*** かたり亭 ***

*** かたり亭 ***

2003.03.28
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日、取り上げられた谷川俊太郎のさようならという詩は、ここで読める。
http://www.nowget.com/beer_c/old/0019-10.html
(何故、ナウゲットなんだろう?)
テレビカメラの前で、息子が何を話したか問うと、
「この詩の主人公はいい加減だと思う」とか言ったらしい。
行かなくちゃならないと言いながら、本をたくさんよむとか言うのが・・。
一度そう言ったらそこで曲げられないので、そう言い続けて、
ねじめさんは説得し続けたとか。
おうおう、やっぱりテレビに出ることは、誰に話したらいいか考えちゃうなあ。
結構良い詩だと思うけれど、実際の年頃の子供達にはどう捉えられるのだろうか。


国語で習う詩は、共感を持って感想を教師に伝えると、
それなりの評価が来る。
しかし、物の見方は何通りもあって、作品に対する反発やネガティブな気持ちを伝えると、
もっと素直になりなさいとか、評価が帰ってくる。
どっちも本当の自分だと思うのに、一方の書き方をすると大人が喜び、
もう一方の気持ちを伝えると、大人の反発を買う。
だからと言って、おとなの喜ぶ気持ちを伝えるのが、本当に良いことなのだろうかと。
素直になるってどういうことなんだろう。

なんだか今でもよく分からないような気がする。
それでも、ものごとは、面白がったり楽しんだりする方が、
悲しんだり、批判したりすることよりは、人生が楽しめるようだということだけは分かった。

良くもないことが良いことのように扱われたりすることは嫌だな。
あるいは、偽善的で自分を悲劇の中の善意のヒーローのように思いこんでいる人物と、
それを取り囲む人々の雰囲気は我慢がならない。
あえてここには具体的には書けないけれども。

もう一度読んでみた。

なんだ、これはからだそのものの声じゃないか。
理屈もへちまもなく、
自分を超えてどんどん行きたい(生きたい)ある「わたし」のことばだ。
入り込めなければ、理屈としては通らない。
他の子供達はどう感じたのか、なんだか知りたい。
息子自身、本当は何か感じたものはあったんだろうと思う。
今気づくにせよ、そうでないにせよ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003.03.28 23:53:03
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

まき〜♪

まき〜♪

カレンダー

お気に入りブログ

555~1963.11.22. 穴沢ジョージさん

歌う母 しゃち音女(… しゃち0511さん
うるとびーずの ♪MY … うるとびーずさん
mikankan mika猫さん
ひよきちわーるど ひよきち0329さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

苺1500 @ 地震 いろり端、自然復活。でも地震被害のあま…
苺1500 @ 地震お見舞い 大丈夫でしょうか? 長野の皆さんは大丈…
まき~♪ @ Re[1]:おさかな(10/14) 小林とむぼちゃん 聴いてくれてありがと…
小林とむぼ @ Re:おさかな(10/14) 聴いて来ましたよん♪ 中々メイジャ音が…
まき~♪ @ Re:おさかな(10/14) ttp://www.myspace.com/makipsyche とむ…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: