全281件 (281件中 1-50件目)
フライヤーができました。 今回の第三部ステージで拙作「冬の小組曲」マンドリンオーケストラ版を初演します。 ご来場ください!
2015.09.14
こんにちは!新日鐵住金マンドリン合奏団です。今秋のコンサートに向けて始動していますので、その概要をお知らせします!第73回定期演奏会平成27(2015)年11月8日(日)13:30開場 14:00開演会場:北九州市立響ホール【ドイツ音楽ステージ】・野ばら (作曲/ウェルナー 編曲/中川信良)・蝶々を主題とする変奏曲(編曲/服部 正)・ドイツ愛唱歌メドレー(編曲/森安浩司)(別れ かっこう、かえるの合唱、山の音楽家、ゆかいに歩けば こぎつね など)・ドイツ発クラシックメドレー(編曲/森安浩司)・ローレライパラフレーズ (編曲/ラニエリ)【オリジナルステージ】・エカーヴの嘆き (ラウダス)・マンドリンオーケストラのための「冬の小組曲」※オーケストラ版初演(森安浩司)・星のしずく~空への扉 (丸本大悟)なお、曲目や開演時間などが変更になる場合があります。部員一同、心を込めて準備しますので、ご期待ください!
2015.04.23
ご縁があって3年連続で賛助出演している楽団が、音響のよいホールでアンサンブルのイベントを初めてやるというので、軽い気持ちで手を上げたのが半年前。 一昨日の日曜に、今回初めてカルテットを組んだ「マンドリーノ・ジラソーレ」のメンバーのひとりとして、新作「冬の小組曲」を初演してきました。 私の3つめの作品で、これまで作曲した2曲はマンドリンオーケストラの合奏曲でしたが、この曲はマンドリン四重奏のための作品です。 この作品は冬の恋人たちの風景を題材にしたものです。 「冬の小組曲」第1楽章 厳寒の海岸を走る列車 第2楽章 小春日和の窓辺 第3楽章 暖炉でバロック
2014.02.11
このたび、5月に開催される大学マンドリンクラブの周年記念演奏会で、指揮をすることが正式に決まりました。引き受けるからには、よいステージにしたいと思います。演奏曲目は私の作品「希望のエチュード」。この曲は、昨年11月3日に新日鉄住金マンドリン合奏団で初演された作品です。ご来場を心よりお待ちしております!*****************山口大学マンドリンクラブ創立55周年記念演奏会平成26年5月10日(土)17:30〜20:30山口市民会館大ホール
2014.01.30
新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。しばらくブログを放置してしまい、申し訳ありません。所属楽団の定期演奏会は、予定通り実施されました。特に、今回初演の私の2作目の合奏曲「希望のエチュード」は、会場のお客様のアンケートでは、この曲は一番人気でした。**************************************2013.11.3新日鐵住金マンドリン合奏団 第71回定期演奏会平成25(2013)年11月3日 北九州市立響ホール1st stageブルータンゴ (アンダーソン/小穴雄一)ホフマンの舟歌 (オッフェンバック/服部 正)スラブ行進曲 (チャイコフスキー/川口雅行)2nd stageミュージカル名曲特集 (編曲:森安浩司) オペラ座の怪人 フレンチミュージカルメドレー ・すみれの花咲く頃 (パリゼット) ・シェルブールの雨傘 ・キャラバンの到着 (ロシュフォールの恋人たち) ・かなわぬ夢 (レ・ミゼラブル)) ショーほど素敵な商売はない (「アニーよ銃を取れ」より) 見果てぬ夢 (「ラ・マンチャの男」より) ミュージカル映画名作メドレー ・サウンドオブミュージック ・チキチキバンバン ・サンライズ・サンセット (屋根の上のバイオリン弾き) ・チムチムチェリー (メリーポピンズ) ・トゥナイト (ウェストサイド物語) ・踊り明かそう (マイフェアレディ)3rd stage雪~ロマンツァとボレロ (G.ラビトラーノ )希望のエチュード (森安浩司)~初演 英雄葬送曲 (C.O.ラッタ) アンコールMemory (ミュージカル"Cats"より)*************************************来年の予定です。新日鐵住金マンドリン合奏団 第72回定期演奏会平成26(2014)年11月3日 北九州市立響ホール13:30開場 14:00開演第1部アメリカンパトロール(ミーチャム)中央アジアの草原にて(ボロディン)バレエ音楽「コッペリア」(ドリーヴ)第2部イギリス音楽特集第3部ラ・ペザレーゼ(フィリッパ)ノスタルジア(シルベストリ)山河緑照(藤掛廣幸)ご期待ください!
2014.01.01
去る7/27〜28の二日間、夏合宿が行なわれました。 11/3の定期演奏会に向けて本格始動です!
2013.07.30
北九マンフェスの打ち上げでは機嫌よく(笑)かなりお酒を飲みましたが、幸いに二日酔いにならなかったので、今朝5時から飲まず食わずで8時間、一心不乱で未完成だった作品を一気に書き上げました。題名は「希望のエチュード」。作曲のモチーフなど、いつか曲目解説をしたいと思います。11/3に新日鐵住金マンドリン合奏団第71回定期演奏会で初演される予定です!
2013.07.07
今日は北九州マンドリンフェスティバル。写真は合同演奏リハ直前の風景です。合同演奏はカペレッティの劇的序曲です。私が指揮をする単独ステージでは、ミュージカル特集を取り上げます。門司港は朝から雨でしたが、コンサートの途中からは雨も上がりました。
2013.07.06
昨晩、賛助で出演したプロムジカマンドリンアンサンブル第34回定期演奏会が終了しました。聴きに来てくださった皆様、ありがとうございました!そしてメンバーの皆様、お世話になりました。とても楽しい経験になりました。これで広島通いも終了。次の予定に向けて精進したいと思います。
2013.06.23
明けましておめでとうございます。2013年が始まりました。 このところ、今年の目標を考えていますが、実はまだはっきりと定まっていません。 でも、具体的に列挙することによって、自然とその方向に行動することができると思うのです。 これは、これまでの人生で、ある程度立証済みです。 もちろん、全部は実現できっこありませんが、そのプロセスが重要のような気がします。 さて、昨年立てた目標は下記の5項目でした(あくまでの趣味の世界ですが)。 1 【語学】フランス語検定準2級の合格 2 【読書】年間100冊読破 3 【登山】日本百名山の中から最低1座登頂 (ダイエット:6月末までに最低でも5キロは絞る) 4 【作曲】第二作目の合奏曲を完成 (2013年定演の選曲会議に提案) 5 【音楽活動】所属団体の定期演奏会の成功と、積極的な賛助出演 その結果。 フランス語検定準2級は合格を果たした。バンザーイ! ただ、かなり奇跡が入っています(苦笑) 登山については、日程の都合でどうしても登れませんでしたが、8キロのダイエットには成功しました。 第二作目の合奏曲は、予定通り選曲会議に提案し、来年の定期演奏会で発表することになりました。関係者の皆さんに感謝です。なお、平成22年に初演した第一作目の「最後のダンス」という曲は、浜松の合奏団によって、すばらしい再演をしていただきました。 そして、定期演奏会は無事に成功をおさめ(11月)、数件の賛助出演も何とかこなしました。 ただ、100冊の読書はできなませんでした。 ちょっと目標が無謀だったかもしれません。残念ながら50冊程度にとどまりました。 来年は仏検2級を受けるので、時間がないことが予想されます。 読書の目標はしばらくお預けになるでしょう。 さあ、来年の目標をどうするか。もうしばらく考え続けることにします。ただ、仏検2級の年内合格が最大の目標になることは間違いありません。 いずれにしても、今年の活動も楽しみです。
2013.01.02
私の作曲した合奏曲「最後のダンス ~ アヴィニョンに眠る君へ」を、浜松マンドリンオーケストラの皆さんに演奏していただきました。よろしかったらお聴きください。
2012.12.20
今日、第71回定期演奏会(H25.11.3)に向けての選曲会議が実施されました。 音源の鑑賞や活発な意見交換を経て、下記の結果となりました。第3部で私の新しい作品を初演で取り上げます。第1部 ※時間がなくペンディング 第2部 映画音楽特集 ・フランス映画メドレー、 ミュージカル映画メドレー など※新たに私が編曲する予定です。第3部 雪~ロマンツァとボレロ (G.ラビトラーノ) (仮題)希望のエチュード (森安浩司)~初演 英雄葬送曲(C.O.ラッタ)第2部・3部は私が指揮をします。次回演奏会に向けて、楽しみながら頑張っていきたいと思います。
2012.12.16
「最後のダンス」素晴らしい演奏でした。自分の作品をこんなにも丁寧に感動的に演奏していただいた、浜松マンドリンオーケストラの皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました!浜松までやってきた甲斐がありました。次は来年9月、今度は岐阜の皆さんに演奏していただけるようです。楽しみです。
2012.12.09
12/9(日)に開催される浜松マンドリンオーケストラの定期演奏会の第3部で、私の作曲した「最後のダンス」(平成23年11月新日本製鐵マンドリン合奏団において初演)という曲が演奏されます。お近くの方はぜひ足をお運びください。私も翌日の仕事の関係で日帰りという強行軍になってしまいましたが、九州から会場に駆けつけようと思っています。楽しみです。浜松マンドリンオーケストラ第39回定期演奏会2012年12月9日(日) アクトシティ浜松中ホール第1部クラッシック・ステージ 指揮今泉好雅・ペルシャの市場/ケテルビー<モーツァル3大オペラより バリトン:加藤宏隆> ・歌劇「フィガロの結婚」より、”もう飛ぶまいぞ、この蝶々”(フィガロ) ・歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より、カンツォネッタ ”窓べにおいで”(ドン・ジョヴァンニ) ・歌劇「魔笛」より、”俺は鳥刺し”(パパゲーノ)・歌劇「セビリアの理髪師」序曲/ロッシーニ 7’30第2部ポピュラー・ステージ・イギリス民謡メドレー(アニーローリー、ロンドンデリーの歌、庭の千草、グリーンスリーブス)・シャンソンメドレー(おおシャンゼリゼ~ケセラセラ~幸福を売る男)・瑠璃色の地球(松田聖子)/平井夏美・黄昏のビギン(ちあきなおみ)/ 中村八大・時代/中島みゆき第3部マンドリンオリジナル・ステージ 指揮佐藤和久・第13小組曲「舞踊組曲」/ミケーリ・五月雨るる日の憂鬱/中野二郎 ・最後のダンス~アヴィニョンに眠る君へ~/森安浩司
2012.12.06
終わりました。 気持ちよく打ち上げを行うことができました。 よい出来だったので、指揮者としては満足です。 よかった~。 アンケートのご意見も暖かいものばかりで、嬉しさは格別です。演奏会が終わるまでは、選曲段階から企画・構成、編曲、パート編成、練習運営に至るまで、紆余曲折があります。なので、投入した時間や努力に比例して、達成感と同時に開放感がありますね。何事も完全ということはありませんし、自分のできる範囲でベストを尽くしたいと思います。そして、すべての人たちに感謝しながら、また次に向けて頑張ります。平成24(2012)年11月25日(日)13:30開場 14:00開演会場:北九州市立響ホール第1ステージ ハンガリー舞曲第1番 (ブラームス) マドンナの宝石 (フェラーリ) スケーターズワルツ (ワルトトイフェル) 第2ステージ NHKテーマ曲セレクション 夢であいましょう みんなのうたメドレー外国曲編 良し (大河ドラマ「篤姫」挿入歌) 黄昏のワルツ (にんげんドキュメントより) 朝の連続テレビ小説メドレー第1集 おはなはん 藍より青く おしん ちゅらさん 春よ、来い YELL (いきものがかり)第3ステージ スプレーン (アマディ) 残された時間 (末廣健児) 森と水のシンフォニー (藤掛廣幸)アンコール 花は咲く
2012.11.26
今年のマンドリン活動の総決算。いよいよ明日です! ティンパニーも入ったゲネプロも無事終わりました。 第2ステージでのマイク原稿も一応書き上げました。 ステージ衣装のアイロンかけも終えました(笑) あとは心穏やかに明日の本番に備えたいと思います。 眠れるかな・・・?
2012.11.24
本日(H23.12/18)、予定通り第70回定期演奏会に向けての選曲会議が実施された。 音源の鑑賞や活発な意見交換を経て、1部から3部ステージまでとりあえず決定した。 選曲会議運営から、帰宅後の作曲家へのコンタクト、楽譜の入手までが、今日一日でスムーズに運び、とてもよい気分である。年明けには、どちらのパート譜も配布することができそうだ。 楽譜を吟味して、問題がなければ、正式にPRしたいと思う。今年も残すところあとわずか。関係各位には例年同様に大変お世話になった。 また、来年に向けてがんばっていこう!!
2011.12.18
11/20の定期演奏会は盛会のうちに終了した。 水曜日、定演音源の鑑賞会が開催された。 寒い日で、しかも休日の夜ということで出席者はイマイチだったが、みんなで楽しくお菓子をつまみながら録音を聴いた。 ライブ的には、今年もお客さんの反応はとてもよかったと思う。客席との一体感を感じることができたし、割れるような拍手を何度もいただいた。 アンケートの結果もよく、演奏後のお客さんや部員の表情なども見ると、そういう意味では、成功だったと思っている。 客席との一体感というのは大事で、過去、技巧的に上手な演奏をしているのに、客席がしらけているようなコンサートに遭遇したことが何度もある。 そういう時というのは、自分たちの演奏や表現、選曲などが手前味噌過ぎて、お客さんへのアピールが中途半端になってしまっているのだ。 合奏は、曲づくりや、演奏者の演奏姿勢、演出、指揮者のパフォーマンス、ステージ構成など、様々な要素がからみあう複合芸術であるが、音楽にはそもそも感情豊かな演奏表現は必要条件である。 ウチの楽団のよいところは、この感情豊かな演奏ができることである。 これは、誇るべきことで、そういう風土があるから自分はこれまでここをメインにして活動してきたと言っても過言ではない。 個々の技術・技巧面では色々と注文を付けたいことも多く、それぞれの奏者のレベルも決して高いとは言えないのだが、チームプレーで成果を出すタイプである。 そういう意味では、2部のロシア民謡特集は、うちの楽団にぴったりで、秀逸な出来だった。 泣かせどころの扇情的なフレーズ、激しいアレグロ、どれも、これ以上ないくらいの演奏ができたのではないだろうか。 また、3部の私の作曲した「最後のダンス」。 これも、今後音源として関係者に聴いていただくに足る出来栄えとなった。 ドラマチックな演奏になったと思う。 まだお客さんが誰も聞いたことのない、いわば演奏前には得体が知れなかったであろうこの曲が、何と客席アンケートで「第2位」だったのである(ちなみ1位は「トロイカ」)。 作曲者の、そして奏者の熱い思いが客席に伝わったことの証しで、天に上るほどの、この上もない喜びである。 一方で、決め曲の「Beyond the Skies」は、録音を聴くと、ところどころ残念な箇所があった。 大多数の、この曲を知らないお客さんにはわからないとは思うが、突っ走ってしまった奏者や、フライング、ミスタッチなどが重箱の隅にいくつもある(苦笑)。 終演後のロビーでは、関係者からその点を指摘され、指揮者として悔しかったのは事実である。 高齢者が増えてきた当楽団では、この手の曲はどちらかと言うと不得手な方だ。 でも各自がベストを尽くした結果だから、仕方ないと思う。 Beyondは、お客さんのアンケートでは同率で第6位。上々だ。指揮者の立場は、一般的に、やって当たり前というのが世間の認識で、定演が終わった、いわゆる「まつりの後」は、虚無感に苦しむ時期でもある。 だが、指揮者として精一杯頑張ったと自負している。 自分としては、Beyond the Skiesと自分に合格点を出してあげたい。 これでメイン楽団の今年の定演に関する活動は終了である。 12月には、来年に向けての選曲会議が行われる。 さあ、何をやろうか。
2011.11.25
今月は仕事が忙しい月。 しかもその予定は、直前までなかなかわからないという有様である。 したがって、昨日・一昨日のこの土日は、あらかじめ何も予定を入れることができなかったが、忙中閑ありというか、すっぽりと空いたので、所属楽団ではない他の二つの楽団の練習に行った。 こういう活動をしていない人には酔狂に見えることだろう。 ただ、どちらもマンドリン一本での参加なので、所属楽団で指揮をするのとは異なり、存分に楽器を弾くことができ、充実感がいっぱいである。 おかげで左手の指先のタコがすっかり出来上がって、いい感じになっている。 今なら、ソロ曲やアンサンブルの難曲を練習するチャンスかもしれない。 指先のことで思い出したが、以前、マラソンをしている時は、膝をつくることに神経を使った。 マラソンシーズンは秋から冬である。 定期演奏会が終わった12月から2月の間に開催される大会は、夏の頃には申し込まなければならない。 そして、大会の少なくとも3か月前から、少しづつトレーニングして膝を作っていく。 走る時間も最初はスローで5分、翌週は10分、1か月後は30分というように。 1キロ当たりのペースも、タイムを計りながら徐々に早めていくのだ。 こういう風に、コツコツと一定の期間をかけて膝を作らないと、故障するし、いったん故障すると回復はとても面倒になる。 語学の勉強にも共通して言えることかもしれない。 マンドリンの左手の指先は、作らなければ故障するというわけではないが、思うような楽器の演奏ができなくなる。 普通に仕事をしている身では、自宅でマンドリンを練習する時間はほとんどない。 深夜に楽器を弾くこともできない。 油断すると、すぐに指先のタコが取れて、ふにゃふにゃになってしまう。 一旦そうなってしまうと、新たにタコをつくるのは大変だ。 あと2年を切ったアンサンブルコンサートでは、ソリスト的な出番がたくさんある。 久しぶりに難曲にも挑戦する予定なので、自分でも知らず知らずのうちに、気持ちが準備モードに入っているのかもしれない。 これからも指先を大事に維持していきたい。
2011.09.05
今年も、暑い熱い夏合宿が終了!!土曜日(一日目) 13:00~18:00、19:00~21:00日曜日(二日目) 9:00~12:00、13:00~17:00まだ定演まで3か月以上あるが、曲の概略をつかみ個人練習に役立てるためには重要な行事である。定演の曲目・曲順も正式に決定し、さあ、アクセルを踏んで定演モードにシフトしていこう!********************************************●第69回定期演奏会のご案内●平成23(2011)年11月20日(日)13:30開場 14:00開演会場:北九州市立響ホール1部・結婚行進曲 (メンデルスゾーン)・舞踏会の乙女 (L.アンダーソン)・序曲第1番ハ短調 (久保田 孝)2部 ロシア民謡特集・トロイカ・一週間・ソビエト歌曲メドレー カチューシャ モスクワ郊外の夕べ ポーリュシカ・ポーレ・ともしび・ロシア古典歌曲メドレー 赤いサラファン 黒いひとみの 小さなぐみの木 カリンカ3部・熱情(ブランツォーリ)・最後のダンス ~アヴィニョンに眠る君へ~ (森安浩司)・・・・初演作品・Beyond the Skies(末廣健児)
2011.07.31
日曜日に、門司港で北九州マンドリンフェスティバルが開催された。 とにかく暑い日で、思わず本番前にガリガリ君を頬張る始末。 指揮を務めた合同演奏は、特に問題なく終わらせることができた。 ただ、場所が狭く、音響設備的には整っているとは言えないので、指揮をする立場としては少なからずストレスがあることは否定できない。 全体としては、通りすがりの観光客も含めたお客さんは超満員で、場所柄もよく和やかな雰囲気で、お客さんに喜んでもらう意味ではよかったと思う。、 日時 平成23年7月9日(土) 13:00~16:00 場所 旧大阪商船「海峡ロマンホール」 1 北九州マンドリン連盟合同演奏 ・シャンソンメドレー ・愛の讃歌 ・雲の行方(柴崎利文) 2 産業医科大学ギター・マンドリン部 ・AKNメドレー ・ありがとう ・Pirates of Caribbean 3 北九州マンドリン合奏団 ・映画音楽特集 4 下関マンドリンクラブ ・カシアナーの温泉 ・月ありき ・ギターアンサンブル(チムチムチェリー) 5 新日本製鐵マンドリン合奏団 ・ロシア民謡メドレー第1番(古典歌曲編) 6 マンドリンアンサンブルOfa ・神々の夜(加賀城浩光) 7 北九州市立大学マンドリンクラブ ・狂詩曲「海」(鈴木静一) ・空から降ってきた少女
2011.07.13
NANNERL, LA SOEUR DE MOZART 邦題「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」 前から気になっていたフランス映画を見てきた。 かの有名なアマデウス・モーツァルト姉・ナンネルの音楽への情熱を描いた作品である。 この映画に触れるまで、寡聞にして姉の存在を知らなかった。 ナンネルとは愛称で、実名はマリア・アンナ・モーツァルト(Maria Anna Walburga Ignatia Mozart, 1751.7.30 - 1829.10.29)である。 時代はまだ女性に開かれておらず、音楽の才能を発揮できなかった彼女。 この映画で描かれているのは、モーツァルトの父が才能ある息子(11才の頃)を売り込むために、ヨーロッパを家族4人で3年間行脚した頃の、ナンネルの心の成長記録が中心。 登場人物は多くなく、少女の葛藤や家族愛、時代背景が丁寧に描かれている。 重厚なヴェルサイユ宮殿の映像美やバロック音楽などを堪能することができた。 また、何より知っているフランス語のフレーズがかなり聞き取れることもうれしかった。 アメリカ映画の中で、くずした英語の会話を聞き取るよりは、フランス語会話の方がわかりやすいように思う。 もっとも知らない単語や言い回しは、まったく聞き取れないの。 色々な表現をたくさん自分の引き出しの中に入れていくことが、ヒアリングには必要なのだろう。
2011.07.01
今秋の定期演奏会で初演を予定している作品、「最後のダンス ~アヴィニョンに眠る君へ~」。 今日は、初めての合奏練習だった。2年前の部内演奏会で発表した試作品より、テンポの変化を大きくして、アヴィニョンに関する新しいモチーフを加えている。自分の作曲した作品を自分で指揮するというのは初めての経験である。これからどのようにこの曲を成長させてもらえるのか、楽しみでもある。
2011.05.25
36回を数える今年は福岡市で開催。 5/14の前夜祭、5./15の本番がともに無事終了した。 尽力された関係者に感謝申し上げたい。 両日とも久しぶりに各地の多くの友人と再会することができた。 楽しい前夜祭の終わった後は、楽団のメンバー+αで博多ラーメンを街で食べて解散。 ホテルに帰ってすぐに寝た(笑) 翌日は5時過ぎに起きてシャワーを浴びた後、持ってきていた問題集でフランス語検定の勉強。 こちらの方はあまり日数が残っていないので、かなり真剣に取り組んでいるが、なかなか長い時間集中することができず、せいぜい2時間が限度である。 勉強を切り上げチェックアウトして、会場へ。 本番の単独ステージは10分程度のイタリア・オリジナル1曲。 ステージでは思いのほか緊張した(苦笑) 久しぶりのブランツォーリだが、古典だけあって細かい技巧や解釈を要する箇所が多く、まだまだ十分な出来とは言えない。 この曲は定演で使うので、今後もさらにブラッシュアップしていきたい。 *************************************** 九州マンドリンフェスティバル 平成23年5月15日(土)12:30~16:30 1 鵜戸~UDO、侍~SAMURAI (加賀城浩光) ~マンドリンアンサンブルOfa&プロムナード宮崎 2 君が微笑むとき・黄昏語るとき(ベルッティ) ~延岡マンドリンクラブ 3 降誕祭の夜 (アマディ) ~北九州マンドリン合奏団 4 ビア樽ポルカ、さとうきび畑、望春風、ピチカートポルカ ~マンドリン・コレギウム・九州&奇美曼陀林楽団(台湾) 5 大自然の讃歌(ベートーベン)、レナータ(ラビトラーノ) ~大宰府マンドリン倶楽部&福岡シンフォニックマンドリンアンサンブル 6 ドンジョバンニのセレナータ(モーツアルト)、マンドリンのためのソナチネ(ベートーベン)、過ぎし春(グリーク) ~熊本マンドリン協会 7 熱情 (ブランツォーリ) ~新日本製鉄マンドリン合奏団 8 幻想曲第一番(久保田孝) ~大分マンドリンオーケストラ 9 ノスタルジア(シルベストリ)、雪・ロマンツァとボレロ(ラビトラーノ) ~福岡マンドリンオーケストラ&チルコロ・マンドリニスティコ・テレフォニアーナ
2011.05.16
11月定演2部ステージの編曲については、最後に残っていた「ロシア民謡メドレー第1番」を先々週に完成させ、宿題終了。 赤いサラファン・黒い瞳の・小さなぐみの木・カリンカの4曲メドレーで、色々と工夫を凝らしてあり、これから音にするのが楽しみである。 同じく定演3部の自作オリジナル曲も、先週完成させて部員に配布し、こちらもとりあえず宿題終了。 曲づくりには、これからじっくり取り組んでいこう。 そして、5月の九州マンドリンフェスティバルの単独曲、ブランツォーリの「熱情」。 本番まで間がないが、練習は進んでいる。 恥をかかない程度には仕上げたい。 そしてもうひとつ、懸案として、7月の北九州マンドリンフェスティバルにおける合同指揮を引き受けるかどうかということがあった。 ここ数年は当楽団が担当しなかったため、比較的時間の余裕があった昨年、立候補したのだが、他にもやりたいと言う楽団が複数あったので、大人の対応により辞退した。 今年は昨年とは異なって仕事が忙しく、引き受ければ5月後半から7月前半までの日曜日を取られるため、個人的には引き受けるつもりはなかったのだが、今度は希望者がなく連盟からやってほしいとの声。 なかなか思い通りにはいかないものだ 楽団の技術会で考えた挙句、結局引き受けることにした。 で、何をやるか。 曲目についてみんなで検討した結果、場所が門司港レトロなので一般受けする曲がいいだろうと、下記の曲になった。 ・シャンソンメドレー ・愛の讃歌 昨年の定演2部で評判のよかった2曲である。 会場は観光客がふらっと立ち寄る場所に位置しているので、こういう曲は喜ばれるだろう。 さきほど、連盟各団体に配布するパート譜のコピーを済ませた。 そして、昨年末からやりたくてできなくて、ようやくやっと取りかかっている編曲がある。 それは・・・ 「松田聖子・夏うたメドレー」 2年後のアンサンブルで使用する曲だ。 メドレーは、骨格が出来上がった。 「青い珊瑚礁→夏の扉→白いパラソル→渚のバルコニー→夏服のイヴ→天国のキッス」の6曲。 旋律入力と小節割りをコツコツと進め、概ね10分ちょっとのメドレー曲になっている。 今後はオブリガードや和声をはめこんでいく。 編曲中のデータをパソコンで何度も流して聞いていると、むちゃくちゃ懐かしくて、しみじみとした気分になる。 松田聖子のような歌手は、今後もう現れないのではないだろうか。 早く仕上げて、合奏したいところだ。
2011.05.02
今秋の定期演奏会で初演を予定している作品を、今日仕上げることができた。 2年前に部内演奏会で発表した曲に、新たなモチーフを加えて、少し広がりを持たせている。 実は完成まであと少しだったのだが、迷っていた箇所をなかなか解決できず、昨晩ようやくアイデアがひらめいたのだ。 方針が決まれば後は早い。 丸一日かけて、一気に団員配布用のコピーまで終わらせた。 題名は、「最後のダンス ~アヴィニョンに眠る君へ~」 フランスのアヴィニョンで悲しい別れをする恋人の曲だ。 演奏時間は12分30秒を要すると思う。 「ラストダンス」ではない。 「別れのダンス」でもない。 「最後の」ダンス、というところに大きな意味がある。 後は、実際の練習の中で微修正を行い、半年間でじっくり仕上げていきたい。
2011.04.17
楽曲の編曲にあわせたステージ構成には工夫が必要である。 ロシアの歌は、なんと言っても短調(minor)が多い。 短調にありがちな情緒的で物悲しいメロディばかりでは聞き手も弾き手も飽きるので、緩急・短長を織り交ぜて配置したいところだ。 ところで、ロシア人の音楽的志向があるにせよ、日本人の好みに合わせ、短調のものが多く持ち込まれたことは事実である。 一方ではソ連時代の音楽的統制の中で、明るすぎる印象を与える歌は発禁となったので短調の楽曲が多かったのだとも聞く。 ロシア民謡は、シベリア抑留から解放された帰国者によって日本に多く持ち込まれた。そのため戦時中の流行歌が多く、内容的にも物悲しいものが多かったことも特徴である。 近代以降、日本とロシアとの政治的関係はあまり良好とはいえなかった。 しかし、明治の中期頃から次々と日本に入ってきたロシア民謡は、その美しいメロディーのおかげで日本国内にしっかり根付き、戦後しばらくして、ロシア民謡は日本国内で非常に大きなブームとなった。 男声コーラスのダークダックスなどが積極的に取り上げたことが大きいが、飲食店の一形態である「歌声喫茶」が、その普及に大きな役割を果たしたと言われている。 1955年、新宿に「カチューシャ」、「灯(ともしび)」という喫茶店が誕生したことが起因とされる、歌声喫茶。 終戦後、米軍による占領期を経て、日米安全保障条約の改正や各種の労働問題を抱えた時代であり、国民の多くは政治的な関心を強く持っていた。 そのような背景の中で、労働運動や学生運動などの高まりとともに、人々の連帯感を生む歌声喫茶の人気は高まった。 まだテレビが普及する前でもあり、店内は毎日のように若者であふれ、最盛期には全国で100軒を超える店があったという。 集団就職で地方からやってきて、寂しい生活を送っていた青年たちが多い中、そういう場で仲間と歌を一緒に歌うことは、単なる政治的運動という側面のみならず、連帯感を共有するという大きな役割を果たしてきたと思うのである。 歌声喫茶は、「個人で歌う」現代のカラオケとは違い、店の看板的存在であるリーダーが取り仕切って、店内の客が「一緒に歌う」場所だ。 さとう宗幸や上条恒彦は、歌声喫茶のリーダー出身だとされている。 伴奏はピアノやアコーディオン、ギターのほか、大きな店では生バンドも入っており、ロシア民謡を中心に歌われたらしい。 本稿では政治的イデオロギーを解説するつもりはないが、ロシア民謡の流行は、歌声喫茶の客層をターゲットにしたソ連当局の国策に乗ってしまったと言えなくもないだろう。 また、一方で、安保問題で反米感情の大きかった時代、ベールに包まれた東側諸国や社会主義・共産主義への憧れもあったと考えられる。 その後、歌声喫茶のブームは、学生運動の退潮に連動して急速に衰退し、やがてはほとんどの店が閉店した。 ソ連経済が思うようにならず、国家そのものの欠陥が露呈されてくるに従い、社会主義幻想が衰退していく中で、ロシア民謡の流行の最盛期も去っていった。 しかしながら、重厚で美しい和声表現を持っているロシア民謡。 我々は、イデオロギーの面を気にするあまりに、いたずらに敬遠するのではなく、その美しいメロディーや寒冷の地に住む市井の人々の暮らしを描いた音楽的至宝として、風化させることなく末永く大事に歌い継がれていくべきであると強く思う。 ロシア民謡は、マンドリン合奏においても、昔は盛んに演奏されたという記録が残っているが、近年はほとんど演奏されていないようだ。 今回、敢えて、ロシア民謡の持つ歴史的な背景をしっかり認識した上で、マンドリンの音色を生かした新しい編曲を試みることにより、当楽団の定期演奏会でしっかりと取り上げたいと思っている。
2011.02.06
本来、ロシア語で民謡を意味する単語は、「フォリクロール(фольклор)」である。 いわゆる英語のfolkloreに当たる。 この言葉がスペイン語化してフォルクローレ (folclore) 。 これは、誰でも聞いたことがあると思う。 英語のfolkloreの本来の意味としては、音楽のみならず民俗学、民俗的な伝承一般を指すが、おもに日本では、ラテンアメリカ諸国の民族音楽、とりわけ、南米アンデス地方(ペルー,ボリビアなど)の民族音楽、またはそれをベースとしたポピュラーソングを指している。 さて、ロシアの大衆歌謡を日本に紹介しようとした人が、大衆歌謡(英語:Popular song)を意味する「ナロードナヤ・ペースニャ(Народная песня)」というロシア語を、なんと「民謡」と誤訳してしまった。 それがジャンルと内実がずれた原因だと言われている。 「ナロードナヤ・ペースニャ(Народная песня)」の「ナロード(Народ)」は、「民衆」「民族」「人民」「国民」などと訳すことができるらしいので、「民衆の歌」を「民謡」と訳してしまったのではないだろうか。 また、ソ連時代には、社会主義国家として、個人財産の所有に大きな制限があった。 したがって、歌も公共の財産とされたため、特定の作曲者や作詞者が伏せられていた場合が多かったのである。 そのため、そういった数々の楽曲は、日本において「民衆によって伝承されてきた作者不明の民謡である」という誤解を生じさせてしまったとの見方もある。 さらに、日本人はソ連の事情に疎いこともあり、結果的には、みんながロシア歌謡を「ロシア民謡」として呼んでしまったのであろう。 余談だが、実際はウクライナやベラルーシの歌であったものも多く、「黒い瞳」はウクライナ人がロシア語で作詞したとのことである。
2011.02.02
今度の定期演奏会2部ステージでは、ロシア民謡特集を取り上げる予定である。 ロシア民謡。 色々な曲が頭に浮かぶ。 トロイカ・カチューシャ・ともしび・黒い瞳・二つのギター・・・ 今回、色々な楽譜に当たってみると、何となく疑問に思えてきたことがある。 それは、民謡というわりには、作曲者が明らかになっている曲が数多いことだ。 作曲者のはっきりしている歌謡曲が、なぜ「民謡」? そもそも「民謡」とは、まだ楽譜が一般的でない頃から、民衆において古くから歌い継がれてきた伝承音楽である。 当地の自然や気候、日々の生活に根ざしたものが多く、日本古来の民謡のみならず、世界各国の民謡も日本に伝えられ、年代を問わず幅広く親しまれている。 では、我々が親しんでいる「ロシア民謡」は、やはりロシアの地で古くから歌い継がれてきた曲なのであろうか。 答えはYESとは言えない。実は、わが国における「ロシア民謡」には、長年に歌って民間で受け継がれてきたような本来の意味での民謡は数少なく、むしろ帝政ロシア時代からソ連時代に生まれた大衆歌曲のうち、戦後日本で広く歌われるようになった楽曲の「ジャンル」を指しているのである。 日本で親しまれているロシア民謡の楽曲は、ナロードナヤ・ペースニャ(Народная песня)と呼ばれたソ連時代の流行歌、愛唱歌がかなりの数を占めている。 もちろん、19世紀以前から伝えられている「トロイカ(Тройка)」などの民謡がある一方、例えば、ロシア民謡の代名詞とも言える「カチューシャ(Катюша 1938)」や、仲雅美がカバーして大ヒットした「ポーリュシカ・ポーレ(Полюшко-поле 1934)」はロシア革命以降に作曲されたものであり、情緒的なメロディーが美しい「モスクワ郊外の夕べ(Подмосковные вечера 1957)」は戦後の流行歌である。 なぜ、このようにジャンル名の意味と内実がずれている問題が生じているのだろうか。 その辺を、時々考察してみたい。 (続く)
2011.01.23
楽団の編曲準備に追われている。 1/12の弾き初めでは、一応、3ステの候補曲を弾いてみることになっているが、できれば2ステの新譜を1曲でも持ちこみたいところ。でも、微妙だ。 さて、今年の2ステはロシア民謡を取り上げるつもりである。 雪国ロシアの大地を想わせる特有の情緒的なメロディーは、実に美しい。 そこで、ステージを構成するにあたって、例年同様に色々調べてみた。 すると、このジャンルはその時々の社会情勢が大いに反映されていて、なかなかに奥が深いことがわかってきた。 したがって、曲順やメドレーのまとめ方など、どういう風に構成するか、まだかなり迷っている。 とりあえず、自分の頭の中の知識を整理して、現段階での「ロシア民謡私論」をまとめてみたい。
2011.01.09
指揮者特権で(笑)、先日の定演音源データがすぐ入手できたので、iPodに入れて毎日飽きもせず聴いている。 今回の演奏会は、特に大成功だった。 その翌日から今日まで、毎日聴いても、そのたびに胸が熱くなる出来栄えだ。 ************************ いよいよ終曲の最後。 左手でさらに音を盛り上げる。 力強くトレモロを、ストロークを弾くみんなの真剣な表情。 ポテンシャルは頂点に達する。 意を決し、右手で力強く指示して演奏を終える。 ほんの0.1秒の間合い。 フォルテッシモの残響音が会場にこだまする。 そして喝采。 拍手の渦の中、ゆっくりと指揮台から降りて、感謝のおじぎをする。 割れんばかりの拍手が続く。 客席の方々の笑顔。 輝かしい団員の顔、顔、顔。 会場が一体となったという実感。 この上もない喜びがここにある。 音楽をやっているしあわせを感じる瞬間。 ************************ あ~あ、土日なのに、今日も明日も仕事である。 ちょっと今、厄介な事案があるので、頭の痛いところだ。 通勤かばんの中に、仏検3級の問題集をビルトインしたことだし、ネジを巻いて元気出していこう。
2010.11.27
無事終了しました。 自分流の指揮はできたのではないかと思います。 お客様の反応も上々で、ほっとしました。 2部ステージのシャンソン&フレンチポップス特集では、ハンチングとエンジのマフラー、黒のシャツで臨みましたが、会場の嘲笑を何とか受けることなく、ごく一部の方からは「かっこよかった」など天にも昇るような感想をいただき、うれしかったです。 また明日から、心も新たに頑張ります。 お忙しい中ご来場いただいた方、遠方から応援してくださった方、 そして愛すべき部員の皆様、本当にありがとうございました。
2010.11.21
来年の定期演奏会の日程が決まった。 平成23年11月20日(日) 13:30開場、14:00開演 場所:北九州市立 響ホール 毎年、場所取りは大変なのだが、担当者がうまく抽選で引き当ててくれるので、本当に助かっている。感謝、感謝。 で、場所も決まったところで、来年に向けて選曲をどうするのか、そろそろ構想を考えておきたい季節でもある。 12月の選曲会議には、まずは2部ステージ企画を提案して、そこで方向を決めないと、その後の楽譜の準備に手間取ることになる。 我が楽団は、2部の企画ステージで、色々なジャンルを取り上げてきた。 最近10年間を見ると次のようになる。 '01 ディズニー '02 映画音楽 '03 オールディーズ '04 懐かしのメロディー(戦後日本編) '05 ミュージカル '06 ジャズ '07 カンツォーネ '08 沖縄音楽 '09 アーリー・アメリカンソング '10 シャンソン&フレンチポップス それ以前も、海外ポップスやフォークソング、アニメ特集などをやっており、ここまで来たら意地のごとく、新たなジャンルに挑戦してきた。 やってない分野はもうあまり残っていないような気がする(苦笑) とにかく、来場されているお客さんが、どこかで耳にしたことのある曲、ということがお約束。 これまでほとんどの2部ステージ曲は、僕が編曲を手がけてきたが・・。 さてさて、来年はどうするか。 実はまだ、部員に提案する構想はなく、白紙である。 ただ、何とな~く、こういう感じのはいいかもというアイデアはいくつかあるので、企画案につなげていければいいな、と思っている。
2010.11.01
この土日は、11/21の定期演奏会に向けての秋合宿だった。 無事に終了してホッとしている。 だけど指揮棒を持つ左の腕と肩が痛む。 星コンなどを振っていると、どうしても心が熱くなって、指揮に力が入ってくるのだ。 2ステのフランス音楽も、とてもいい感じに仕上がってきた。 振っていて、実に気持ちがいい。 「パリのお嬢さん」なんて、最高である。 自分が編曲した曲を振って、自分が思い描いた曲にしていく・・・ 何て幸せなことなんだろう。 すべての人に感謝しなければならない。
2010.10.31
毎年恒例の山田緑地コンサート。 この企画がスタートして、かれこれ10年以上になる。 ちょうど定演50日前のマイルストーンとして、楽団としてもうまく活用できるし、ある程度練習を積んだ曲なので、お客様にも喜んでもらっている。 木製も楽器と融和性のあるログハウス、というのもいい。うれしいことに固定ファンも多いのだが… 今日はあいにくの大雨。 14:00開始だがお客さんの入りは厳しいかも。(11:10記) 予定通りコンサート開始。 雨も上がり、お客さんもそこそこお見えになった。 足元の悪い中、ありがたいことである。(14:06記) 2日連続の依頼演奏が無事終了。 今日は指揮をやっている喜びを感じた瞬間もあり、何だかほっと一息。 さあ、後は定演一直線だ!(16:20記)
2010.10.03
今日は北九州空港まつりでフランス音楽の演奏。 今10:30からの1回目の演奏を無事終え、13:00からの2回目の出番を待っているところだ。(11:48記) 無事終了。お客さんの反応もよく、初秋の1日だった。(14:30記) 終わった後に一人ですぐ移動し、なぜか今、別件で博多にいる(笑)。 遊び過ぎて倒れないように気をつけなくてはならない(笑) (18:40記) やっと今帰宅した。大いにリフレッシュできたのではないかと思う。 お金も少々使ったかも。 早く寝て明日に備えなければ。 明日は山田緑地で「みどりのコンサート」出演である。(24:53記)
2010.10.02
昨日も今日も午後から出勤なので、正直イヤになる。世間では3連休らしいが、全然関係ない。 まあ、朝少しゆっくり起きることができるのが、せめてもの救いだ。 日中はまだまだ暑いが、朝夕はなんとなく秋の気配がしてきた。 今、庭では小鳥がさえずっているし、時折窓から入ってくる風が心地よい。 こうやって朝、ゆっくりした時間を過ごしていると、去っていこうとする夏に何となくせつなさを感じる。 ふと、若い頃に流行った秋の曲のフレーズが、頭に浮かんでくる。 日本ならではの季節の変わり目を楽しむには、過ぎ去った流行歌に触れるのも楽しいものだ。 と言うわけで、今日は、僕のお気に入りの曲の中で、風化させるにはあまりにも惜しい「秋のうた」を挙げてみたい。 何曲ご存じだろうか。 夕焼け (太田裕美) 「あなたに逢えた眩しい夏が、目に浮かぶ夕焼け・・・」 誰もいない海 (トワ・エ・モア) 「今はもう秋、誰もいない海。知らん顔して人が行き過ぎても・・・」 あなたの前に僕がいた (フォーリーブス) 「秋はひとりで考える時を与えてくれたけれど、今は・・・」 冬が来る前に (紙ふうせん) 「冬が来る前に、もう一度あの人とめぐり逢いたい・・・」 20歳のめぐり逢い (シグナル) 「枯葉の舞い散る停車場で、君と出会った9月の午後・・・」 哀愁のページ (南沙織) 「秋の風が吹いて、船をたたむ頃・・・」 秋桜 (さだまさし) 「薄紅の秋桜が秋の日のなにげない日だまりに揺れている・・・」 わかって下さい (因幡晃) 「これから寂しい秋です。時おり手紙を書きます」 思秋期 (岩崎宏美) 「心揺れる秋になって、なみだもろい私」
2010.09.20
考えて考えて考え抜いて、ようやく今日、アンコール候補曲を仕上げた。 ちょろっとした思いつきで提案するわけではない。 何ヶ月も前から、ずーっと、あーでもない、こーでもない、と迷い抜いているのである。 毎年そうしているかと言えば、そうでもないのだが・・ 何の曲かと言えばそれはヒミツだが、結局は、以前に編曲して楽団のステージで演奏した曲の改訂版とした。 自分としては、アンコール曲の考え方として、 (1)その日の1部~3部のステージで演奏した「何か」に対応した曲(例えばテーマとか、作曲者とか・・) (2)ステージに関係なく、その年に世間で流行っている曲 (3)上記の該当がない場合は、スタンダードないわゆる「定番曲」 のどれかが望ましいと思う。 一昨年にNHK大河ドラマ「篤姫」が人気だった時は、決め曲が「皇女和宮」だったせいもあり、迷わず、そのテーマソングを編曲してアンコールにした。(1)に該当する。 昨年は、2部でアメリカ特集をやったので、「アメージング・グレース」を取り上げた。これも(1)だ。 もちろん過去には、(2)に該当する、「冬のソナタ」や「涙そうそう」を演奏したこともある。 古くは「ムーンライト伝説」なんかも(笑) いずれにしても、アンコール曲が決まれば、とりあえずは心のモヤモヤ感とプレッシャーが軽くなる。 今年の定演のアンコール曲にご期待を!
2010.08.29
8/21~22の土日は、楽団の夏合宿だった。 それはもう、よそ様も同じかもしれないが、ウチの楽団も実に真面目に合宿をこなす。 みんな黙々と指揮についてきてくれて、本当に感謝・感謝なのだ。 今回のスケジュールは下記の通り。 ○1日目 13:00 集合 13:30~17:45 練習 (1部・2部) 18:00~19:00 夕食&休憩 19:00~21:00 練習 (3部) 22:00~02:00 宴会 (ごく少数の人は4:00だったらしい・・笑) ○2日目 09:00~12:00 練習 (1部・3部) 12:00~13:00 昼食&休憩 (個人練習する人多し) 13:00~16:45 練習 (1部・2部・3部) 17:00 解散 まあ、指揮者としては、部員の多数が顔をそろえる合宿でもあり、張り切って目いっぱい練習を進めたくなる。 楽器の演奏も指揮も、体力を使う。まさに体力勝負だ。 おかげで、練習の成果は十分上がったと満足している。 で、明けて月曜・火曜。 仕事でとても忙しかったのだが、その合間に早くも3年後のアンサンブル・ステージ(ムジカ・セマディオーレ)のことを考え始めていた。知らず知らずのうちに。 どうやら、マンドリンの方のスイッチが入ってきたようである。 各パート一人ずつのマンドリンアンサンブル「ムジカ・セマディオーレ」は、2013年8月に5回目のコンサートを予定している。 勝手にプログラム案を考えてみた。 1部)セマディオーレ単独ステージ ・蛍の舞曲 (アマディ) ・水上の音楽 (ヘンデル) ・チゴイネルワイゼン (サラサーテ) ・サイモン&ガーファンクルメドレー 2部)セマディオーレ単独ステージ ・最後のダンス (森安浩司) ・ラプソディインブルー (ガーシュイン) ・メリアの平原に立ちて (マネンテ) 3部)OB合同ステージ ・夏の庭 (シルベストリ) ・hana-bi (久石 譲) ・町の祭典 (フィリッパ) こだわり満載のこれらの曲については、またの機会に述べることとしたい。
2010.08.24
昨日の夜、7/24(土)のライブの選曲と練習を、旧大阪商船で行った。 本番で予想される、年齢層の高そうな客筋や、停泊中の船上ライブ、ビアガーデン併設というシチュエーション。 それを考えると、ジャズ・オンリーではちょっと持たないので、今回は歌謡曲をたくさん取り入れることにする。 第1部 歌謡曲サマーソング・メドレー ・ひと夏の経験 (山口百恵) ・みずいろの雨 (八神純子) ・星屑のステージ (チェッカーズ) ・Tsunami (サザン・オールスターズ) ・Summer Dream (チューブ) ・あー夏休み (チューブ) 第2部 ジャズ ・Fly Me To The Moon ・Georgia On My Mind ・Take the 'A' Train 第3部 ニッポンの唄 ・時の流れに身をまかせ (テレサ・テン) ・天城越え (石川さゆり) ・遠くで汽笛を聞きながら (堀内孝雄) サマーソング・メドレーはなかなかいい。 往年の名曲は、やっぱりすばらしい。 この際、マンドリンでも編曲しておくことにする。 うちの楽団では取り上げにくいので、どこかの楽団に提供することにしよう。 それにしても、グランドピアノの鍵盤の前に座ると、本当に胸が躍る。 Saxとの合わせの後、気が向いたので、ひとり、ピアノ弾き語りを声高らかにたっぷりしてきた。 ちなみに、もちろん非公開。 ま、僕の歌では公開は到底できませんが(笑)
2010.07.17
