降って来たので、急遽、電車で行く事にした。JRに乗ってガタゴト揺られて行くと、なんと45分で難波に到着した。今までバイクの方が絶対に早いと思って、鼻水を垂らしながら走っていたけど、どうやら電車の方が速いらしい。う~ん、これはショックだ。当たり前だけど、電車だと自分で運転しなくても良いし、冷暖房は効いているし、昼間だとゆっくり座って行けるし、で良い事ずくめなのだ。これからは、電車で行く事にしよう。んで、難波で降り立って、電気街の方へブラブラと歩いて行くと、路上に停めてある単車に、軒並み黄色のステッカーがベタベタと貼られている。これはいったい何だろう?と思って覗き込んでみると、なんと駐車違反のステッカーなのだ。噂では、二輪も駐車違反の対象として、取締りを強化している、とは聞いていたが、取締りの現場を目撃するのは初めてなのだ。委託を受けた民間企業は、よくもまあ正月早々から仕事熱心なこったなあ、と感心する。この調子では、バイクで日本橋に行くのは、もう完全にダメだなあ。んで、今回、おっさんが買い求めたのは、この見るからに怪しい紙袋一つ。中身は、ご法度のDVDがごっそり、な~んて事は無くて、電気工作のキットなどなど。買ったのは、おなじみのデジット。愛想もへったくれも無い、無地の紙袋が素晴らしい。これが共立だと、メーカーロゴの一杯書いた、ちょっとイカした紙袋になる。これが塚口の爺さんの店だと、古新聞となる。日本橋っぽさを満喫しようと思ったら、塚口の爺さんの店にかなうモノはない。さて、買い集めた部品で、何を作るのかと云えば、現場充電用の簡易電圧計。7.2Vのレーシングパックを、2本連結して14Vの充電用電源とする時に、電圧降下が心配なので、モニター用にデジタル電圧計を接続して、それを監視しようと云うモノなのだ。はっきり言って、無くても全然かまわないモノなので、わざわざ自作するメリットは、全く無い。簡単に済ませられるモノを、わざわざ大掛かりにしているだけの話なのだ。これはもう、完全に趣味の世界。これの製作の模様などについては、また後日。趣味の世界と云えば、年末に作ったワインもどきが無くなったので、同じスジャータの赤葡萄を買ってきて、またまた仕込んでみた。この葡萄ジュースは、葡萄の渋味と云うか、アクと云うか、そんな雑味が微妙に残っており、それがワインもどきにした時に、本格的なワインのような風味に変身するのだ。こいつは楽しい&美味しい。レシピは前回同様、赤葡萄1パックに砂糖150グラムぶち込んで、ワイン酵母をスプーン小さじに一杯入れるだけ。後は、2週間ほど放置するだけなのだ。しかし、この東急ハンズで買ったワイン酵母は、一袋でずいぶん遊べる。費用対効果バツグンなのだ。う~ん、楽しみ、楽しみ。
2008年01月16日
前回、ギヤの分解掃除をしたついでに、受信機の内蔵をやってみた。シャーシ内の狭い空間に、受信機とアンプを押し込んでみると、見事にピッタリと納まる。両面テープも使ってはいるけど、実際には「シャーシの隙間に挟まっている」といった状態なのだ。んで、走らせたくてウズウズしていたので、日曜日にDランドで試走してきた。幸いにも、同じMシャーシのティディさんのお師匠さんが居られたので、ちょこっとだけ一緒に走る事ができた。受信機を内蔵した感想としては、コーナーリング中の安定感が、飛躍的に上がったように感じる。ここのところ、ハイトの低いノーマルスリック、通称「300円タイヤ」がお気に入りなので、このタイヤとの組み合わせだと、コーナーリングが非常に安定している。パイロンに乗り上げてインリフトしたような状態でも、転倒するような気がしないのだ。まあ、これがカーペットだと、話は全然違うと思うが、アスファルトのコースだと、適度にスライドしながら、きびきびクルクルと走ってくれる。この前は、FFはフロント加重が大事、とか言っていたけど前言撤回。やっぱり、低重心化の方が重要なのだ。今回は、同じMシャーシの師匠さんに一緒に走って頂いたけど、上手い人と一緒に走ると、すごく上達したような気分になるから不思議だ。わずか、バッテリー1パックほどの時間だったけど、非常に充実した練習となった。ティディさんのお師匠さん、ありがとうございました。ちなみに、お師匠さんのミニも操縦させてもらったけど、非常にパワフルなのに驚かされた。同じタミグラ仕様なのに、全然、違うのだ。お師匠さんによると、アンプとショットキーで明らかに変わる、との事。確かに、直線の伸びが違うし、コーナーからコーナーへの加速が、非常にスムーズなのだ。う~ん、恐るべしお師匠さんなのだ。それと、当然ながら車のフィーリングも全然違った。これまで、知り合った皆様の、多くのMシャーシを操縦する機会に恵まれたけど、一台として、同じフィーリングと云うか、操縦感と云うか、リズムと云うか、一緒の物は無かった。一台、一台、かなりはっきりした個性を持っているのだ。おそらく、微妙なセッティングの違いが現れているのだと思うけど、これだけ違うと、なんだか混乱する。他の人のセッティングや、走行ラインといったものは、あまり気にしない方が良いのかもしれない。そんで、車の後にヨットをやった。しかし、この日は天候が不安定で、時折、ムチャクチャな強風が吹いたりして、かなり条件が悪かった。ヨットも、ヒラメのように水面にへばり付いた様にしか進まず、しかも風下に問答無用に流されたりして、かなり怖い。なので、早々に回収して、この日は切り上げた。ふう、寒い所に長時間居ると、なんだか非常に疲れる。とりあえず、Mッコロの掃除だけでもしておこうと思ったら、なんだかモーターから異音がする。このモーターも、ついに寿命かな、と思いつつ、良く良く見てみると、ブラシホルダーと軸受けの間に、小石が挟まっている。Mッコロは、モーターのエンド部分が、駆動輪の直後に剥き出しになっているので、仕方が無いのかもしれない。長針とエアコンプレッサーを使って、なんとか取り外したけど、ブラシホルダーが少し変形したような気がする。なので、ブラシを装着した後、少し長めにナラシをしておく事にした。本当は新品に交換した方が良いのかもしれないけど、おっさんの腕前程度であれば、これで十分なのだ。でも、番頭さんのMッコロも、卸したてのスポチュンが逝ってしまったし、ここのモーターエンド部は、何か対策をした方が良いのかなあ。
2008年01月15日
ここのところ、時間があったら映画を見るようにしている。それも、少し古めの日本映画ばかり見ている。時代にすると70~80年前後の作品が多いかな。子供の頃、そう小学校の高学年の頃だろうか、テレビなどで放映されていた映画だ。当時は、映像に秘められた重要な布石だとか、深遠なテーマとかは、良く分からなかった。それでも、なんだか良く分からないけど、子供ながらにズーンとした気持ちが胸に残ったもんである。んで、昨晩、「砂の器」を見た。言わずと知れた松本清張の名作だ。これはイカン。こいつはアカン。子供の頃に見た時とは、視点や共感のポイントが全然違う。今は、登場人物の心情や行動が理解できるだけに、津波のような感情が押し寄せて来た。いやあ、これはすごい作品だなあ。思わず国鉄の特急「出雲」に飛び乗って、島根県に行きそうになってしまった。その前には、高倉健主演の名作「駅」を見た。この時も、国鉄の寝台特急「日本海」に飛び乗って、北海道に行きそうになってしまった。おっさんは、鉄っちんじゃないけど、この時代の映画を見ていると、国鉄が良い脇役を演じていて素晴らしい。列車やホームが、実に活き活きと輝いている。おっさんが物心付いた頃には、国鉄はすでに脳死状態だった。そして少年時代にJRへと生まれ変わった。なので、その暗澹たる時代しか知らないので、映画の中で大活躍する列車達が、とても新鮮に見える。ああ、こんな黄金時代の国鉄車両に飛び乗って、犯人の手掛かりを追いつつ、駅弁を食しつつ、駅前のトリスバーで水割りを飲みつつ、サイケなミニスカートの女性に「カワイコちゃん、こんな人を知らないかい?」と職務質問しつつ、日本全国を旅したいなあ。それがもっかの、おっさんの小さな夢なのだ。
2008年01月11日
近所のダイソーにふらっと寄ったら、一部で話題となっている缶ストッカーを発見した。早速、2個買ってみたけど、これが非常に使い勝手が良くて、びっくりしている。まさか、350mlの缶ジュースの口径が、ツーリング用タイヤの口径と、まるで申し合わせたかのように、ピッタリだとは思いもしなかった。これで、収納ボックスの中で、ゴロゴロと転がっていたタイヤが、一気に片付いた。これまでは、適当なビニール袋に入れて保管していたのだけど、Mシャーシに手を出してからは、さらに種類が増えて、もう訳が分からなくなっていた。いやあ、これは便利だ、素晴らしい。それから、先日買ったグラステープで、バッテリーの補強をした。Mッコロに搭載して、パーキングとかで遊んでいると、ものすごい勢いでバッテリーがボロボロになってくる。バッテリーの中心部は、シャーシに囲まれているので大丈夫なんだけど、シャーシからはみ出した両端部は、路面に対して剥き出しとなっているので、かなり痛みが激しい。多少、ボロボロになる程度であれば、全然かまわないのだけど、透明チューブが破れてセルにまでダメージがいきそうなのだ。んで、特に損傷の激しい端部を中心に、グラステープでぐるぐると補強してみた。まあ、気休めかもしれないが、これで多少はマシだろう。しかし、このタミヤのグラステープって、どこかで見た模様が入っている。これは確か、スコッチのセロファンテープの模様だったような気がする。職場のデスクの上で見掛ける模様を、趣味の世界で目撃すると、なんか違和感があって、不思議な感じだ。やっぱり「餅は餅屋」ではないが、「テープはテープ屋」なんだなあ。そういえば、世界のヒロサカ父が、RC用バッテリーの進歩が、実は電動自転車の進歩と関係していると、何かの雑誌で書いていた。元来、販路の狭い二次電池の世界に、新たな使用目的が増えた事で、飛躍的に開発が進んだ、との事らしい。先日、おっさんの父が電動自転車を買うと宣言して、近所の自転車屋でカタログをもらってきた。それを、しげしげと眺めていると、ヤマハの10万円を超える電動自転車は、軒並みリチウムイオンバッテリーを搭載していた。それに比して、サンヨーの電動自転車は、軒並みニッケル水素バッテリー搭載だった。もちろん、サンヨーの電動自転車の方が、3~4万円ほど安い。進歩の著しい電動自転車の世界では、すでにニッケル水素は二流品の扱いのようだ。自転車屋のおっさんも、「とにかくヤマハのコレを買っておけ!、サンヨーなんか買ったら絶対に後悔するぞ!」と言っていたらしい。高い自転車を売りたいと云う店主の気持ちもあるとは思うが、それと同時に、ニッケル水素には、何か大きなハンディがあるらしい。おそらくメモリー効果などの弊害だと思うのだけど、それが自分の足の負担へと直結する自転車の世界では、かなり忌み嫌われているようだ。そう考えると、現在主流となっているニッケル水素は、案外早く衰退するかもしれないなあ。
2008年01月10日
昨晩は、久しぶりに早く帰宅できたので、Mッコロを分解してみた。それと云うのも、なんかデフギヤに軽いシコリがあって、左右のタイヤの差動に、少し違和感があるのだ。こんな時は、早め早めに対処した方が良い。そのまま放置しておくと、ごっそり部品交換となって、新車一台分くらいの経費がかかる。なので、ギヤボックスを分解しようと思ったら、Mッコロの場合、マグロの兜割りのごとく、シャーシを真っ二つに割らないといけない。ああ、面倒くさい。この辺は、TT01の方が、遥かに簡単なのだ。んで、メカ類もごっそり降ろして分解してみたのだが、デフをはじめギヤ類はなんともない。不思議に思いつつ、アッパーアームの内側を覗いてみると、ホイールシャフトが広がって外側と干渉している。どうも、こいつが違和感の原因だったようだ。取り外して、左右を比べてみると、結構広がっている事が分かる。この様子だと、ドッグボーンや周囲の部品に、相当の衝撃が加わったに違いない。これでよくサスアームなどが折れなかった事だ。とりあえず、ごっついプライマーで絞めておいたが、本当は新しい部品と交換した方が良いのだろう。でも、鉄部品だから、まあ良いか。バラバラにしたついでに、各部を細かくチェックしてみると、フロントのステンレスサスシャフトのEリングが、左右ともにへし曲がっている。普通、Eリングなんて、こんな曲がり方をするものではない。こんな壊れ方をする車に、本物の人間が乗っていたら、命がいくつあっても足りないだろう。まさに、ラジコンならではの世界だなあ。感心すると共に、かなり心配なので、Eリングは全て新品に交換する事にした。Mッコロは、現場で修復不能に至るような大きなトラブルは無いけど、細かいところには、かなりのストレスが溜まるようだ。そう云えば番頭さんも、新品のスポチュンが、突然死んでしまうというトラブルに遭っておられたが、原因はいったい何だったんだろう?確かに激しい連続走行を繰り返していたけど、まあ、常識的な範囲内で使っていたと思う。剥き出しのモーターエンド部に、何か小石でも当たったのだろうか?ちょっと気になる壊れ方だった。ここまでやって、フト時計を見ると、とっくに日付が変わっている事に気付いて、愕然とした。ラジコンをいじっていると、時間の経過が異常に早く感じるのは、昔も今も一緒だなあ。少年の頃は、このまま放置しておいて、すぐにベッドに潜り込んでいたけど、今はきちんと片付けないと、翌朝、嫁さんから怒られる。そう思うと、昔の方が、工作環境が良かったのかなあ?
2008年01月09日
日曜日の走行会の時に、もらさんから「タミヤの1600SPって、なんか値上がりしてませんでした?」と聞かれた。確か、夏の終わり頃に購入した時は、1800円ほどだったと思ったが、年末に購入した時は、2300円ほどした。その時は、ずいぶん高いなあ、と思ったが、単純にお店の値引率が低いだけだと思っていた。しかし、ちょっと調べてみると、どうも定価自体が値上がりしているようだ。ガソリン価格に合わせて、バッテリー単価も上昇しているのかなあ、などと思ったが、実際のところはどうなんだろう。大容量のニッケル水素が主流になってきたせいで、ニッカドの生産数が減ってきているのだろうか?確かに、ニッカドは環境に有害な物質を含有しているので、今後、生産数が増える事は無いだろう。サンヨーの主力も、エネループなどのニッケル水素に代わって来たようだし。だとすると、1600SP、2400ZAPあたりのタミヤバッテリーは、順次、消滅していくのだろうか。だとすると、今後はタミヤの入門用バッテリーも、ニッケル水素の安い物にシフトしていくに違いない。その時には、ぜひサンヨーのエネループなどを使って、保管の簡単な物にして欲しい。おっさんは、全国の「公園ラジコン親父の部」では、良く走らせている方だと思うのだが、それでも、せいぜい月に1~2回程度使うだけなのだ。これは、全国の「公園ラジコン少年の部」でも、同じくらいの頻度だろう。なので、せっかく充電しておいたバッテリーを、現地で使ってみると、パンチが無くてヘロヘロと云う悲しい事が良くある。走行前に充電が出来たら良いのだけど、そんな事をしていたら、走行会の前日は徹夜になってしまう。なので、長期保管OKのエネループを使って欲しい。その上で、販売価格も現在の1600SPあたりで出してくれると、なおうれしい。ついでに、タミヤコネクターも改善して欲しい。あのコネクターは、汎用の工業用コネクターなので、頻繁な脱着を前提とした物では無いのだ。なんせ、レーシングパックの形態は、20年前とほとんど変わらないのだから、時代の流れに合わせて、少しは進歩した方が良い。まあ、そんなこんなで高めの1600SPをMシャーシに搭載してみると、かなりの隙間があってグラグラしている。TT01の時も、バッテリーがごそごそ動くのでパッドを付けて固定したところ、ハンドリングが安定した。今回も同様に、バッテリーにパッドを付けて、動きを固定するようにしてみた。なお、パッドは進行方向に対して後ろに付けるようにして、なるべくバッテリーが前に行くようにしている。少しでも、フロントタイヤに加重が掛かるようにしているのだ。なんで、こんな事をするのかと言うと、前回、妙に軽いカスタムパックを搭載して走らせてみた時に、フロントタイヤにトラクションが掛からず空回りばかりして、思いの外、遅かったからだ。やっぱりFFは、フロント加重が大切なのだ。同様の理由で、バッテリーや受信機も、シャーシ内に格納せずに、説明書通りにシャーシの上に乗っけている。これもフロント加重をかせぐのが目的なのだが、あまりにも頻繁にハイサイドを起こすようであれば、シャーシ内に格納するつもり。それから、どこに行っても売り切れだったスーパースリックが、やっと入荷した。でも、皆様からの情報によると、カーペット路面はラジアルが良い、との事。せっかく取り寄せしたのに、これは使わないかも、トホホホホ。ついでにグラステープなんかも買ってみた。レースの時は、グラステープでバッテリーをがっちり固定するつもりなのだ。ああ、なんか本格的で、少しワクワクする。しかし、こんだけコツコツと準備しておきながら、抽選で外れたらアホみたいだなあ。もう、IKKOさんじゃないけど、「どんだけえ~」と言って黄色い声で叫んでしまいそうだ。阪神間の方向から、「どんだけえ~」と云う声が聞こえてきたら、アホが抽選で外れたとご推察下さい。
2008年01月08日
日曜日に、もらさんのトコロで走行会があったので、ノコノコとお邪魔してきた。現地に到着してみると、青空フリーマーケットのように、わらわらとラジコンが並んでいて、すぐにソレと分かった。いや~、しかし、ものすごい台数で圧倒される。特にビッグフット系が、並んでいる情景は圧巻なのだ。当日は、サンサンと日が降り注ぎ、青々とした公園にいると気持ちが良かった。青空フリマ状態の即席ピットの横では、脚立を持ち込んで、ゴシゴシと本格的に洗車に励んでおられる方なんかも居られた。その横を、時折、サンテレビの釣番組に出演しているような、本格的な釣装束をした人が通り過ぎていく。高価そうなマウンテンバイクに乗った方も、ガシガシと走って来られたが、これまたツールドフランスに出場してそうな、本格的な格好をしている。そんで、おもむろに丘の頂まで登ると、デイパックの中から、戦艦の艦長が持っていそうな本格的な双眼鏡を取り出して、遥か沖合いを睨んでいる。この人は、本格的なチャリダーであると同時に、本格的なバードウオッチャーでもあるようだ。休日の朝に、僻地の公園に集まる人種と云うのは、中途半端では居れない様な、どうも本格的な趣向の人々が多いようだ。当然、我々も客観的に見れば、ものすごい本格的RC倶楽部に見えたに違いない。なんといっても台数と種類がハンパでは無いのだ。んで、おっさんの本日の主題は、Mッコロに慣れる事なので、脇の方でテクニカルな即席コースを使って、ガシガシ走る事にする。本格的RC倶楽部なので、当然Mシャーシユーザーも沢山居られて、総勢5台でのバトルとなった。やっぱり、これだけ集まると面白い。今回は番頭さんが絶好調で、何度もトップを奪取しておられた。あんまり調子が良さそうなので、番頭さんのスイフトを、ちょっとお借りして走らせてみた。番頭さんのアドバイスを受けながら、コーナーの手前でチョコンとブレーキングしたら、後はアクセルオンで、実にスムーズにコーナーを抜けて行く。う~む、同じMシャーシとは思えないほど、スムーズなコーナーリングなのだ。それに比べて、おっさんの旧ミニは、リヤの挙動が不安定で、スライド量がコントロールしづらい。時折、リヤが流れすぎて、その修正に追われる始末だ。その間に、番頭さんのスイフトが、スルスルと前に行ってしまう。おっさんの旧ミニの方が、一見、アグレッシブに走っているように見えるけど、実は危なっかしいだけで、全然速さには繋がっていない。おまけにコーナーリング中の姿勢が不安定なので、ちょっとした衝突で、クルリと回ってしまう。番頭さんのスイフトは、コーナーの手前で、すでに回頭が終わっており、コーナー出口に向かって加速している状態なので、多少の衝撃でも進路が揺るがない。当然、番頭さんのスイフトの方が、バトルに強い。これまでは、クイックなハンドリングや、派手なテールスライド、それに伴うクラッシュは、Mシャーシ特有のものだと思っていたけど、どうも違うみたいだ。そういえば、FF名人のメイさんも、ブレーキングポイントをコーナーの手前に置いた走り方をしておられた。これは、走り方やセッティングを、根本的に考え直した方が良さそうだ。それと今回は、ゆきおさんのブラシレスモーターを搭載したスイフトも、触ることが出来た。ちょっと走らせて見た感じでは、普通のモーターと変わらないけど、ストレートの伸びが尋常では無い。どこまでも続くような加速が、とにかく気持ち良い。おっさんが良く使っているGTチューンだとか、ライトチューンといったモーターが、いかに回らない、伸びない、気持ち良くない、かと云う事を認識して、少し悲しかったりもした。やっぱり、スポーツドライビングは、良く回るエンジンが基本だなあ。まあ、そんなこんなで、楽しい時間は、あっと云う間に過ぎて解散。大勢で走らせると、新たな発見があって面白い。やっぱり、ラジコンは走ってナンボ、競ってナンボ、だなあ。皆様、今回は時間が無くて、愛想無しですみませんでした。次回も、ヒョコヒョコお伺いするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。
2008年01月07日
さてさて、完成した旧ミニの軽量ボディなんだけど、どのくらい軽いのか気になる。比較のために、スイフトのノーマルボディを量ってみると103グラム。う~ん、ミニシャーシ用なのに意外と重いのね。続いて、ミニの軽量ボディを量ってみると、なんと69グラム。これは軽い。ボディだけで、一気に34グラムも軽くなってしまった。次に、取り外したシャーシのジョイントパーツを量ってみると、これが8グラム。よって、今回の軽量化作戦で、42グラムのダイエットに成功してしまった。こんだけ軽くなってしまうと、当初計画していたカスタムパック作戦は使えない。規定重量を満たす為には、逆にウエイトを搭載しないといけない。そこで、1600SPを搭載して全装備重量を量ってみると、なんと1218グラム。まるで、レギュレーションに狙い覚ましたようなウエイトになっている。これは、都合が良い。あれ、そういえば前回スイフトで、同条件で量った時は1284グラムあった。今回のダイエット分を引くと、なんか数字が合わない。なんでだろう?ああ、そうか、タイヤとホイールも交換していたのだ。それまで履いていたのはスイフト用のノーマルタイヤとホイール。今回、新たに履いたのは、ミニ用ホイールと標準スリックタイヤ。標準スリックタイヤが、一回り小さいので、その分、さらに軽くなっているのだろう。カーペット路面だったら、この際、標準スリックでも良いかな、などと考えている。走行性うんぬんよりも、なんといっても旧ミニのボディなので、小さいタイヤの方が、断然似合うのだ。うん、このプロポーションは良い。一応、本番用の60Dタイヤも確保しているので、テスト走行をしてから決める予定。でも、ボディが旧ミニだと、テレビの上とかにちょこんと置いていても絵になるねえ。やっぱり、旧ミニにして良かった。このボディは、妙に満足感が大きいのだ。
2008年01月05日
元旦から、自作ワインをちびちびと飲み始めた。口当たりが良いので、調子に乗って飲んでいると、けっこう酔っ払う。とはいっても、自然発酵させているだけなので、アルコール濃度はたかがしれていると思う。市販のお酒は、後から味付けしたり、香料を加えたり、醸造アルコールを足したりして、均一化を図っている。そうでもしなかったら、瓶ごとに味が違うようなモノは、製品として販売出来ない。それに比して、自作ワインは、味がどんどん変化していく。その変化の過程を楽しむのが自家醸造の醍醐味なのだ。んで、お正月は何処に行っても混雑するので、家でごろごろする事にした。とはいっても、甥っ子や姪っ子が襲撃に来るので、いつまでも布団にくるまっている訳にもいかない。こういった年中行事の時、男連中と云うのは、忙しいようでもあり、実は暇だったりもする。昔であれば、朝から酒を飲んで、終日、赤い顔をしているのが、男連中の主な役割だったのだ。しかし、いくら元旦とはいえ、早朝から酒を飲んで酔っ払ってしまうのは惜しい。なので、時間を見つけて、こつこつとミニの塗装を始める。ついでに、シャーシの連結パーツを外して、ホイールベースを短縮する。この全幅わずか2センチほどのパーツの有無で、ハンドリングが激変するから面白い。そう考えると、車の全幅:全長:ホイールベースの3点は、黄金比が存在するに違いない。実車の場合、その比率内で常識的な範囲で設計されていると思うのだ。まあ、それが結局、個性の欠落に繋がっているのかもしれない。ミニクーパーのボディをしげしげと見ていると、そんな事に思いが及ぶ。やっぱり、魅力的なのだ。うん、旧ミニボディを選択して良かった。それから、シャーシをいじったついでに、スイッチも付け替えた。最初は、前輪の方向にスイッチを動かすとONにしていたのだが、FF名人のメイさんから、「それだと何かの衝撃でOFFになっちゃうよ~」と云うアドバイスを受けたので、反対方向に付け替えたのだ。さすがに、FF名人は数多くの修羅場をくぐっているだけに、的確な指摘なのだ。んで、元旦は快晴だったので、いそいそと塗装にかかる。今回選んだのは、キャメルイエロー。気温こそ、若干低めだけど、天気が良いので、吹き付けも乾燥も速くて、サクサクなのだ。なお、タミグラではガラスの無塗装はダメなので、最後にスモーククリアーを吹き付ける。んが、こいつを塗ると、ボディ裏側が非常に汚くなって、なんかイヤなのだ。