ウンとかスンとか mamatamの日記

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2022.05.18
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カテゴリ: 文楽
ようやく観劇レポートが出来上がりました。アップします!

パンフレットより拝借。義経千本桜より鼓を打つ静御前。
文楽令和四年五月東京公演第一部、まず開幕前に恒例の三番叟の披露があり、短い休憩を挟んで幕が開きました。

伏見稲荷の段です。
源義経は、兄頼朝に謀反を疑われ討手を差し向けられますが、和解の道を残す為これ以上の衝突を避けようと都を落ち、亀井六郎と駿河次郎の2人だけを従えて伏見稲荷の森まで逃げてきました。
一行を追って都を出た静御前が追いつき、そこへ武蔵坊弁慶もやって来ます。
正室卿の君や家臣の武将が命を捨ててまで和解を図る中、弁慶が鎌倉からの追手を殺してしまったために兄との和解が困難になったことを義経は許さず、弁慶を扇でさんざんに打ち付けます。
しかし、主君の命が危ういのに手をこまねいてはいられなかったという「泣かぬ弁慶」の涙交じりの言葉に胸を打たれ、今は力の強い同行者が1人でも多く必要だと弁慶を許します。
けれども静の同行は許されません。都にとどまるようにと命じる義経に静は泣いてすがり、義経は後白河法皇より拝領の初音の鼓をのちの再会までの形見と預け、それでも聞かない静を木に縛りつけて発って行きます。

義経一行は戻ってきて、忠信との久しぶりの再会を喜び、義経は手柄を誉めて、忠信が源九郎の名を名乗ることを許し、鎧を与えて静の守護を頼みます。なおも義経の後を追おうとする静でしたが忠信に留められ義経を見送ります。

次の段は道行初音旅(みちゆきはつねのたび)、華やかな道中物です。
都に残った静ですが、九州に向かった義経たちが嵐で船を流され今は吉野にいるという噂を聞き、吉野を目指して旅立ちます。
床にずらっと並んだ大夫さん、三味線さんは皆さんそろいの桜色のお衣裳、静を遣う吉田蓑二郎さんも鮮やかな桃色の袴で、まさに桜の吉野という設えです。
静が一休みして初音の鼓を打つと忠信が姿を現しました。
前の段から登場していた佐藤忠信は、実は狐の化身で偽物です。
この狐の忠信を遣うのは、先ごろ人間国宝になられた桐竹勘十郎さんでした。
狐忠信が舞台に現れるときは、狐から忠信へ早変わり。勘十郎さんらしい鮮やかな変化ぶりで、その都度勘十郎さんのお衣裳も早変わりです。
そして忠信の、武将らしい凛々しい所作と、狐の動物らしい所作も、一瞬で見事に切り替わり、客席は大いに楽しませて戴きました。
(パンフレットより拝借。静が鼓を打った時の忠信の狐っぽい仕草。人形の姿かたちは忠信ながら、勘十郎さんのお着物の柄は狐火。勘十郎さんのニヤリが見えそうです。)
舞台の上では、静と忠信が人目に付かない道のわきに鎧と初音の鼓を立てて義経に見立てその姿をしのんでいます。

こうして二人で助け合い励ましあいながら吉野までたどり着きます。

川連法眼館の段(かわつらほうげんやかたのだん)
床には初め義太夫の豊竹呂勢太夫(とよたけろせたゆう)さんと三味線の野澤錦糸さんが登場。
わたしには久しぶりの呂勢太夫さんでしたが、とってもお上手になられていて(って、エラそうでごめんなさい)声も少し変られたような気がして、ちょっと感激しました。錦糸さんはいつもの貫禄で飄々と。
義経一行は船が難破して九州へは行き着けず吉野の山に逃げ込み、一帯の僧侶を束ねる川連法眼に匿われています。義経と法眼は若い頃共に兵法を学んだ仲間でした。

(館に現れた忠信-中央-を詰問する家来たち、パンフレットより)
義経は疑い、家来たちは忠信に詰め寄りますが、その時静と忠信の到着が告げられます。
入ってきた静は忠信の姿を見て驚きますが、話を聞くうち、実は一緒に旅をする間、忠信にはおかしなところがあったと言い出します。
義経たちは忠信の詮議を静に任せて去り、1人になった静が鼓を打つと偽忠信が現れ、問い詰める静御前に素性を打ち明けます。
桓武天皇の時代、旱魃に苦しむ農民たちを救うため、千年生きた狐の夫婦を捕らえてその皮で鼓を造りました。その鼓を日に向かって打つと、たちどころに雨が降り始め、農民たちが初めて喜びの声を上げたので、鼓は初音の鼓とよばれることになりました。偽忠信はこの、鼓になった狐夫婦の子だというのです。
(パンフレットより、姿を現した狐忠信。)
鼓が禁中にある内は近寄れなかったが、義経に下賜されたので、少しでも近くにいたい一心で忠信に化けてそばに寄り添っていたと話します。
静の打つ鼓の音に様々な両親の声・言葉を聞いていたけれど、今の音は「お前のために忠臣忠信が大将の不審を買っているから、これ以上迷惑をかけないで国へ帰れ」と聞こえたので、また別れ別れになるのは悲しいけれど大将から賜った名前を胸に帰るといいます。そして、親を慕い、孝養を尽くしたい気持ちと、数百年慣れ親しんだ妻や子を置き去りにする悲しみや離れている彼らの身の心配との板挟みになる苦しさを嘆き、やがて姿を消します。
一部始終を聞いていた義経は狐を呼び戻そうと鼓を打たせますが、子どもと別れた悲しみのためか鼓は音を出しません。その親心に心を打たれた義経は、幼くして父を亡くし、せめてもと尽くした兄には憎まれ見捨てられた我が身を思って涙を流します。その嘆きに心を打たれた狐が一声泣くと、その身を包んでいた霞が晴れてきます。
姿を表した源九郎狐に、義経は改めて鼓を与えます。感激した狐は、今夜この山の僧たちがこの館を襲おうと企てていると告げ、その折りには自分が守ると約束して、鼓を持って去っていきます。
そして、そのとき!
なんと、狐忠信を遣う勘十郎さんの体にロープがつけられ、お人形ともども宙に浮きあがり、ゆっくりと幕の内へと消えて行きました。
思いがけないこの宙乗りの仕掛けに客席は大興奮。
いつも静かな東京の観客たちには珍しく、声こそ出ませんでしたが、まるで、アンコールを期待するかのような盛大な拍手がいつまでも続いていました。
勘十郎さんは、きっと舞台の裏でガッツポーズを取られていたのではないかと思ってしまいました。
最後に余談なのですが、狐ではない忠信を家来たちが取り囲んでいる写真をパンフレットからお借りしましたが、実はこれは今回の舞台ではありません。でも、忠信を遣っていらっしゃる吉田玉志さんは、わたしの好きな人形遣いさんの一人なので、載せました。
第一部のレポートは以上です。
長々書いてしまい、さぞご退屈されたことと思います。
最後までお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。





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最終更新日  2022.05.19 09:44:18
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