門司港フェスタ・JAZZ LIVE 期日:平成22年7月24日(土) 場所:門司港第一船だまり「ワーペン・ファル・ホールン号」船上ライブ 夕方から、地元の色々なバンドが30~40分の演奏を繰り広げる。 我がバンド「パンタグラフ」の出番は17:10~17:40。 久しぶりに、人前でピアノを弾く。 ところが、本格的な練習はこれからである(汗) 何度もやってる曲ではあるが、指馴らしと音合わせは必ず何度かやらなければならない。 レパートリー30曲の中から、8曲くらい選曲する予定。 思えば、昨年は精力的にバンド活動を行ったものだ。 ちょうど昨年の今頃に、門司港だけでなく、小倉のジャズ・バーでもライブをした。 その時の実況録音はCDに編集して、大事に持っている。 元気が少々なくなったときに、iPodから引っ張り出して聴いている。 今年は、職場の異動もあったし、ジャズの活動は休止中で、ピアノにもロクに触っていない。 人前で恥をかくようなものだが、まあ、楽しめればと思っている。
2010.07.06
仏検試験日まで1週間足らず。 このところ通勤時間や帰宅後は、完全に勉強モードだ。 と言っても、どれも細切れ時間で、大したことはやってないが。 さて、今年の目標として、今回受ける6月20日の春季試験では4級を、次の秋季試験では3級をパスするつもりだった。 ・・・ つもり「だった」とは何故か? とても残念な話なのだ。 秋季試験は11月21日(日)に実施されるのだが、何とこの日は、我が楽団の定期演奏会の本番だったのである。 ガーン! 何と言っても年に一度のビッグイベントである定期演奏会だ。 動かすのは不可能 しかも試験が午前中ならいざ知らず、3級の試験時間は、14:15~15:30。 定期演奏会の時間は14:00~16:00。 時間までほとんど一致している。 昨年5級で受けた秋季試験(11/15)は、定演(11/22)の前の週だったので、今年もそうだろうと勝手に思い込んでいた。 ところが、遅まきながら今日、昨年の日程より1週間遅いことに気がついたのである どうしてくれる、APEF(フランス語教育振興協会) 今年中の3級ライセンスは、はかない夢に終わった。 さて、今回の4級試験の終了後、次の受験まで1年間空くことになってしまった。 半年単位でモチベーションを高めていく作戦を、もう一度見直す必要がある。 まあしかし、フランス語の独学、という甘くておいしいデザートは、あわてて食べても仕方がないかもしれない。 ここはひとつ、仏検とは関係ない他の楽しいテキストで語彙を増やし、基礎文法のほぼすべてを網羅する3級対策については、ゆっくりじっくりマスターしていくことにしよう。
2010.06.12
前から気になっていた映画「オーケストラ!」を、福岡市のKBCシネマで観た。原題:Le Concert監督:ラデュ・ミヘイレアニュ製作国:フランス(2009)上映時間:124分ストーリーは明快。ユダヤ人であるがために、30年前に著名な交響楽団から追放されていたメンバーが、ふとしたきっかけで集合し、ニセモノ楽団としてパリで公演を挙行、大成功を収めるというストーリーである。驚くことに、実話がもとになっているらしい。現代の歴史やイデオロギー、文化、生活様式などの細かいディテールの表現は、フランス映画らしくエスプリが利いていてが大いに楽しめる映画だ。ロシアにおいても、帝政時代から、ユダヤ人に対する迫害はかなりひどかった。歴代の皇帝はユダヤ人を追放しようとしたが、ポーランドの分割領有によって、逆に大勢取り込んでしまったユダヤ人の拡散を防ぐため、彼らの定住地域であるゲットーを黒海からリトアニアに渡る一帯に制限するなどした。ちなみに、これは「屋根の上のバイオリン弾き」の舞台になっている。ソビエト社会主義革命にはユダヤ人が開放を求めて多く参加し、革命後は居場所を得たように見えたが、スターリンによる大粛清はユダヤ人におよび、ソビエト連邦となっても迫害は続いたのである。さて、ブレジネフ政権の最後の頃。ボリショイ管弦楽団から多くのユダヤ人が追放され、それに反対した天才指揮者は劇場の清掃人に、他の楽団員も救急車やタクシーの運転手などに身を投じ、音楽とは無縁の世界で生きていた。元指揮者(アンドレイ)は、ある日パリのシャトレ座から劇場に送られてきた楽団への出演依頼を見つけ、ニセのオーケストラを結成することを思いつく。前半はロシアが舞台。彼のアイデアに共感した元チェリストと2人で、昔の団員を次々に誘っていくのだが、そのくだりは実にコミカルで楽しい。ただ、それが荒唐無稽なエピソードであっても、彼らが古びた楽器を引っ張り出してきて懐かしそうに演奏し、仲間に入っていく様子を見ると、編成がいかに大変かを知っている僕としては、笑うというより、次第に目頭が熱くなった。後半はフランスに舞台が移る。今後映画を観る方のために細かいストーリーは省くが、公演プログラムは、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。ラストにたっぷりと聴くことができる。ソリスト役は「イングロリアス・バスタース」のメラニー・ロランが演じ、実に知的で美しく魅力的だ。また勉強の甲斐あって、フランス語の会話が、ほんの一部ではあるが、ところどころ聞き取れたこともうれしい。翌月は北九州市で上映されるらしいので、できればもう1回観に行きたいと思っている。
2010.05.18
今日の午後は博多に行ったので、夕方キャナルシティに立ち寄って映画を見てきた。 のだめカンタービレ最終楽章の後編である。 真面目にしっかり作り込んでいて好感を持った。 まぶたが熱くなったところも何箇所もあったし。 原作に出てくる多彩な登場人物や、それにまつわる色々なエピソードは大幅に割愛しており、今回は主人公(のだめ)に的を絞った作りとなっている。 エンディングについては賛否両論あるだろうが、この映画をエンターテイメントととらえれば、ああいう感じでもいいのだろう。 ただ自分的には、この作品は単なる恋愛ものとは思っていないので、やっぱり音楽シーンで終わってほしかったかな。 いずれにしても、名作が終わってしまい、さびしい限りだ。
2010.05.13
秋の定演2部で演奏する予定の「シャンソン・フレンチポップス特集」。 断片的な作業にとどまってなかなか進まなかった編曲だったが、雨の休日、早朝から丸々一日費やして、ようやく最後の曲「シャンソン・メドレー」の編曲が完成した。 なぜこんなに急いで作業をしたかというと、予定外だった来月の依頼演奏に使用することにしたからである。 何と言っても楽譜がなければ始まらない(笑) これで2部ステージは下記のラインアップとなる。 1 パリの空の下 2 パリのお嬢さん 3 シャンソンメドレー(今日編曲完成!!) 4 フレンチポップス・メドレー 5 愛の讃歌 3に含まれる曲は、オーシャンゼリゼ、幸せを売る男、ロマンス、ドミノ、サントワマミーの5曲でトータル8分くらいに仕上げた。 ちなみに4のフレンチポップスは、超有名な曲を5曲。 数あるシャンソンから何を選ぶか。 昨年の夏ごろから100曲以上のシャンソンを聴いて、構想をずっと温めてきた。 1番と5番の曲は、絶対にはずせない定番の曲なので、決して安易な和音構成に流れず、入念に響きを分析して編曲し、昨秋には配布した。 2番のお嬢さんは年明けに編曲し、さあ、残りはメドレー物。 メドレーに何を入れるかで、実はなかなか決心ができなかったのである。 シャンソンは歌詞が重要だが、楽器での演奏なので、とにかくメロディアスな曲であることが、まず第一の判断材料。 次に、一般のお客さんがどこかで聞いたことがあるだろう、というレベルの有名な曲、というのは2番目の判断材料。 最後は、編曲のし易さである。これは、自分の頭の中にマンドリン合奏の音が想像できるかどうかが判断基準となる。 いずれにしても、とりあえず急がなければならない課題の序章が終わった。 次は、他の楽団から依頼されている編曲が数曲あり、早く仕上げなければならない。 もともと編曲してあるものを修正しているのだが、いざ作業を始めると、あれこれ手を加えたくなる個所が出てくる。 大改訂にならないよう、ぐっとこらえながら、今晩も引き続き作業を続ける予定。 自分の編曲した曲を演奏してもらうというのは、大きな喜びである。
2010.02.11