おっさんの場合、軽量ボディを生かすために、黄色を塗った直後にスモークを塗ったけど、きれいに仕上げるつもりなら、黄色の後に白で裏打した方が良い。最後に、付属のデカールを適当に貼り付けたら完成。コンクール・ド・エレガンスを狙うつもりは毛頭無いので、シンプルに仕上げた。なお、屋根のチェック柄は、ホームセンターで売っているカッティングシートを、べたべた貼っただけのモノ。ホームセンターのカッティングシートは、厚みがあって丈夫なのは良いのだけど、細かい部分には貼り難い。そんな時には、ファンヒーターやドライヤーなどを使って、ボディやシートを温めながら貼っていくと作業がはかどる。んで、紅白歌合戦が始まる頃には、なんとか完成。昼間に「間宮兄弟」と云う映画をテレビでやっていて、しばらく見入ってしまったため、かなり作業が遅れた。大作じゃないけど、これが結構面白かったのだ。そんな訳で、早くテスト走行をしたいけど、それは小正月が終わってからかなあ。
2008年01月04日
今日は大晦日。発酵が終わりに近づいたと思っていた自作ワインだけど、昨晩あたりから再び発酵が活発になってきた。気温が突然上がった訳でも無く、外的要因は全く無いのだけど、自然と活性化している。こういうのを見ていると、ワイン酵母が瓶の中の小宇宙で、必死で生きているんだなあ、などという感慨が満ちてくる。きっと今ごろ瓶の中では、連邦からの独立を目指す一部の植民地が、武力攻勢に転じているに違いない。まあ、そんなアホな妄想はどうでも良いとして、昨日、タミヤから前回のレースのリザルトと、2月のタミグラの案内が届いた。おっさんは初日のミニシャーシクラスに出るつもり。んが、今回は新旧ミニクーパーのワンメイクらしく、おっさんのスイフトでは出場する事が出来ない。つまり、M03Mのスイフトでは駄目で、M03の旧ミニクーパーか、M03Lの新ミニクーパーでないと出場できないのだ。ここで、ホイールベースを短くするか、長くするか、どちらかに選択を迫られる訳だが、これがもっかの悩みどころなのだ。それと、今回のタミグラはパンチカーペットのコースらしいので、どのタイヤを選択したら良いのか分からない。まあ、アホな頭で悩んでみても仕方が無いので、とりあえず尼崎のタムタムにぶらぶらと行ってみる事にする。ひょっとしたら、店員さんから良いアドバイスがもらえるかもしれないからだ。んで、大晦日の尼タムは、お客さんも少なめで、なんとなくユルユルとした空気が流れている。早速、ベテランっぽい店員さんを探してキョロキョロするのだが、なんだかカウンターのあたりで罵声がする。そっと様子を伺うと、新人っぽい店員さんが、声高に怒られている。その店員さんが、どんなミスをしたのかは分からないけど、先輩からえらく怒られているのだ。「今度のタミグラやねんけどなあ~」などと、とても気軽に聞ける雰囲気では無い。様子から察すると、かなりの大チョンボをやって、それを自分でなんとか解決しようとして、さらに状況が悪化した、といった感じらしい。まあ、そうやってみんな一人前になっていくのだから仕方無い。仲良しクラブでは、商売は無理なのだ。マニアックなお店なので、仲良しクラブ的な運営かと思っていたのだが、意外と体育会系らしい。これは良い事だ。しかし、叱る時はバックヤードでやった方が良い。これでは、悩めるおっさんが、聞くに聞けないのだ。仕方が無いので、ボディのところで、しばらく悩んだ後、旧ミニの軽量ボディを選択した。なんで旧ミニを選んだのかと言うと、今回はカーペットコースなので、皆さん、M03Lで来るかなあ、と踏んだのだ。そうだとすると、多数派のM03Lは、走行ラインが重複するので、クラッシュに巻き込まれる確立が高くなる。それに対して、ショートホイールベースの旧ミニは、走行ラインが全然違うので、なんとか回避しながらでも走れるかなあ、と予想したのだ。それと、M03Mからコンバートする際に、余計なジョイントパーツを買わなくても良い、と云うのが大きい。後はタイヤなのだが、試してみたかったスーパースリックが売り切れていたので、一番安いスリックタイヤを買った。Mシャーシ用のタイヤは、なぜかスーパースリックだけが不自然なほど在庫が無い。