経験の浅いスタッフには、とりあえず自分のやり方を教えてください。リーダーがお手本になり、「上司である私のやり方を学んでほしい」というスタンスでいいでしょう。しかし、中堅のスタッフに対しては、彼らの個性や流儀を尊重することも大切です。
リーダーは、自分のやり方が一番だと思いがちです。企画書の書き方やプレゼン方法などにも、こだわりがあるでしょう。スタッフよりも経験は長いわけですから、スタッフにも自分の流儀を踏襲してほしいと考える場合が少なくありません。
私自身も1から10まで自分のやり方で進めたいタイプでした。アイデア出しや企画書作成、プレゼン、デザインまで、自分のやり方じゃないと気が済まない。部下はスケジュール管理や事務処理をサポートしてくれればいいと考えていました。
しかし、シバジムを設立して、あるリーダーのやり方を見ていると、プロジェクト管理は自分でしっかりとやって、企画書や作成やクリエイティブな部分は他の人に振ってしまうのです。肝心な部分を自分でやらないのか、不思議で不満でもありましたが、結果はちゃんとついてきていました。
クライアントの期待に応えられる結果は出せれば、アプローチの仕方が違っていてもいい。そのことに気づくまでに意外と時間は長くかかりました。
チームの方針として譲れない部分は仕方ありませんが、リーダーはすべてを押し付けようとせず、スタッフの資質や性格、仕事のスタイルを見極め、ある程度は相手の裁量にまかせるようにしましょう。
仕事の割り振りも希望や適性を見ながら決め、経験を積ませるように配慮してください。得意な分野を伸ばしていくほうが、実力を発揮できますし、成長も早いです。
POINT スタッフの持ち味や個性を尊重していますか?自分のやり方を押し付けないように。