久しぶりの日記となった。 すでに午前零時を越え、もう2月。 1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、と言われる通り、あっという間に年度末を迎えることになるのだろう。 諸般の事情から気鬱になっているので、周りの心やさしい人たちの前では、きちんと元気よく大人の振る舞いをしているものの、実は頭痛やめまいや気疲れが続いていた。 でも確かに、季節は春に向かっている。 こういう時は、背伸びをせず、自分にできることを着実にこなしていくに限る。 それはそうと、やっと「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」を見ることができた。 お一人様の鑑賞だったが、映画館にはそういう人が結構いる、いる(笑) この映画はいわゆるラブ・コメディの部類なのだろうが、僕たちのように音楽をやっている者には、結構マジな物語だと言える。 一人でどっぷりと映画に浸かるのもいいものだ。 まず、ヨーロッパ・ロケによる映像美がすばらしい。 僕は若いころウィーンやパリに行ったことがあるが、映像を見た瞬間、その時の記憶が鮮やかに蘇ってきた。 生きているうちに、ぜひまた行きたい。 その時は、得意になっているであろう(笑)フランス語を駆使して☆ 劇中は、チャイコフスキーの1812の演奏もすばらしかったが、何と言っても、マルレ・オケと千秋が相互理解を深めていくくだりに感動した。 演奏中、奏者と深くシンパシーを感じ、満場の喝さいを浴びる。 こんなにすばらしく幸せなことはない。 僕の境遇は、千秋のそれとは全然異なるが、曲がりなりにも指揮をさせてもらっている幸運と喜びを、この映画により再認識させられた。 後編は、のだめの音楽に対する関わり方の根幹がテーマとなる。 この映画は単なるラブコメではない、音楽の世界を借りて語られる青春群像物語だと思う。
2010.01.31
処女作の題名は・・・La derniere danse (最後のダンス)。 ※アクサン・グラーブは表記できないので省略8分の6拍子の軽快な舞曲を、情緒的なメロディーで挟んだABCAB方式である。奇をてらった手法は取らず、オーソドックスに仕上げた。この曲を2月中旬の部内演奏会で発表することになった。部内演奏会はウラ定演とも言われており、いくつかの班に分けたカルテット演奏でかなりの盛り上がりを見せる。パーティー会場を借りて、お料理やお酒を楽しみながら、各自が部員の前で演奏を披露するのだ。個人の技術開発と部員相互の親睦を兼ねた楽しい行事で、事前に 連絡をもらえれば見学も可能である。さて、今日、この曲の初練習があった。今回の我が班のメンバーは、トップ・サブトップ級が集まっており、とてもスムーズに練習が進行した。早くも頭の中で描いていた音に近付いてきている。この曲を、定期演奏会において初演で演奏したくなってきた。
2010.01.17
今日、初めてマンドリン合奏曲を作曲した。2つの舞曲から構成されている。題名はまだない。
2009.12.30
今日は、楽団の部室の大掃除の後、来年11月の定演に向けての選曲会議が行われた。 5月に行われる九州マンドリンフェスティバルの幹事当番のため、今後色々と忙しくなることが予想されることから、できることは早めにやっておこうという配慮により、例年よりもだいぶ早い始動となった、というわけである。 2部・3部は例年通り僕が指揮をする。 まずは、2部のポピュラー・ステージのジャンルが決定。 来年は希望通り「フランス曲特集」。 すでに候補曲として3曲編曲して配布しているので、追認のカタチである。 あと2曲入れることとなった。 このジャンルをしっかり表現するために、現在、酔狂にもフランス語の勉強に取り組んでいる。 次いで3部ステージの曲目が決定。 決め曲は、昨年までの選曲会議で、何度も決勝近くで落ちていた藤掛廣幸の「星空のコンチェルト」。 今回ようやく日の目を見ることに相成った。 なお1曲目と2曲目は、イタリアの同じ人のオリジナル曲とした。 いずれにしても、しっかりと作りこみたい。 最後に1部ステージ。 残念ながら、前回までの指揮者から勇退したいとの表明があった。 そこで、急きょ希望者を募集したり、少しでも関心がある人がいれば、その背中を押したりする必要がある。 そこで、正指揮者である僕が本件をいったん預かり、これらのことをとりあえず行うことになった。 指揮をやりたくても、普通はなかなか機会が回ってこないことが多い。 「のだめカンタービレ」でも、順番を待っている指揮候補者が、幕のスキマから現職の指揮者に「倒れろ倒れろ~(笑)」なんて願っているシーンがあった…。 なかなか滅多にないチャンスなので、誰かにこの機会を活用してもらえればありがたいのだが。
2009.12.20
昔々、英会話を勉強していた頃、NHKラジオで「英語会話」という放送を聴いていたことがある。 今ほど色々な種類に分かれてなくて、英会話と言えばこれだけ。 時間も少し長かったかも。 聴けないことも多かったが、毎回スキットが異なるし、リアルタイムで気軽に続けていた。 何といっても聴くのはタダだし、テキストも安いし。 英語以外にも色々な言語があり、書店で色々なテキストを手に取るたびに、どんな国なんだろう、どんな景色や食べ物があるんだろう、などと夢が膨らみ、興味は尽きなかった。 若い僕に外国という存在を教えてくれる、ひとつの窓口だったような気がする。 当時の会社の語学奨励の方針に乗り、英検準1級まで取った。 留学はできなかったが、これまで仕事や旅行であちこちに行く機会を得た。 ヨーロッパには2回。行き先は、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、ギリシャ、スイス、オランダ、オーストリア、ベルギー。 韓国や中国、台湾、シンガポール、香港、オーストラリアにも行った。 そのうち英語を使う機会もなくなってしまい、英語を勉強するモチベーションが急激に下がってしまった。 配置転換などで放置した状態でウン十年。 そもそも準1級なんて、級ができて間もない頃で、合格なんて今思えば相当なマグレだったのだ。 今の実力は英検2級も怪しい。準1級の称号に伴う実力がないので、合格したことは仕事関係では人には絶対言えない。 TOEICは有効期限があるらしいが、それは正解である。 ちなみに、TOEICの問題を書店の問題集で立ち読みすると、問題形式がどうしても嫌いで取り組む気になれず、受験したことはない。 さて、このたびフランス語を勉強するにあたり、ラジオ講座も検討してみたが、録音は面倒だし、放送時間は生活と合わないし、せっかく10月から開講したのにやらなかった。 ところが、何と10月からの放送は、今読んでいる「ハートにビビッとフランス語」のもとになったシリーズの再放送だということを、ほんのついこの前知った。 レナ・ジュンタさんの美声を聴くチャンスを見過ごしていたのである。 地団太を踏んでもしかたないので、NHK語学講座のホームページを眺めていたら、何と「ストリーミング放送」というものあるではないか。 全然知らなかった。 前の週の放送だが、そのまま配信を受けて聴くことができるのである。 この文章を書いている現在、11月23日放送分がまだ配信されていた。 さっそく、オーディオキャプチャーのループバック機能を使ってPCに録音し、iTune経由でiPodに入れて聴いてみた。 すでにレソン8になっているが、今後しだいに難しくなっていく。 そこで、毎回、このストリーミングを使って、来年の3月までレソン23まで続けて聴くことに決めた。 レソン1~7は、YouTube検索や、baiduのmp3検索でもうまく引っかからず、あきらめるしかなさそうだ。 時代は便利になったものだ。 隔世の感がある。 本人にやる気さえあれば、昔とは比べ物にならないくらい、色々な情報や手段をいとも簡単に得ることができる。 昔はカセットテープを機械に入れて、タイマー録音をその都度やっていた。 カセットの入れ忘れや、タイマーの失敗などは日常茶飯事で、そういう失敗をした後は急激に熱がさめて、何度挫折したことか(笑) カセットに入れても、頭出しが面倒だった。 今はiPodに小分けに入れれば、ボタンひとつで何度でも同じ例文を聴くことができる。 今の若い人たちは、物事が便利になり過ぎて、明日の自分への投資のためにチャレンジする機会をみすみす見逃しているような気がしてならない。 まあ、自分たちも若いころ、時の年長者から同じような説教を受けて、反発してきたんだけれども(笑)。
2009.12.06
全281件 (281件中 1-50件目)