March 11, 2011
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ブル乃助が今朝は幼稚園に薄手のジャケットを着て行きたいと言うので

普段は朝からネットを見ないのだけれど三寒四温な昨今なので気温をチェックしようとしたら、

東北地方太平洋沖地震の報道が目に飛び込んで来た。

詳しく見る時間は無かったので、そのまま車でブル乃助を送って、

帰りにスーパーにお買い物に寄って帰って来てほっとして改めて記事を読んだら

少し過呼吸気味になった。


本当に、こんなに離れていて少しの揺れも感じなかったのに、

文章を読むだけでこんなに動揺する傷の深さを癒せない弱い自分が嫌になる。

海のあちらでは観測史上最大の被害が起こっているのに、




それでも、想像力の貧困さ故に文章だと耐えられるが

目から入る画像や映像を観てしまうと脳の深い所へ入り過ぎて駄目になりそうで

ネットでも映像だけは見られない。


出張中のブルルから電話が有って、声を聞いたら泣いてしまった。

彼は(アメリカの)テレビ報道で映像も数字も知っているようだったが、

わたしがどこまで知っているかを気遣って、ただ、わたしの家族の無事だけを訊いた。


兵庫県南部は大丈夫でしょ、と言いながら、

自分でこんな会話をしているのが信じられない。


神様なんて居る訳無い。

思わず願う祈り以外、神に祈るのは時間の無駄だ、と、

クリスチャンの彼に突っかかりたいくらい、怒りを伴った悲しみに言葉が出ない。



わたしも逆鱗を自分で撫で付ける理性だけはなんとか有った。

「祈っている暇が有ったら義捐金送って下さい!」と言ってしまいそうなので

今はすぐに神様の話をする姑から電話の無い事を、それこそ、祈っている。

この湧き出る猛々しさはどこから来るのか?

全ての怒りの根底には悲しみが有る、と読んだ事が有るが、そうなのか?



電話が掛かって来るまでは平気だったのに、泣いて泣いて、今は頭が痛い。




前回のうきうきした日記以来暫く書けなかったのは、

丁度あの後直ぐに、風邪を引いて、それから行った検診で行ったグルコース検査の結果の電話が有り、

血糖値が220だったので即妊娠糖尿病と診断され、栄養士さんの指導を受けるよう指示されたのだ。


栄養士さんは女性で、日本の中学校で習うような栄養学を懇々と説明され、

常識的知識をいかにも意外でしょと言わんばかりに繰り返され、

そんじょそこらのアメリカ人と一緒にするなと言いたいのを堪え、聞いて居た。

糖尿だなんて、急に肥満だと言われたのと同じくらい屈辱的に受け止めたし、

この色んな物が急に食べたくなる時期に、折角風邪が治って精を付けましょうと言う時に、

体重だってまだ1キロしか増えていないし、つわり以来甘い物も欲しくないし、薄味好みだし、

前例も遺伝的要素も無いのになんで・・・?と、納得するまでに時間が掛かった。


落ち込むわたしに「何かの間違いだろう」なんて言うブルルと

認めたくない気持ちはわたしにも有ったが出来るだけ従順に言われた通りにしようとしていたわたしは衝突もしたし、

普通は二度検査するらしいと聞いて、もう一度検査して貰おうか、とも話し合った。

(血糖値が200以上の場合は二次検査をしない場合も有るとその後ネットで知った。)


が、その日に栄養士さんから頂いた朝いち、毎食二時間後に血糖値を計る機械で

指先をぷちっと針で刺し記録を始めて見ると、やはりご飯や麺類を食べた後は数値が異常に高い。

認めるなら早い方が楽、とばかりに、母子の健康の為に今は食生活を改善しているが、

栄養士さんの提案に則ると、一日三食以外に三度のスナックが有り、

普通の糖尿と違い、妊婦の場合はカフェインも水銀も駄目、塩分も控えなくてはいけないので

お茶やまぐろは禁止、ソース類も要注意なので、

高脂肪、高たんぱくはオッケーとばかりにやたら卵やお肉が頻出する。

お陰で本当は一ヶ月で一キロ増やして行く予定だったのに、一週間で1キロ太った。

何も食べられる物が無い!と、食いしん坊のわたしは欝気味だったのに。

やはりアメリカの一日2000カロリーのダイエットではわたしには多過ぎるようだ。


ネットで調べてみたら、アメリカは妊娠糖尿の基準が厳しいらしいが、

日本では診断されたら入院して食事療法を施す事も有り得るらしい。

妊娠糖尿は必ずしも生活習慣病ではなく、遺伝が無くても高齢出産では起こり易いそうだ。

妊娠の間だけだと侮っていると、その後も立派な成人病として復活するので注意が必要らしい。

アメリカのネットの掲示板でも、「Why me?」と怒っていたけれど

受け入れて治療に専念して元気な赤ちゃんを産んだと言う話も多かったので少し元気付けられた。

運動も良いようなので、暖かくなったしまたウォーキングを始めようと思う。


治療に便利なように、

加えて兼ねてよりミシガンの産婦人科に比べて大きくて個人的ケアを感じられない

初めから35歳以上で妊娠するのが悪いみたいな口調で

糖尿その他の説明も不十分で連絡も付き難かった隣の市の診療所から

この際この町の診療所に変更する事にした。


去年の春原因不明の蕁麻疹に二ヶ月程悩まされた時もそうだったが、

ストレスを溜めないようにする事が今はストレスになっている。


妊娠五ヶ月の今、もし胎児が女の子だったら、もう次の世代への卵子を作っているそうだ。

人間も、草花や桜や虫や鳥のように、自由な意思で生きていると思っていても

本当は生かされているだけの小さな存在なのかもしれないと思う。











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Last updated  March 12, 2011 02:44:45 AM
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