これが噂のタミグラ特需か?と思いつつ、今回は購入を諦めた。後は1600SPを一本だけ買い足した。これで、1600SPが2本になった。まあ、二本あったら、なんとかなるだろう。後は、スプレーやホイールなんかを買って、今年のお買い物は終了。今年は、年初から終わりまで、ずっとラジコン三昧の1年だった。おかげで、新しい友達も増えて、楽しく健康的に過ごす事が出来た。お付き合い頂きました皆様、本当にありがとうございました。来年も、こんな調子で公園ラジコン親父として、子連れで皆さんと遊べたら良いなあ、と思います。それでは、どうぞ良い年始をお迎え下さい。
2008年01月03日
正月休みの一日目に、番頭さんと一緒にDランドで年忘れの走行会をやってきた。おっさんは、本来であれば恒例の大掃除の日だったのだけど、嫁さんから「掃除の邪魔なので子供と一緒に、どっかに行っといて!」と言われたので、ホイホイとラジコンをやりに行く事にしたのだ。んで、この日は天気が荒れる事が予想されたので、走行会は表向き「中止」と云う事になっていた。しかし、テンションが上がっている遠足前の小学生状態の方々は、覚悟の上でお集まり下さい、との事だったので、番頭さんに誘われるままにヒョコヒョコと行って来た。まあ、さすがに年末だし、寒いし、雨だし、今日は番頭さんと二人っきりかなあ、などと思いつつ現地に行ってみると、予想に反して、すでに何人か来ておられて、びっくりした。さすが、脳内小学生と化した大人はたくましい。この日は、自作ワインの発酵が一段落してきたので、小瓶の方を現地に持って来ていた。なので、皆さんにちょっぴり試飲してもらった。肝心の味の方は、今のところ赤玉ポートワインのような感じ。まだ発酵途中なので、炭酸がシュワシュワして、少しシャンパンのような舌触りがする。原料となっているスジャータの「赤葡萄」は、なかなか素性が良い葡萄ジュースみたいで、今まで作った中では、これが最高の出来かもしれない。まあ、あくまでも当社比だけどね。んで、肝心の走行会なのだけど、雨で路面が濡れていて、あまり良い場所が無い。いくら高架下公園といえども、完全に雨を遮る事は出来ないのだ。仕方が無いので、園内の隅っこの方に、狭いテクニカルなコースを設営して、ぼつぼつと走行を始める。今日は、じっくりセッティング&Mッコロに慣れる日、と心に決めてコースイン。んが、そんな事は今まで守れた事は一度も無く、やっぱりと云うか、平常通りと云うか、その後延々と大バトル大会となってしまった。だいだい、Mシャーシばっかり、こんなに集まったら、バトルが楽しい楽しい。こんな楽しい事が、脳内小学生に止められる訳が無いのだ。例えるなら、タイムボカンシリーズで、今週のびっくりどっきりメカが登場する前に、テレビの電源が切れないのと、同じ理屈なのだ。よって、バッテリー交換かコースの修復時以外は、常に誰かと誰かがテールトウノーズで競っていると云う、誠に微笑ましくもあり、かつ激しい一日となった。この日は、FF名人のメイさんにも来て頂いたので、M特有の走り方をレクチャーしてもらった。さすが名人のアドバイスは、ツボを得ており素晴らしい。おっさんもメイさんの走りを真似てみるけど、これがなかなか難しい。ローマは一日で成らず、なのだ。んで、手持ちのバッテリーを全て使い終わった後に、ヨットに移る。ヨットを車から降ろして並べていると、なんだか本物のヨットハーバーのようで、なんだかお金持ちになったような気分になる。車で疲れた後は、ヨットがちょうど良い。この日は、メイさんのヨットの進水式だったのだけど、特にトラブルも無く、無事に帆走する事が出来た。ヨットの方も、だんだん艇数が増えてきて、楽しくなってきた。来春には、60センチクラスで、ちょっとしたイベントが出来そうな勢いだ。まあ、そんなこんなで、まるまる一日、ラジコンで遊んでしまった。来年も、一ヶ月に1回位は、こんな日が設けられたらなあ、などと祈念するおっさんなのであった。
2008年01月03日
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