35歳からの不妊治療そして二人の子育て

35歳からの不妊治療そして二人の子育て

PR

Calendar

Profile

だだ娘豆

だだ娘豆

Keyword Search

▼キーワード検索

2012年06月26日
XML
カテゴリ: 不思議な整体
明日の勉強会の予習です。メモとして保存させてもらいました。


脳の発達の6段階
 1.受動脳、能動脳
 2.動物脳、人間脳
 3.左脳、右脳
 4.次元
 5.アイデンティティとバランス
 6.統合と拡散

最初の4段階は脳の領域別の機能に基ずいた分け方、最後の2段階は、脳の使い方に基ずいた分け方




2.動物脳(大脳の真ん中あり、大脳辺縁系といわれる脳)は、脳を使うことに関して、もっといえば人生において、いい意味でも悪い意味でも重要な鍵となる部位、たとえば視床下部という部位は、自律神経を調整し、下垂体に指令を出して、ストレスがあるとホルモンを分泌する機能、側頭葉の内側にある扁桃体と海馬も、前者は、攻撃や逃避をする時に働き、後者は記憶に関係します。前者が適切に働くのは自分の身を安全に守ることにつながりますが、ストレスで過剰に刺激されると、強い不安に襲われ、パニックになります。後者の機能がストレスなどで落ちると、アルツハイマー病のような認知症になります。また側坐核は快感を感じて何かを行うことに関係していますが、麻薬などの依存症で、過剰に働いていることがわかってきました。このように、動物脳は、生命を維持するのに必要な大事な部位です。動物脳は生まれつき働いていますが、それを包むように外側にある人間的なことに関わる人間脳は、子供の頃から教育によって発達させる必要があります。動物脳が元気に働いてくれないと人生を豊かに生きことは困難になりますが、それが元気なまま、人間脳がそれをどのように適切にコントロールするかが、脳機能を成長させるうえで極めて大事なテーマになります。

3.左脳が勉強、右脳が運動に関わっていて、ほとんどの人は、左脳に言語、右脳に空間に関わる機能があります。扁桃体に近づくにつれ、左脳は攻撃、右脳は逃避の傾向があることがわかってきました。攻撃に勝つには進歩する必要があり、進歩するには言語を使って過去を定着させ、それを基に未来を切り開かなければならないため、言語機能が左にあるのではないか。左脳は質を上げることに関わっており、西洋人が得意な、進歩して神に近づこうとする脳の使い方です。右脳はより動物的です。空間を意識して体を動かしたり、周囲の人の表情から気持ちを読んで調和するような、今行っている現実に対応する脳であり、エネルギー、集中力に関わっています。進歩というより、自然のように循環するための脳の使い方、東洋人の得意な脳の使い方です。

4.故郷の学校では,狭く人間関係の中で生活しており、親や友人とべったり向き合うため、相手中心の詳しい情報を得ることが必要です。これを二次元と定義します。一次元的な、ただ見ただけの情報ではなく、相手の姿かたちのみならず、性格や相手に関する感情などのより詳しい情報を記憶することを意味します。側頭葉など大脳の下方を走る神経回路が関係します。文学的に表現すると、地面をはって対象を詳しくみる「虫の目」にあたります。ところが、都会の企業に就職すると、多くの人間と接し、多くの情報から自分に大事なものを選ぶ必要がでてきます。これを三次元と定義します。多くの情報を扱うには,自分中心に全体を見て、優先順位をつけて物事を処理します。これは,前頭葉、頭頂葉などの大脳の外側の神経回路が関係します。文学的な表現を使うと、上から俯瞰して大事なものを見極める「鳥の目」にあたります。次元が上がるに連れて、多くの情報を処理できるため、競争に強くなります。次元の低い脳の使い方がしっかりしていないと、長い目で見て機能しなくなります。
つまり、脳の使い方は、階段を登るように発達していくわけです。

5.社会に出ると、何か人より優れたところがないと収入を得るのは困難です。いわれる、アイデンティティ(個性、独自性)です。左脳の機能が優れており、それを生かしていい本を書けば、作家になれます。右脳の機能が優れており、それを生かしてあるスポーツで人より秀でれば、スポーツ選手になれます。このアイデンティティを左右および二次元三次元と組み合わせ4つにわけると、脳の使い方が整理しやすくなります。左脳三次元とは物事の本質をつかみ競争に強い、合理主義者にあたります。織田信長、大久保利通右脳三次元とは、空間を支配しようというエネルギーの強い、拡張主義者にあたります。ナポレオン、豊臣秀吉左脳二次元とは、ある言葉にこだわりそれを基に行動する、原理主義者にあたります。ヒットラー、毛沢東、右脳二次元とは人間対人間の情を大切にする、温情主義者にあたります。西郷隆盛、マザー・テレサ、優れた人間とは、それらの脳の使い方が複数できる人のことをいいます。

6.人生には時代だけでなく様々な波があります。今までの脳の使い方では通用しなくなることがあります。そのような強いストレスを受けた時には動物脳の強い活性化を引き起こし、ある方向に統合して安定していた脳の使い方がばらばらになれます。パニックになるのはその典型です。もし、ストレスを乗り越え、よりレベルの高い方向に脳が統合できれば、以前に比べて、脳をよりよく使えるようになれます。もし拡散したままあきらめれば、認知症のような様々な脳の疾患につながります。脳の統合と拡散をあきらめずにやり続け、脳を向上させられるかどうかが、一番大事なこと。このために自我がしっかりしていなけれはなりません。脳科学の進歩により、自我のある場所が、映像で見るようになってきました。脳の正中にある帯状回を中心にして自我があり、自我の障害が様々な精神疾患に結びつくことがわかってきました。自我が強いということは、自己主張が強いという意味ではなく、「不屈である」と考えればわかりやすいかもしれません。自我とは、ストレスがあっても動物脳をコントロールして、適切に人間脳を使う指令塔と言ってイイでしょう






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012年06月29日 15時14分38秒
コメントを書く
[不思議な整体] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: